売上仕訳の2タイプ:既製品販売の事業タイプと、オーダーメイドやレンタルの予約販売の事業の違い【612】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

余計な在庫を持たないという目的で行われる、「予約販売」。

しかし、それが本当に余計な在庫を持たないのかというと、厳密には、どこかの事業者さんかが材料の在庫を持つ係にはなるのです。

よって、それも完全な無在庫という効果が出る販売形態であるかというと、私が思うには半分程度の効果なのかなと思いますね。

予約販売には、有名なものでオーダーメイドがありますが、一から作るという点で製造からお手元までに届く時間がかかってしまいますので、その点はデメリットです。

ということで、今回は、経理部門の仕訳が、販売形態によって違うという2種の違いをご紹介したいと思います。

私の事業の2種がちょうどそんな違う種類の販売の仕方なので、その例として、今回「売上」という仕訳にスポットを当てて、この売上計上をするタイミングの違いが、2種である点などを見ていただきたいと思います。

ハンドメイドバッグは既製品で、レンタルジュエリーは予約販売という形態の場合

私の場合、ハンドメイドバッグは既製品です。

オーダーメイドを行っておりませんので、その設定です。

そして、レンタルジュエリーは、先に料金をいただいてからレンタル品を発送する順番でスタートしますので、予約販売の部類に属しています。

上と下とで販売の仕方が少し違うので、仕訳が異なります。ベタなのが、上です。既製品をそのまま販売というもの。基本的な、「売掛金-売上」という仕訳を使います。下は、予約的な要素があり、予約販売に属します。上と下との大きな違いは「売上」科目が入金前なのか後なのかという点です。

YOUTUBE動画内で結構詳しくお話させていただいておりますので、動画を貼りますので、その後、動画の補足的な部分を記事に書きたいと思います。

ハンドメイドバッグでもオーダーメイドだけで行っている事業の場合は、私の例でいうレンタルジュエリーと同じ仕訳になるので、事業の分野だけでどちらなのかということではないです。

ハンドメイドバッグだから上側ということではないです。

くれぐれも、「売上」という科目を使って計上できるのは、「税法」などの税務署さんからの決まりとして、「発送」という行動が伴います。

入金していただいただけでは、発送がまだであれば、売上は立ててはいけないのですね。

ここはとても重要な点です。

発送が起点になっていれば、発送後の到着確認後を売上とするなどいろいろあるのですが、一番早いのが、発送した当日というもの。

私はこれが一番スピーディーに計上できるので、これにしていますし、このタイミングしている会社が多いかと思います。

結局一番わかりやすいですし、大きい会社だと、リアルタイムに売上データが出ますものね。

あとがき

動画内でお話させていた中で、「仮受金」や「売掛金」はいずれ取消が行われる末路である仕訳であり、決算時には極力、ミニマムにする作業をするものです。

その他、「〇〇金」と呼ばれるもの、「仮払金」、「未払金」、「買掛金」という風に末尾に金が付くものというのは、ちょっと言い方が変ですが、今だけの仮の状態的な要素があり、最終目的は、取消して抹消されることが望ましいのです。

ということで、1つの取引が終了した時というのは、「〇〇金」が取り消される仕訳が必ず入ってくるといったものです。

そう考えると少し理解しやすくなるのかなと思いました(^-^)。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

荷造運賃という勘定科目を立替金を使わないでストーリー性のある帳簿にする方法【384】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、事業における経理分野の仕訳のご紹介です。

私は、荷造運賃(にづくりうんちん)と呼ばれる荷物を発送する科目を、自分の事業に合うように、「商品発送運賃」としています。

荷物を発送する時というのは、決まって商品を発送する時のみです。

過去にサンプルを発送するという時もありましたが、大半が商品発送のみなので、いっそそのままの名前を勘定科目に使おうということになった次第です。

この帳簿を見ると商品発送時の運賃がずらりと集まります。

今回は、帳簿をぱっと見るだけでお取引の流れが分かるような分かりやすい結果をもたらす仕訳をご紹介したいと思います。

creemaで商品をご購入いただいた時の仕訳の例

先日、creemaでマスクを1点ご購入いただきました。

おしゃれマスクというもので、お洒落な生地を使って作ったものです。

この時の例で今回はリアルな仕訳場面をご紹介したいと思います。

creemaの納品書の一部分。

creemaは、ありがたいことに、納品書の引き出し機能を作ってくれています。

定形外郵便発送なので、納品書は「信書」ですが、発送時にお客様に同封できます。

メール便やクリックポストは納品書は同封ダメなんですよねぇ。

この点は、郵便のメリットです。

通常、ハンドメイドバッグやレンタルジュエリーなどはすべて送料無料なので今回の記事には関係ないのですが、おしゃれマスクだけは、当初の仲間内の取り決めでお客様から送料をいただこうと決めたものでした。

商品代の¥880に加えて、定形外郵便の¥120が加わった合計¥1,000の納品書になるわけです。

この場合、次のような仕訳を致しました。

¥880の商品を送料¥120をいただいた時の売上仕訳の例。

あくまでも例なのですが、ここには、私の工夫が込められているんです。

すでに発送時にこんな仕訳が済んでいます。

郵便局もクレジットが可能になったので、費用計上と、クレジット引落時の仕訳を前もって記載。クレジット引落日周辺に3/29分の入力をしますが、最初の2/6に一緒にメモだけしてふせんで3/29入力というタグを記します。クレジットは2度仕訳があるというのが逆にスムーズです。

実際の発送のレシートで、費用計上をしました①。

そして、その後で、売上の計上をしました②。

①<2021.02.06>

120 商品発送運賃 未払金 120

②<2021.02.06>

1,000 売掛金 売上 880

       商品発送運賃 120

①と②の仕訳を見ていただくと、同じ科目の商品発送運賃が①で発生しましたが、同日にすぐに②で取り消されました。

取り消されたというより、現実には、お客様にご負担いただいたので私は費用がかからなかった結果になったというストーリーです。

①と②は互いに分離して仕分けしています。エビデンスが別のものです。

①はエビデンスが郵便局のレシート。②はエビデンスがcreemaの納品書です。

よって必ずしも今回のように同日でない場合もあるし、収納の場合、近くに書類が位置しないかもしれません。

それでもおのおの事実に従って仕訳をしていけて、後でそれほど気に掛ける必要がありません。

もし、参考書とか簿記の教科書のように立替金を使ってしまうと、新たなる科目が発生してしまい複雑に。。

そして、立替金はいずれ消滅させねばなりませんから、そこを忘れずに管理することがストレスなんです。

ですから、この2行になる仕訳のやり方は、2行にはなりますが、あとあと気楽です。

  

万が一、送料に誤差があった場合について

お客様から¥120いただいたのに、発送は実際多く¥140になってしまった場合¥20の誤差が出ますが、お客様から追加していただくというようなことは普通はしないでしょう。

そういった場合にも、このやり方はこのまま行えばOKです。

あとあと帳簿になった時に、¥140で費用の時の商品発送運賃の計上が発生していて、お客様からいただいた購入者負担の料金分が¥120だった、残りは販売者である私が¥20もったという事実のままのストーリーができあがるのみですので何ら金額が一致しいない場合でも成立する記録なのです。

送料も含んだ金額を売上金額にしてしまう1行仕訳について

よくネットで、売り上げの金額に運賃も入れてしまえばよいというのを見かけます。

私ももしかして過去にそうしていたこともあるかも。

今回の場合ですと、

1,000 売掛金 売上 1,000

というものです。間違いではないようですが、純粋な商品自体の価格が不明になります。

¥880+¥120=¥1,000 ということが隠れる仕訳ですね。

私の方針として、商品の値段は重要なので、数字として正確に残しておきたいという意向があります。

よって、この1行仕訳は現在採用しておりません。

あとがき

今回もYOUTUBE動画ございます。ご視聴どうぞ(^-^)。

ありがとうございました。

また、何か実際行った中にご紹介できそうな仕訳があればお伝えしてまいりたいと思います。