コスチュームジュエリーとしては高級ライン、職人不足で希少な古物のベネチアングラスジュエリーの価値【188】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ベネチアングラス」は、イタリア生まれの伝統工芸のガラス細工のこと。

日本のガラス工芸「トンボ玉」「びいどろ」にその様相を同じくする、美しいガラス工芸品です。

今では技術を要するこの製作の人手がないことで、希少なお品になってしまったようなのです。

希少になった現在の中、有難く出会った古物のベネチアングラスペンダントが大きくて非常に美しかったのでご紹介致します。

出会いの場所は「メルカリ」サイト、出品者様・「メルカリ」様どうもありがとうございました<m(__)m>。

工業品ならではの豊富なカラーバリエーションの中からは、「赤味」のカラー↓。

ベネチアングラスペンダント:縦4cmx横3cm。チェーン部分は自主アレンジ。ゴールドベースで赤味寄り。

他の小物やお洋服との相性良きコーデのイメージを複数のクリップでご提案したいと思います。

古物のベネチアングラスジュエリーのご検討の際に、もしかして青味のカラーを選択された場合へのヒントに、是非ご覧いただければと思います。

古物のベネチアングラスペンダントのコーデ、まずは希少なハイレベルコスチュームジュエリーだというベースで考えていった

コーデを考案する前にまず、そもそも「ベネチアングラスジュエリー」のジュエリーという分類の中の位置を確認、実際に「レンタルジュエリー」のユーザー様からの手応えで感じた背景をもって独自に示してみました↓。

ジュエリー全体の中のベネチアングラスの存在:「コスチュームジュエリー」の領域に入ると見ています。

ただ、この写真では、コスチュームジュエリーの中でもハイブランドのものをピックアップ、そのブランディング価値をも含んだレベルにも肩を並べると考えております。

コスチュームジュエリーはプラスチックやガラスの工業製品という見方もできますが、ここ近年の品薄で希少な冒頭の事情による背景も鑑みています。

似たところでは、「七宝焼き」があり、「ベネチアングラス」に並ぶレベルの高いコスチュームジュエリーという位置付け。

続いて、お品物の細部の美しさを見ていきます↓。

ベネチアングラスペンダントのズーム:裏面も素敵。何といっても抽象的なマーブル質な内部の柄が魅力。

バチカンは、ゴールドの線径の大きな「丸カン」が見つけられずチェーンで対応。

次に、お洋服や小物類との相性をご提案したいと思います↓。

他のジュエリーとの組み合わせ:同レベルのコスチュームジュエリーと合わせるのがしっくり来ました。

どちらかというと、カジュアルで抜け感ある装いに向くと考えます。

そうは言っても、一番左のマーブルの類似のカラーであるリングは、「エンポリオアルマーニ」製、右のゴールドブレスは、ステンレス製であり、一定の良きレベルを持っています。

組み合わせ相手によっても、ベネチアングラスペンダントの素敵さが高められるということになります。

黒のフクレワンピースとの組み合わせ:無地まっさらではない、凹凸感あるフクレ加工と柄がどこかリンクします。

まず、黒には間違いなく相性が良いということです。

ペンダントの中の色との組み合わせ:ピンクがわずかに見えるペンダントの柄とワンピースの色がリンク。
茶色のパンプスとの組み合わせ:実はこのペンダント、黒にも茶色にも合う融通性があるのでした。
柄バッグとの組み合わせ:同じ抽象的な柄のビニール製のバッグ。実際に近づけてみるとなんとぴったり。

このバッグは靴ブランドの「Yoshinoya」様のもの、取っ手やファスナーのつまみがが本革レザーの焦げ茶という良質さ。

以上、「ベネチアングラスペンダント」のコーデの可能性を見てみました。

あとがき

こうした工芸品は元の製造されたままの状態だと、味気ないチェーンが付けられていたりします。

ステンレスチェーンへの自主アレンジは、抜け感の装いには相性の良い、ロング丈をあてがっているのです。

そして、地金のカラーをしっかりと統一することで方向がまとまっていきます。

そうしますと、こういった大ぶりなペンダントでありがちな「おばちゃんスタイル」の方向には行かないと思います。

何歳でも「おばちゃんスタイル」などと思われたくないはず、この先はエイジレスにどんな年齢でも自信を持ち能動的に装っていこうではありませんか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク