ハンドメイドバッグのダウンロード型デジタルコンテンツの制作中の悩み【1164】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在毎日少しずつ、「共有型のハンドメイドバッグ:餅巾着」の作り方コンテンツ制作をしています。

この「餅巾着」デザインは、1つ目の「切餅」に続く2つ目のデジタルコンテンツです。

1つ目の「切餅」は全部で1時間30分くらいの尺のコンテンツ、400MB強です。

現在で半分の200MB強まだ進んでいまして、同じくらい行くのかもっとコンパクトになるかもしれません。

その代わり、時間は1時間30分以上行くかもしれません。

なかなかそこまでぴたりとそろえることは内容も違いますし、重要ではないと思っていまして、内容がいかに分かりやすく伝わるかということになります。

こうして、なかなか完成までは地道な編集やナレーションの積み重ねがありますが、その中で2つの悩みが出てきました。

仕方がないのか、解決できることなのかということなのですが、私なりに現在はどう対処しているかという対策と共にお伝えしたいと思います。

動画だらけのコンテンツにはできない

当初は、動画をくっつけるイメージで、YOUTUBEのように考えていましたが、そうでもありませんでした。

あっという間に動画は容量を増大させていきます。

1ギガ(1,024MB)まで行ってしまいますと、せっかくコンテンツになっていても、容量が圧迫してお客様のスマホやパソコンのお邪魔をしてしまうのです。

そんなコンテンツは害でしかありません。

よって、500MB以内には収めたいと思って1作目の「切餅」が400MB強(416MB)になりました。

その中に入れ込んだ動画部分は、ただの1シーンだけでした。

しかし、結構長さはゆったりととったので、1シーンが限界での完成でした。

現在制作中の2点目のコンテンツ「餅巾着」は、もっと短めの1シーンのみを入れての、現在の200MB相当で、この時点で最終段階のシーン直前を迎えています。

よって、もしかして、もう1つくらい動画のシーンを入れることができるかもしれません。

と、このように、ほとんど動画を入れ込めていないのです。

ただ、ミシンで縫う様子などは、動画も見にくいことがありまして、早く進んでしまうので、何度も見直すということに実際はなります。

そうしますと、確かに動画は具体的であり、実直さがありますが、1ショット抜き出しの写真を豊富にすることで、動画レベルの分かりやすさに近づけるように。。と思い、写真の数を豊富にして対策している現在です。

ナレーションも常に連続して入れ、字幕も入れ込んで制作しています。

ナレーションの声が編集のたびにどんどん変化してしまう

もしかして、ナレーションに関しては、よく調べれば解決できるのかもしれませんが、現在は未解決です。

長い尺の編集を一度にはできませんので、そのたびに区切りながら積み重ねています。

そうして、編集で、前の分と新しい分を少しずつくっつけながら増やしていくと、その都度入れ込んでいたナレーションの音声が変わってしまうのです。

どう変わってしまうかというと、「フー」とか「ハー」とか呼吸がやたら気になる雑音です。

これがめちゃくちゃ強調されます。

ここでお伝えしておきたいのは、マイクもノイズ除去機能の良質なマイク、そして、マイクガードももちろん当てています。

ここまでやっているのです。

ノイズ消しなどの機能を使うともっと変な風になって、他の箇所もおかしくなります。

かといって音量が小さいと聞き取れないようなものになってしまうことも実験済。

最初単独でのナレーションはいつも確認しながらで、上手くいっていますが、くっつけて、保存後再び呼び出すというような作業をしていくうちに、変わってしまうというこの変化がどこから影響したものなのかがつかめていないです。

ということで、最終手段としては、完成時にひどい部分だけをナレーションを入れ直すか、今まで入れたものを「仮のナレーション」だったとして、一度最初からその映像にしたがって一気にナレーションをやり直すかです。

そうしますと、一度っきりのしっかりとれた音声が必要なのかな。。。と。

あとがき

いやはや、なかなか時間がかかる作業でございます。

当然ながら、バッグを1点作って行くことの何倍も日数を要します。

ここで肝に銘じたいのは、急いで完成という結果を求めないことです。

本当に分かりやすく細かい部分も解説出来ているかということを必ず中心に据えてやっていきたいと思います。

最初に予想したのが、複雑で時間のかかるデザインよりもシンプルで早く出来上がるデザインからのスタートが良いと思ったこと。

これは大正解でした。

シンプルなデザインと言っても、なぜにシンプルなのか。。。ということも理由があるのでそういった考え方みたいなことも解説に入れていくことで丁寧に伝えるということも大切にしていきたいです。

2つ目のハンドメイドバッグのデジタルコンテンツ制作の前の試作品製作の裁断時点でお伝えしたいこと【1153】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、【1144】の生地で、デジタルコンテンツの2つ目の制作を決めたというお話をさせていただきました。

そして、キルトもかけていくのだということも考案に入れました。

このたび、コンテンツ用の撮影に使う生地での製作や撮影の前に、1段階ステップを踏みます。

それは、真っ黒生地で試作品を作って行くことです。

デザインは、この1度っきりの製作をしたナップサック型です。
1ツメのトート型の「切餅」とは違うデザイン。

試作品で徹底する部分は、ショルダーの長さ

この画像が大切です。

実は、この時1度っきりの製作で、その場の型紙を利用して、更に出来上がり直前に長すぎてカットした製作であったので、全体のショルダーの用尺が現在不明です。

このお品はもう嫁いでいったのです。

ショルダーは調節機能が無いものにしていき、複雑さを解消しますので、そうしますと長さが非常に重要になります。

この製作の時のエピソードとしては、一度長めにしたけれども、最終的にはカットしています。

背負った時に下に垂れ下がり過ぎた感じがあったのでもっと背中にフィットする感じに最後で変えました。

基本的には、融通性ということも大事で、巾着をめいっぱい広げた時の長さは最低限必要で、そこから横に巾着ひもがどれくらい飛び出すのが全体の背負う時のバランスのすっきりとした見かけになるのかが上手い調整のポイントだと思っています。

余裕を見過ぎても結局は背負った時にだらりと下がり過ぎるのです。

よって、このサンプル製作の中では、一番のポイントは、巾着紐/ショルダーの長さの徹底ということになります。

裁断して接着芯を貼った状態の試作品。喪服っぽい黒生地だけで試作品を作って行きます。この一番上の裁断パーツがショルダー。現在130cmに設定しました。この130cmの型紙が変更を必要とするものなのかどうか、製作して出来上がり直前で確かめてみることになります。

その他は、表地にソフト厚芯を当てた、3cmのダイヤキルトをかけていきます。

これも、このような広いパーツに3cmのダイヤキルトをかけることが初の作業になりますので、そこそこ手間と時間がかかります。

過去の昭和時代などのナップサックはマチの無いタイプが多かったと記憶していますが、マチを十分にとって、小ぶりな使いやすいナップサックになることで、前衛的なナップサックの雰囲気を作って行きたいと思っています(^-^)。

あとがき

こんな感じで、これまでの、自身で考案したデザインを販売していくというやり方を改め、とことん研究した良い状態に行き着いたデザインのみを厳選して共有型のハンドメイドバッグのコンテンツに制作していくという点が、「自分だけの製作のその先」のような経路ができることになります。

せっかく作った宝のようなデザインをみんなで共有して使っていくという新たなルートなのです。

これがなかなか普通は、心理的にはできないことです。

特に自身のハンドメイドバッグの売れ行きが良い人はためらうことだと思います。

そんな風に売れ行きが満足できるものではなかった私であったからこそ、こういった方向へ行けました。

なかなか普通はそんな気持ちにならないものです。

しかし、そういった気持ちになったことを大切にしています。

こう思ったことに運命のようなものを感じています。

特に自分が主役でなくても、過去の工夫や苦労の証は、そのコンテンツの内容に反映されています。

デザインと手法だけが広まっていければというたった1つのシンプルなひっそりとした目標に向かっていきます(^-^)。