そろそろサシティナブルを本格的に意識していこうと決意して読み始めた本【606】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年「サスティナブル(永久持続性)」という言葉がかなり真実味を帯びてきました。

当初はそういう意識とか、考え方の領域から、実際に一流ブランドさんが、ビーガンレザーなどと謳い、本革である動物の革を使った商品をとりやめる、毛皮をもう作らないなど商品の根本の素材の見直しが至る所で行われ始めました。

ただ、ビーガンレザーというのは革の様相を少なからず残すことができるのでまずのステップとして入った領域だとは思うのですが、いわゆる、人工皮革とか合皮なんです。

結局、言葉の一人歩きで、ビーガンという言葉が正当な感じがしますが、以前にもブログでよくアップしてまいりました記事の中でも、合皮などは、劣化がとても早く、長持ちの物では決してないので、それが永久持続性なのか、という点に疑問が。。。

ということで、そんな疑問も何かの勘違いで、本革生産よりもはるかにそこに貢献しているものなのかもしれない、そんなあたりを自分で把握したいと思い、1冊の本を手にしました。

この本はかれこれ10年前に書かれた本なので、そこから、急速にここ数年でもっとサスティナブルが叫ばれてきていますが、まずは、とりあえず、読んでみようと思った次第です。

「GREEN FASHION グリーンファッション入門 サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」です。

まだほんの読み始めなのですが、読む前の時点での私のそういったグリーンファッションという分野に対して思うことなどをお伝えしたいと思います。

また、読み終わった後では新たな感想があるかと思いますので、それは後の記事として、今回は、その読む前の記事ということになりますね。

本革の無駄をとても感じたエピソード

かなり前のことですが、やはり高級感があるということで、ナイロンバッグなのだけれど持ち手が本革レザーであるバッグを使っていたことがあります。

ところが、ナイロン生地は1枚仕立ての簡単な作りなので、いずれ、角のマチの部分がすれて、間もなく穴が開いてきました。

そうして、そのバッグも終了の時期かと思いきや、取っ手が恐ろしいくらいに何ともないという状況がありました。

その時に、「非常にバランスの悪いバッグだ」と思いました。

1つの商品の中で消耗度の違う材料を組み合わせてあるので、片方がダメになって変え時である一方で、もう片方のパーツはまだまだ使える。。。

ここに非常に無駄があります。

つまり、本革、お品が良すぎるんです。

もしくは、ナイロンの生地の仕立てが手を抜き過ぎている。。

いずれの考え方もできました。

こういう商品は、その場のかっこよさとか、商業用の売上を重視したその場しのぎの点が否めません。

このことに関しては、何かとても気分が良くない経験をしたことを覚えています。

それっきりそこのメーカーのバッグは卒業です。

このことは、後の自分のハンドメイドバッグ製作にも教訓として活かしています。

本革レザーと生地との組み合わせが後々、使っていく中で満足できるものになるのかどうか。

その場の高級感だけでは、いずれ、長い目で見たらそれっきりの商品になってしまうのでは。。

これをよく考えます。やはり、末永く使われる商品でありたいですので。

すべて本革レザー:黒

本革のバッグを1点作った時の値段というのは、ノーブランドが作ると3万円程度の価値しか付かないと聞きます。

これが、一流ブランドであると、そのブランディングが大半の価値を占めて、20万にも30万にもなるということです。

そう考えると非常に良質過ぎる素材の意味が分からなくなります。

更に思うのは、そこまでの良質な素材のデザインのバッグをずっと使い続けるのかどうか。

大半は途中で飽きたりして手放すことが多いです。

なかなかずーっと使い続けていくってないですものね。

結果コスパが悪い商品だったことになってしまうのです。

そうすると、それ相応の適度な良質さで長持ちする良い作りとのバランスでできた商品の方が無駄がないのかもしれません。

本当の意味でコスパの良い商品を追求することも、サスティナブルへの関心なのかもしれません。

もうすでに存在している過去の本革レザー商品を大切にする考え方(リサイクル・リユース)

もともとビンテージ好きの私としては、過去の本革レザーのバッグなどはとても魅力で、良いお品が今後もまだまだ見つかると思っています。

ただ、過去の物の中にも、流行があって一癖あったり、現在では何か不格好だったりする点を補う対策がないとなかなか受け入れられません。やはりカッコイイのがファッションです。

それが、リフォームだったりリメイクだったりします。

お品というのは一流ブランドのものだったり、名が知れていないメーカーさんのお品であったとしてもそれはそれで間違いなく自社ブランドなので商標権、著作権があるのですね。

そうすると、なかなか簡単に、リフォームにしても、もちろんリメイクなどということは違うものに作り変えてしまうわけですから、侵害をしてしまって問題になるという壁があります。

この壁何とかならないものかと常に思っています。

洋服にしても、例えば、とても良質な洋服を作っていた某メーカーさんが倒産してしまい、過去の在庫が残ったその在庫自体は、「破産管財人」という人物だったり会社だったりに権利があるようです。

しかし、実際の話、それは、その時の在庫だった商品に関してです。

私も詳しくは分かりませんが、確かに「在庫」は破産管財人に権利が渡されるにしても、商品自体のデザインだったり、過去の人手に渡ったりして現存する商品の「著作権」ということになると、これは、永久にデザインしたデザイナーさん個人に厳密にはあるのではないかと思うんです。

違いますかねえ。その会社の社員だったのだから、その会社のもので、最終的に破産管財人の権利なのでしょうか。詳しいことが分かりません。

過去に購入したいろんな人が手持ちで持っている商品だけれども、着ないからヤフオクやメルカリで販売するような古着もうーんとそれ以上に残っているのかもしれません。

伝統ある老舗メーカーであればあるほど、その莫大な量の資産たるものが存在します。

過去のままの姿で今後人の手に渡るということだけだと、もともと使われずに残った、売れずに残ったわけですから、なかなか入手したい人が現れず、厳しいものになります。

それを、もっと柔軟に、リメイク、リフォームして違うお品に変えることで、それなら着れそうだ、このアイテムに変身したなら、こっちなら持ちたいなど幅が広がると思うんです。

現在著作権などの垣根は強固なもので、解放されていないのがほとんどだと思いますので、そういう作り変え、大幅な手直しをすることがただただ「違反」になってしまいます。

洋服の古着のリフォーム、リメイクについて

私も過去に、YOUTUBEとかブログでリメイクをアップしていましたが、それさえ、禁止事項なんですね。

自分で使う範囲内や身近な人に無料であげるだけということでも、YOUTUBEアップこそが広告収入が付きますので、思いっきり商業利用になります。

そして、ブログにしても、無料ですが、そういったことを助長するとのことで、あるジーンズメーカーさんが、ブランドの侵害であるから阻止したい意向を直接お電話でお聞きしたことがあります(私の方から問い合わせたことに対する返答です)。

なので、なかなか、最初の製造主が著作権を解放するということが難しい点なんですね。

このことは、長い時間をかけて研究していきたいと思っています。

リメイクができると、うんとやれることが開けてくると思えてなりません。

リメイクをOKにしてくれるブランドメーカーさんとか、製造業者さんなどが増えてくるとよいと思いました。

あくまで、作り手の意志なので、リメイクしたい側の人がどうこう希望したって、当の権利者が首を縦に振っていただかなければ実現しないことですものね。

あとがき

リメイクは、一から洋服を作ることより、入り口としては、はるかに簡単には入れますので、多くのリメイク者は現れそうです。

その分、著作権の解放をする人はほとんどいないという現状ですよね。

シャネルの創始者の、ココ・シャネルなんかは、意外と、著作権に関しては寛大だったようで、コピー商品がその分多く出回った時期があったようですが、そんなこと以上に有名になったという大きな財産を得ました。

真似されていくことに逆らわず、解放することこそが結局は自分自身の事業のメリットになり、益になるというココ・シャネル見方がある意味正しかったと言えます。

ニコニコのマークの、「スマイリーフェイス」なども、著作者が最初から著作権を放棄したからあんなに誰もが知るマークになったと言えます。

けれど、その中でも別の面で問題もあるかとは思いますので、一理あるという言い方がよいでしょうね。

そのように極端なまでに全面的にフリーにしなくても、リメイクさせてもらえる何か手立てはないものかと思っています。

ということで、サスティナブルの今後を考える時に、既に存在している過去の古き良いお品を使いやすい、もしくは素敵にアレンジできる、リメイク、リフォームの分野への開放については、私も注目していきたいと思っております。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録【177-5】

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、やや大掛かりなリフォームをしてみました。

それは、以前に記事にもピックアップ

したことのある、ブランドバッグの内貼りの激しい劣化の裏地の交換です。

今回の目標は、リフォーム完了の時点で、一生モノになるという点です。

表側の本革レザーが良質であることが非常にメリット

裏地の劣化が激しいブランド物のバッグの例として、今回も以前の記事、【2018.04.22バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方が長持ち】で今回と同じようなお直しをしています。

その時のバッグは、グッチのホーボーバッグという三日月形寄りな形のワンショルダーバッグでした。

ホーボーバッグの時は、ショルダーがどうしても取り外せず、そのまま裏地を取り付けたので、完璧な仕上がりとならず、再度が少し縫えずに空きができてしまいました。

よって、今回は、一応2度目ということで、もっと腕を上げたいということと、私自身が満足できるようにということを思っています。こちらが、そのバッグ。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
黒のグッチのバンブートートバッグ:カーフ(仔牛)素材

こちら、USEDで、たまに質屋さん見かけますが、かなりハンドバッグとしては、大きめのサイズ。

縦34cmx横44cmxマチ12cmです。

外側のレザーが仔牛製でカーフという名前の皮です。特徴があって、表面がさらりとした質感で、何か柄のようなものが入っています。

ちょうど、これと全く同じ素材のグッチのバッグを別に持っていて、それも一度お直しをした状態のもので、その質感が良くて、同じ素材でということで探してヤフオクで落札したものが今回のバッグです。

素材から探していくやり方で、後から、デザインに納得するという、一番条件をしぼり込んだピンポイントな素材にしたことが、早く見つかった結果となりました。

ところで、私が前から持っていた、お直し屋さんで随分高額で修理してもらったのがこちらのバッグです。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
黒のグッチの取っ手くりぬきバッグ:カーフ(仔牛)素材

こちらも経年劣化が内貼りに起こって、お直し屋さんでリフォームしてもらい、内貼りを黒の布にしていただき、その後、一生ものとなったと思っています。

毎日も使用しませんから、角の擦れとか、キズがなかなかつかず、良い状態がキープできているので、中側さえ、リニューアルできればその後は、末永く使えるものになるのだと、このバッグで思ったのでした。

お直し価格は、安く懇願しての、¥22,000ほどだったと記憶しています。バッグ1点購入できますね。

ここまでの値段でも修理したいと思った理由はデザインの良さと表のレザーの質の良さが抜群であるということです。

このまま廃棄したとしても、もう一度この価値に見合ったバッグを入手できるかといったらもうこの形が見つけられないと思ったので、レア感も感じていました。

この取っ手くり抜き型は、90年代の超円高時代の並行輸入のブランドショップがそこらじゅうにあった頃のこと。

インターネット通販がまだ浸透していなくて、雑誌を見てお店に電話をして、「それそれ、その大きい方のやつです」なんて言いながら、今から思うと何て危険な買い物の仕方なんだろうと思うような方法で購入したものです。

今回お直しするバンブートートは、年代のことが、しっかり分からないのですが、取っ手くり抜きバッグよりももっと前だと予想します。

取っ手くり抜きバッグが1990年代後半の新品購入だったので、今回リフォームするバンブートートは、1980年-1990年の間の辺りかなと、非常に範囲が広くしかわかりませんが、そんな予想です。

なかなか、調べてもわかりませんでしたが、合皮部分の劣化が、20年くらい経過すると起こり始めることを考えると、そのような予想になりました。

自らの手でのリフォームの過程

では、リフォームの過程をたどっていきたいと思います。

まずは、リッパーで裏地が縫い留めてある部分の糸をほどいて劣化した裏地を全部外します。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:リッパーで縫い糸を切っていく 右:途中附属品を外す(これはマグネットボタン)

なかなか一縫い一縫いが頑丈で沈んでいるので、外すのが大変困難でした。マグネットボタンに関しては、磁気が起こるので、今の時代もうバッグには付けるべきではないと私は考えます。

大切なATMやクレジットカードが数回壊れています。原因がこれである可能性大です。

そして、外し終わった裏地のかたまりをどうぞご覧ください。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:こうして、裏地と表地の縫い目を全部外しました 右:裏地を抜き出します

中を開けてみて、付属品に感動と驚きがあったので、自分で作業をする醍醐味だと思いました。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:厚紙にハガネの板が貼ってあります 右:ハガネの板が錆びています

この鋼(はがね)板は、バッグを強固にするための芯のような役割だと思われますがバッグの入り口の部分に横になっていました。

触ると何かとても硬いと思っていたものはこれだったんですね(;’∀’)。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:マグネットボタンの相方 中:ファスナーの飾り2個 右:ブランドタブ(レザー製)

マグネットボタンの相方は、前述のとおり、ここで廃棄です。特にブランドのマグネットボタンは磁力が強くてパワフルですから。

そして、ファスナーのつまみとして付いていたゴールドのコイン型飾り。これは、綺麗に拭き取ると見違えるようにきれいな金色が美しく、ペンダントトップやキーホルダーとして、後々お洒落に使えますので、保管しておくとしました。

そして、こちらは、後で裏地に縫い付ける予定のブランドタブです。本革なので、劣化の影響は全く受けていませんから、再利用が可能なアイテムです。

そして、次の作業は、裏地を作っていきますので、型紙をまず、作ります。

バッグのサイズである縦34cm、横44cmマチ12cmを考慮し、型紙作成です。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
縦44cmx横60cmの型紙をまず。長方形に作っておいてから、入り口のカーブの部分をバッグを当てて製図します

マチというのは、2枚を縫い合わせる一般的なバッグにおいて、見込む分量が、出来上がりマチサイズの半分を見込みます。

そうすると、2枚重ね合わせたときに倍になって希望のマチの大きさになるわけです。

ただ、型紙の平面においては、縦は、半分を見込み、横は右端と左端と両方が関係してきますから、半分を見込んだ2か所分ということで、結局横の長さというのは、見込む数値がマチと同じ分量を見込むということになります。

今回縫い代は、2cmずつどの端もとることにしたので、【型紙における縦の長さ】出来上がりの縦34+マチ12÷2+入口縫い代2+底縫い代2=44cmが導かれました。

【型紙における横の長さ】

出来上がりの横44+マチ左側12÷2+マチ右側12÷2+左脇縫い代2+右脇縫い代2=60cmが導き出されました。

よろしければ、マチの付いたバッグなどを作るときに、ご参考にどうぞ。

なかなか、平面を立体に想像するのってやりにくいですよね((+_+))。

型紙が長方形で出来上がったら、バッグの実際の入り口がなめらかなカーブを描いていることを型紙で表現せねばなりません。

このカーブは、厳密にはこのバッグのデザイナーしかわかりませんから、バッグを型紙に当てて、大まかに描きます。

そして、型紙の真ん中から、左右対称にちゃんとなるようになど、整えて、カットする位置を決めて、カットします。

ミリ単位まで正確にせずとも、この方法でバッグをあてがって大まかなラインを知り、そのあと手直し、の方法でいいかと思います。

そして、型紙に生地をあて、カットし、印をつけて、地縫いに入ります。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:カットした生地に縫い代2cmに印付け 右:地縫い

そして、マチを12cmつまんで作り、入り口部分を縫い代2cmで1つ折りで縫います。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
左:マチ12cmを作りました 右:入口を縫い代2cmで縫いました

そして、いよいよ、ここがクライマックス。

バッグへ裏地を取り付け、縫いました。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
一番左は、グッチのブランドタブを裏地を本体に縫い付ける直前に裏地のみにミシンで付けました

はい、完成しました。ミシンの針が果たして、通るのだろうかと心配していましたが、通りました。ミシンは、シュプールTL25:針はDB1という工業用針の#16という太い頑丈な方の針番です。

結果的に、下手な部分があって、失敗な個所は、ここです。(下手ですね~(^_^;))

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
裏地が少し表に見えてしまいました(;’∀’)

私自身が持っていくものなので、良しとしました(^_^;)。甘めな判断です。

そして、補色などのクリームで少しお手入れして、完成しました。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
完成(中に新聞紙のあんこを詰め込み、形を立体的にキープして収納し続けます)

あとがき

グッチのバンブーバッグは、取っ手にという素材を用いるという画期的なアイデアが、このブランドの象徴ともなるように定着したことがすごいです。

私たち日本人は、小さい頃から、昔話とか、七夕のかざり、たけのこ料理、など、竹には親近感があるので、好まれる人が多いことでしょう。

バンブーの取っ手は、でこぼこの溝に指が入った時に持ちやすく、心地よいです。

今回使用した裏地は、綿/100%のミニダイヤジャガードと名前をつけていますが、凹凸感ある面白い生地です。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
裏地は、綿/100%の黒のミニダイヤジャガード

ポケットなどを付けなかったので、非常にシンプルなバッグですが、これでよいです。

お直し屋さんに直してもらった取っ手くり抜きバッグもポケット何もなしなので、それと同等にしたかったのです。

さて、ここで、おまけですが、途中で、ファスナーのつまみ飾りが2個保管しておくということで、とってありましたよね。

劣化が激しい内貼りのブランドバッグを一生ものにリフォームした記録
ファスナーのつまみチャーム2個をペンダントにカスタマイズ(自分で楽しんで使います)

はい、こんな感じで、遊び心があるペンダントにしてみました。チェーンはステンレス製です。

今回は、確実に成功することを見込み、口の大きいトートバッグでしたが、いずれ、丸いカーブのがま口のようなバッグでファスナー付きのものなどにもトライしてみたいです。

その場合ミシンが不可能で手まつりで裏地を取り付ける作業となるかと思います。

では、youtube動画もここへ貼っておきますので、よろしければご視聴ください。

どうぞ、また、ブログご覧くださいね。

ありがとうございました。

バッグをお作りしています。

よろしければ、販売商品もご覧くださ

いませ。→ こちら

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気を付けて、レザーという言葉の罠:本革だと思ったのに合皮だった失敗談【177-2】

気を付けて、レザーという言葉の罠:本革だと思ったのに合皮だった失敗談

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

突然ではありますが、あなたは、レザーという言葉を聞いて、どうイメージしますか。

すぐに頭に思い浮かんだのが、かっこいい牛革の高級な革のブーツや、コートだったりしたならば。。。

それは、ちょっと危険なひらめきです。

なぜかって、それが、今日のトピックとなる部分なんです。

レザーという言葉の定義と使われ方そして、正しい使い方の勧め

レザーとは、簡単には、皮革のことです。

この、皮革という皮(かわ)、革(かわ)というダブルの漢字のイメージが動物の牛や豚などの天然の革を思い浮かべますよね。

しかしながら、実際の広い意味での定義としては、レザー・皮革には、

・人工皮革

・模造皮革

という、ウレタンゴム不織布という本革意外の素材を用いた本革の類似品も含まれるというのです。

もちろん、本革は、当然ながら、どうどうたる、レザー・皮革です。

この、レザーという言葉には、言葉のイメージからする罠がひそんでいます。

特に、実際に手に取ることなく購入のネット販売されている商品などにはよりどころが、写真と説明分なので、これは、これは、注意しないことには、うっかり、勘違いの購入の可能性からまぬがれません。

実際に、本革と勘違いして、何人もの人が類似品や、合成皮革模倣皮革の商品を購入してしまっていることでしょう。

やはり、そういう事故が起こるということには、定義と言い回しの結びつきの曖昧さが否めませんね。

よって、私としては、本当の天然物を

本革レザー

と呼び、合成、類似、模倣などのいわゆる偽物を、

フェイクレザー

と呼ぶことを推進したいです。

同じ末尾に、レザーをつけることで、レザーの持つまぎらわしいイメージを疎外するんです。

どちらもレザーなんだから、消去法で、残る、本革という言葉とフェイクという言葉を慎重に比較できて確実ではありませんか。

もし、あわよくば、本革と勘違いさせて売ろうなんて悪徳な売り手がいたとしても、本革という言葉を使っている以上、実物が、フェイクだった場合は、詐欺にあたりますから、逃げようがないということになります。

この逃げも隠れもできない、真実を表す言葉の使い方こそが、購入者の勘違い、まぎらわしさを払拭できると思っています。

私も、実は、失敗談があるんです。

ベルトにFレザーというタイトルがつけてあって、Fを読み落として、慌てて購入してしまったため、実物はフェイクレザーでした。

そうなんです。このFと1文字で省略された商品名が、F=フェイクだったんです。

文字数が限られているからFで表現したなどの理由説明が周到に準備されているかのようですね。

購入者の気持ちに立つなどということとは無縁のとても悪意のある販売の仕方です。

今や、本革は材料としては高価ですから、いかにおしゃれに本革に見せるかの競争的な背景もあるのでしょう、よくできた写真では到底判断がつきにくい上等な作りのフェイクレザーが本当にたくさん出回っているかと思います。

フェイクレザーにもメリットはある

これまでのお話からは、私が、あまりフェイクレザーをお勧めしていないように思われたことでしょう。

はい、確かに、いずれ、劣化して、ボロボロになってしまうフェイクレザーは、あまり私としては好みませんね。

しかし、メリットもあるかと思うんです。

このことは公平な判断のもと、お伝えしたいなあと思います。

気を付けて、レザーという言葉の罠:本革だと思ったのに合皮だった失敗談
左:本革レザー
右:フェイクレザー

見てください。フェイクレザーがすごくよくできているので、両方本革レザーに見えますでしょう。

右側は、触ると分かるのですが、ねっとりとした感じが少しあって、偽物なんですね。

触った感じで判断する時がありましたら、このねっとり感も是非参考にしてみてくださいね。意外と役に立ちますよ。

はい、では、本題で。

フェイクレザーの良い点というのがやはりあるんですね。

特にバッグにおいては、フェイクレザーのメリットが顕著です。

・雨には、防水級の強さがある

・本革レザーより軽い

・本革レザーの類似品としての位置こんなところかと私は思います。

1つ目の雨の時というのは、激しい豪雨のようなバケツをひっくり返したなんて表現をするような強い雨の場合です。

本革レザーでは、防水にはなりません。

雨がしみてきて、特に底の部分のふちなんかが特にしみて、書類などが濡れます。

これ、私、際経験しています。

書類も1枚だけでなく、まとめて、はしっこが三角に濡れますから。

2つ目は、肩こりなどの悩みとして、少しでも軽いバッグがいい場合には、本革レザーは素材そのものの重さがネックです。

フェイクレザーだとかなり本革レザーより軽くて人間の体にかかる重圧が少ない点は利点でしょう。

そして、3点目も、なかなか重要だと思います。

特にビジネスシーンでは、本革レザーの代替品としての位置づけは確固たるものであるといえるでしょうね。

ビジネスシーンだと、3つのメリットがすべて、互いに関連してくるように思えてなりません。

そう考えるとフェイクレザーのビジネスシーンにおいての活躍は、今後もなくなることはないでしょうね。

今回関連したYOUTUBE動画で素材に付いてお話させていただいております。

よろしければ、どうぞ。

あとがき

フェイクレザーも必要な素材だということです。

ただ、しかしです。私としては、その必要性は、購入者側が決めることであるということが前提だと思うんです。

だから、最初に推奨しました言い回し、

本革レザー

フェイクレザー

これをタイトル・商品説明などで、売る側が徹底してもらいたいものです。

本革を買うか、フェイクを買うかは、買い手に与えられた特権でなければなりません。

どうも、ありがとうございました。

これで、終わります。

さて、私が自らお作りしております、バッグをよろしければのぞいてみてください。

こちら

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バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方が長持ち【177-1】

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、バッグの劣化について一緒に見ていきましょ。

合皮は必ず劣化する

合皮に使われている素材は、多くが、PVC(ポリ塩化ビニール)だといわれています。

この素材は、レザーの代替品であるというメリットがありますが、一方、デメリットとして、空気に触れた瞬間から劣化が少しずつ始まるといわれています。

そういう素材の特性があるので仕方がないことではあります。

パーツごとの素材を購入時にチェックする勧め

合皮の劣化というのが、空気に触れた瞬間から起こり始めるというのが衝撃的でしたね。

バッグの場合、どんな高級な一流ブランドでも、例えメイン部分が良質な本革レザーであっても、中側のポケット裏地などのPVC使いの部分が経年により、劣化してボロボロになってしまうことが避けられません。

このボロボロ具合が、半端なくひどいものであるため、一生もののバッグであるようにと20年前に買ったバッグを久しぶりに保管場所から取り出してみると、使ってもいないのに中側の裏地がボロボロだったり、ねっとりしていたりと、事件が起こっています。

これは、とても、悲しいことですね。

一生ものではなかった。。

だから、高価なバッグを買う時、ずっと使っていきたいバッグに出会った時は、冷静になって、合皮のPVCが使われている部分がどこかにあるかをチェックすることをお勧めしたいです。

あまりに多くの部分にPVCが使われていたら、よく購入を検討した方がよいかもしれません。

PVCだらけでも、数年使って終了すると決めているなら、問題ないです。

1-2年では、ボロボロにはならないでしょう。

だから、合皮は、数年使い向けといったらよいでしょうね。

雨にも強く防水力ありますしね。

裏地が全滅した場合でも、どうしても気に入っていて、使いたい場合は、裏地交換として、お直しに出してやってもらうか、自分で裏地を付け替えてみるなんてこともできる場合もあります。

下の写真は、私が、劣化したバッグの中敷きを自分で交換したときのものです。

表の本革レザーとのギャップがとにかくすごいですよね。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
グッチホーボーバッグ(オレンジ茶)の裏地取替

やりにくくはあったけれど、なんとか、自分でも取替え出来た形だったので幸いでした。

しかし、持ち手を取り外せたらもっと完璧に直せたので、やはり、後から交換は、100%の対処ではないといえます。

こんなんだったら、最初から布の裏地をつけてくれたらいいのに。。と思いませんか。

そうなんですよね。PVCで本革風にテイストを統一する意識があるメーカー側の意向もあるでしょうから、今後もそういった本革と合皮とのコンビのバッグは引き続き作られていくかとは思います。

だから、購入者が注意をするということが大切です。

私としては、劣化することが分かっている素材は作り手としても、避けたいと思っています。

布の方がはるかに価値があるし、ある意味、布は長持ちだと思っています。

次の2件も、なんとか自分で対処できた劣化が起こったケースです。ご参考にどうぞ。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
ヴィトンのマルゼルブという型

この型がとても気に入っていて、ずっと持っていたのですが、購入後、30年くらい経過したころに、内側のポケットがネタネタしていることに気づきました。

ポケットなくなってしまうけど仕方ないということで、内側のポケットを外しました。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
中ポケットが劣化したので外した

ミシンの縫い目の跡は残りましたが、この部分以外は、すべて本革レザーなので、少しの被害ですみました。

でも内側のポケットが0(ゼロ)となってしまったのは、付加価値が落ちましたね。

ほんと、本革の部分が今でもとても綺麗なので、合皮の劣化部分とのギャップが極端です。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
フェンデイのナイロンサブバッグ:取っ手が劣化して本革と取替

今は、丈夫な革ひも1cm巾程度を付け直して、安心して使っていますが、最初は、PVC素材の取っ手でした。

作りは全く同じ。この写真と同じように結び目でストッパーの役割をする留め方だったので、素材を変えただけで、全く同じ仕様です。

ボロボロでとても持てるものではなくなってしまい、それなのに、布の本体がとても綺麗で今後も使っていくには、取っ手の交換を思いつき、自分で対処しました。

この場合、結局、布>合皮という価値を感じずにはいられませんね。

合皮の劣化というのは、スピードが速いものです。

ただ、少し、合皮から、話は反れますが、ナイロンのバッグで、持ち手が本革レザーの商品、持ち手が全然良い状態のまま、本体のナイロンが破れてしまう場合、取っ手がまだまだ使えるのにもったいないなあと思ったことがありました。

こういうのって、バランスですよね。

持ち手の丈夫さと、布の丈夫さが極端に違っているのに、1つのバッグとして作り上げているので、最終的に上記のような顛末になってしまうわけですね。

あとがき

バッグの作り手として、お買い上げいただいた後の、ことも考えていくことって、大切だと思いました。

バッグの作り手が、自分では、100%と思っても、お客様にも意見を聞くようにすることって大切です。

ありがとうございました。

ヤフオクにて、バッグを販売中です。是非、ご覧くださいませ。

こちら