まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在、ここ3年間にストックし続けてきましたはぎれを一掃し、パッチワークシートに仕立ててナップサックを4点作るという製作を進めています。
同時4点進行中で、現在はパッチワークシート製作中にあります。
4点共裏地もパッチワーク、おそらくこのようなナップサックは世の中には滅多に無いでしょう、レア感を感じていただけると思います。
パッチワークの配置とどんな表地と裏地に組み合わせるのかということまでが決定済み。
その後はひたすら製作してくという段階に入りました。
パッチワークシート作りに一番時間がかかります、シート完成後は結構進捗度が増していくと思います。
試作品として、ダイヤキルトをかけたものは製作済ですので、キルトに類似なのだけれど非なるパッチワークで作るとどんな感じになるのかも楽しみです。
そんなパッチワークシート作りの中で、「悩み」が生まれることがあります。
それは、多種の生地の性質の違いによることもある1mm程度のずれです。
ハギ目が美しく十文字になるような工夫をしても、それでもずれてしまう場合、そのまま続行、続きのハギ目の両サイドステッチでカバー・フォローしていくやり方をご提案したいと思います。
Q:どうしてもハギ目が十文字につながらない時どうすれば?、A:表からかける仕上げのステッチを生地になじむ色の糸で十文字ステッチになるように意識するのです
ここまでの進捗度で思うことは、そもそもパッチワークの裁断こそがミリ単位で正確に行うことがベース。
特に、このたびの企画が、パッチワークパーツの枚数が豊富で、できるだけ大きなサイズの物を作るというテーマで行っていますので、パーツの数が多ければ多いほど「ずれ」が起こりやすいのです。
最初の裁断の1mmの誤差が、その後2mmくらいになっていくことも。。
そう考えると、まずは裁断の正確さがポイントとなります。
ただ、それをしても生地同士の性質の違いで少し横に伸びればずれるのです。
よって、対策しても起こってしまったずれは一度受け止めます。
そうした前段階で工夫してきても、それでもハギ目がずれてしまった時の対策をお伝えしたいと思います。
このたびは十文字が2mmくらいずれた例、その対処方法を最後に表からするステッチでカバーするということにしました。
そして、表からのステッチ自体の幅を統一することでこのハギ目が目立たなくなるのです。
目に映るアクセントは、ハギ目よりもステッチなのですから。。
馴染む白糸ですので、目線はステッチに焦点が当てられます。
あとがき
一番良いのは、完璧に十文字のハギ目ができることですが、それがずれることもあるのがハンドメイドということでしょう。
しかし、ずれがどの箇所にも起こっているような生地として販売されているパッチワークは、見たところ大変カジュアルなものです。
おそらく機械で組み立てられたものだと予想しますが、ハンドメイドの良い所は、ずれやすいことと同時に、ピッタリにも徹底できることだとも言えるのです。
ずれた箇所はできるだけミニマムにとどめたいものですが、対策した上でもずれた場合は、この度のような工夫で事なきを得るような方向へ運んでいってみてくださいませ。
パッチワークをお仕立てする方を心より応援したいと思います(^-^)。