お洋服になるとシーンの区別や縛りを感じることもある服地、バッグへの利用はその垣根を取っ払うことができる【53】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒いワンピースは、「喪服っぽくならないか」ということを気にすることがあります。

夏のロングワンピースは、「リゾートっぽくなり過ぎて場違いではないのか」などと気にすることがあります。

お洋服に向けて生産されたであろう服地、これをバッグに利用させていただくことで意外性や新しい発見を探しております。

とはいえ、大半の方が、バッグの生地は丈夫な長持ちのイメージの厚手の生地に注目することもバッグ販売の手応えとして十分に感じています。

あまりにも狭い分野にのみ範囲を括ってしまうことが、素敵な素材を逃すという懸念から、薄手の服地も厚手のいかにもバッグに向く生地もフラットに見るという意識を持つようになりました。

このたびは、アパレル業界の方なら、多くの方が手に取ったことがある、もしくは手元に常に置いている本「服地の基本がわかるテキスタイル事典:文化ファッション大学院大学教授 閏間正雄 著」を現物との照らし合わせに利用させていただきました。

バッグにエレガントテイストを盛り込みたい時に服地を利用のご提案、まだ2次製品になっていない無限の可能性

この本の中にもバッグのイメージの丈夫さある素材のデニムが登場。

ということは、服地の中の厚手の一部がバッグ向きであると考えられているに過ぎないということなのです。

全体の一部しか見ていなかったと考えますと、服地全体の中で能動的に選んでいくことが良き素材との出会いの可能性が高まると思うのです。

もう1点参考にさせていただいた本があります↓。

「洋服地の事典-サンプル生地つき-:田中道一著:関西衣生活研究会」です。

学生用のテキストなのでしょうか、実物の生地サンプルが貼り付けてある立体的な本。

昭和時代のものですが、大変オーソドックスであり、伝統的な生地がたくさん見つかります。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.09.20からおよそ5年半後の2025.02.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

実は、2025年現在でも服地は大いにバッグ作りに利用させていただいております。

「とろみ生地」とよばれるようなものでも、キルトがけによってしっかりとさせて裏地に利用できます。

そのようにアレンジできる技術も持ったということになるのかもしれません。

表地はニーズも取り入れ、基本無地のデニムや帆布などの厚地に条件付け、裏地を自由に服地含む様々な生地の中から選んでいます。

特に「高級生地」と呼ばれる生地は限られた分野であり、広く世に出回ることがないようですが、ここにも素敵な生地がたくさん静かに佇んでいるのでした。

2025年に調達の高級生地を含むご紹介は、【1432】で投稿しております。

2019年との違いは、大きく見たピクチャレスクの製作スタイルが「エレガント」テイストに特化していること。

表地にデニムを使わせていただいたとしても、アメカジデニムのような方向ではなく、瀟洒な方向へ必ず向かうのです。

そんなところが服地を引用したことで生まれた製作のテイストです。

川上の生地製造業者様、生地を選び仕入て下さった生地屋様、バッグ作りの為の素材を有難く手にすることができることに感謝したいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク