まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
美しいマルチカラーのフクレジャガード生地で製作を始めたミニボストンバッグ(リュック型)。
バッグ自体の完成は後の投稿の【296】でご覧いただけます。
このたびは、製作途中のパートにおける部品パーツの作りの裏面を特に中心にお伝えする回と致します。
当ブログ記事は、最初の投稿の2020.12.05からおよそ5年後の2025.10.24にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。
せっかくのこの機会、5年後には同じパーツを引用しているのか、それとも。。
5年の間に起こった考え方やスタイルの変遷も同時にお伝えできればと思います。
取っ手・付け根カバー・Dカンタブ・ポケットが寄せ集まって1点のバッグになっている、完成では決して見えない裏側の構造の実態
大半が完成品の華やかさに重点を置いたショットを大切にされていることだと思います。
華々しい完成の姿は、魔法のように出来上がっていったかのようなまやかしがあります。
失敗しては改良を重ねいくうちに、2025年現在では堂々と裏面の構造を解説出来ることこそが完成の姿よりもむしろ大切であると思うようになりました。
そもそも5年で大きく変化した点は、こうした製作者自らの姿勢にあります。
では、コンパクトなボストンバッグ(リュック仕様)の製作途中の各パーツをご紹介しながら、2025年ではどう考えているのかということも一緒にお伝えしてまいります。

ただ、後のポケットモデルではどうしても切り込む際のあまりのほつれのリスクや困難がある場合には、ただ貼り付けるだけのこのポケットを採用することもありまして、完全廃止でもありません。
ゆったりとした覆いのフラップはセキュリティー性もあり、可愛くて優しいライン、引き続き存続の部分です。



2020年当時は、5cm四方の型紙を三つ折り観音開き折りでしたが、足をもっと長くし、安定的に深く埋め込むのが2025年のスタイル。
Dカンタブは、「縫い」のパワーによるものですので、しっかり縫って設置するその舵取りは製造者本人の裁量に委ねられる点が安心。
打ち込みパーツなどの強度は「カシメ」る力に委ねられることに比較すると、「確かな手応えを伴う設置」だと言えます。

パーツ自体にも「接着芯」に加え、「ハード薄芯」を貼ることでラインを整え、本体への設置の裏面に「ハード厚芯」を当て芯します。
2025年では、このパーツは定番モデルではないのですが、「研究製作」では大いに利用しています。
取っ手がスタイリッシュに作り上げられる過程を製造者自らも楽しめます。

取っ手のみをバッグに途中で取り付けるということの強度の弱さは、一重仕立てのエコバッグ作りの2025年では「支柱ベルト」によって解決。
とは言え、持ち上げた時に力がかからないようなコンパクトなこうしたバッグでは取っ手のみを途中に縫い付けても全く問題がありません。
こちらも「研究製作:大きめ残布を利用」における生地が取っ手の分量しか余っていない場合などには有効です。
「支柱ベルト」は長いパーツであり生地が必要なのです。
あとがき

2020年の製作では、かなり2025年へのきっかけが固まっていたと見ています。
では、2025年はどこまでに完璧なのか。。日々学びの連続で決してゴールとは言えません。
そして、こうしたボストンバッグ型のモデルについては。。なのですが、この後に続いていきます生地違いで何度か製作する中で底の角の急カーブ過ぎる点が課題になっていきます。
さらに、その課題解決の緩やかカーブへの変更後は廃止したモデルです。
理由は、生地をぶつ切りにすることで本来の元生地の壮大な美しさが十分活きないという理由です。
2025年では、面積が最も広く経年後気持ちの変化から解体してリメイクの「仕立て直し」が可能なモデルへとシフトしていきました。
とは言えこの過程あってのその後の見直しであって、非常に後に影響する大切な時期だったと言えます(^-^)。

