バイカーの皆様への伝言、クラッチの切り替え、踏み込みすべてに対して、かかとの高さがぺたんこのレザーブーツが一番安全です【268】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前アメリカンバイクに14年程乗っていました。

アメリカンバイカー様はファッションもウエスタン調にあれこれ考えたいところだと思うのですが、1つブーツに関しては強くお伝えしたいことがあります。

それは「ウエスタンブーツ厳禁」ということ。

アメリカンバイクなのにウエスタンブーツがはけないなんて。。

と思われるかもしれませんが、このたびのお話で今一度靴に関してはヒールのあるものを見直していただきたいと思います。

ウエスタンブーツはヒールのあるブーツです。

このヒールとバイクのペダルの関係は「感触」ですので、乗った者だけが知るペダルの踏み心地なのでございます。

バイクとレザーブーツはマスト、スニーカーではかなり甲が痛いので長時間乗れない

バイク乗りは、やはりブーツをはくことが多いですが、ファッションとしてだけでなく、現実的な足を守る「機能」がレザーには感じられます。

街乗りだとスニーカーの人も見かけます。

ただ、スニーカーだと、ギアチェンジの時に甲が痛いです。

乗り始めの頃、よく分からず、今まで持っていたスニーカーの「コンバース」の布地のぺたんこのタイプをはいていました。

しかし、ギアチェンジの時に、バイクにもよるのでしょうが、アメリカンなのでそこそこ重く硬めで力が要ります。

そうすると、何度かのギアチェンジで甲が痛くなってしまうのです。

そこで、甲の部分が硬い本革ブーツを探すことにしました。

何度目かに見つけたサイドゴアブーツが最強だった

近場の移動が多い乗り方でしたので、「本格的なバイク用のブーツでなくてもいいや」ということで、おしゃれ系のファッションブランドのショートブーツ、普段着にもはけるぐらいのブーツを探していました。

バイク用だと、「トニーラマ」などのウエスタンスタイルがかっこよかったりするのですが、かかとにヒールが結構な高さであるのがウエスタンブーツです。

これが、バイクのギアチェンジに支障をきたすとつくづく感じました。

ファッション的には、アメリカンバイクにはベストマッチなブーツですが、実際に乗るには、安全ではないと感じています。

いろいろ、ファッション系のブーツもあれこれ試しながらなかなか安全に乗れる良い感触のものを探しました。

そして、結果、バイクを降りるまでその後長年定着したのがこのブーツでした。「サイドゴアブーツ」です↓。

サイドゴアブーツ(黒):ランド名:「GIGI:ジジ」、イタリア製。ヒールがすっきり水平です。

これはどちらかというとバイク用というわけではなくファッション系のショートブーツとして売られていました。

これぞベストマッチといったはき心地と着脱のしやすさである「サイドゴア」というモデル自体が便利なデザインなのでした。

古着の中で見つけたものなので、別のサイドゴアモデルもおそらく今でも見つかると思います。

<このショートブーツのメリット>

・ヒールがわずかでぺたんこに近いので、足を地面に付けやすい

・レザーの甲の部分がしっかりしていてギアチェンジがスムーズ

・サイドゴアのデザインでひもなどがないので、着脱がスムーズ

・革がごわごわしていないので、心地よいはき心地で、真夏も通気性がある程度ある

こんな点が、ずっとバイク乗車時にはいてきて感じた良さでした。

まったく、同じものは見つからないかもしれませんが、サイドゴアが便利であることは、間違いないでしょう。

また、ロングより、ハーフであること、そして、やはりポイントはギアチェンジで接触する甲部分の作りの硬さですね。

お洒落ブーツではあまり確かめることがない甲の部分の頑強さを手で触ってチェックされてはいかがでしょうか。

バイク用としては。とても重要な部分になります。

何もバイク屋さんで本格的なバイク用のブーツを探さなくてもファッション小物としての靴売り場から探せばよいのです。

もう1点根本的に注意したいのは、普通の洋服のブーツの中からチョイスする場合に、裏がすべるのは、バイカーとしては危険ですのでそこは注意です。

アメリカンの場合、足が地面に付くが故に自身の足ブレーキも頻繁にありますから、そんな時に、すべり留めになっている仕様のブーツが絶対良いのです。

黒いブーツのお手入れ、これ1本で足りています、「コロンブス」社の「ナイトリキッド」

アメリカンタイプのバイクライダーさんのオールシーズンブーツはこれだ
「コロンブス」社の「ナイトリキッド」という靴クリーム(黒)。

有名なので、知っていらっしゃるかもしれません。

これ1本で、

・汚れ落とし

・補色

・仕上げのツヤ出し

この3ステップをみごとに行ってくれます。

パンプスにもこれを使用しておりまして、延長でこのサイドゴアブーツにも使用していました。

塗りがいがあるというか、とてもスムーズに手早くお手入れができます。

あとがき

サイドゴアはブームな年もありましたが、常に変わらない定番デザインとしてずっとあるものだと思います。

サイドゴアのショートブーツ、是非バイクライフに取り入れてみてくださいませ。

なんといってもオールシーズンはけるという点もすっきりしていて良いです。

甲のしわが、ギアの部分でない、右側でもかなり出ています。

そう考えると、それほど高価なものはもったいないと思うので、革の作りさえ、良質でしっかりしたものであれば、有名ブランドである必要もないと思います。

どの道ギアチェンジでしわができるのですから。

その甲の「しわ」こそが、「そのブーツの持ち主がバイカーであることを伝えるメッセージ」なのです。

バイカーのブーツはとてもロマンチックなアイテムなのです(^-^)。

picturesque

男っぽさの中にキラリと光るエレガントさの表現、バイク女子必見のアメリカンバイク街乗り季節別コーデ【145】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前2004年-2018年までの14年くらいの間ですが、会社勤めのオフの趣味でバイクを持っていました。

女性には安全な足がぴったりと地面に付くアメリカンタイプ。

バイクは風を切るので、普段の服装より季節が少し前後することが実際にバイク乗りをした経験からの服装のとりあえずの大きなポイントです。

よりスピーディーに走る前かがみのバイクだったり、安定したゆっくり走るバイクだったりとバイクの種類によっても少し変わってくるかもしれませんので、今回は、私が乗っていたタイプの「アメリカンで街乗り」限定でお話させていただきたいと思います。

まず、おしゃれ以前にバイク乗りの誰もが注意したい服装に関する注意点

アメリカンのバイク:レブル250cc。購入は2004年に国道1号線沿いの中古車販売店の「フラットパイン」様。
社長様、店長様、美人従業員様には大変良くしていただきました<m(__)m>。

これ、私が乗っていたバイクです。レブルというアメリカンタイプです。

あまりメジャーではないかと思われがちな「レブル」ですが、実は乗った人の数はアメリカンタイプではダントツとのこと。

バイクを中古品の5,000kmだけのお品だったことがその後の見通しがあると決めたこと、バイク屋さんが大変良い印象であったことでこのお店で購入を決めたのです。

最初の1年は友人とツーリングをして、隣の県くらいの範囲での1日の範囲のプチ遠乗りでした。

その後の10年以上は、週一くらいで、短時間だけ街乗りオンリーで乗っていきました。

たまに少し8kmくらいの郊外の場所へのお買い物に便利であることを活かしたり、実家への帰省で利用したりでした。

バイクというのは、乗った後結構体力を使っているのです。

帰宅後、とても疲れて眠くなります。

さて、服装について書いていきたいと思います。

たまに、道路を走っていて見かけますのが、真夏の暑い日に半袖のTシャツでバイクに乗っている方がいらっしゃいます。

これは、かなり危ないと言われています。

バイクに乗る場合は、暑い夏でも半袖の上に厚手の上着を着ないといけないと思います。

なぜかというと、万が一があるので、すべって転んだ時に肌が剥き出しは、たいしたことない転び方でも、けががひどくなってしまう場合があるので、腕は決して出さない方がいいです。

ましてや短パンは厳禁といってよいでしょうね。見ているだけでハラハラします。

それよりも、暑いのを我慢した方がとても安全です。

なので、全身を覆うようなイメージで服装をコーデすることが、安全の意味では、第一のポイントであるといえます。

だからといって、ライダースーツほどのものでなくても、そこそこ厚みのある素材の服装であれば、街乗りでは安全性を確保できると思います。

すべての季節のコーデを取りそろえたミニマムなバイク乗りコーデ

では、4シーズンにおいて、季節ごとに、私がコーデを分けていた、というか分けざるを得なかったという実際には3種をご参考にしていただけたらと思います。

あれもこれもではなく、1セットずつだけを持ち備えたものになります。

まず、夏からです。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:夏

炎天下の真夏でも、このスタイルです。半袖の上にもジージャンを前ボタンを閉めて乗るところも重要です。

これ以上の薄着はありません。

それぐらい、安全を第一としていますので、我慢しての着用とはなりますが、これで、全季節の中では一番の薄着になります。

なので、工夫としてエンポリオアルマーニのロゴ刺繍入りtシャツの黒色は、レーヨ/95%、ポリウレタン/5%の素材のとても涼しく、さらっとした気持ちよい肌触りのお品です。

Gジャンは、リーバイスのインディゴブルー色、そしてボトムのジーンズはリーバイス501。

Gジャンのインディゴと、ジーンズのインディゴの色はだいたい同じ程度に落ちているのを合わせて、上から下までスーツみたいに1つのラインになるのがとても粋であり、ライダーらしさが出ます。

Gジャンは結構ショート丈ですが、なるべく上着の丈も安全には長めの方が本当はお勧めです。

やはり滑って転んだ時のことを考えると、覆っている部分が多い方がよいからです。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:春、秋

春と秋が、同じコーデです。

夏が終わり、9月くらいに少し涼しくなると、バイクファッションとしては、もう秋の服装でなければ夕方だと寒いことが出てきます。

よって、一般的な外出の服装よりも少し早めに衣替えをしています。

細かくは、9月の半ばあたりからは確実にこの服装になります。

一般の服装は、まだこの季節だと半袖を着ていたりしますよね。そこが違うのです。

ただ、調整として幾何柄のセーター(アルマーニコレツィオーニ)は、涼しめのガサツとしたセーターにしてあり、上着を本革レザーのシャツジャケットにしています。

このレザージャケットは、かれこれ20年くらい前の物だと思いますが、とても使い勝手が良くて、飽きずにずっと使っていました。牛革です。

「REGIME」という名前のブランドで「BERGE CO.,LTD」という会社様の商品です。

バイクの時専用でしか着用しないことにしていますので、あまり傷まない点が長持ちの秘訣。

ボトムは、リーバイス501のブラックで、チャコールグレーまで色落ちしている状態です。結構地が厚めの501です。

このコーデは、秋口の他には、梅春からもう少し進んで、少しあたたかい春になった頃の3月頭頃から6月頭くらいまで着ていました。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:冬

はい、最後は、冬です。

正確には、晩秋から梅春までずっと着ます。

考えてみれば、この冬の服装が一番期間としては長いのかもしれないです。

真夏のコーデとは反対に、冬は思いっきり素材を暖かく意識します。

アウターは、わりと丈の長めのスタンドカラーのブルゾンの羊革です。

「MNG」という名前のブランドです。「マンゴー」の事ですかね。

そして、中には、毛/100%のとっても目の詰まったあったかいセーターです。

このセーター、ラウンドネックなのが、ちょっと私としては不満です。

できれば、タートルネックのセーターの毛/100%が一番だと思います。

「ミラショーン」というブランドのセーター。

首は、風が当たるととても寒いので、タートルセーターで首を覆った方が、苦にならずバイクを走らせることができます。

ラウンドネックのセーターしか見つけられなかったことから、仕方なくそのカバー対策として、毛/100%の要らないマフラーをカスタムして自作したネックウォーマーをかぶって乗っていました。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
ネックウォーマー:フェンディのウールマフラーをカスタム。

結論ですが、ネックウォーマーが伸びるニットの毛/100%なら問題ないですが、このマフラーカスタム品は伸びません。

頭の大きさより大きくないとかぶれないので、隙間が空いてしまい、せっかく毛/100%でも風が入ります。

やはり、毛/100%の目の詰まったタートルセーターが本来は首を暖かく覆うには最強だと思います。

毛/100%でも目の詰まったものとガサガサした荒い網目のものでは、暖かみが違いますから、上手く、「目の詰まった毛/100%のタートルセーター」を探されるといいです。

ボトムは、バイクに乗る前に買っておいた、牛革のとても革が分厚いメンズパンツです。

こういったものは、メンズしかないので、多少サイズが大きくても履いてしまいますのが私流。

¥2,100というような値段だったかと思います。破格ですよね。このお値段。

ずらりと、シングルラック1本分同じものがセールで売られていて、もともと革物が好きだったので、とりあえずこの値段なら買っておこうというような気持ちで買っておいたのでした。

その頃はまだバイクに乗っていない昔。

ブランド名が、「C.brumes」というネームです。サイズ表記が40とあります。ウエスト72-74cmあたり。

日本製ですが、メーカー名が分からなかったです。

でもとても良質な革であることは、間違いないです。

昔購入してあったものを引っ張り出したという着用のきっかけでした。

本革パンツの裾上げ例

ちなみに、こういう革パンツの裾上げの仕方をご存知でしょうか。

革のお店の人に聞いたのは、ミシンで使わず、裾を切ってボンドで内側に折り曲げるそうです。

最初その通りにやってみたのですが、なんかごわついてしっくりこなかったので(きっと革が分厚いからだと思います)、自分流に変えました。

それは、切りっぱなしだと、結局脇の方の縫い目がほつれてくるという別の問題が起きますので、切りっぱなしてミシンで「脇の裾先端周辺の縫い代」を二度返し縫いします。

そうしますとほつれないようになるので、折り曲げずに自分の丈に合った長さでそのまま着用という方法です。

本革は、デニムなどの生地と違って、裾の先端ぐるり一周は全くほつれてこないので、切りっぱなしのままでも大丈夫で、折り曲げてボンドよりも、ラインがとても自然です。

これが一番しっくりきました。

ミシンは、革専用でなくても、この程度なら、普通の職業用ミシンで通りました。

少しの部分だけなので、ちゃんと縫うことができましたよ。どうぞ、参考になさってくださいませ(^-^)。

あとがき

バイクのメカのことは、てんで詳しくありませんので、私が唯一お伝えできるのが季節ごとのバイクファッションコーデでした。

こうしてバイク用に私が着用してきた洋服は、バイク専用の洋服では決してないことがご理解いただけたかと思います。

ご紹介しましたお洋服はほとんどが古着での購入でした。

こうして、日常のお洋服の古着市場からバイク専用に着るためのアイテムを探せばよいのです。

革ものはむしろ古着の中に良質な厚手の安心なお品が見つかることも多いです。

バイカーなので、まずはバイク本体に投資したわけですので、お洋服はできるだけエコノミーに良質な物をゲットするということも投資のバランスが良いですね。

1シーズンに1セットと決めたこのスーツのようなコーデの仕方も、普段のお出かけ用のお洋服があるワードローブと同じ考え方でいきました。

バイク専用に決めたものだけれども、日常着市場の中から探し出したデニムやレザー品。

バイク専用に着ると決めたお洋服探しもワクワク楽しいものです。

同じ物が2つとない古着市場の中から、じっくりと渾身の1アイテムずつを選んでくださいませ。

そして、どうぞ、素敵なバイク乗り様として街を駆け抜けてくださいませ(^-^)。

以上、アメリカンタイプの街乗りコーデでした。