カノコ素材はポロシャツだけじゃなかった、イメージとギャップのある素材をユニークに使ってみたメンズライクなコスメケース3点セット【247】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最近新聞の記事でこんなことを発見。

男性用の化粧水や乳液をなんと「酒蔵業者」様が開発したり、「美容業界」発も男性コスメがいよいよ活発になってきた様子。

ここ近年、お化粧の入り口とも言える、化粧水や乳液の男性の売り上げが年々増加しているとのこと。

このたびは、コスメケース3点セットをポロシャツの素材のイメージがある「かのこ」の黒白ボーダーで作ってみました。

バッグと何ら変わらぬ仕様で丁寧に仕上げていく製作方法

<表地>カノコボーダーニット、ポリエステエル/55%、綿/45%、日本製。
<裏地>生地名不明、綿/100%、日本製。本来ストライプですが、横向きにボーダー柄に使います。

カノコ素材は決まってポロシャツのイメージなので、小さいポーチになっている意外性があって面白いかもしれません。

裏地の素材は縄のような先染めボーダーが素敵な生地。

本来ストライプの向きですが、横向きにボーダーにして表地に柄をそろえて使いました。

<コスメケース3点セット>一番下から時計回りに、ファンデーションケース(サイズ:縦6cmx横8cmxマチ2cm)、ペンシルケース(サイズ:縦3.5cmx横15cmxマチ無し)、シャドウケース(サイズ:縦5cmx横7.5cmxマチ無し)
一番左のファンデーションケースのみマチを作っています。その他はふんわり感で自然にできたマチです。

裏地があることで、接着芯だけ貼っても少し立体感が生まれます。

これが一重仕立てとの大きな差です。

「ふんわり」というやや抽象的な見た目は、物理的に生まれてくることもあるのです。

特にこうした小さなアイテムでは余計にそのことが顕著。

余計な内蔵物を入れなくても最低限の材料で立体的なお品が製作できる素晴らしさを発見しました。

あとがき

今回の生地がややメンズライクだったので、この経験がメンズ向けの製作のヒントになると良いです。

全くこのサイズ感にははまらないかもしれないので、どんなアイテムを入れるのかということも重要です。

まだまだ多くがメンズのコスメは化粧水と乳液あたりだと思いますので、もっとサイズが大きくないといけないので、対応できておりません。

それにしても、いよいよ男性も化粧品を使用するというところへ来たのですね。

本来男性の方が「マメ」だと思いますので、拘り始めると深堀りが起きそうですね。

現在はあまり作られていないメンズ分野のこうしたたぐいのケース。

まずは、ハイブランドのポーチなどをお探しになるのではないかと思います。

一方で、自由自在にサイズを改良できるちっぽけなハンドメイド製作者ができることは、目的に合ったジャストフィットなサイズ感が可能なことです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク