心躍るマルチカラーのバニティーバッグの製作の準備、ハード厚芯の程好い面積への見直し【381】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、バニティバッグ「卵焼き」デザインを新しい素材で製作スタート。

前回ゴブラン織で惜しくも厚みの部分にぶつかり、ボツになったお品から学んだ改善点が結構ありました。

前回作った時のハード厚芯のサイズは、底に入れるベルポーレンという底板と同じ面積にしていましたが、取っ手を縫い付けた箇所が端っこぎりぎりでハード厚芯の領域からはみ出してしまう懸念も出ていました。

前回のゴブラン織の生地で作った時のハード厚芯の面積:ハード厚芯の面積が不足しているのが分かります。

このたびは、このハード厚芯の面積を広げるところの改善からスタートしていきます。

バニティの蓋の部分のてっぺんが出来上がっていきます。

てっぺんに内蔵のハード厚芯の面積を広げた改善後の手ごたえは「安定と安心感」

ということで、今回は、ハード厚芯の面積を最大限に広げてみました。

この限度というのが、縫い代までは到達してはいけないということ。

もともと表地パーツより内側に控えた理由もハード厚芯を丸ごと貼ってひっくり返した時にカーブの美しいラインをそこねてしまうからでありました。

よって、縫い代をうまく避けた最大限までという広げ方です。

変更後のハード厚芯の面積:縫い代は1cmとるので、それに+α見た分の空け方です。
6角形の取っ手付け根タブを縫い付けます。面積を大きくしたハード厚芯にゆとりをもって縫い付けられました。
縫ってひっくり返して蓋部分の出来上がり。返し口は、今回仕付け糸をしてみました。

とここで、問題が。。

取っ手が付いていない方の裏地の柄に異変です(汗)。

底面:この柄の向きが本来のストライプ状に安定的に楕円の中に描かれています。
蓋面:こちらは、どうでしょう(^_^;)、ストライプが斜めになってゆがんでいます。

この原因は、取っ手が待ち針の時の邪魔になり、そもそも斜めに縫い付けてしまっているのではないだろうかと原因を分析。

縫い直しをするべく、一度ほつきました。

ということで、これをどうまっすぐに固定していくか、ということの工夫が次回のチャレンジ。

たまたまこのストライプジャガードだったからこそ分かったことです。

歪んでいることさえ気づかなかったら大変でした。

まっすぐになるように地の目をしっかり整えるというポイントです。

あとがき

なかなか蓋の裏側の構造などをご覧になる機会はないかもしれません。

本革レザーなども本革だけではなく芯地のようなものを補填してバッグを製造した様子を拝見したことがあります。

バッグを自主的に修理したりする際に見ることがあったからです。

完成品では決して見ることのないこうした内部の作りですが、実はこの見えない部分にこそ答えがあるのです。

製作途中のその時でしか見ることがない構造などを今後もお伝えし、出来上がった表から裏を予想できるきっかけになればと思います(^-^)。

両開きファスナーにはうねり防止の伸び止めテープ、生地の質も相まって整った風通ジャガードバニティーバッグ【65】

アイキャッチ画像65

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ただいま、シリーズとして、同素材で5デザインのミニショルダーバッグを作っていく「同素材シリーズ」というハンドメイドバッグ製作を続行中。

①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュックとバッグの中では伝統的な立体感ある超オーソドックスなデザインでミニショルダーバッグが出来上がっていきます。

このたびは、②バニティーが完成した場面をお届け。

特に、両開きファスナーが本体にどう合体していくのかという裏側の様子も知っていただくことができます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.05からおよそ5年半後の2025.03.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年からの目線も交えながら、課題点などを客観的に挙げていきたいと思います。

<同素材シリーズ:バニティー-後編>必ず見つけられる黒のダブルファスナー、バニティーバッグをうまくまとめてくれた

あらかじめ「中表」でひっくり返した後「外表」組み立てのやり方の中でも特殊な「中表無し」のやり方。

2025年の見解では、短い辺の両サイドを空き口として、長い上下の辺は「中表」でひっくり返した方が作りやすく辺のラインがまっすぐに仕上がると考え直しています。

今までのどれでもない方法です。

同じように表地と裏地がくっつくにしても複数の経路があるということですね。

完成した本体パーツ(左上)と蓋のマチパーツ(右下)に縦半分にカットした黒の伸び止めテープ(平)を接着。

本当はファスナーに貼りたいところなのですが、貼りにくいので生地の方に貼っています。

ファスナーの取り付け:左上から右へ、本体パーツ(下側)と蓋のマチパーツ(上側)をファスナーに縫い付け。

よく見ていただきたいのが、2列で縫い付けていることです。

ファスナーの横の端からわずかな場所に2列目が載るようにという技術が必要です。

「中表」ひっくり返しの伝統的なやり方では、おそらくステッチは1本、ファスナーの横の部分は生地の中に隠されます。

しかし、「外表」のやり方はファスナーが全部丸見えなのです。

ファスナーヒラヒラ不安定な1本目のみのステッチの状態を、2本目のステッチが大きく貢献。

ファスナーが生地にすっきりと密着してくれるためのどうしても必要な2本目なのです。

立体的な部分:先に側面が設置されたファスナーと蓋のマチを合体しておいてからペタンコの蓋と合体の順。
バニティーショルダーバッグ完成(パープル系ボタニカル柄):<サイズ>縦19cmx横22cmxマチ12cm。
お洋服とのコーデ例:アイテムはすべてネイビーです。少し青っぽさが入るバニティーバッグに合うのではと。
外表の製作気持ちの上での引っ掛かり:この隙間から裏地が見えること。実は製作者本人が気になっていること。

中表の伝統的な手法にはこの解消の意味もあるのではないかと思うと、そのやり方で仕立てていないことで気持ちが引っ掛かってしょうがないのです。

確かにこの「外表」作り方だったからこそ一歩難しめのバニティーに足を踏み入れることができたことがまずは認めたいこと。

ただ、今後もたくさん作っていき、この手法をご紹介していくことを考えると、自分がまだ腑に落ちておらずなかなかお勧めすることへの気が進みません。

2025年の内に、引っ掛かりの気持ちを解消すべく、伝統的なやり方をやってみようと考えている現在です。

あとがき

実は、このバッグは結局研究製作として自分使いに行き着きました。

2025年の姿はこちら↓。

2025年の同じバニティーバッグの姿:ショルダーは廃棄。なんとベープマット入れに。。金属パーツは色褪せ。

すずらんループエンドの方は、マイクロファイバーふきんでお水で拭きますと蘇りました。

しかし、Dカンは、同じように拭いてもツヤが戻りません、湿気などでメッキがはがれたと思われます。

5年半経っても何も変わっていないのが、元のイタリア製の高級生地の風通ジャガードでした。

こうして考えると、やたら金属パーツを取り付けることの無駄とデメリットを感じます。

金属パーツなど最小限で良いということです。

2019年当時の不足した技術力の割には、まずまずの出来だったバニティーバッグ。

これは、他でもない生地の良質さにあり、ややごわついた質感の生地が製作をスムーズにしてくれていたという感触。

バニティーバッグは、厚みは控え目である程度ごわついた生地が向いているのかもしれません。

難関を突破するべく頑張るというのではなく、「難関を作らない」という作りやすい仕様を考えること。

この考え方こそ今後目指すべきベクトルであると、難しめのバニティーバッグの製作が教えてくれたのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

多角形を利用したミシン縫いの大花アップリケをバッグの正面に配置、四角は花芯・変形六角形は花びらへ【51】

アイキャッチ画像51

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バニティー型ショルダーバッグの製作にとりかかりました。

利用させていただく生地が単調なギンガムチェック、とは言え随分な高級品です。

この単調な柄にもう1つ立体感を表現しようと、このたび「アップリケ」の世界に足を踏み入れたのです。

特に表情を持たない「幾何柄」のようにと、多角形モチーフで作るシンプルなフラワーアップリケ。

元の型紙と作った手順を根こそぎお伝えしながら、その完成の様子をご覧いただく回としたいと思います。

無彩色カラーのバニティーバッグに自らの主張やメッセージを入れ込む、多角形パーツで作る四つ花アップリケ

表地(グレー):シルクサッカー、絹/100%、日本製。裏地(黒):塩縮プリント、綿/100%日本製、黒。

グレーのギンガムチェックは結構珍しく、黒白チェックとはまた別のマイルドさがあります。

更に絹/100%であり、高級服地なのです。

表地のサッカーのぷくぷくとふくらんだ様相に歩調を合わせた膨らみ加工の1つの「塩縮:えんしゅく」という加工の生地に出会い、こちらを採用。

更にストライプのプリントになっています。

黒の同色でプリントというところもなかなか個性的、一見ジャガードみたい。

このたびは、アップリケの場面をじっくりとお伝えします製作の前半部分となりまして、バニティーショルダーバッグ完成は次の番号の【52】の投稿でご覧いただけます。

型紙:2種。下の方に映る5cm四方は花芯の部分で1枚のみ、その他は花びらパーツで複数、縦7.5cmの台形。

このたびは、この角度をとりましたが可能性はいろいろありそうです。

花芯の5cm四方は、縦横共に真ん中に折り込み縫い代を隠しますと、およそ2.5cm四方の四角パーツが出来上がりまして完成。

花びらの折り方は少し複雑、下の6コマで左上から右の順番でお伝えします↓。

花びらパーツの折り手順:縫い代は1.5cmでやりましたが1cmで良いと後で考え直しました。

①縫い代の印付け②縦の長い線の左右を折る③トップを折る④折った時に水平な横ラインができるよう斜めに折る(これが結構分かりにくいですかね)⑤下辺を折る。。これで完成しました。

右下が花びら1枚の完成、所謂変形6角形です。

出来上りでは短い辺の方は、実は折る時には、上部だったという向きです。

縫い付け前のシミュレーション:最初花びらの数を6枚くらいにしていましたが、結果は4枚に決断。
本体への縫い付け:最初に花芯。続いて花びらを順にバランスよく縫い付け。向きの違いで見た目も変わります。
1枚目の花びらの縫い付け:これで方向性が決まる大切な瞬間。花芯の四角に並行に花びらの下辺を配置。
残りの花びらの縫い付け:4枚と正方形は位置が分かりやすいという難易度の低さでした。アイデアは様々です。
アップリケ完成:花びらを小さくすると四つ花以外がまた違った感じでできますし、重なった薔薇なども可能。

あとがき

この、多角形の利用は上述の薔薇のお花に発展した形でその後の製作に引用していきました↓。

薔薇のアップリケ:この度と同じ2種のみの多角形で重なる部分も作りながらたくさんのパーツを配置。

後の製作では考える余裕が生まれ、背景のバッグの本体との関連付きとして、コードレーンという先染めストライプ生地に相性が良い同じストライプばかりに特化して、良い意味で「クセ」を出していったのです。

元々、芸術的センスがあるかというとそうではありませんので、同じパーツをひたすら重ねて表現しただけの薔薇。

ここからの更なる発展で、パーツを大小に変化を付けたり形をもっと複数に展開することでそれぞれの芸術品になるのではないでしょうか。

その後の別の製作品でもフラワーアップリケを何度か引用していきますので、また引き続きブログ記事にお立ち寄りいただければと思います。

アップリケは子供っぽくなりがち、いかにクールに表現するのかという点では、表情をあまり感じない幾何柄モチーフはあっさりとしているのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

とろみ生地のシルクやちりめんは不向き、そびえ立つバニティー型の成功にはごわつき感やバサバサ感が必要【41】

アイキャッチ画像41

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「紬(つむぎ)シルクプリント」という小花柄の生地でバニティーショルダーバッグが完成しました。

前半部分を記録した1つ前の【40】の記事では、表地と裏地を「中表」にして縫い代をすべて隠しプレート状にしてありました。

後半はそのプレートを「外表」に組み立てて完成という流れになります。

素材の素敵さのみに目を奪われてしまい、この素材を利用させていただいたのですがきっかけ。

しかし、そもそも「バニティー」という建築物のようなそびえ立つデザインにはこのとろみ生地は相応しくなかったということが出来上がりに出ていました。

素材とデザインの関係の研究にこの結果をお役立ていただければと思い、記録に残したいと思ったのです。

高級生地絹100%無彩色系マルチ小花柄のバニティーバッグ、しなやかな特性はむしろ巾着バッグに落とし込むべき

バニティーの組み立てにおいて、やはり、ファスナーの取り付けは大きな作業でした。

それほどやりにくいこともないですが、両開きのファスナーを1本で使用することをお勧めします。

このたびは、在庫のファスナーの色がマッチしたので2本使いをあえてしたのです。

真ん中で止まるのが良いのか悪いのか、真ん中を合わせる意識に手間がかかります。

あとは、ファスナーの重なりの部分の裏面の始末の跡がどうしても汚いというデメリットがあります。

このことから、ファスナーは「務歯:むし」の部分のみを見せるものだと伝統的な仕様にここでやっと共感したのです↓。

ファスナー先端:4箇所を裏へ折り込みステッチして固定。裏面には丸見え、裏面でも隠れる必要があるのです。
背面の「わ」の端の重なり部分:横幅3cm程度で重ねますが、ここが厚みが最もMAXになる部分です。
出来上がり7cm四方の正方形ネックパーツ:裏地も表地も両方取り付けるネックパーツ。先に裏を設置しました。

この部分も、後にとことん研究していまして、重なる部分をぴったりということが難しいので、裏地と表地のネックパーツの大きさに差を付けて対処。

その後、最終的に行き着いたやり方は、今度は逆に先に表地を縫い付け、裏地はダミーのステッチをパーツ単独で施し、手まつりで表地の四角ステッチを隠すように覆いながら縫い付けるというやり方。

蓋のてっぺんの縫い付け:ファスナーの口布とぴったり重なるように「外表」で組み立て。

間からのぞく、裏地のブルーグレー、あまり目立つものではないのですが、これをデザインとして理解してもらえるのか、それとも邪道なのか。。製作者の中ではずっと引っ掛かりがある姿でした。

なぜなら、こうしたことを隠すための「中表」だとも解釈しているからです。

ただ、「外表」だからこそ、このようなデザインにもチャレンジできたのです。

バニティーショルダーバッグ完成:<サイズ>縦17cmx横22cmxマチ12cm。

とろみ生地の特性が前面のたるみに出てしまいました。

全体にキルトをかけるべきであったかも。。→そうすると重なりが厚すぎて針が通らないという新しい課題が生まれたかもしれません。

持ち上げた時:たるみは幾分か解消。とはいえ、置いているだけでも美しいフォルムであるべきなのです。
持った様子x2方向:横向きの様子も右側で映しました。非常に難易度の高いデザインです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.09.02からおよそ5年半後の2025.02.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

ものすごぐマクロに見て、2025年の考え方としてはそもそもこのような生地はたとえ高級生地でも裏地に選びます。

そして、更に裏地であってもたるみの原因になるとろみ生地は必ずキルトをかけて固定することで2019年に表面で起こった「たるみ」などは起こらないようにしています。

そして、こうした好みが分かれる「柄物」を滅多に表地に配置しないで無地をメインに、柄はすべて裏地に持っていくという考え方に至っている現在です。

とはいえ、こうしてシルク100%の奥深い性質を知ることができたのも、バニティーを作ったからであり、作りやすい巾着型などを作っていたらこの特性には気付かずに2025年を迎えていたかもしれないのです。

そう考えると、愚かなまでのこうした失敗というのは決して蓋をしたり目を背けたり隠したりしながら見逃すものではないと思うのです。

しっかりとキャッチし教訓として残すことを決断、随分貴重な体験をさせていただいたのだと考えております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ポケット設置に希望通りにゆったりとした容量がとれないバニティーバッグ、2重構造にすることで2個分のポケットを実現【40】

アイキャッチ画像40

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2019年で挑戦しております立体的なバッグ、ボストン型・ドーム型などと並び難易度が高いというイメージのバニティー型のショルダーバッグの製作風景。

製作の前半が当記事の【40】、次回の記事【41】が完成を含む後半部分になります。

このたびは、前半部分で作業時間を占めますポケットの製作にスポットを当て、面積を広々ととれないバニティの内部で同じ場所に二重構造に考案したというアイデアをお伝えしたいと思います。

美しいブルーグレーのジャガードの裏地、バニティー内部の狭い面積のデメリットをポケット二重構造でカバーした

表地は、「紬(つむぎ)シルクプリント」という名前の生地。

これまでのバッグ製作の経験からは、バニティー型は、あまり厚みがあると作れない為、やや薄手の方が成功率が上がると思っております。

背の部分が重なるので、重なってもミシンがしっかり通ることを見込みます。

表地:紬(つむぎ)シルクプリント、絹/100%、日本製。左は遠目、右はズーム。3色以上の定義のマルチカラー。
裏地:ジャカード、ポリエステル/100%、日本製。色はブルーグレー。実際もっとブルー気味です。

つむぎというと着物の紬(つむぎ)が有名ですが、節が全体に横向きに入り、その織り模様が凹凸感があって大変美しいです。

控え目なマルチカラーもしとやか、一時流行のパターンによるたくさんの小花プリント柄とは何となく違う個性は、小花柄1つずつにも入り込むこの「節」のせいでは。

表地のみの状態のうちに早い段階で取っ手を付けます。理由は、ステッチの裏側を内部に隠したいからです。
内側のポケット作り:ファスナー使用で内部にポケット袋が隠れた構造がセキュリティー性をより高めます。
外側のポケット:先に設置したファスナーポケットの次の段階で覆うように貼り付けポケットを縫い付け。
二重ポケットの完成:一瞬1つのポケットしか目に映らないところがセキュリティー性の高さです。

この部分は、生地が重なるので表地にアタリが出ないよう、裏地には薄手を選ぶということもポイント。

以前に表地のジャガード生地の裏面を裏地に使用した製作では、裏地にしては生地に厚みがあり過ぎ、表に響いていたという苦い経験があります。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.08.29からおよそ5年半後の2025.02.09にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

バニティーバッグの成功率は高いものではありません。

どうしても近くにパーツが込み入り、ミシンの限界を感じながら生地に対する条件付きの製作になってしまうことも、なかなか作り手がいない原因でしょうか。

だからこそ挑戦して独自のメソッドが生まれると貴重な「武器」になるとも言えるのです。

そうしますとこうした裏事情こそが大切、上手くできた時であったとしても、デメリットも同時にお伝えすることが苦労した者からの貴重なメッセージです。

当記事のシルク紬は、結果的にはバニティにはあまり向かない生地だったと2025年では振り返っています。

もっとこの生地の素敵さが最大限に生きるようなバッグがあると後から思い、巾着袋を製作してみたのが2022年↓。

色違い生地の巾着袋:柄を広々と見せるような切替えのない丸いラインのデザインの方が向いていたかと。

2025年にもしこの生地を採用するとすれば、おそらく裏地にキルトをかけて使用させていただくと思います。

高級生地であっても、その価格やブランディングに左右されず、フラットな見方をしていきます。

こうして年月が経過するにあたってどんどん考え方を含む製作スタイルも変わっていったのです。

そう考えますと、この2019年にしかない記録としてはこうした高級生地でバニティバッグを作ったことはかえって貴重。

次の【41】でその完成をご覧いただけます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク