宝石になる前の鉱物的位置付けを知る、ジュエリーそれぞれのストーリーを語り継げればと思う【600】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「天然石と宝石の図鑑:松原聰 監修/塚田眞弘 著」を拝読。

図鑑のような鉱物の本は、宝石に関わる者としては宝石とのストーリーを探る上で大切だと読ませていただいております。

本の中にも登場した3つの意外な興味深い点をピックアップしながら、ジュエリー集めをしていた過去の自分と結び付けてアウトプットしてまいりたいと思います。

今までの知識やイメージがいかに表面的なものであったのかを知るほどの3つの新しい学び

興味深かった3点の内容をピックアップさせていただきたいと思いますが、これまでのそのストーンとの関わりを結び付けながら綴ってまいります。

<1>エメラルドは難点の多い石、良い品物を得るにことは困難で、実際に敬遠しているストーンである

エメラルドは世界四大宝石の1つに並んでいます。

それだけ魅力的な石ではあるのですが、反面、とても扱いの難しい石だと分かります。

内包物を含みやすいので、そのままでは丈夫な宝石にならないので、加工処理によってオイルや樹脂を投入して耐久性を高めることをしての宝石なのです。

そのような手を加え過ぎたものに本当に価値はあるのか。。

それを問うた時に、「いいえ」と自答。

天然そのもののエメラルドという入手はほぼ不可能だと考えざるを得ません。

これまで、エメラルドが一部に入っていたジュエリーアイテムでさえも、占める面積はわずかなものでした。

しかしながら、フラワーの葉っぱの部分に素敵に使われ、たったわずかのかけらであってもうっとりする美しさがありますので、その良さは認めるところにあるのです。

リフォーム屋様のお話でもエメラルドの扱いが難しいというお話をよく聞きましたし、それほどエメラルドを持つことに当然積極的になれませんでした。

この事実こそが、難しいストーンなのだという実直な答えであり、包み隠さないそのままの実状なのです。

多くの人が、そのことを知り、もはや難しいストーンだという目で見ますので、反対に真贋の目も厳しく、ほぼ「あきらめ」のような状態として敬遠されているストーンだとも考えられます。

<2>ムーンストーン、ラブラドライト、サンストーンは同じ仲間

以前からムーンストーン、ラブラドライト、サンストーンいずれも実際に持ったことはございましたが、この3つを別々に考えてきました。

同じようにクリームがかったような様相が確かに共通だったと今思えば似ていました。

今回の本で、これら3つが、同じ「長石類:ちょうせきるい」という鉱物の仲間だということを知り、驚きました。

それぞれ、違いは細かくはあるものの、大まかには同じ仲間だったというところが意外、考えてみたこともなかった新しい知識でした。

鉱物の括りは、出来上がったジュエリーの括りと比べると大きくかけ離れているギャップがあるのです。

どちらが本来の姿を現しているのでしょうか、宝石は「商業色」が入るので人気を取るためのまとめ方がされることも多い。

どのストーンをもフラットに一括りするところに鉱物の本来の姿が映し出されるのです。

世界四大宝石のエメラルドも、鉱物「ベリル」の仲間は、「アクアマリン」や「モルガナイト」の「半貴石」と呼ばれるストーンなのですから。。

<3>トルマリンに電気が帯びる理由は、結晶の両極が違う+(プラス)-(マイナス)であるから

トルマリンは別名「電気石」と呼ばれています。

なぜ電気が関係あるのかというところです。

それは、結晶の両極が性質が異なるから、+と-の性質を互いに持ち、電気を帯びる性質になるというもの。

トルマリンのカラー展開が美しいことには目を向けていましたが、そういったストーンが持つ性質の面でも他と違う特徴があったことが新しい学びです。

トルマリンは13種ほども展開があり、トルマリンという名前もグループの総称であり、1つのストーンを指すだけの名ではないのです。

種類が豊富なだけ成分の違いもそれぞれなのだということになります。

あとがき

お洋服も表面的なところではなく、素材の糸の撚り方に及ぶ細部まで追求するとその背景やストーリーが見えることがあります。

例えば、「ミックスツイード」という素材がなぜ美しい溶け込むようなカラフルさなのかは、その糸は撚糸(ねんし)の時にもやっと細かい糸がすでにミックスカラーになって1本の糸を作るからなどの例もここ最近の読書からの学びです。

やはり手間がかけられた良質なものを選ばないとなかなか奥が深いものではないのです。

多くの人々に良さを知ってもらうという本当の意味は「良質さ」「優れた点」を製造側が伝えることにあるのでしょう。

ジュエリーにもファスト的な量産品が見て取れます。

そういった壊れやすく間違っても「良質」とは言えない部分の懸念がある(実際に破損の過去がございました)品物とのはっきりとした差別化を明示することはとても重要です。

こうして知った鉱物に関する新しい知識は、宝石になった時のご紹介の時にはドラマチックなストーリーと共に語ってまいりたいと思います(^-^)。

地球上にある5,000種類以上の「鉱物」はそれぞれの成分の違いで10種に分類されるというマクロな見方【547】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

天然石が、宝石のペンダント、ブレスレット、リングになってしまうと、もはやその後はファッション的な装いの世界が重視されがちです。

けれども、その1つ1つのお品になる前の鉱物の姿では、ある区別が成分によって大きくグループに分かれていたのです。

このたびは、そのグループに分類する成分中心の鉱物の分類ということを、本「鉱物の博物学-地球をつくる鉱物たち-:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」から学びました。

到底すべてを把握することなど困難な多種の鉱物が大きく括られるということは地球を理解するうえでも重要なヒントになるかもしれないのです。

宝石がお好きであれば、その源の原材料である鉱物の中のその宝石の存在を俯瞰して見ることで、「なぜそのストーンに惹かれたのか」の謎さえも解明できるきっかけになるかもしれません。

鉱物の成分から見た分類の10種類を学ぶ

まず、【543】の時にお作りしました表を今一度見ます。

この表の中で、<成分>のところにご注目。ジェダイトとネフライトは同じなのです。

その一種の細かい部分が少し違うようなのですが、到底私がわかるものではありません。

天然石の源である「鉱物」には成分の違いにより分類があります。

5,000種を上回る鉱物が少ない数の分類で分けられることは、多数を俯瞰して見る上で非常にありがたいことだと思いました。

ほとんど有名なストーンしか記載させていただいておりませんが、〇〇鉱物という名前になっているのです。

下から2段目に、ジェダイト、ネフライトが共に属する「ケイ酸塩鉱物」という名前で、リストアップがあります。

それ以上の細かな分類がないので、やはりいずれも同じような成分であると言えます。

ちなみに、ダイヤモンドは一番上。

ダイヤモンドの場合は、主成分が単一の元素である鉱物。

「鉱物の博物学-地球をつくる鉱物たち-:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」 によりますと、「翡翠が属する、「珪酸塩鉱物」は、結晶構造の基本的要素として、ケイ素(Si)を中心とした正四面多体の各頂点に酸素(O)を配したSiO4四面体を持つことが特徴。」とあります。

成分を学校の化学の授業のように、記号で示していくのですね。

ところで、この有名なお話は伝説としてジュエリー界隈ではよくピックアップがあります。

「ある国で、王冠の天然石がルビーと思っていたら実はスピネルだった」というお話です。

同じ鉱物の分類に属していることがまずは類似の原因です。

そう考えると、ジェダイトとネフライトも簡単に違いが分かるものではないということです。

あとがき

どちらとも天然の良質な翡翠であるにもかかわらずその違いが分かりにくい「ジェダイト」と「ネフライト」の違いの区別を調べる中でこうした鉱物全体の成分の別という見方をするきっかけをいただきました。

宝石は「人の叡智」によってお店で並ぶ美しい姿になっている部分が大きく、それ以前の「鉱物」の姿というものにスポットがなかなか当たりにくいです。

そうはいっても、その美しさの本当の源は地球から顔を出したその天然の姿のおかげであることからのスタートであることは間違いないです。

その後、人間のアイデアが盛り込まれ、より美しく手を加えられるわけであり、神秘的な姿である最初の川上の段階も大切にしたいと思います。

ジュエリーを新しく手にした際には是非そのストーンのルーツや起源の様子をイメージしながらネットでググったり、図鑑でカラー写真を目で見て現物と見比べるなど少し調べものをされることをお勧めしたいと思います。

きっとお手持ちのジュエリーに対する向き合い方も変わってくると思います(^-^)。

最もかっこよくカットされたキューブ型の「ヘマタイト」のロングネックレスがホワイトゴールドチェーンに肩を並べた瞬間【533】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ヘマタイト」というシルバー色のストーンをご存知でしょうか。

特にレアな天然石ではないのですが、丸い珠のヘマタイトからその他のカットのヘマタイトまでいろいろ見てきて最終的に一番だと思ったのが、比較的小粒のキューブカットです。

これはなかなかお店には売っていない粒の形をしたヘマタイトネックレスで、問屋さんでストーンの連を購入して自分で繋げて仕立てたロングネックレス意外見たことがありません。

その銀色が、とても美しい輝きを放ち、時にチェーンネックレスに良い勝負を挑むことがあります。

ヘマタイトの色はステンレスや18金ホワイトゴールドに近い色をしています。

もしかして代用のような考え方でその利用価値も高まるかもしれないのです。

キューブ型の小粒が活きる銀色はヘマタイトならではの強味である

こちらが、4mm程度の粒をつなげたロングネックレス。

ヘマタイトのキューブネックレスです↓。

〇ネックレス:長さ106cm。ヘマタイト4mmのキューブカット。留め具はK18WG。 

せっかくのかっこいいネックレスになったことで、留め具も立派なK18WGの引き輪とダルマ板、ぶし玉でびしっとそろえ、高級感を出していきました。

〇ブレスレット:留め具含む長さ22cm。天然石ヘマタイト4mmのキューブカット。留め具はすべてK18WG。

ネックレスと全くのお揃いです。

〇リング:K18WG台のヘマタイトとガーネットがブロック状に設置された個性的な厚みあるリング。13号。

間にダイヤモンドがストライプ状に入ります。

ヘマタイトがこんな風にジュエリーに本格的に使われることが珍しく、シルバー925台との組み合わせのイメージからするととても希少なリングです。

3点セット:どれも四角いモチーフだけでできていて、スッキリとスタイリッシュにまとまります。

ちなみになのですが、このヘマタイトのキューブ型は、もう少し大粒もございまして、そちらはショートで作ってみました↓。

こちらは粒が大きい方のキューブ型。バランスを取りショートネックレスです。6mm程度だと思います。

あとがき

かつて、移動型の宝石屋様が各地のホテルや催事場にに来られてクレカと提携の催しでもらったのがヘマタイトの丸い連を使ったペンダントでした。

あのように無料で配布のプレゼントになるのだから普遍的なストーンである印象だったのですが、固定観念を覆したのがこのキューブ型でした。

キューブ型の存在を知っている人はまだそれほどいないと思います。

パワーストーン流行時代の2010年代でも丸珠とゴムの組み合わせのブレスレットばかりが注目されて、キューブ型やスクエア型の多面カットはニッチな存在でした。

もっと深堀りしていくと、実に美しいストーンのカットがまだまだあります。

ストーンの種類がよくあるものならは、カットの仕方が個性的で素敵なものを選ぶという手があります。

そうしてよくあるストーンでもレベルアップがはかれるのです。

どうぞ、このたびの意外なカットのデザインをきっかけにいろんな天然石を多角的に眺めてみてくださいませ(^-^)。

お土産物の天然石のヴィンテージネックレスのメッキ留め具への不満、しっとりと良質な品物になるようSV925へ交換するリフォーム【226】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年を過ぎた頃からの天然石ブームの影響で、随分と自身も自作で天然石の一連ネックレスを作ったものです。

その中で天然石の中では定番のような存在の「オニキス」のネックレスも作った経験があります。

ただ、自作の場合は、同じサイズの珠の一連を購入して1点物として製作したので、その出来上がりは、円形のようなフォルムになりました。

そう考えますと、お土産物のヴィンテージネックレスのオニキスが玉のサイズが、場所によって変わっていて、おさまりのよいU字に装えるという魅力がここにあります↓。

古いオニキスネックレス:胸元に向かうにつれて珠のサイズが変えてあるこの作りこそがヴィンテージの証。

多面カットの中でも特に表情があると感じる32面カットのオニキスネックレス。

留め具をこのたびメッキからシルバー925へ変えていきます。

一度バラバラにして組み直しをするといった作業を致します。

よって、ネックレス1本を自作することとほとんど同じ作業です。

珠のサイズの並びは、元のままをそのまま続行するのがよい

珠のサイズが、今回の場合はばらついています。

小さいものは、5-6mm程度、大きいと10-11mm程度までの幅があります。

首周辺が小さいものを、一番視線が向かうトップ周辺を大きい珠のサイズというように、だんだんと大きくなり、また首の方へ戻っていく時にだんだん小さくなります。

この配置が美しいバランスのとれたU字を描きます。

作業手順と注意点

まずは、留め具の部分をカットします。

この時に、ニッパーという刃の付いたペンチのようなものを使います。

ニッパーという道具を使って留め具の根本をカット。

次が早速注意点。

バラバラにするといっても、玉のサイズの違いがうまく配置してあるのですから、このままを活かしますので、そっと上側に置きます。

留め具を外した後は、もとの糸が通っているままそっとそのまま置きます。

この順番で1粒1粒移動するように新しいテグスにはめていく、それが取りこぼさないようにはめ込み直すための確実なやり方です。

必要パーツ:まずはテグスの8号。釣り糸と同じもの。左からつぶし玉2個、ダルマ板1枚、引き輪1個。

つぶし玉でさえSV925製なのです。

こうした細かなパーツにもこだわりを入れ込みます。

一番最初に通すのがつぶし玉。
そして、引き輪をその次に通し、再び折り返して、つぶし玉にテグスをくぐらせます。
そして、つぶし玉を引き輪に近づけて、適正な位置でつぶし玉をペンチでカシメます。
1個目の珠にテグスを通しました。先端はテグスが二重になっていてできれば2本ともすっきりと穴に収納。
そして、次々に珠を元の並び順の通りに1つずつとって新しい方へはめ込んでいきます。
全部通し終わったら、ダルマ板取り付けに当たって、まずつぶし玉を通します。
そして最後ににダルマ板を通しまして、折り返して再びつぶし玉の中へ。。
最初の引き輪の時とと同じようにペンチでつぶし玉をかしめます。余ったテグスをカットし、穴へ隠して完成。

テグスがだらりと余らぬよう、それでもキツくなり過ぎぬよう、目安はダルマ板が遊べるぶらぶら揺れる程度を保ちながらの位置にして行います。

そして、最初と同じように一番最後の珠の中に隠れる最大限の長さでテグスをカット。
ニッパーでテグスをカットしました。
ヤットコで飛び出しているテグスをつまみ、回転させながら一番最後の珠の中へ入れ込みます。
金属がシルバー925で統一されていて気持ちが良いです。前の取り外した留め具が左手のもの。
オニキスのショートネックレスリニューアル。美しいです♪。
使用した道具:一番左端の「ビーズリーマー」をのぞく3点。「ニッパー」、「ヤットコ」、「ペンチ」です。

ジュエリーで今回のようなちょっとした手直しなどをする場合、真ん中の「ヤットコ」の出番は多いです。

通常ヤットコは2個を1組で使うことがとても多いので、実はもう1点同じ物を持っています。

あとがき

オニキスのネックレスは、1点持っていると黒コーデに映えやすく使える場面が多いです。

それは、黒というカラーが強い色だからということも大きいです。

豊富に産出され珍しい天然石ではないものの、バッグや靴に黒が多いということに歩調を合わせるかのようにオニキスジュエリーが良き小物として活躍してくれる場面は多々あるのです。

このたびの32面カットのネックレスでしたが、以前に12mm珠一連で製作した際には、K18YGの留め具にこだわってエレガントな雰囲気を目指して自作したことがあります。

一部分しか映っていませんが、自作のオニキスの12mm珠ネックレスです。整った64面カットです。

エレガントにもカジュアルにも顔を変化させられるオニキスという天然石は万能です。

もともと影響を受けたのは、アメリカの女優さん(「ジェニー・ガース」様)が黒いワンピースに着用していた写真を拝見しての参考からです。

セレブ様達は目立つ存在ですので、よくその装いを参考にさせていただいています。

ゴシップ生地などの写真も誰それとどうこう関係なく、どんな装いなのかに細かく注目して見るという研究の仕方もしています(^_^;)。

ライム色の天然石が18金イエローゴールドにお似合い、天然石のカラーによって区別したい地金の選択【431】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代の「パワーストーンブーム」のおかげで随分天然石に興味を持たせていただきました。

後のジュエリー集めにも大きく影響した時代だったのですが、自作でネックレスやブレスも作ることができるようになり、随分はまっていきました。

例えば、カラー別での分類、同じ水晶での分類など、切り口を変えた集まり方の面白みを知り、とても楽しむことができました。

そのような自作のネックレスやブレスの留め具を18金にこだわることで天然石が宝石に近いレベルになっていく様子も特に力を入れた部分でした。

そのような環境の中で、翡翠の仲間「jade:ジェイド」と呼ばれるものに注目。

このたびは、通称「マスカットジェイド」と呼ばれる、マスカットにそっくりな様相のネックレスを組み合わせの仲間のジュエリーと共にご紹介したいと思います。

エキゾチックなライム色は、グリーンでもないイエローでもない中間色、地金は断然イエローゴールド

〇ネックレス:マスカットジェイド。縦10mm。オーバル型寄りな形。長さはK18YGの留め具含む42cm。 

みずみずしさもひときわ。

美味しそうなキャンディのようでもありますね。

〇ブレスレット:こちらもライム色の「岫玉:しゅうぎょく」のバングル。内周18cm。
〇リング:「グッチ」のK18YG製チェーン透かしリング。高級地金ジュエリー。サイズは13号程度。

「グッチ」様は、高級地金使いをたくさんされているハイブランド様だと思います。

こちらもしっかりとした線径の品物で大変デザインが優れています。

ロゴが入っていますが抽象的である所がかえって他のジュエリーと合わせやすかったです。

「グッチ」様、どうもすみません、ありがとうございます<m(__)m>。

3点セット:黄色みのカラーの天然石にいかにK18YGが映えるかが分かります。

あとがき

石問屋様(特に「ケンケンジェムズ」様にお世話になりました)に出会わなければこうした今まで出会ったことが無かった天然石を知らずに過ごしていったと思います。

とても貴重な出会いでしたし、このころから、ネックレス単独ではなく、ブレスやリングとしっかりと組み合わせる全体イメージを描き始めました。

こちらも当「本物志向のレンタルジュエリー」の開始当初2020年ではラインナップに並びましたが、その後、天然石の連物やくり抜きバングル、くり抜きリングなどは高級地金が使われる部分が少ない、または無いということもあり全面廃止。

2022年では、すべてが「高級地金+宝石」に特化した本物ジュエリーのラインナップに改良されました。

とはいえ、天然石の連物が本物ではないのか。。ということですが、間違いなく「本物」ということで良いと思います。

天然のストーンに高級地金の留め具が使われているのですからね。

これは、SV925やステンレスの留め具とも大きな差別化になります。

もし、お好みのストーンの連のネックレスなどを自作する場合には、留め具を18金にするということをするだけで随分と高級感が出ますのでやってみてくださいませ。

どこにでもあるような量産品とは必ず差別化ができますし、遠出の高級ジュエリーの心配事も、そういったシーン用に持っていると、心持ちが変わりますので、安心して旅が出来たり、アクティブな活動に専念できるのです。

融通性のあるジュエリーのレベルというところで見ると、ミドルクラスなこのたびのような組み合わせはシーンによってはとても有効なのです(^-^)。

丸い輪のバングルも遠目で四角く映る、四角フォルムのセットが成り立つジュエリーの形のそろえ方【455】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーアイテムのよく利用されるものは、まず①ネックレス(ペンダント)②ブレスレット(バングル)③指輪です。

時々ピアスやイヤリングもく加わることがあり、アンクレット(足首用ジュエリー)などもあります。

このたびは、主な3アイテムのネックレス・バングル・リングを遠目から見た時にすっきりと素敵に映ることを目指すための「形」と「色」を統一した組み合わせをご紹介したいと思います。

丸いフォルムではなく、形は四角。

一見難しそうですが、自身が長い間好みのフォルムでありまして、本当にたくさんの四角いジュエリーをいろいろ研究してまいりました。

そんな長年の実体験のレポートのようなものになるかもしれませんが、どうぞ茶色と四角い形の2共通点を統一したジュエリーコーデ、是非ご覧くださいませ。

スクエア粒のスモーキークォーツのロングネックレスから始まる四角フォルムのジュエリーセット

〇ネックレス:自作。「スモーキークォーツ」のスクエアの多面カッ1.5cm四方の96cm。留め具はK18YG。
〇ブレスレット:「ヴィトン」製の木製バングル。側面にロゴマークのゴールドパーツが埋め込み。
〇リング:「スモーキークォーツ」の四角い大粒リング。台はK18YG。側面が装飾性のある透かし。17号程度。
3点セット:遠目で見た時のバングルにご注目を。バングルは本来円形なのですが、幅広だと四角く目に映ります。

四角いバングルなどなかなかあるものではありません。

その形だけを見るのではなく、俯瞰した遠目で見た時の映り方を実際にシミュレーションしてみたりイメージしてみたりします。

リングの「平打ちリング」も同じことで、それ自体は円形なのですが、指にはめて遠目で見ると、ベルトみたいに四角く映ります。

これこそが、現実的な装いの時の映り方なのではないかと取り入れている考え方です。

こうして四角いフォルムで茶色い3点セットが完成しました。

その内のネックレスとリングのストーンが同じ「スモーキークォーツ」でリンクしていることも、よくまとまることに影響してくれています。

そして、極めつけは、ハイブランド「ルイ・ヴィトン」様のコスチュームジュエリーのバングル。

ごついイメージの木製がこんなにかっこいいのです。

あとがき

このたびは、四角フォルムと茶色という2点を共通にまとめた例でございましたが、丸、楕円、星、フラワー、ハートなどと共通の条件を替えられます。

ただこれも1つのアイデアに過ぎません、型に当てはめてしまっても窮屈なのです。

全く違う形なのに同じブランドロゴであることで成り立つこともあるでしょうし、違う色であることが効果が出ることもあるかもしれません。

ただ、目指すゴールが「粋:いき・・・すっきりと整然とした様子」となると、共通でそろえる意識は成功する確率も高いと言えます(^-^)。

ヴィンテージ水晶ネックレスはかつて夏用のジュエリーとしての別があった、透明感たっぷりの全体コーデを作るためのダイヤモンドとのコラボ【449】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

現在のラインナップの範囲を超え、ジュエリーの装いのご提案もブログ記事に綴りながらご提案させていただいております。

この度は、2020年開始当初にはラインナップにありまして、その後は廃止になってしまった3点セットがございます。

廃止になった理由というのは、最後の方でお伝えしますが、当時の渾身の組み合わせをしたものであったことは間違いございません。

このたびは、季節感が感じられる涼し気な組み合わせとしまして水晶中心のセットをご紹介致します。

この透明感がたまらない、多面カットが美しくきらめく水晶とダイヤモンドを組み合わせた夏用ジュエリーセット

〇ネックレス:水晶の32面カットの6-10mm珠の一連ネックレス。42cm程度。留め具はK18WG。

多面カットの中では特に美しいと感じる32面カットです。

数字が高くなると球形に近づくのですが、この辺りの角が残るカットの仕方が特に魅力的です。

〇ブレスレット:入手経路は別ですが、作りは、ネックレスとほとんど同じ天然水晶。留め具もK18WG。

ほぼお揃いですが、別経路での入手なのでいわゆる嬉しい「ミラクル」でした。

〇リング:K18WG台の真ん中にサファイアが1粒、花びらはパヴェダイヤモンドの大花。サイズは14号程度。
3点セット:すっきりと透明色のリンクでまとまっています。リングフラワーの真ん中のサファイアの効果も大。

リングで初めて同じ透明感あるダイヤモンドが登場です。

大花デザイン自体クセがあり、行き場がないアイテムです。

お花だけ見ていると非常にかわいいのですが、他のジュエリーとの組み合わせとなるととたんに悩むことになります。

そんな難易度の高さのあるフローラルなタイプ、一連のこうした水晶に合わせることで出番がありました。

なぜレンタルジュエリーから廃止を決めたのかの理由、「レンタルの意義を考えたから」が答え

確かに組み合わせは「これだ」と思った2020年当時の気持ちです。

ただその後、自身も事業のレベルアップをはかることになります。

事業をしていれば当然の事で、内容を高めていきたいと思うのは自然なことであり、それが日々の着々と進める活動の証だと思うのです。

2022年では、天然石や真珠の連物やハイブランド様のコスチュームジュエリーは全面廃止を決めました。

そうして、「高級地金+宝石」に特化した本物ジュエリーへと的を絞っていったのです。

レンタルの意義としましては、個人の収集を越えた範囲のものをお得に身に付ける機会、楽しむ機会を得るということであり、この見直しは当然あるべき姿なのです。

あとがき

水晶の美しいネックレスやブレスは、ヴィンテージ物の中で比較的入手しやすいです。

ただ、過去の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップにあったことの価値がありました。

留め具がK18WGという本格的なものにアレンジしていたということと、ブレスレットの連物の32面カットで水晶のものというくくりではなかなか見つけられないことでした。

ネックレスは見つけやすくても、ブレスがなかなか見つからないのでお揃いコーデが実現しにくいことをレンタルジュエリーでやっていたということになります。

それでも、こんな美しい水晶のヴィンテージ物でも実際のレンタルでは価値が難しいという厳しい判断によってレベルアップした中では振り落とされてしまいました(というか私が振り落としました(^_^;))。

こんな経緯があったわけですが、ご提案は今後もさせていただきます。

どんな小さなジュエリーアイテムであってもメッキであっても「おしゃれ度」は計り知れないものがあるのです。

それを、レベルアップをはかった事業者の私がお伝えしていくことにまた説得力が生まれると思っております。

是非今後も自身の考え方を知っていただければと思います(^-^)。

夜空のような世界観、カイヤナイトを宝石のように仕立てたネックレスの活用を精一杯考えた「楕円・ブルー」がキーのジュエリーセット【451】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

地球上には数多くの天然石が5,000種にも上る程存在するとのこと。

その中でよく知る名前を聞くような天然石はほんの一部を垣間見ているに過ぎないと言えます。

青色のストーンと言えば思い浮かべるのが、まずはサファイア。

そこから色のトーンの変化で、アイオライト、ラピスラズリ、カイヤナイトが比較的青色の中でも「紺色」のイメージのカラーで思い浮かべてみました。

このたびは、ここに挙げました中から「カイヤナイト」だけでできた連物のショートネックレスをうまく活かすジュエリーのみのセットを3点セットで考案致しました。

当「本物志向のレンタルジュエリー」の2020年スタート時に並んだものです。

その後の改良とレベルアップにより、どのアイテムも廃止に至ったわけですが、ジュエリーの付け方の例としては是非記録に残したく、定番記事となるよう綴っております。

ジュエリーはお洋服の流行とは違いずっとクラシックな安定の素敵さがあります。

コスパも考えるとお洋服よりも高額ながら出番が多いとお得なのです。

ではご紹介してまいりたいと思います。

カイヤナイトのカットの種類の中では特に美しかった選りすぐりの連で自作のショートネックレスの行く末

〇ネックレス:長さ40cm。カイヤナイト6-10mmの楕円ラウンドカット。留め具は、K18YG製。 

キラキラとしているのがよく分かります。

研磨によってここまで透明感が出ていることでストーン自体の価格はそこそこ高額でした。

とはいえ、こうしたカイヤナイトだけを連にしたネックレスはなかなかお店では売られていません。

お店で販売されるには、カイヤナイトはまだまだニッチなストーンなのだと見ています。

それでこそ、2020年開始時にこのネックレスのラインナップの価値があったかもしれません。

留め具はイエローゴールドで、これもなかなかレアな組み合わせ。

一般的には、シルバー925を設置してしまうものです。

ここに高級地金のゴールドを当てたところで、その他の組み合わせジュエリーがゴールドベースであることが決まってきます(あくまでも自身の方針ですが。。)。

〇ブレスレット:ゴールドメッキベースの「エルメス」様のバングル「エマイユ」。内周19cm。

こうして、ハイブランドコスチュームジュエリーも投入。

カイヤナイトと同じブルーがリンク、楕円の粒とチェーンのフォルムがリンクしているのを見ていただけると思います。

ネックレスとのピッタリな相性が「エマイユ」のにあったという有難い出会いでした。

〇リング:チェーンデザイン2連の透かしが美しいK18YG。サイズは13号程度。

地金だけでできているリングにも美しさがあります。

「ストーンがのっていないから価値が無い」ということもないのではないでしょうか。

「地金だけでできていることも価値」なのでございます。

透かしが素敵にあしらわれ2連になったその「隙間」の形が、ネックレスの楕円やバングルのチェーン柄の楕円にリンクしたものなのです。

3点セット:この外観が重要です、パッと見て柄が揃っていると感じていただけるかと思います。

あとがき

2020年のレンタルジュエリー開始当初は、ほとんどが個人的に集めていた時代のものをそのまま事業へ献上したものでした。

リング入手にも思い入れがあって、実は住んでいた賃貸物件が2015年頃、突然の給湯器不良に。。

取り換えまでの間の長い1か月間、毎日銭湯に通う日々が続いた大変な時期がありました。

私のお部屋の給湯器だけ壊れましたが、これをきっかけにその他のお部屋の全ても交換というおおがかりな作業。

しかも突然大雪が降ったその翌日で、寒さと急な故障により機器の手配が難航したことが1か月もかかった理由でした。

その折りに賃貸の管理会社様からのお詫びの銭湯代と交通費代に変わる商品券をいただきまして、苦労した証として何か残っていくものをと有難く購入させていただいたリングです。

このたびの思い入れもあったリングを含めた3点は2022年の完全なる「高級地金+宝石」への特化の大改良に伴いすべて廃止することになりました。

ただ、この前進を目指す改良ができたのも、開始当時のこの組み合わせなくしてあり得なかったと思います。

実は、それぞれのラインナップにも隠れたこうした裏側があったのでした。

そんな入手のきっかけなどもこうした記録に綴って残しておきたいと思います。

レベルアップのためには品物は入れ替わりますが、「ストーリー」は消えることはありません。

ただ集めただけはない、きっかけとか理由がそこにはあって、それこそが「巡り合わせ」のようなものです(^-^)。

1本では平凡なスネークネックレスを段差の2連でボリューム感を出した、様々なネックレスの重ね付けに引用できる同じチェーンの段差【372】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これは自身の考え方なのですが、ジュエリーはブランディングが入りこむ余地が無いほどの価値があると思っております。

その価値自体がジュエリーとしての価値ということなのかもしれません。

ブランディングがもはや関係のないほどの美しさながあるからです。

このたびは、特に高価でもないステンレス製のネックレスのアレンジ方法として、「段差重ね付け」というご紹介を致します。

エキゾチックな雰囲気が出来上がるのはすべて天然素材のおかげです。

高価過ぎないところが遠方へのお出かけなどに装うには是非お勧めしたいレベルとなります。

スネークチェーンの全く同じものを留め具の一部を省略したアレンジで段差を付けた

〇ネックレス:段差違いの2点。共にステンレス製(無刻印)。長い方は44cm、短い方は43cmとわずかな段差。

この差を作ったのは実は私です。

写真には写っていませんが、もともと調整の為なのか余分なリングが留め具の横に左右1つずつついていまして、それを両方外したのが短い方です。

〇ブレスレット:「梅花玉」という名前の天然石くり抜きバングル。火山岩のオブシディアンや黒曜石の仲間。

グリーンと紅色のコントラストが非常に美しいです。

自然の風景がそのままバングルに溶け込んでいるかのような作り。

実際は大きな鉱物をくり抜いてこれが出来上がったということになります。

こうした様々なくり抜きバングルを集めたのが2010年代のこと。

特にその中でもこちらは個性的でした。

翡翠の仲間みたいに見えますが、柄が入ることがいかにも自然で、意図的に描いたものではない不統一さと複雑さがかえって「天然の証」のようなものになっているのです。

〇リング:シルバー925製のマーカサイトリング。柄はスネーク風な抽象柄。サイズは13号程度。

マーカサイトは925との相性がとても良いです。

ネックレスのスネークを意識した編み込み柄が相性を感じ選択。

4点セット:エキゾチックな雰囲気でまとまりました。わずかな段差の2連の隙間が美しいです。

あとがき

このたびの、「段差」表現は、長さを替えていろいろ展開が見込めます。

とにかく立体感が演出できるのでより「おしゃれ」に映ります。

そして、さらにもう1本追加の3連も大変美しく、バランスを正面全体にとったロングチェーン。

間が5cm(チェーンとしては10cmの差)の3連などが特に立体感が増します。

こうして、ただ1つのアイテムだけで考えるのではなく、複数の組み合わせや、その「空間」が形作る隙間の美しさも工夫の1つになるのです。

ある一定のレベルがあれば、特に効果ではなくても十分におしゃれにジュエリーが付けられることの例として日常使いに是非この段差の考え方を取り入れてみて下さいませ(^-^)。

昔ながらの古典的な翡翠のイメージを一転、ボタニカルな透かしが美しい黄緑色の翡翠ペンダント中心の日常ジュエリーコーデ【340】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、ビッグな翡翠ペンダントを中心とした日常ジュエリーとしての組み合わせをご紹介してまいりました。

今まで登場したビッグな翡翠というのが、このようなペンダントです↓。

全て翡翠の直径4-5cmのペンダント:このトップに金属のペンダントチェーンが付けられることすら希(まれ)。

金属チェーンをコンビにされることすらなかなかないこれらのビッグペンダントを、ジュエリーとして完成できないかと自身がアレンジ致しまして装えるペンダントにさせていただいたのでした。

上の3点はどれも他のジュエリーとの組み合わせを考案したそれぞれの記事を綴りましたので、よろしければ、後程【311】【325】【326】にお立ち寄りくださいませ(^-^)。

さて、このたびは、上の3つともまた形が違う、初の「透かし彫り」のビッグペンダントとなります。

そして、その彫りのデザインがボタニカルで非常にエレガント。

その特徴を活かそうと自身が力を入れた部分を感じ取って下さいませ。

お花や鳥がのどかに彫られた小判型の透かし翡翠ペンダントをとりまく他のジュエリーの決め方

5点セット:一目で優しい色味が感じられます。そしてペンダントの他のアイテムでも透かしを引用。
〇ネックレス:黄緑色の希少な天然翡翠。トップのサイズは、55mmx40mmで厚みもそこそこ。80cm。

よく見ていただきたい、鳥さんの表情が幸せそうだと感じます。

それを見た私達はより暖かい気持ちになるのです。

優れた品物だと思いますので、これをちゃんと身に付けるジュエリーとして活かし、またさらにこの鳥さんの幸せを第3者に見てもらうというサイクルを作りたいものです。

〇ブレスレット:トルマリンのくり抜きバングル。ピンク色のもやもやした抽象的な美しさあり。内周18cm。
〇ブレスレット:ステンレス製のフィガロチェーン2連ブレス。長さは留め具含む19cm。
〇リング:2点。左側はシルバー925台のマーカサイトリング。一番広い部分で18mm巾。サイズは15号程度。右側は、黄緑色の天然翡翠くり抜きリング。ペンダントトップの黄緑よりも少し濃いめ、サイズは14号程度。

あとがき

このたびは、お花と鳥という優しい生物の集まりのモチーフでした。

こういったテイストは、エレガントに寄せることがしやすいです。

決して高価ではないところも良きポイント。

ジュエリーが高級なものだけだったとしたら遠出にはおちおち装って出ていけないじゃないですか。

やはりランクやレベルが分かれているところも大切なのです。

遠出でも気軽に持っていけるジュエリーとなると、この度ご紹介のレベルは十分なレベル。

それでもご心配な場合は、もっと気軽なメッキやプラスチックだけの組み合わせのジュエリーセットのレベルもご提案がございます。

とにかく、このたびは、なかなか手が付けられない「ごつい」イメージの翡翠をちゃんとペンダントとして装えるものにしようということで組み合わせを考えてみました。

ただ、できればパワーを持つと言われる天然石がどのレベルであっても組み込まれると良いと思います(^-^)。