まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2022年から活動し初めました「コンテンツ制作」、ハンドメイドバッグの製作ノウハウを盛り込んだデジタルのダウンロード型ソフト作りです。
思いのほか単純なものではなく、いくつかの「著作権」についてのご説明を事前にまとめる必要性を大きく感じました。
そこで、ソフト内には綴り切れないノウハウ以前のことについてをシリーズの①-⑥でそれぞれブログ記事に投稿しまして、購入前の心得のようなニュアンスでお話させていただいております。
このたびは④、ここではみんなで共有するスタイルである以上、自分だけの独占にはできないということをお伝えします。
それこそが共有の裏返しでもありまして、独創的に製作していきたいこととは対極にある考え方です。
よって、誤解を解き、シンプルにゼロ/100のような分かりやすいご説明が必要です。
「自分ですべてを考案したもの」ではない限り「著作権フリー」というものには他の方との重複も存分にあり得ることへの覚悟とあきらめも持ってほしいということになります。
自分だけのデザインには決してなり得ないということは、picturesque(ピクチャレスク)も同じ、目指すところは独自の製作品ではなく「広がり」だ
よく考えたら当然の事なのかもしれませんが、人間誰しも自分の作ったものに誇りを持ちたいものです。
しかし、それが他の方の発信の「著作権」のあったお品だということが後に分かり、トラブルが過去にあったかのようなエピソードをネットで拝見しました。
ある時点(2019年春)から「著作権」の大切さに自ら目覚め、過去の良くない侵害のような行為は徹底的に見直し無くしてきたつもりです。
きっかけは、リメイク動画を出しまくっていた2019年春の3か月程の最中に、ふとジーンズメーカー様にお問合せのお電話をこちらからさせていただいたことがきっかけです。
どなたかから指摘されたのではなく、自分で何かが降りてくるようにふと「著作権の侵害をしていないだろうか」と気付き始めたのです。
実際にデニムのポケットのロゴ入りでポーチを作り、動画にアップしていたからです。
そのジーンズメーカー様へのお電話では、リメイクをされた側のメーカー様のお気持ちとや考え方はどんなものかをお聞きすることができました。
「大いに著作権を行使する」との表明でした。
その後、リメイクの動画アップ=著作権侵害行為だと、過去のリメイクの内容の動画とブログ等の発信をすべて削除するという決断があったのでした(40投稿ほどだったかと)。
あれ以来、YouTuber的道筋は望めなくなり長い間数字の面での停滞期が依然として続いてしましたが、それと引き換えに非常に大切な教訓を得たと思っています。
最近目にした過去の情報では、「著作権に気を付けていたにもかかわらず、他の方の著作権フリーだとの説明によりそのデザインを商業利用したら、結局それはフリーではなかったという誤情報であった」ということで大きくハンドメイド人生が変わってしまったというエピソードでした。
その著作権フリーだと偽った人物は一番悪いに決まっていますが、俯瞰して見てみると、最終的には、すべて残すところなく自分だけのオリジナルを作らなかった点が原因なのです。
他の方のアウトプットの型紙での利用はある途中の一段階にとどめるのみ、早い段階でオリジナルの型紙にステージアップされることが非常に望ましいです。
他の方に依存する部分というのはそれだけリスクがあるとも言えるのです。
では、制作のコンテンツの型紙なども同じことではないのか。。ということに関しては、いえいえ、ご安心下さいませ。
はっきりと「著作権フリー」をブログ記事にまで謳っているわけですので、間違いなく商業利用OK、型紙もそのままコピーしても全く問題なし、それを使って製作し販売してもOKなのです。
型紙だけではなく、作り方の1からすべてのノウハウに関して全般で商業利用OKなのですから。
ここが一番のメリットかもしれませんが、技術だけを向上していくだけでなく、同時進行で販売したそのお客様のフィードバックを試みる機会が早く得られるのも、この著作権フリーの醍醐味です。
訓練の期間などにもご利用いただいて技術向上の一助となればなおのこと嬉しいのです。
当然、もう自分だけのデザインではないという感覚ですし、皆様と同等にこのノウハウを利用させていただくような感覚で今後も製作に型紙を引用させていただくこともあるのです。
いずれは、自らの根こそぎ、オリジナル制作ができるようになるための前のステップとして安心な当コンテンツのご利用をお勧めします。
他の人の型紙などをフリーだとご利用いただくにしても、その人にちゃんとそのデザインが自作のオリジナルなのかをしっかり問うことが大切です。
「誰のものでもあるデザインとノウハウだが、誰のものでもない」といったニュアンスです。
まずは、ここのしっかりした認識が大切です。お願いしますね<m(__)m>。
あとがき
「著作権」は随分深いです。
現在の①-⑥にわたるシリーズも語り尽くせないほどの「著作権」の考え方にあふれています。
とはいえ、私だって完璧ではないこともあります。
悪気はなくてもうっかりということに関しては早めに気付いて改める姿勢をとり続けていきます。
たまたま自分が考案したノウハウだから「著作権」の権利があるからこそ「著作権フリー」が堂々とできるという不思議な矛盾があるのです。
「著作権フリー」というのは、実は著作権を行使していないようで、大いに行使しているとも言える行動なのかもしれません(^-^)。