まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
凹凸感のある生地が好きなのですが、このたび、凹凸感ある生地、名前が「アムンゼン」という生地で、表面にぶつぶつがあるのがとてもシックなこちらを、パッチワーク柄にして、ミニショルダーバッグにお作り致しました。
このたびは、ストライプやボーダーとは異を放つもう1つの柄、「バイヤスパッチワーク」シートを作った記録をご紹介したいと思います。
スタイリッシュでかっこよさを表現したい場合に引用して見てくださいませ。
反で購入するほど溺れた「アムンゼン」の厚手生地の美しさを自分が生み出すパッチワーク柄で仕立てた
そもそも、今回のベースとなる「アムンゼン」という生地。
名前の由来は、あの南極探検隊の「アムンゼン」様の探検の成功から、同年に完成した新しい生地だったそうです。
ポリエステル100%で、表面のぶつぶつが特徴、織り方としては、「梨地織」に属するのだそう。
「アムンゼン」としてはめずらしい肉厚、とてもふんわりしています。
2017年にオフ・茶・チャコール同時に発見。
複数製作したく、あるだけ購入でしたが、分量が偏り、オフは早い段階で消化。
次に茶、最後までこのチャコールが残りましたので、この次の記事では、その他のパッチワークも交えたバッグの完成をご紹介できると思います。
バイヤスパッチワークは生地のもったいない使い方をするので分量の多い反があった場合のみ
この生地から、いったいどのようにパッチワークができていくかを写真で簡単にお伝えしたいと思います。
これが実は、なかなかされていないことが多いですが、つなぎ目をより丈夫にし、生地を固めてくれる働きは、この先のバッグに仕立てていく準備としては重要だと考えます。
出来上がってしまえば、このような事情が分からないので、大変貴重です。
もともとぶつぶつの織柄がある生地に、更にパッチワークで立体感を出したと言えます。
あとがき
当ブログ記事は、最初の投稿時の2018.12.13の記事をそのおよそ5年半後の2024.08.15に過去のブログの「手直し」の順番で、誤字脱字や追記や削除をしながら読みやすい生地にリライトしています。
随分手直しするまでに時間がかかってしまいましたが、今2024.08.15時点でこの時を振り返ってみても、これをやったことは良き学びでした。
「サスティナブル」な製作も意識する2024年現在では、そもそも見込みもなく反ごと生地を購入することさえ控えています。
そして、確かに素敵なバイヤスパッチワークなのですが、せっかく縫った多くの部分が45度のカットによって削られました。
厚みがあり過ぎて残布をポーチにすることさえできませんでした。
そうしますと、こういった余分な生地を余らせてしまう製作も見直すことになりました。
「どうしてもこのバイヤスパッチワークである必要があるのか。。」を考えた時の答えを大切にするのです。
そうやって、理由と意味を真剣に見直し、浅い表面的なかっこよさだけの商品を作らないように変わっていきました。
そうした理由や意味は、結局は「哲学的な品物」になっていくのです。
「そうなるべくして出来上がった姿」はミニマムであり、すべてが必要であるパーツの集まり、おのずと品物の価値と深みが出来ていくのです(^-^)。