バッグみたいに手持ちで運べるクッション性ある厚芯内蔵のトート型ドラムスティックケース【75】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、はぎれから作ったドラムスティックケースをご紹介したいと思います。

細長いのでドラムスティックでなくとも、容量にうまく対応できるものであれば、特に仕切りを設けていないので可能です。

何か細長い物を入れる入れ物として応用を考案していただけるきっかけになればと思います(^-^)。

足りない部分は、パッチワークによって面積を確保するというアイデア

今回は、表地のマルチボーダー生地が細長く余っていたことを活かしました。

表地は、グリーンとゴールドが綺麗なマルチボーダー、裏地はキラキラなゴールド1色のラメ素材です。

左-表地:シルク混マルチボーダー、綿/46%、ポリエステル/24%、絹/20%、麻/10%、日本製。
右-裏地:クリスティーヌ、ポリエステル/60%、メタル/40%、日本製

ボーダーは、この余り具合が、都合よく左右にカットして利用できるので柄合わせも可能となりましたことが大変幸いです。

一方ゴールドの裏地は、面積は合計しますと相応だったのですが、1面しかまともに裁断できないとぎれとぎれです。

よって、もう片方の面に関しては、「はぎ」となりました。真ん中に大き目パーツ、その両サイドに中くらいのパーツ、そして端に小さいパーツと大、中、小というリズムをきざみます。

はぎも、きちんと作ると逆にかっこよくなるんです。

パッチワークは大変有効であるとつくづく思った瞬間です。

裏地を5枚つないで1面にする方法:ここにさらに、つなぎ目の線の両サイドをステッチ。
逆にしゃれた面持ちになります。
ステッチをする前に比べると劇的な変わり様です。
デザインなのかな?とさえ思われるぐらいのものになります。
こんな風に面積の不足をカバーしてくれるのがパッチワークの良さです。

本体にハード厚芯を入れる効果

さて、今回のポイントの箇所になるのですが、本体には、ハード厚芯を貼ります。

ハード厚芯は通常全パーツに貼る接着芯の薄芯にプラスして貼るものです。

接着機能はないため、ボンドを使います。

粗裁ちしてボンドのシートを兼用して貼ります。
そして、貼り終わるとアイロンを当てるとよりくっつくとのメーカー様のサイトのご説明通り、
アイロンをかけ、そして乾いたら余分な縁をカットします。

そして、ここから飛びますが、このハード厚芯の効果がこちら。

まだ裏地を取り付けていない状態:ハード厚芯の影響で勝手に膨らんでいます。
ふんわりと出来上がるのが特徴です。

出来上がりご披露

その他の製作部分は後で貼りますYOUTUBE動画ではもっとお伝えしていますので、後程ご視聴くださいね。

ドラムスティックケース:<サイズ>縦12cmx横43cmxマチ無し。
・・・入り口はマジックテープを数か所取り付けますので、スティックがこぼれる心配はありません。

あとがき

ドラムスティックだけならず、ヘアーアイロンのコード付きだとかその辺りの細長なものに対応していけると思います。

やはりそのままトートバッグの中などに実物を入れ込むよりも、1クッションあるケース入りの方が優しい持ち運び方になります。

こうしたケースというのも、物を末永く持つということに貢献できる良きパートナーなのでしょう。

「愛用している」といには、その物自体だけをずっと使っていく事だけではなく、「物の保管の仕方」も「愛用」につながるということです。