ネックラインを美しいV字で飾る、気持ちが良いほどのベビーパール三昧な真珠ジュエリーセット【415】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の記事【413】では、5連になったベビー淡水真珠が際立つ小粒ジュエリー3点セットをご紹介致しました。

このたびも、同じベビーパールばかりを集めた3点セットをご紹介致しますが、これまた違ったテイストであり、V字のスタイリッシュなモデルのネックレスから始まります。

同じベビーパールでも表現の違いによって楽しめる複数を、細かい違いを感じ取りながら別の3点にまとめてご提案致します。

この度のキーポイントは、「幅広・編み込み」です。

淡水真珠とあこや真珠がアイテムごとに分かれますが、本来差が付けられているはずの2者にそれほどの違いは無いのではないかとまやかされるほどの素敵な作りです。

是非ご覧くださいませ。

編み込みやパネルに配列されたベビーパールジュエリーのしとやかさをたたえた3点セット

〇ネックレス:俵型の縦長の淡水真珠が立てて編み込まれ、正面からは真ん丸に映る仕立てのV字型。46cm。
〇ブレスレット:ベビーパールのあこや真珠の編み込みブレス。粒はおよそ3mm程度。スクエアなクラスプ。

あこやが複数使用されている点から見ますと、まずお品物のレベルは高いと言えます。

〇リング:シルバー925台の1粒3mm程度の ベビーあこや真珠がぎっしりと詰め込まれたパネルタイプ。12.5号。

このリングはレアです、球場のライトみたい♪。

3点セット:遠目では見事に調和。幅広であることや小粒が整然としていて上品な装いに向きます。

こうして最もふさわしい組み合わせだというところに行き着いた渾身のセットを組むことは、1つずつのアイテムの自然と人への感謝と敬意が込められています。

あとがき

YouTube動画内のリングがこの記事と違いますが、その後の見直しで、ブログ記事の方が改良後と思っていただければ。。と思います。

前口の横一文字のベビーパールリングを、その他の幅広アイテムに足並みをそろえ、こちらも幅広に映るように徹底的にそろえたパネルリングに変更したところが改良後の効果であり、完成型となりました。

こうして、時には改良しながら渾身の1セットを目指す方向へ向かっていきました。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、その後真珠類は全面廃止に至りまして、この度の投稿も過去のラインナップの記録のみとなってしまいました。

廃止の理由も実は「レベルアップ」。

当時の真珠類が並ぶ時代のレベルを高めたものの、「ジュエリー」として見た時に、とても厳しい目で見直し、18金やプラチナの地金と宝石でできた「本物ジュエリー」に対しては同じようには並ばないと判断しました。

これも時代の流れ。

真珠に対する価値観のようなものを自分なりにちゃんと感じ取った結果でした。

この厳しい目というのは、ユーザー様からのフィードバックに他なりません。

とは言え、今でも変わらず大の真珠好きなのですから。。

それでも本物のジュエリーを追求した結果はレンタルにおいては、「18金やプラチナ+宝石」に行き着きました。

そうしたレベルアップの改良をとことんしてまいりました「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

危険な香漂い頻繁には使うべきではないが。。マーカサイトや細工が緻密な925ジュエリー洗浄液たった5秒の出番【152】

アイキャッチ画像152

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

地金の中でも一番短い年月で色が変化してしまう、「sterling silver:スターリングシルバー」通称925。

大切にジュエリーボックスの中に保管していただけなのにどんどん色が黒ずんでゆきます。

これは、天然の銀特有の現象で、空気中に含まれる硫黄とジュエリーの銀の反応により「硫化」という化学反応が起こり、身に着けていなくても保管しておくだけで変色してしまうという厄介な性質があるため。

数年そのままの保管で、はや銀製ではないとも思うほどの真っ黒になった経験も。。

洗浄前のシルバー925製のジュエリー:かなり黒ずんできています。どれも彫が緻密で布磨きの限界を感じます。

このたびは、そんな悲運の925を受け入れながら、しっかりと925の黒ずみを落とし切りたい場合に有効なある強力な液を実践と共にご紹介したいと思います。

マーカサイトや緻密な透かしジュエリーの見違えるようなお手入れに有効、ものの5秒以内に劇的変化のクリーニング液

漬け込みを忘れてほったらかしなどというお洗濯とはわけが違うということをまずはお伝えしたいと思います。

短い秒単位で素早く行う慎重かつ集中力が大切な作業となりますことを肝に銘じてご利用よろしくお願いします。

クリーニング液:後で名前や全体像をご紹介しますが、内部に「ザル」が設置され使い易く考えられたもの。

非常に化学的ないかにも危険な匂いと共に緊張感が走ります。

洗浄作業イメージ:新聞紙を敷きながら。バーの持ち上げは附随のピンセットあり。個人的嗜好で私物のペンチ。
作業手順(左上から時計回りに):ザルに対象ジュエリーを設置、バーをペンチで下げ液に5秒以内浸します。

ものすごい威力なので、3秒で十分、後の2秒は上げ下げの時間と水道まで持っていく秒数に充てるべきであると判断。

引き揚げたら、素早くお水で綺麗に液を洗い流すことも5秒ルール内、部分的に液が付いているからです。

クリーニング後の姿:ここまで緻密な透かしリングも白く輝き生まれ変わったような姿になりました。
使用のクリーニング液:「東急ハンズ」様で購入。「CONNOISSEURS:コノシュアー」。蓋に有効期限1年後を記載。

考えてもみてください、ここまで強力な液がこの容器をもいずれ打ち破る威力を持っていることが否めません。

説明書の1年間の有効の意味は、この容器の耐久性もあるのです。

ほったらかして、数年後に容器を突き破り、外へ液がはみ出し他の大切な品物に影響を与えませぬよう、しっかりと管理してお使いくださればと。

あとは、頻繁に使用するものではないということ、平らなフォルムのジュエリーならば、布磨きが素材自体に優しいと考えます。

あとがき

ジュエリーの中ではシルバー925は一番お手入れの頻度が多く管理が大変な地金であると思いました。

一方で、銀製の魅力として、地金の自由度(金やプラチナに比べ1000度以下という比較的低めの温度で解ける性質)が数々の美しいデザインを豊かにする可能性を秘めると解釈しています。

素敵な細工に魅せられシルバー925ジュエリーを手された際に、その後のお手入れも必ず伴うという「管理面」もイメージしてジュエリーご購入をご検討されますよう。

そして、最も相性ある素敵なジュエリーとの出会いにたどり着いていかれますよう(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク