インテリア映えも意識した薔薇のボストンバッグを収納ボックスとして使うアレンジの仕方例【668】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昔から薔薇柄がとても好みです。

お部屋のインテリアを薔薇柄中心で配置しています。

個人事業主は事業用の備品や消耗品も自分で決めることができますので、自分好みのインテリア性を兼ねたものを選んでいます。

今回は、レンタルジュエリー事業で使う、ジュエリーケース入れとか、お手入れ用の道具、タオル類、撮影用のマネキントルソーなどを収納する場所が何か混沌としていたのですっきりと綺麗にまとめて整頓するために、大きなボストンバッグを利用する方法を考えました。

テンション上がる好きな柄と好きな凹凸感ある素材の、ゴブラン織りの薔薇柄のボストンバッグ、しかも取っ手などのパーツが本革レザーということに的を絞って探しました。

もともと自分でハンドメイドで作る予定を時間が無くて変更、既製品の購入で見つけた2点のボストンバッグご紹介

もとは、記事の【602】に遡りますが、この時に、ボストンバッグを自分で作っていく決意を表明していました。

それなのに、なかなか自分のものを作る時間などない実態があります。

事業主はひたすら、お客様のための物を作る毎日なものなのです(^_^;)。

よって、自作ということをいったん諦めました。

そして、購入して早くすっきり収納を実現させたかったのです。

今回2種のデザイン、作りの違うボストンバッグをなかなかない中、やっと見つけました。

上下とも、ゴブラン織り、花柄、取っ手などが本革レザーという私の拘りを満たしたお品です。なかなか見つからなかった中やっとの2点でした。

2泊程旅行ができるような容量の大きめであること、ゴブラン織りであること、花柄であること、持ち手などが本革であることとなると、これがなかなか見つかりませんでした。

そんなない中でいろんなサイトを見て、お値段もリーズナブルでというものがこの2点。

上はイタリア製、下は日本製。

少し興味深いのが上下の2点の作り方が全く違うことです。上はトートバッグの延長のデザイン。

下は、典型的なボストンバッグのデザインで、側面が別パーツで分離している点が大きく違います。

そして、上は支柱がわたっていますが、下は無いです。

柄をたっぷりご披露するには、下の方がかっこよく感じますが、もしも、実際に旅行バッグとして使うなら、断然上の支柱のタイプが丈夫です。

支柱のおかげで、バッグの底の縫い代部分からよいしょっと持ち上げていますので生地への負担が軽いです。

下は、ある一定の箇所(取っ手の取り付け部分)に重さの比重がいきますので、場合によっては 破れてくる可能性がリスクとしてあります。

けれど私の使い方はあくまで収納のみ。どちらでも関係ないので、面白く2タイプのデザインであることもインテリア的には面白かったようです。

実際に中に入れている細かな部分の様子は、YOUTUBE動画内でご覧いただけます。

すべてレンタルジュエリー関係の備品を入れています。

あとがき

収納やインテリアもとても好きな私です。

なかなかインテリアも事業としてはアイデアが浮かびませんが、こうして、こういう機会にご紹介してご提案していくことは今後もできます。

よく、自分でいつも思うのが、インテリアではこういったシックなバラ柄などの落ち着いたアイテムが好きなのに、洋服となると、結構崩したカジュアル気味な感じを好むというのが自分でも不思議です。

インテリアで薔薇が好きなのだから、薔薇のワンピースをたくさん着たいかというと、何か洋服だときちんとしすぎていて、落ち付き過ぎていて、テンションが上がらないんです。

ネイティブ柄のワンピースとか、アシンメトリーにカットした洋服などのかっこよさみたいなものを着たいと思っているんです。これがとても自分で不思議ですね。

インテリアとファッションも同じライフスタイルなので、つながっているようで、実は何か自分の中で境界線があるみたいで、そこが今も謎です(^_^;)。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

靴やベルトとおそろいを実現、ビンテージのオーストリッチ巾着バッグのリフォーム【617】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

久々に簡単な擦れのリフォームをしてみました。

バッグなどの擦れは、とても効果があるクリームを使います。

そのご紹介と共に変化をどうぞご覧くださいね。

オレンジ茶でそろえる夢実現に向けて

このたび、もともと持っていた、リーガルのローファー(おそらく1990年代前半あたりと予想)、ランセルのメッシュベルト(メンズのビンテージ物)が手元にあり、そこへ同じような色のオレンジ茶のバッグを投入しました。

オレンジ茶はケイトモスさんのコーデをスナップ写真で拝見の時の影響を受け、真っ黒コーデに差し色に使っていらっしゃったのがどうしてもインパクト大でした。

これを真似してみようと決めて、実は苦手で手を付けていなかったオレンジ茶に新鮮味を感じてたところです。

茶もチョコ茶はよく注目していたのですが、オレンジ茶はどちらかというと難しい高度な色だと思っています。

その新しい試みにあたり、ビンテージ物のオーストリッチの巾着バッグを見つけました。

こんな感じの程よいサイズ感の巾着バッグ。サイズは、縦27cmx横25cmxマチ18xm。
両サイド巾着であることがこのタイプではレア。ショルダーの長さから推測の、1980年代-1990年代にかけてのお品だと見ています。とても懐かしいものの、変に流行が入り過ぎていないので、現在も何も躊躇することはなく使えそう(^-^)。

オーストリッチが柔らかい良い風合い。

今後のサスティナビリティの高まりとともに、新しくこういったお品が作られることはなくなってくるかと思うので、ビンテージの中にすでにあるものを掘り出すことで、こういった本革に出会っていこうかと思っています。

ここ数年新品の本革バッグなど購入しておらず、ずーっとビンテージ物ばかりです。

入口の先端の擦れが見られます。
底の縁の擦れが見られます。同時に黒ずみも。

こちら、良いお品だと思うのですが、入り口の縁とか、バッグの底の縁あたりの擦れが非常に激しく、色の補色のお手入れをしたいと思います。

と同時に、仕上げのような意味で革のツヤやみずみずしさを出すためにオイリーにもしていきます。

作業の2種

1つは、まずとにかく擦れの色の落ちた部分を補色です。

このオレンジ茶になんとか合う色のクリームを持っていました。

いろんな革素材の擦れにはこれが一番だとハンズの売り場の方も太鼓判を押してみえた外国製のrenovating cream:リノベ―ティングクリームという名前のクリーム。サフィール社製のもの。
これ、気に入って、黒や焦げ茶も持っていたのですが、今回のオレンジ茶の場合、このマロンという色がなかなかマッチした色が無い中では何とか使えそうでした。それほど革の色とピッタリではないことが多いですが、茶は色の展開が多いので仕方がないですね。オレンジ茶というにはふさわしい色です。マロンという栗色の表現がいかにも外国らしいですが、レンガなどの表現が分かりやすいかと思います。レンガ茶に当たるよう明るい茶色です。

1つ目の作業というのは、ただ擦れ部分にこれを塗るという作業です。

手袋をはめて、柔らかい布にチューブから出した色補色のクリームを擦れたところに補色。特に技術はなさそう。
クリームで補色後:象徴的だった底部分がクリームでオレンジ色になりました。

と、ここまでは、色の補色ができたという1点目になります。

ここで少し不満が生じます。全体的にビンテージならではのよくある水分ととツヤのなさ。

何かツヤを出して仕上げたいと自然に思うものです。

ということでツヤ出しとか、水分補給のようなことをやると思うのですが、ここからは、あまりに我流で、靴屋さんがホームページなどで、良くないとおっしゃっていることに当てはまるかもしれないので、写真は控えます。

この後、あるメーカーのリキッドタイプのそれ1本で保湿、色の補色、汚れ落としをしてくれる靴専用のクリームがあります。

この中の、カラーの無色透明をここへ全体に塗りました。

靴屋さんは、靴専用のクリームをバッグに使ってはいけないというようなことを記載されているようでした。

思いっきりそれに当てはまってしまいますが、私はたまにこの手法を使って満足しています。

特に悪く影響している様子も見られず、効果を感じます。

が、しかし、もっとちゃんとした根拠が見つかり、詳しいことを習得した際には正しくご紹介したいと思いますので、すみません。2種目のお手入れ法はここまでですね。

見違える補色クリームの効果

もともと良いお品なので、補色すると立派なものになりました。無名のノーブランド物です。
そして、コーデしたい仲間も集合。オレンジ茶のセットが出来上がりです。革のメッシュベルトはランセルのおそらくメンズのもの。靴はリーガル社のもの。古すぎて中敷きを変えています。中敷きに、ブーツのロゴのリーガル社のトラッドなアイテムよくあるロゴの中敷きでした。

オレンジ茶の小物が揃うことがこれで実現できました。

わずかに靴が濃いめのオレンジ茶ですが、実際の着用はこれらが離れますので、遠目ではだいたい同じカラーで行けると思います。

あとがき

前半の「サフィール社のイノーべ―ティングカラークリーム」は是非目を向けてみてくださいませ。

これは1つの例ですが、昔の物の中に良きお品がたくさん見つかるようです。

もう、現在完全に私がコーデするアイテムは、ALLビンテージ古着類ばかりです。

ここ何年でしょうか。2015年あたりからなので、随分となります。

ビンテージと言ってもいろんなテイストができるので、ある1つのブランド、フェンディとかエンポリオアルマーニなどのブランドだけを集めて着ていくなんていうのも集める途中の楽しみもあるものです。

革物は、どのみち、今後は少なくなっていくかと思います。

一流ブランドさんが本革を使わない商品を取り入れ始められたことも大きいですね。周りが追従の動きをしますので、とても影響力がありますことから、先頭を切る有名ブランドの行うことにはある程度注目しています。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

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そろそろサシティナブルを本格的に意識していこうと決意して読み始めた本【606】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年「サスティナブル(永久持続性)」という言葉がかなり真実味を帯びてきました。

当初はそういう意識とか、考え方の領域から、実際に一流ブランドさんが、ビーガンレザーなどと謳い、本革である動物の革を使った商品をとりやめる、毛皮をもう作らないなど商品の根本の素材の見直しが至る所で行われ始めました。

ただ、ビーガンレザーというのは革の様相を少なからず残すことができるのでまずのステップとして入った領域だとは思うのですが、いわゆる、人工皮革とか合皮なんです。

結局、言葉の一人歩きで、ビーガンという言葉が正当な感じがしますが、以前にもブログでよくアップしてまいりました記事の中でも、合皮などは、劣化がとても早く、長持ちの物では決してないので、それが永久持続性なのか、という点に疑問が。。。

ということで、そんな疑問も何かの勘違いで、本革生産よりもはるかにそこに貢献しているものなのかもしれない、そんなあたりを自分で把握したいと思い、1冊の本を手にしました。

この本はかれこれ10年前に書かれた本なので、そこから、急速にここ数年でもっとサスティナブルが叫ばれてきていますが、まずは、とりあえず、読んでみようと思った次第です。

「GREEN FASHION グリーンファッション入門 サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」です。

まだほんの読み始めなのですが、読む前の時点での私のそういったグリーンファッションという分野に対して思うことなどをお伝えしたいと思います。

また、読み終わった後では新たな感想があるかと思いますので、それは後の記事として、今回は、その読む前の記事ということになりますね。

本革の無駄をとても感じたエピソード

かなり前のことですが、やはり高級感があるということで、ナイロンバッグなのだけれど持ち手が本革レザーであるバッグを使っていたことがあります。

ところが、ナイロン生地は1枚仕立ての簡単な作りなので、いずれ、角のマチの部分がすれて、間もなく穴が開いてきました。

そうして、そのバッグも終了の時期かと思いきや、取っ手が恐ろしいくらいに何ともないという状況がありました。

その時に、「非常にバランスの悪いバッグだ」と思いました。

1つの商品の中で消耗度の違う材料を組み合わせてあるので、片方がダメになって変え時である一方で、もう片方のパーツはまだまだ使える。。。

ここに非常に無駄があります。

つまり、本革、お品が良すぎるんです。

もしくは、ナイロンの生地の仕立てが手を抜き過ぎている。。

いずれの考え方もできました。

こういう商品は、その場のかっこよさとか、商業用の売上を重視したその場しのぎの点が否めません。

このことに関しては、何かとても気分が良くない経験をしたことを覚えています。

それっきりそこのメーカーのバッグは卒業です。

このことは、後の自分のハンドメイドバッグ製作にも教訓として活かしています。

本革レザーと生地との組み合わせが後々、使っていく中で満足できるものになるのかどうか。

その場の高級感だけでは、いずれ、長い目で見たらそれっきりの商品になってしまうのでは。。

これをよく考えます。やはり、末永く使われる商品でありたいですので。

すべて本革レザー:黒

本革のバッグを1点作った時の値段というのは、ノーブランドが作ると3万円程度の価値しか付かないと聞きます。

これが、一流ブランドであると、そのブランディングが大半の価値を占めて、20万にも30万にもなるということです。

そう考えると非常に良質過ぎる素材の意味が分からなくなります。

更に思うのは、そこまでの良質な素材のデザインのバッグをずっと使い続けるのかどうか。

大半は途中で飽きたりして手放すことが多いです。

なかなかずーっと使い続けていくってないですものね。

結果コスパが悪い商品だったことになってしまうのです。

そうすると、それ相応の適度な良質さで長持ちする良い作りとのバランスでできた商品の方が無駄がないのかもしれません。

本当の意味でコスパの良い商品を追求することも、サスティナブルへの関心なのかもしれません。

もうすでに存在している過去の本革レザー商品を大切にする考え方(リサイクル・リユース)

もともとビンテージ好きの私としては、過去の本革レザーのバッグなどはとても魅力で、良いお品が今後もまだまだ見つかると思っています。

ただ、過去の物の中にも、流行があって一癖あったり、現在では何か不格好だったりする点を補う対策がないとなかなか受け入れられません。やはりカッコイイのがファッションです。

それが、リフォームだったりリメイクだったりします。

お品というのは一流ブランドのものだったり、名が知れていないメーカーさんのお品であったとしてもそれはそれで間違いなく自社ブランドなので商標権、著作権があるのですね。

そうすると、なかなか簡単に、リフォームにしても、もちろんリメイクなどということは違うものに作り変えてしまうわけですから、侵害をしてしまって問題になるという壁があります。

この壁何とかならないものかと常に思っています。

洋服にしても、例えば、とても良質な洋服を作っていた某メーカーさんが倒産してしまい、過去の在庫が残ったその在庫自体は、「破産管財人」という人物だったり会社だったりに権利があるようです。

しかし、実際の話、それは、その時の在庫だった商品に関してです。

私も詳しくは分かりませんが、確かに「在庫」は破産管財人に権利が渡されるにしても、商品自体のデザインだったり、過去の人手に渡ったりして現存する商品の「著作権」ということになると、これは、永久にデザインしたデザイナーさん個人に厳密にはあるのではないかと思うんです。

違いますかねえ。その会社の社員だったのだから、その会社のもので、最終的に破産管財人の権利なのでしょうか。詳しいことが分かりません。

過去に購入したいろんな人が手持ちで持っている商品だけれども、着ないからヤフオクやメルカリで販売するような古着もうーんとそれ以上に残っているのかもしれません。

伝統ある老舗メーカーであればあるほど、その莫大な量の資産たるものが存在します。

過去のままの姿で今後人の手に渡るということだけだと、もともと使われずに残った、売れずに残ったわけですから、なかなか入手したい人が現れず、厳しいものになります。

それを、もっと柔軟に、リメイク、リフォームして違うお品に変えることで、それなら着れそうだ、このアイテムに変身したなら、こっちなら持ちたいなど幅が広がると思うんです。

現在著作権などの垣根は強固なもので、解放されていないのがほとんどだと思いますので、そういう作り変え、大幅な手直しをすることがただただ「違反」になってしまいます。

洋服の古着のリフォーム、リメイクについて

私も過去に、YOUTUBEとかブログでリメイクをアップしていましたが、それさえ、禁止事項なんですね。

自分で使う範囲内や身近な人に無料であげるだけということでも、YOUTUBEアップこそが広告収入が付きますので、思いっきり商業利用になります。

そして、ブログにしても、無料ですが、そういったことを助長するとのことで、あるジーンズメーカーさんが、ブランドの侵害であるから阻止したい意向を直接お電話でお聞きしたことがあります(私の方から問い合わせたことに対する返答です)。

なので、なかなか、最初の製造主が著作権を解放するということが難しい点なんですね。

このことは、長い時間をかけて研究していきたいと思っています。

リメイクができると、うんとやれることが開けてくると思えてなりません。

リメイクをOKにしてくれるブランドメーカーさんとか、製造業者さんなどが増えてくるとよいと思いました。

あくまで、作り手の意志なので、リメイクしたい側の人がどうこう希望したって、当の権利者が首を縦に振っていただかなければ実現しないことですものね。

あとがき

リメイクは、一から洋服を作ることより、入り口としては、はるかに簡単には入れますので、多くのリメイク者は現れそうです。

その分、著作権の解放をする人はほとんどいないという現状ですよね。

シャネルの創始者の、ココ・シャネルなんかは、意外と、著作権に関しては寛大だったようで、コピー商品がその分多く出回った時期があったようですが、そんなこと以上に有名になったという大きな財産を得ました。

真似されていくことに逆らわず、解放することこそが結局は自分自身の事業のメリットになり、益になるというココ・シャネル見方がある意味正しかったと言えます。

ニコニコのマークの、「スマイリーフェイス」なども、著作者が最初から著作権を放棄したからあんなに誰もが知るマークになったと言えます。

けれど、その中でも別の面で問題もあるかとは思いますので、一理あるという言い方がよいでしょうね。

そのように極端なまでに全面的にフリーにしなくても、リメイクさせてもらえる何か手立てはないものかと思っています。

ということで、サスティナブルの今後を考える時に、既に存在している過去の古き良いお品を使いやすい、もしくは素敵にアレンジできる、リメイク、リフォームの分野への開放については、私も注目していきたいと思っております。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

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劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録【177-5】

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、やや大掛かりなリフォームをしてみました。

それは、以前に記事にもピックアップ

したことのある、ブランドバッグの内貼りの激しい劣化の裏地の交換です。

今回の目標は、リフォーム完了の時点で、一生モノになるという点です。

表側の本革レザーが良質であることが非常にメリット

裏地の劣化が激しいブランド物のバッグの例として、今回も以前の記事、【2018.04.22バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方が長持ち】で今回と同じようなお直しをしています。

その時のバッグは、グッチのホーボーバッグという三日月形寄りな形のワンショルダーバッグでした。

ホーボーバッグの時は、ショルダーがどうしても取り外せず、そのまま裏地を取り付けたので、完璧な仕上がりとならず、再度が少し縫えずに空きができてしまいました。

よって、今回は、一応2度目ということで、もっと腕を上げたいということと、私自身が満足できるようにということを思っています。こちらが、そのバッグ。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
黒のグッチのバンブートートバッグ:カーフ(仔牛)素材

こちら、USEDで、たまに質屋さん見かけますが、かなりハンドバッグとしては、大きめのサイズ。

縦34cmx横44cmxマチ12cmです。

外側のレザーが仔牛製でカーフという名前の皮です。特徴があって、表面がさらりとした質感で、何か柄のようなものが入っています。

ちょうど、これと全く同じ素材のグッチのバッグを別に持っていて、それも一度お直しをした状態のもので、その質感が良くて、同じ素材でということで探してヤフオクで落札したものが今回のバッグです。

素材から探していくやり方で、後から、デザインに納得するという、一番条件をしぼり込んだピンポイントな素材にしたことが、早く見つかった結果となりました。

ところで、私が前から持っていた、お直し屋さんで随分高額で修理してもらったのがこちらのバッグです。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
黒のグッチの取っ手くりぬきバッグ:カーフ(仔牛)素材

こちらも経年劣化が内貼りに起こって、お直し屋さんでリフォームしてもらい、内貼りを黒の布にしていただき、その後、一生ものとなったと思っています。

毎日も使用しませんから、角の擦れとか、キズがなかなかつかず、良い状態がキープできているので、中側さえ、リニューアルできればその後は、末永く使えるものになるのだと、このバッグで思ったのでした。

お直し価格は、安く懇願しての、¥22,000ほどだったと記憶しています。バッグ1点購入できますね。

ここまでの値段でも修理したいと思った理由はデザインの良さと表のレザーの質の良さが抜群であるということです。

このまま廃棄したとしても、もう一度この価値に見合ったバッグを入手できるかといったらもうこの形が見つけられないと思ったので、レア感も感じていました。

この取っ手くり抜き型は、90年代の超円高時代の並行輸入のブランドショップがそこらじゅうにあった頃のこと。

インターネット通販がまだ浸透していなくて、雑誌を見てお店に電話をして、「それそれ、その大きい方のやつです」なんて言いながら、今から思うと何て危険な買い物の仕方なんだろうと思うような方法で購入したものです。

今回お直しするバンブートートは、年代のことが、しっかり分からないのですが、取っ手くり抜きバッグよりももっと前だと予想します。

取っ手くり抜きバッグが1990年代後半の新品購入だったので、今回リフォームするバンブートートは、1980年-1990年の間の辺りかなと、非常に範囲が広くしかわかりませんが、そんな予想です。

なかなか、調べてもわかりませんでしたが、合皮部分の劣化が、20年くらい経過すると起こり始めることを考えると、そのような予想になりました。

自らの手でのリフォームの過程

では、リフォームの過程をたどっていきたいと思います。

まずは、リッパーで裏地が縫い留めてある部分の糸をほどいて劣化した裏地を全部外します。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:リッパーで縫い糸を切っていく 右:途中附属品を外す(これはマグネットボタン)

なかなか一縫い一縫いが頑丈で沈んでいるので、外すのが大変困難でした。マグネットボタンに関しては、磁気が起こるので、今の時代もうバッグには付けるべきではないと私は考えます。

大切なATMやクレジットカードが数回壊れています。原因がこれである可能性大です。

そして、外し終わった裏地のかたまりをどうぞご覧ください。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:こうして、裏地と表地の縫い目を全部外しました 右:裏地を抜き出します

中を開けてみて、付属品に感動と驚きがあったので、自分で作業をする醍醐味だと思いました。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:厚紙にハガネの板が貼ってあります 右:ハガネの板が錆びています

この鋼(はがね)板は、バッグを強固にするための芯のような役割だと思われますがバッグの入り口の部分に横になっていました。

触ると何かとても硬いと思っていたものはこれだったんですね(;’∀’)。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:マグネットボタンの相方 中:ファスナーの飾り2個 右:ブランドタブ(レザー製)

マグネットボタンの相方は、前述のとおり、ここで廃棄です。特にブランドのマグネットボタンは磁力が強くてパワフルですから。

そして、ファスナーのつまみとして付いていたゴールドのコイン型飾り。これは、綺麗に拭き取ると見違えるようにきれいな金色が美しく、ペンダントトップやキーホルダーとして、後々お洒落に使えますので、保管しておくとしました。

そして、こちらは、後で裏地に縫い付ける予定のブランドタブです。本革なので、劣化の影響は全く受けていませんから、再利用が可能なアイテムです。

そして、次の作業は、裏地を作っていきますので、型紙をまず、作ります。

バッグのサイズである縦34cm、横44cmマチ12cmを考慮し、型紙作成です。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
縦44cmx横60cmの型紙をまず。長方形に作っておいてから、入り口のカーブの部分をバッグを当てて製図します

マチというのは、2枚を縫い合わせる一般的なバッグにおいて、見込む分量が、出来上がりマチサイズの半分を見込みます。

そうすると、2枚重ね合わせたときに倍になって希望のマチの大きさになるわけです。

ただ、型紙の平面においては、縦は、半分を見込み、横は右端と左端と両方が関係してきますから、半分を見込んだ2か所分ということで、結局横の長さというのは、見込む数値がマチと同じ分量を見込むということになります。

今回縫い代は、2cmずつどの端もとることにしたので、【型紙における縦の長さ】出来上がりの縦34+マチ12÷2+入口縫い代2+底縫い代2=44cmが導かれました。

【型紙における横の長さ】

出来上がりの横44+マチ左側12÷2+マチ右側12÷2+左脇縫い代2+右脇縫い代2=60cmが導き出されました。

よろしければ、マチの付いたバッグなどを作るときに、ご参考にどうぞ。

なかなか、平面を立体に想像するのってやりにくいですよね((+_+))。

型紙が長方形で出来上がったら、バッグの実際の入り口がなめらかなカーブを描いていることを型紙で表現せねばなりません。

このカーブは、厳密にはこのバッグのデザイナーしかわかりませんから、バッグを型紙に当てて、大まかに描きます。

そして、型紙の真ん中から、左右対称にちゃんとなるようになど、整えて、カットする位置を決めて、カットします。

ミリ単位まで正確にせずとも、この方法でバッグをあてがって大まかなラインを知り、そのあと手直し、の方法でいいかと思います。

そして、型紙に生地をあて、カットし、印をつけて、地縫いに入ります。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:カットした生地に縫い代2cmに印付け 右:地縫い

そして、マチを12cmつまんで作り、入り口部分を縫い代2cmで1つ折りで縫います。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:マチ12cmを作りました 右:入口を縫い代2cmで縫いました

そして、いよいよ、ここがクライマックス。

バッグへ裏地を取り付け、縫いました。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
一番左は、グッチのブランドタブを裏地を本体に縫い付ける直前に裏地のみにミシンで付けました

はい、完成しました。ミシンの針が果たして、通るのだろうかと心配していましたが、通りました。ミシンは、シュプールTL25:針はDB1という工業用針の#16という太い頑丈な方の針番です。

結果的に、下手な部分があって、失敗な個所は、ここです。(下手ですね~(^_^;))

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
裏地が少し表に見えてしまいました(;’∀’)

私自身が持っていくものなので、良しとしました(^_^;)。甘めな判断です。

そして、補色などのクリームで少しお手入れして、完成しました。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
完成(中に新聞紙のあんこを詰め込み、形を立体的にキープして収納し続けます)

あとがき

グッチのバンブーバッグは、取っ手にという素材を用いるという画期的なアイデアが、このブランドの象徴ともなるように定着したことがすごいです。

私たち日本人は、小さい頃から、昔話とか、七夕のかざり、たけのこ料理、など、竹には親近感があるので、好まれる人が多いことでしょう。

バンブーの取っ手は、でこぼこの溝に指が入った時に持ちやすく、心地よいです。

今回使用した裏地は、綿/100%のミニダイヤジャガードと名前をつけていますが、凹凸感ある面白い生地です。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
裏地は、綿/100%の黒のミニダイヤジャガード

ポケットなどを付けなかったので、非常にシンプルなバッグですが、これでよいです。

お直し屋さんに直してもらった取っ手くり抜きバッグもポケット何もなしなので、それと同等にしたかったのです。

さて、ここで、おまけですが、途中で、ファスナーのつまみ飾りが2個保管しておくということで、とってありましたよね。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
ファスナーのつまみチャーム2個をペンダントにカスタマイズ(自分で楽しんで使います)

はい、こんな感じで、遊び心があるペンダントにしてみました。チェーンはステンレス製です。

今回は、確実に成功することを見込み、口の大きいトートバッグでしたが、いずれ、丸いカーブのがま口のようなバッグでファスナー付きのものなどにもトライしてみたいです。

その場合ミシンが不可能で手まつりで裏地を取り付ける作業となるかと思います。

では、youtube動画もここへ貼っておきますので、よろしければご視聴ください。

どうぞ、また、ブログご覧くださいね。

ありがとうございました。

バッグをお作りしています。

よろしければ、販売商品もご覧くださ

いませ。→ こちら

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擦れの修理の結果、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが断然価値あり【241】

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

遡ること、数十年前、みーんなが、ヴィトンのモノグラムを持っていたり、エルメスのトートバッグを持っていたりした時代がとても懐かしいものです。

この記事を掲載している現在では、一流ブランドのバッグは、そうそう簡単には入手できないような、富裕層が持つアイテムと偏りつつあるような気がしています。

では、果たして、それほど魅力あるデザインであるのかというと、たまにチェックしたりしますが、ぐっと引き付けられるようなデザインであったり、今すぐにでも欲しくなるよアイテムは見かけないので、やはりブランド力のすごさを感じますね。

このブランドだから、この中から選ぼうというようなことを思って購入する場合もあるのではとさえ思います。

今回は、一流ブランドではないけれども、きちんとした作りの本革の形のすっきりとしたバッグをネットの質屋さんで見つけまして、中古品なので、角のはげ、擦れ、キズが気になり、補色することをしました。

今回、補色をしたバッグ

一流ブランドではないですが、ノーブランドでもないようで、バッグに、メーカー名が彫られていたのですが、もともと見にくいのもありましたが、結局分かりませんでした。

ファスナーがYKKなどからの判断で、必ずしもとは言えませんが、日本製であろうと思います。

とても丁寧に作られていて、形がすっきりしています。縦20cmx横31cmのフラップ型です。

リザードの型押しということで、本リザードではないですが、牛革あたりに、トカゲの革のような柄の型押し仕様です。色は黒。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
ブランド不明:黒のリザード型押しの本革バッグ

ゴールドの留め具が大きめで、留めやすく、形はすっきりとした少々硬い感じのニュアンスのビジネスライクな形のバッグです。

こういう、すっきりとした硬い感じのバッが好きなんです。

コーデのイメージとしては、これといかにも対照的なカジュアル感ある装いが粋だと思っていて、これにジーンズスタイルとか、少しくだけたワンピースだとかのイメージがすごく湧いています。

補色が必要な個所と補色作業

では、補色をしたいと思った部分を見てみましょうか。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
補色をしたいと思った箇所

写真がぼやけていてすみません。この角がとくに、擦れているのが分かります。

知らないうちに、壁に擦ったりしながら、気づかない内にダメージを受けているんです。

バッグが擦れる場面をアップしてみました。

【バッグが擦れる場面】

・外出・帰宅時の玄関のドアや壁

・自転車のかごの出し入れ

・満員電車やバスなどの人や物との接触

・床にバッグを置いた時

バッグを持って、何かしら動けば、それだけ擦れる場面ができるわけです。

ずーっと、家に保管しているだけなら、擦れやハゲやキズは起こらないですものね。

まず、最初に、バッグの汚れを確認して、綺麗にする作業が必要とのことですが、このバッグはとても綺麗になっていたので、省略して、補色からスタートしています。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
サフィール:レノベーティングカラークリーム

この黒いクリームを擦れた箇所に少量ずつ塗って、薄くのばし、やわらかい布でやさしくこすってなじませます。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
手袋:ダイソー/ やわらかい布:ブランドバッグの保管袋のはぎれ

こんなふうに、手袋をして、手に塗料が付くのを防ぎます。一方、塗料を塗りのばす時にこのふかふかした、ブランドバッグの保存袋だったはぎれを切って、使っています。

プラダだったかなと思います。プラダの保存袋は、白で、汚れやすく、あまり好きではないので、保存するにしても、他のフェンディなどの色のついた保存袋に替えてしまいます。

だから、余っていたので、それを捨てずにこういうものに利用しているわけです。

そして、補色できたら、次に今回行ったことがあるんです。

実は、前から気にはなっていたのですが、この塗料事態はツヤがあるものなのですが、縫った後のバッグが、どうもツヤが出ないんですね。あくまで、補色作用のみにもともと作られた塗料ということなのかもしれませんが。。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
手の指のすぐ上の箇所のツヤのなさ:このクリームだけではツヤ出しまでは無理

ということで、次に、私が自己判断でした作業をご紹介したいと思います。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
本来靴用のツヤ出し保革リキッドのKNIGHTのムショク:コロンブス社製

こちらの商品は、本来靴専用です。もちろん、この黒色バージョンも持っています。

しかし、コロンブス社さんのサイトでは靴用で、バッグには不可となっています。

理由は、色移りがあるので、洋服に付く可能性があるからだそうです。

私も、このことは今回初めて知りましたが、今までも、靴にしか使用していませんでした。

ただ、ムショクの色であれば、少し使ってしまおうと試みたのが今回です。

確かにバッグは黒ですが、黒色を使わずに、あえて、ムショク透明を使い、ツヤのない部分に塗りました。結果は、概ね成功です。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
靴用のツヤ出し液体クリームのムショクを塗布した後の角部分の様子

見づらいので、4箇所中、3箇所撮影してみました。多少ツヤが出たのが分かります。

そして、今一度、全体をじーっとチェック。

すると、おやおや、白い壁の塗料が付いたのか、点々に白くついたものが見られます。

最初の黒いレノベーティングカラークリームの黒でも塗れなかった部分があったということです。

そこで、油性のマジックの細い方で、ちょんちょんと補色しました。マジックは、あくまでちょんちょんと小さめに使うのが目立たないです。大きく塗りつぶすのは素材も変化してしまうので決して良くないと思います。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
油性のマジックでちょんちょんと色を補色します

ここまで行うと、全体が、ぴかぴかになりました。

擦れの修理で思う、新品の格安バッグよりも中古の高級バッグが価値あり
補色完成です

あまり、中古感って感じられませんね。

今回これで完成となります。

何も新品でなくてもいいではないですか。

あとがき

今回補色をしてみて、古いものでも、しっかり作ってあったり、ある程度の高級な素材のバッグであれば、まだまだ今後も気持ちよく使っていけるバッグになる可能性があるということに大変感動しました。

ということは、その時だけの使い捨ての廉価なバッグよりも、同じ値段、もしくは、それ以下のはるか安い値段の古き良きお品を見つければ、後々、商品が生きるということになり、これは、大変有意義なことです。

では、これで終わります。ありがとうございました。

バッグをお作りしております。

どうぞよろしければ、ご覧くださいませ。

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合皮・PVCなどのフェイクレザーは必ず劣化する、しかし、1つだけ最高の価値がある【177-4】

本革か合皮か布か:バッグ購入の素材選びはシーン別でうまく使い分ける

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグの素材って気にされますか。

バッグの形さえカッコよければ、素敵であれ、OKだなんてことは決してないでしょう。

素材は、バッグの第一印象といっても過言ではないような、風合いというものを表現しているからやはり拘り、気になるものなのです。

バッグの素材は、大きくは、3つあるかと思います。本革、布、合皮類です。

私はといえば、実は、本革か布しか持っておりません。

3つ目の合皮類・PVCなどのフェイクレザーなるものを避けているといった感じなんです。

合皮・PVCなどのフェイクレザーがあまり好まれない理由

さて、私もそうなのですが。なぜ、合皮・PVCなどのフェイクレザーってあまり好まれないのでしょうか。

あらためて考えてみると、やはり、1つに、もともと本革の代替品として格安に生み出された素材ともいえるので、本革と比べると、高級感がないということがあります。

そして、これは、作り手側の意向ではありますが、お洒落なものが少ないということです。

私が思うに、作り手側も、熱がこもらないというか、良質な素材ではないということでそれなりの商品を作る目的でしか、考案する価値がないと考えるからということもきっとあるでしょう。

また、お洒落感を出そうとしても、素材に高級感がないので、作り映えがしないという結果的なこともあるかもしれません。

そして、決定的なデメリットとして、劣化が必ず起こることが分かっているというのが、合皮やPVCなどのフェイクレザーの最大の欠点ですね。

フェイクレザーの寿命は本革に比べてとても短いです。

本革は一生ものともいわれるほどのものもあるように、半永久的な素材だといっても良いかと思います。

布は、破れる可能性が本革よりもあって、本革に比べて、永久的というようなものではないにしろ、頻繁に使わなければ、かな長年持ちます。

ポリエステルでも、ナイロンでも純粋な布は、劣化は決してしないのです。

その布に比べても、フェイクレザーは寿命が数年といったところで劣化してきます。

使わなければなお、一層劣化が早く、もともとの性質が、摩擦や、使用により劣化というより、空気に触れた瞬間から少しずつ劣化の道を歩むという運命的な限りある素材なのです。

では、合皮やPVCには抜きん出て他の素材に勝る点はないのか?

結構多くの悪いイメージがある合皮・PVCですが、1点だけ、ダントツのメリットがあるんです。

それは、雨に強いという撥水をはるかに上回る防水級の素材であるということです。

まず、撥水や防水ということですが、容器ではなくて、布/生地という分野で完全防水ということは、今のところ実現されていない状況かと思います。

なるべく、雨をはじき、限りなく防水に近づける努力をした加工はありますが、それも、撥水(はっすい)の延長の強めの撥水といういい方がふさわしいような素材です。

しかし、あくまで加工ですから、やはり経年でその加工がはがれると、効果は薄まります。

加工というのは、長い目で見たら一時的なものであり、永久的なものではないということです。

だから、値段の高価なかなり良質な撥水加工の価値というのも防水級の対策としては限りがあります。

やはり強い雨の日は、どうしても、心配事があります。同時に2つの心配があると思うのです。

1つは、本革や布は、雨にたくさん当たると、中に入れている紙類などの書類が濡れる心配。

もう1つは、お気に入りのデザインの素敵な、素材の大切なバッグの表面の革や布が雨が原因で傷むということです。

布はともかく、革は、雨がしみこまないくらい分厚く頑丈なイメージもあるかと思うのですが、実際は水を通してしまいます。

特に、バッグの四隅の端の方から強い雨の場合などは、しみ込んでくるものです。

ですから、雨の日というのは、合皮バッグが一人勝ちします。

この雨の日に強いということは、やはり、最大のメリットです。

仕事などでは、特に雨はあなどれません。

ですから、合皮バッグこそ、雨の日専用に1つ持っておくという考え方はどうでしょう。

雨の日に使うためだけのバッグという考え方です。

あまり使わない場合でも必ず劣化はしていく運命だということを分かった上で、1つ持っているという発想を私もしてみました。

ただ、毎日雨がるわけではありませんから、出番のないときも、心地よい気持ちで眺め

られるようなお洒落な合皮がいいですね。

ゆくゆく、私も、今出回っていないような、オシャレな合皮バッグを作りたいと思います。

晴れた日に、使われていない、置いてあるだけにしても、インテリア映えするようなくらいのおしゃれな合皮バッグなんていうのはどうでしょうか。

今回YOUTUBE動画でも素材に付いて、特に雨の日に持つバッグについての考え方をお話しています。

どうぞご視聴くださいませ。

あとがき

デメリットの多い、合皮バッグ。それでも雨にはダントツに強いという、たった1つのメリットを、雨の日専用のバッグという形で置いててみたら雨のひの悩みが1つでも消えていくことかと思います。

ただ、ついでだから、合皮バッグでおしゃれなら毎日でも持ちたいと思えれば、それでいいですが、やはり、毎日だと、この決して良質ではない素材が飽きてくると私は思っています。

やはり、基本的には、いい素材や、お洒落感たっぷりな素材をみて、ほっこりとした気持ちで過ごすというこがいかに重要かということです。

だからこそ、たまに使用するのみがいいのです。それは、雨の日だけに。。

一番最後にYOUTUBEのバッグ素材の動画を貼りますね。ご視聴どうぞ(^-^)。

バッグをお作りしておりまして、販売しています。是非ご覧くださいませ。

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クリーニング不可を受け入れた冬のコート類のエコノミーな収納の仕方【280】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今日は、主に3シーズン春・秋・冬に着るアウターのジャケットやコート類について、とても効果が出る節約術をご紹介したいと思います。

高価なアウターのクリーニング代が悩みどころ

夏以外の3シーズンに、アウターとして着るアイテムは、主に、ジャケットや、コートですね。

ジャケットやコートは、自宅でホームクリーニングをすると、ジャブジャブと圧力をかけること、水や湯につけることだけでも型崩れを起こしてしまう可能性があるのでクリーニングに出すことが避けられません。

ですから、どうしても、クリーニング屋さんへお願いし、料金がかさみます。1着のクリーニング代は、¥1,500-¥2,000程度が相場でしょう。

高価なアウターのクリーニング代を思い切って¥0にする

ここで、逆の発想をしてみます。クリーニング不可のアウターって、どんな素材でしょうか。(この不可というのは、品質表示上においてです)

・毛皮

・本革

などです。

もちろん、毛皮や、本革も高額の¥10,000-¥20,000あたりのの代金で一般的な品質表示にもとづいたクリーニングの枠から外れた特殊クリーニングであれば取り扱ってみえるお店も結構あるようでした。

ただ、今回は、あくまでもエコノミーにコートやジャケットを収納する方法でありますから、高額な特殊クリーニングの方法は節約にはなりませんし、もう1着商品が買えるぐらいのコストですので、一般的なクリーニングが不可という意味でとらえてください。

結局のところ、私がお勧めしますのは、思い切って、クリーニング不可の素材だけをあえて持てばいいということなんです。

私の例でありますが、ずっと今後も着ていきたい数着のジャケットやコートは、どうしても今後の保管が必要ですから、すべて、毛皮か本革にしぼっているんです。

そこで、3種のクリーニング不可の素材をご紹介しますね。

思い切った節約法はコレ、春物・秋物・冬物コート類の素材選びと収納まで
エンポリオアルマーニの牛革の黒ジャケット

1つ目。まず、この牛革ショートジャケット。

品質表示上でドライクリーニング不可となっています。

思い切った節約法はコレ、春物・秋物・冬物コート類の素材選びと収納まで
クリームベージュ色のミンクコート

2つ目。

ミンクは毛皮なので、基本クリーニングも不可の品質表示です。

毛皮は、特に、ずっしりあったかいので、冬でもじっとりと目に見えない汗をかきがちです。

思い切った節約法はコレ、春物・秋物・冬物コート類の素材選びと収納まで
紺色のスエードロングコート

3つ目。

スエードのロングコートです。これも品質表示ではクリーニング不可です。

スエードはもともとデリケートそうな素材ですよね。

この3点。

そもそも、買う時もリサイクルで買っていますので、高級な素材ではありますが、高価な特殊クリーニングをする気にはとてもなりません。

よって、シーズン終了後は、下記の3つのお手入れを自宅でほどこして、収納してしまいます。

これは、私が、以前にどこかで習った簡単な方法なです。

綺麗な、中ぐらいのタオルを用意して、40度弱程度のお湯でしぼります。

・汚れをふき取る

・よく乾かす

・収納する

これだけです。

・汚れをふき取る

これは、やはり、1シーズンたまにであっても着ると、すそ、えり、ひじ、袖口などが汚れがちです。

・よく乾かす

裏地には、多少、寒い季節後でも汗は見えないところでかいていて、このよく乾かすということは、脱臭、カビ防止になります。

・収納する

収納は、やはりアウターなので、たたんでタンスよりも、ラックハンガーやクローゼットにつるす感じが隙間もできて、好ましいかと思います。この隙間って結構影響あります。

こんなに簡単でいいのだろうかと心配になるかと思います。

よって、収納時に、洋服カバーをかけるのですが、これを、備長炭カバーというものをかぶせて収納です。

背の部分が、グレー色で、結構丈夫なカバーです。脱臭、カビ防止、湿気防止の効果があります。

ネットで備長炭カバーと検索してみてください。簡単にまとめて購入できます。

まちがっても、クリーニング店の薄いフィルムカバーを保管時に使うのはよくないです。

クリーニングの薬剤をとじこめてしまい、カビやシミがかえってできるリスクとなるようです。

クリーニング屋さんが、帰宅後すぐに、この袋は外してね、とおっしゃるくらいですので。

思い切った節約法はコレ、春物・秋物・冬物コート類の素材選びと収納まで

備長炭カバーをかけてのラック収納

そして、こんな風に、ラックにかけての収納を私はしています。

クリーニング屋さんのアドバイスによりますと、できれば、くっつけてぎゅうぎゅう詰めより、間をあけて通気性を良くしておく方が、良い収納であるそうです。

あとがき

以前、私は、洋服が好きでたくさん持ってはいたのですが、次のシーズンも着る場合、クリーニングのことが悩みの種でした。

服がたくさんあるだけ、クリーニング代も増える。。。

そして、クリーニングをしない方向を考えてみたわけです。

数点アウターを変えて着る人には、この方法はいいかもしれません。

それほど汚れもつかず、汗もあまりかかず、という、1着あたりの洋服の消耗が1シーズンで少ない人は、一度ご参考くださいね^^。

では、終わります。ありがとうございました。

こちらのバッグも、一度ご覧くださいませ。私が自らデザインしてお作りしております。

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