まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
シルバージュエリーの魅力は、その装飾性が豊かな事。
有名なのはやはりイギリス製。
925ジュエリーのカジュアルなイメージとは違ったエレガントさがあるのもイギリス製が教えてくれる新しいテイストなのです。
このたびは、現在では廃止してしまいましたが、かつて「本物志向のレンタルジュエリー」にもラインナップがあったシルバー925ジュエリーの組み合わせ自由な、まるでお洋服着回しみたいな形式でそのお品物をご紹介したいと思います。
そして、動きのあるアクティブなシーンや遠出などのケースにはとても気がかりな高級ジュエリーをひかえ、代わりに気軽に装えるシルバージュエリーの出番が増えるきっかけになればと思っております。
1894年製も含むイギリスアンティークペンダントなども楽しめるシルバージュエリー10数点
この中で正真正銘のアンティークは、ベル型の1894年製です。
左上のペンダントはイギリス製のオニキスですがどのくらい前のものかは不明です。
楕円の「形」のリンクで、ブレスはピンクのインカローズ(右から2番目)と相性が良い、リングは一番左のボタニカルな柄入りが相性が良いです。
こんな風に組み合わせしやすいように共通の形を主に工夫しました。
あまり相性が無いものは入れても出番がないので、とにかくすべてが平均的に出番があるようにと願いながらのコレクションです。
チェーンは、アレルギー対策として、ステンレス製のあずきチェーン、チェーンのみで80cm。
トップのサイズは、バチカン含まず、40mmx30mm、チェーンはステンレス製の喜平チェーンの74cm。
チェーンはステンレス製のフィガロ―チェーン90cm。
すべてのオパールの表情が違うところがこのブレスレットの魅力です。
オパールも部分的にカラーが違ったり、そもそもその1塊ずつの鉱物から別物のような違いがあることがユニークです。
インカローズはほとんどがカジュアルに作られているので、こうして透かしの装飾がエレガントなものは希少。
お花柄のワンピースなどにも合わせられそうなところがとても良いと思ったのでした。
よく見て下さいませ、間に細かいツイストパーツが入っていますね。あれが、3.5mm程度でしょうか、コンスタントに入ることで長さが延長され、元あったカジュアルなアジャスターを外しました。
なぜ、イギリス製にシルバー925ジュエリーが豊富なのかは、遠く古(いにしえ)のしきたりにある
かつて、王国貴族の繁栄の時代から、キッチン・インテリア品の分野では、銀製の食器や小物が栄えました。
そうした銀を愛でる文化が、庶民への「トリクルダウン」のような形で広まり、長い間シルバージュエリーこそが文化の1つに溶け込むような形に定着したというような流れ。
この文化がイギリス以外の国では根付いていないことで独自の個性のようなものにもなっているから今でも輸入品の1つとして、「アンティークシルバージュエリーと言えばイギリス製が豊富」ということになっていると思います。
すごく素敵なのは、地金の中では普遍的なシルバー素材でありながら、装飾がエレガントで美しい数々のお品が見られること、今でも、かなり昔のアンティーク物が残っている事実です。
あとがき
別の記事の【701】では、ブレスレットのアレンジについて綴らせていただいておりまして、元の作りへの満足のいっていなかった長さの調節をした記録をご覧になることができます。
安定したエレガントさのためには、アジャスターではなく、フルに腕の周りをしっとりと囲む長さになるために間にパーツを入れていきました。
そうした細かい部分で随分雰囲気が変わるものです。
イギリス製のシルバージュエリーは、他国の私達がカジュアルに受け止めているシルバージュエリーに対して違うテイストを吹き込んでくれるような気がします(^-^)。