<コンテンツ制作④>皆で共有するデザインやノウハウであり、自分だけのデザインであると主張できないルールを設ける必要性【1088】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年から活動し初めました「コンテンツ制作」、ハンドメイドバッグの製作ノウハウを盛り込んだデジタルのダウンロード型ソフト作りです。

思いのほか単純なものではなく、いくつかの「著作権」についてのご説明を事前にまとめる必要性を大きく感じました。

そこで、ソフト内には綴り切れないノウハウ以前のことについてをシリーズの①-⑥でそれぞれブログ記事に投稿しまして、購入前の心得のようなニュアンスでお話させていただいております。

このたびは④、ここではみんなで共有するスタイルである以上、自分だけの独占にはできないということをお伝えします。

それこそが共有の裏返しでもありまして、独創的に製作していきたいこととは対極にある考え方です。

よって、誤解を解き、シンプルにゼロ/100のような分かりやすいご説明が必要です。

「自分ですべてを考案したもの」ではない限り「著作権フリー」というものには他の方との重複も存分にあり得ることへの覚悟とあきらめも持ってほしいということになります。

自分だけのデザインには決してなり得ないということは、picturesque(ピクチャレスク)も同じ、目指すところは独自の製作品ではなく「広がり」だ

よく考えたら当然の事なのかもしれませんが、人間誰しも自分の作ったものに誇りを持ちたいものです。

しかし、それが他の方の発信の「著作権」のあったお品だということが後に分かり、トラブルが過去にあったかのようなエピソードをネットで拝見しました。

ある時点(2019年春)から「著作権」の大切さに自ら目覚め、過去の良くない侵害のような行為は徹底的に見直し無くしてきたつもりです。

きっかけは、リメイク動画を出しまくっていた2019年春の3か月程の最中に、ふとジーンズメーカー様にお問合せのお電話をこちらからさせていただいたことがきっかけです。

どなたかから指摘されたのではなく、自分で何かが降りてくるようにふと「著作権の侵害をしていないだろうか」と気付き始めたのです。

実際にデニムのポケットのロゴ入りでポーチを作り、動画にアップしていたからです。

そのジーンズメーカー様へのお電話では、リメイクをされた側のメーカー様のお気持ちとや考え方はどんなものかをお聞きすることができました。

「大いに著作権を行使する」との表明でした。

その後、リメイクの動画アップ=著作権侵害行為だと、過去のリメイクの内容の動画とブログ等の発信をすべて削除するという決断があったのでした(40投稿ほどだったかと)。

あれ以来、YouTuber的道筋は望めなくなり長い間数字の面での停滞期が依然として続いてしましたが、それと引き換えに非常に大切な教訓を得たと思っています。

最近目にした過去の情報では、「著作権に気を付けていたにもかかわらず、他の方の著作権フリーだとの説明によりそのデザインを商業利用したら、結局それはフリーではなかったという誤情報であった」ということで大きくハンドメイド人生が変わってしまったというエピソードでした。

その著作権フリーだと偽った人物は一番悪いに決まっていますが、俯瞰して見てみると、最終的には、すべて残すところなく自分だけのオリジナルを作らなかった点が原因なのです。

他の方のアウトプットの型紙での利用はある途中の一段階にとどめるのみ、早い段階でオリジナルの型紙にステージアップされることが非常に望ましいです。

他の方に依存する部分というのはそれだけリスクがあるとも言えるのです。

では、制作のコンテンツの型紙なども同じことではないのか。。ということに関しては、いえいえ、ご安心下さいませ。

はっきりと「著作権フリー」をブログ記事にまで謳っているわけですので、間違いなく商業利用OK、型紙もそのままコピーしても全く問題なし、それを使って製作し販売してもOKなのです。

型紙だけではなく、作り方の1からすべてのノウハウに関して全般で商業利用OKなのですから。

ここが一番のメリットかもしれませんが、技術だけを向上していくだけでなく、同時進行で販売したそのお客様のフィードバックを試みる機会が早く得られるのも、この著作権フリーの醍醐味です。

訓練の期間などにもご利用いただいて技術向上の一助となればなおのこと嬉しいのです。

当然、もう自分だけのデザインではないという感覚ですし、皆様と同等にこのノウハウを利用させていただくような感覚で今後も製作に型紙を引用させていただくこともあるのです。

いずれは、自らの根こそぎ、オリジナル制作ができるようになるための前のステップとして安心な当コンテンツのご利用をお勧めします。

他の人の型紙などをフリーだとご利用いただくにしても、その人にちゃんとそのデザインが自作のオリジナルなのかをしっかり問うことが大切です。

「誰のものでもあるデザインとノウハウだが、誰のものでもない」といったニュアンスです。

まずは、ここのしっかりした認識が大切です。お願いしますね<m(__)m>。

あとがき

「著作権」は随分深いです。

現在の①-⑥にわたるシリーズも語り尽くせないほどの「著作権」の考え方にあふれています。

とはいえ、私だって完璧ではないこともあります。

悪気はなくてもうっかりということに関しては早めに気付いて改める姿勢をとり続けていきます。

たまたま自分が考案したノウハウだから「著作権」の権利があるからこそ「著作権フリー」が堂々とできるという不思議な矛盾があるのです。

「著作権フリー」というのは、実は著作権を行使していないようで、大いに行使しているとも言える行動なのかもしれません(^-^)。

<コンテンツ制作③>著作権フリーコンテンツ商業利用の材料である生地の著作権は生地メーカー様にあることをお忘れなく【1086】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「切餅」というデザインのハンドメイドバッグの作り方のノウハウをじっくりと解説、型紙作りからバッグ完成までのやり方やコツがぎっしり詰まったコンテンツをデジタルのダウンロード型で販売していく計画を立てました。

こういったスタイルのコンテンツは現在はちょっと馴染みがないものかもしれません。

型紙そのものの購入だとか、YouTubeなどで作り方を学ぶことなどはご経験があるかもしれません。

ただ、YouTubeのみではじっくりとすべてをお伝えし切れないことをこれまでの1,000以上の投稿で感じているという事実。

有料ながら、その価値は大きく、「商業利用が可能な著作権フリー」にしてあるところが特に際立つ特徴になります。

こちらのご検討になるよう、事前にコンセプトや「著作権」についてのご説明が多々必要だと判断。

よく言われているのがハンドメイド界が特に「著作権」の認識に甘いと言われています。

気軽に、お洋服をリメイクできてしまう身近な存在である裁縫ですが、そのお洋服自体が元はどこかの誰かが考案したデザインで作られたお品。

手軽にその出来上がりを許可も得ずに拝借して商業利用することのイメージは、冷静に考えたら、いやはや随分と図々しいことをしているとも考えられるのです。

その図々しいだけでは済まないのが、訴えられることもあるということです。

「著作権フリー」だからこその生じる可能性のある問題を事前に予想してみて、その防止策として何をしておくべきなのかをコンテンツ制作者自ら責任を持って考えるのが「ルール作り」だと思います。

このたびは、①-⑥のシリーズでお届けする③、材料である生地のプリント柄などにも著作権が既に存在しているので、生地の「著作権」のことも調べてから商業利用可能な生地に選定して商業利用するべきであるということを解説したいと思います。

1つの商品は著作権多数の集まりであるという実態を知るすることからのスタートで冷静にそれぞれの著作権を把握する

例えば、制作ということでいうと、映画はたくさんの「著作権」の集まりではないでしょうか。

映画はチケット代によって上がる収益を映画制作会社様を始め、その活動にかかわった人及び会社へ分配されるということでしょう。

いろんな出来上がりの商品を引用することで、その細かい1点1点の商品が商業利用可能なものか、もしくは、対価を払って、ロイヤリティのような著作権料の支払いによって利用させてもらう音楽などもあるかと思います。

そうしないと音楽専門の事業の人も提供している利益を得るべきですので、よく考えれば、当然の事なのです。

この「切餅」というエコバッグは単純な材料で、生地と糸だけで作りました。

糸は、附属品に当たりますが、ほぼ「著作権」ある糸というのは無いと思います。

デザイン性のある特殊な糸となれば、それは分かりませんので、附属品であってももしかしてあるのかもしれませんし、イラスト中心のワッペンなどは附属品でも「著作権」が存在すると思います。

お億は生地のプリント柄です、やはり。

こうして撮影して見本サンプルをモデルとして作ったその生地も、もし、キャラクター生地で作ったとしたら、それこそ、この写真投稿の時点でアウトなのです。

商業としているコンテンツ販売に許可なく盛り込んでいることになってしまうからです。

どれだけ「著作権フリー」のコンテンツをご提供したところで、製作の材料それ自体が「著作権フリー」でなければ、そのできあがったお品自体は商業利用不可ということになるので十分に全体を俯瞰しながら、お気を付けいただきたいと思うのです。

一部でもそういったフリーではない部分がある商品は、「著作権」を有する部分に負けますので、いかに「著作権」というものが強い効力であるのかが分かります。

「著作権」のある生地をこのフリーコンテンツに当てはめて利用する場合は、自分使いに限定されます。

まとめますと、材料は、その材料1つ1つのの製造業者様の「著作権」に従っていただくということです。

この「著作権フリー」の範囲は材料にまでは及ばないということになります。

どうぞ、ここを勘違いしないよう、それぞれの「著作権」が複数あるのだという認識でくれぐれもお願いします。

洋服の既製品を裁断した布地の利用の仕方も当然不可、最終的には調べれば明らかになることです。

リメイク生地の引用に関しては100%不可という考え方を基本にお願いします。

あとがき

「著作権」は結構深くタイトなのです。

しかし、単純にはそれを作った製造者へ商業利用して良いかを聞いてOKをもらえばよいのです(ほとんどの割合で断られますが)。

対価をお支払いしての利用であれば、そこは話し合いの元OKになることもあるのでしょうが、現実としてはほぼ禁止だと思います。

一人一人にそのような契約をしている細かい作業を生地メーカー様もできないと思いますし。

「著作権フリー」の方が、「著作権行使」よりも何か、気持ちが嬉しくすがすがしいです。

もとは、リメイクを商業利用したいなあと思ってきましたが、「著作権」にどうしても阻まれました。

「リメイクの件はまだ先の夢としておいて、とりあえず自分が自らデザインを著作権無料にしなよ」という心の声からが始まりです。

他人様のことばかり目が行きがちですが、自分はどうなのかをあらためて見つめてみると、結構同じことを自分がやっていたりするものです。

まずは、自らが「手放す」というところがスタートとなっていったのでした(^-^)。

<コンテンツ制作②>コンテンツ内に存在する複数の別々の「著作権」の存在の把握、「フリー」はデザイン含むノウハウに対してのみが最大限【1084】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

①-⑥に渡るシリーズでお伝えしますのは、「ハンドメイドバッグ製作ノウハウのデジタルコンテンツ制作」を事業活動として行うにあたり、誤解やトラブルを決して生まない最善の状態を見据えたご説明です。

コンテンツ物は、「著作権」の理解が一番大切と言っても過言ではない複雑さもあり、とは言え最も分かりやすいスタンスをとったつもりです。

重要なことなので最初にお伝えしておきたいのは、できる精一杯の「完全フリー」をするにしても、材料である生地にも生地メーカー様の著作権があり、それは順守していただく必要があり、生地メーカー様側も著作権を行使されるケースがあるという事前の理解です。

自ら生み出す部分はバッグを作る中では、「デザイン」「型紙」「ノウハウ全般」を自由に商業利用して良いというスタンスですので、とにかく自らのアウトプットに関してはすべてフリーという意味です。

ただ、コンテンツになったデジタルの状態のソフトそのものをフリーにしてしまいますと、金銭をかけてご購入して下さった方は費用を負担したのに、コピーしてそのコピー品のダウンロードで同じ内容を学んだ人はもっとお得だった、もしくは高額過ぎたなどのトラブルの元。

この部分に関しては、「コピーを禁止」する必要があるから、そうしないと秩序が乱れる懸念があるからルールに謳うのです。

このあたりは、「なんだ完全フリーではないじゃないか」と誤解をされませぬよう、事前にお伝えしておきたいことの1つです。

とはいえ、なかなか自分で考案のアイデアや手法や型紙をフリーにすることさえされることは少ないので、ここに長い目で見た考え方があるということを感じ取っていただけると大変嬉しいです。

「良きお品物を作る文化や姿勢が根付くように」と願ったものだからです。

「著作権」と「商標権」の違いを知る、その違いは「自明のもの」と「申し込み式」との大きな違いで区別している

●「著作権」・・・何かを製作した際にそれを作った人が有する権利(他人が決してコントロールできない著作者だけが持つ自然発生する権利)。

●「商標権」・・・ロゴや技術などを申し込んで取得する権利(「特許庁」様への出願が通り取得)。

以上、こんな風に独自の表現でまとめました。

ちなみに、「商標権」を現在1つ持っていまして、「picturesque」のブランドネームのロゴに使うために「Rマーク」付きで製作品に付けてこれまで販売してきました。

10年間有効ですが、更新しない決意をしておりまして、いずれ「商標権」を失くしていくつもりなのです。

そうしますと、過去の考え方のまま10年継続だったブランドネームを失うことで、この新しい「著作権フリー」の活動の意味と実際の行動がぴたりと合ってくることになります。

「著作権」の方は、とにかく物を作ったらその人に権利が生じるといういわゆる自明のものになりますので、製作者本の権利であるのです。

つまり、このコンテンツの対象物のバッグは、本来「著作権」があるモデルとなるのですが、それを「著作権フリーです」という自らの意志表示で、いろいろな人が自由に、パッと見で真似してもOKであり、商業利用できることにになるのです。

「著作権フリー」の場合に生じそうな問題の回避策、フリーが共有されているのかどうかを見守る役目とソフト自体のコピーの禁止の必要性

ただ、ここで更に深くあり得る状況を想像しますと、「著作権フリー」のこのバッグのデザインをご利用者様独自の「商標権」とするなどはルールとしては不可にする必要があります。

それは、このデザインが「共有型」であるからです。

言い換えれば、「みんなのデザイン・みんなのノウハウ」であるということを著作者本人が表明しているということになります。

「著作権フリーだから著作者は場外なのだ」というのも実は無責任だと思っていまして、何かトラブルが無いのかをしっかりと見守る必要は必ずあると思います。

その他、「ぱっと見の真似がOKなのに、コンテンツに対価を支払って購入する者が損をしてしまう」という考え方についてです。

その点につきましては勝負のしどころ、決して「損をしてしまった」と言わせない価値をコンテンツの中に入れ込みます。

パッと見の模倣やコピーに対しては、もともとクールなスタンスでおります。

そのようなベースの製作で果たして本当に人の心さえ動かすほどの品物が作れるのかというところに対して闘っているつもりです。

この活動の中では非常にポイントになる部分だとも思っておりますので、安心してご購入していただきたいと思いますし、コンテンツを購入した方が得をする、大きな学びがあるという結果を突き付けていくつもりです。

あとがき

この、「コンテンツ制作」の活動を通してもう1つお伝えしたい長い長い目で見た思いがあります。

それは、「互いに感謝し合う心」です。

何かのおかげで、おそらくアイデアが浮かんだわけで、人々が互いに共有し合いながら新しいことが生まれていくという仕組みを有難く思う気持ちです。

皆がそのような気持ちを持てば、著作権に対しても礼儀正しく順守をしながら、秩序が保たれるのではないかと思うからです。

とはいえ、私も完璧ではなく、間違っていたことに対しては、謝罪をし改めていかねばなりません。

皆同等に、我欲だけではなく、他人の心の内を読むということが得意な国民性が広がっていくような活動になればと思っているのです(^-^)。

<コンテンツ制作①>これまで培ったハンドメイドバッグの製作ノウハウを秘蔵せずに惜しみなくアウトプットする活動をしたい【1081】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年の目標であった、ハンドメイドバッグの作り方ノウハウが詰まったデジタルコンテンツ制作品が1点完成致しました。。と最初の投稿の2022.09.10の当ブログ記事で綴りましたが、そのおよそ2年後の2024.09.20現在ではまだ制作中に戻っています。

実は、当ブログ記事は最初の2022.09.10の投稿のものを2024.09.20にブログ記事の「手直し」の順番で綴り直しているのです。

良いタイミングでこの記事の順番が来たというものです。

早くに一歩を踏み出していたのですが、粗だらけのコンテンツの質と、今だに2024年にもなってまだ見直す箇所が出てくるのです。

いかに2022年の時点では徹底していない状態であったのかを反省する2024年現在ですが、その不徹底さに気付けて良かったと思っています。

この2年では随分ノウハウもさらに増え、もうほぼ完成型にしても良いのではないかとやっと心から思えるようになっていきています。

ということで、今後①-⑥のシリーズ化したブログ内容で、<コンテンツ制作>という副題を設け、ハンドメイドバッグ製作ノウハウのデジタルコンテンツ作りについて、コンセプトや思いを存分にアウトプットしてまいりたいと思います。

このたびの①は最初であり、主に、「なぜコンテンツ制作をしたいのか」についての理由や背景にスポットを当てて綴ってまいりたいと思います。

なぜコンテンツ制作をしたいと思ったのかは、本当の役割を見つけたから、ノウハウをおしみなくアウトプットしていきたいという決意が生まれた

いくつかのデザインごとに1本ずつノウハウにまとめたいのですが、まず最初は一重仕立てのエコバッグ型から。

現在では15年程になりますがハンドメイドバッグ製作を2007年くらいからずっと続けてまいりました。

ただ、事業主以前というのは、会社勤務をしていたので、ハンドメイドバッグ製作も多くを作ったわけではありません。

一方、事業主以降のハンドメイドバッグ製作というのは、それ以前に比べてかなりお品の質を高めていくことができました。

何といっても「本気度」が違うのであり、年数を重ねていく中での技術度の高まりも事業主以降の方がはっきりとそして迅速化している感覚です。

ただ、広まるという点では、その期間を要しても、手ごたえが一向に得られませんでした。

そして皮肉にも、技術を高め良いお品に改良するということとイコールで製作時間が余計にかかるものになっていきました。

よって、一人では何も成し遂げられない限界を感じ、それでもこの活動を続けていくにはどうしたらよいかを真剣に考え、出した答えなのです。

それは、良質なお品を作るその技術や手法を今度は他の人にお伝えしていこうという方向へシフトする決意です。

あとがき

この「広まる」ということが実現するならば、お宝のようにデザインなどを匿っていることなど何の価値もないと考えるようになりました。

かつては、今だに忍者がいて侍が町を歩く日本のイメージであった外国人様達が、今では日本の奥にある良い考え方や姿勢にまで注目してくださるようになった時代です。

外国人様が見る日本人の国民性の1つに、「良質なお品を作る器用さと精神」があり、世界に誇れる民族であると評価されるようなそんなことになれば大変素晴らしいと思っております(^-^)。

おそらくこうであろう、ハンドメイドバッグを購入したい人数もさることながら自分で作りたい人数の多さが意外に多い、ノウハウのアウトプットと共有の大切さ【1071】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ペルソナ」という言葉があり、商品を販売する時に、具体的により徹底してターゲットを突き詰める時の人物像の事を差し示しています。

ただ、ずっと疑問がありました。

ほんとにそんな風にターゲットを的確に見極められるものなのかと。

ハンドメイドバッグの製作者は、ハンドメイドバッグを購入する人が本当にターゲットなる方々なのか。。

なんとなく相容れていないような気がしてしょうがなかったのがこれまでの正直なところです。

それでも実際に購入していただいたお客様にはめぐり会えていましたので感謝致しますし、大変嬉しいことでした。

このたびは、そういった商業的な括りを越えた「全共有」を目指したい今後の望む形をここに綴りたいと思います。

「ペルソナ」なるものが分かったとも言えるのかもしれませんし、探す旅の最中のようなものなのかもしれませんが。。

生地在庫の多くを減らしたいという目標から「生地売り」をしてみて感じたこと、意外と自作する人に届きやすかったことが意味するもの

できれば、一掃、そうはいかなくても、ほぼ生地在庫の多くを年末までに消化していきたい目標がありました。

本当は、今まで集めた生地を片っ端から製作してバッグを作って販売していく予定だったのですが、時間が大きく不足。

途中7月の頭から生地販売を開始してみたのでした。

とても気に入っていた生地もありましたが、もう他の方へお譲りし、私一人では成し遂げることが出来なかった製作を他の方に委ねてみたくなったのでした。

手ごたえは、初期に早くも感じられました。

いろんな方が生地を良いと思ってご購入いただく日々。

生地在庫は、もともと非常に多く存在していまして、今の時点では年内完売は厳しそうですが、それよりも1つ分かったことがあったこと、これは非常に大きな収穫でした。

生地を購入するということは自分で作るということになります。

完成品のバッグのニーズに比べてはるかに大きいことが身に染みて分かりました。

結局、勝手にデザインした勝手な商品よりも自分で作る達成感や楽しみに対して価値をおかれているのではないだろうかと。

バッグにして販売して収益を得たいという目標を持ったプランのある人達に届いたのではないだろうか。

ここで決心を新たにしたのです、もっとはっきりと事業を「作る人向け」にシフトしていこうと。

勝手にバッグを作ることをひかえ、多くの多種多様な試みを多くの人にしていただこうと。

じゃあ今後生地を売るのかというと、そうではないのです。

現在は生地の持ち合わせがあるので、それをご提供する期間ではありますが、その時に一言コメントを添えて、活用の仕方や取り扱い方の注意点などを記しています。

これは、第一歩にすぎません。

作り方・デザイン・価値の入れ方などすべてのハンドメイドバッグに対するノウハウを多くの自作したい人に向けてご提供していく役割を担うということ。

ということで、2022年の目標としてコンテンツ販売をしようと思っていたことが、偶然の生地販売によってより一層高まり、そのニーズもあることに気づいたのでした。

今までやったことが無かったことをやってみることの素晴らしい効果を感じています。

あとがき

冒頭のペルソナのお話に当てはめるならば、「バッグを自作したい人向け」などということなのかもしれません。

しかし、そんな風に決定づけるわけでもありません。

多くの方へただノウハウをお伝えするということをひたすらやっていくということであるのみです。

そのためには、デザインやノウハウは秘蔵せずにすべてをアウトプットしながら手放していき、ご提供していくことに決めています。

ハンドメイドバッグアーティストにはなれなかった、もっと別の役割を見つけたような気がしています。

影の存在ではあるのかもしれませんが、キラキラしたスポットライトを浴びるようなことよりも自分に非常に似合っている役割です。

地道ではありますが、空っぽになるまで、これまで苦労したその難関箇所の渡り方とか、美しく仕上げるための裏に隠れた技(わざ)などを伝えていきたいと思います(^-^)。