ブラウンダイヤモンドの濃淡が素敵なリボンタイデザインがうまくセットに完成できなかった理由【962】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当レンタルジュエリーというのは、セット組になっているのが特徴です。

ネックレス、ブレスレット、リングの3アイテムをすでにセットにコーデして番号が採番されます。

セットの途中のものは、番号をとって、セットへ完成するまで保留になりますが、今回、1年経過しても腑に落ちなくて断念した、けれども素敵なジュエリーをご紹介したいと思います。

ホワイトダイヤモンドにはない魅力がブラウンダイヤモンドにはあるかも

今回は、濃淡ある展開のブラウンダイヤモンドのセットに使用としていました。

しかし、ブラウンダイヤモンドのブレスレットがあまり豊富でないこともあり、ペンダントトップのリングが1年前に組み合わせてあるにもかかわらずずっとブレス不在で完成しないまま1年を迎えてしまいました。

両端が長期保管分です。

真ん中は、セットへの完成の最後の一歩みたいなつもりで、同じデザインの少し違ったアイテムを最近投入。

左のものより小さいという違いがありますことと、ダイヤモンドのカットとか色味が違います。

この2つのペンダントトップを一緒に1つのチェーンに通してみたのですが、ぶつかり合って、ダイヤモンドや地金を傷つけることになりそうだったのです。

では、違うチェーンで段差の重ね付けは。。。という案は、少し平凡に思われました。

段差というより、ほぼ同じ長さで、うんと短いチョーカーレングスの36cmくらいをわずかな段差の36/37cmで重ね付けというのが最終的にこの小さい方のペンダントトップを考えた時点での案でした。

しかし、そうしてもリングも特にボリュームがあるわけではないことで、ここへブレスレットを持ってくるとしたら、ブラウンダイヤモンドとホワイトのツートンの2連辺りかなあと思ったのですが、全く見つかりませんでした。

過去にすでに1つお見かけして、入手しそびれていたので時期遅しといったことだと思います。

ということで、このセットは一から考え直しということになりましので廃案です。

ブラウンダイヤモンドはホワイトには及ばないと聞きますが、それもお洒落分野からの視点で私が見るとそういったことは関係ありません。

透明よりも色が付いていることでお洋服に合わせやすいこともあります。

ただ、ブラウンダイヤモンドは茶色に手を加えた処理がし過ぎていると茶色が鮮やか過ぎて胡散臭いです。

そこはよく見て気を付けたい点ですが。。

今後、ブラウンダイヤモンドは一度完成したものを作るというのが目標です(^-^)。

あとがき

今回のような例は、レンタル商品が3アイテムで1セットというところの難しさであり、ここが特徴でもあったりするんだと思います。

セットにすることで、よりこだわって厳選しているということを実感します。

不思議なのですが、ダイヤモンドって希少価値がもともと高いストーンであるのに、集まっているところばかり見ているものだからよくある石だと錯覚してしまいます(^_^;)。

カラットなどは結果的なものであって、やはり、一番には、お洒落重視で今後も行きたいと思います。

<出会い>レンタルジュエリー事業者自身が魅了される3つのうっとりモチーフ【926】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お客様にレンタルジュエリーでご提供するジュエリーを見つけてセットコーデしていくところが私の出番となっています。

お仕事ではあるのですが、同時にとてもワクワクしながら楽しんでもいます。

だからといって、決して自分がレンタル用のジュエリーを身に着けることはありません。

そんな時間があったら速攻お客様へお貸ししていくというステップへ移ります。

さて、この私自身もワクワクしてしまうようなジュエリーということですが、特に、「うっとり」とするようなアイテムはそのモチーフ自体が飽きないというか何度も目に留まります。

一点物志向なので、少し色が違ったりデザインが違ったりではありながら、大きく括ると同じ仲間である3つのアイテムがあります。

今回はその3モチーフをなぜ思わずうっとりしてしまうのかの理由を考えるとともにご紹介したいと思います。

何度もリピートして取り入れてしまう「うっとりジュエリー」x3点

①多重

K18YG台シトリンの多重リング

こんな風にたくさんに重なって賑やかで美しいデザインは、華やかなので何度も類似の作りを見つけてしまいます。

1粒だけよりもはるかに個性的ですしね。

②フラワー

K18WG台のアメジスト、ガーネット、ピンクトルマリンが連結して三角形に固定されたペンダントトップ。真ん中はホワイトサファイア。色の組み合わせが赤み寄りになっていて特徴がありますね。

お花モチーフはなぜか飽きません。

そして、時々全く同じお品を見ることはありますが、ほぼ同じ物は見つからないことの方が多いです。

お花の魅力はやさし気でおっとりした雰囲気。

リラックスできるようなほんわかした心地も身に着けているご本人が味わえます。

花びらが1粒ずつの宝石をきちんと台に設置し、真ん中の部分はコントラストの利いた別のストーンになっていることが多いです。

しかも連結の3個の合体でよりマルチカラーに色とりどりになって思わずうっとりと眺めてしまいます。

③テーパード

K18YG台に1.76ctのテーパードダイヤモンドが広がるリング。

テーパードカットはある意味、ダイヤモンドの面積を大きく示したカットとして特に美しいと言われています。

1粒のパヴェとはまた違った美しさがこの整然と並んだところから感じられます。

これもかなりうっとりしてしまうような素敵なお品です。

1段ではなくて、3段というところもダイナミックですね。

あとがき

こうして見てみると、この「うっとり」する3つの違うデザインに共通なのが、ボリューム感です。

どれも華やかですね。

やはり、こういうお品が優先に探すポイントを含んだものに私にはなっています。

多くの方がこの良さに共感されると思いますので、人気が高いというか、私と同じようにうっとりしてしまう人続出だと思います。

まだまだレンタル品のお品は増やしたいので、こういった今回のようなアイテムが、早めに私が見つけて、ありがたくいただきまして、お客様に楽しんでもらう橋渡しのようなお仕事を続けてまいります。

楽しく、明るい心持ちを同時にご提供できたらと思いながらまた、ジュエリーに出会っていきたいです(^-^)。

地金の重さだけじゃない、豪華に見えるジュエリー探しのポイント3つ【922】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

レンタルジュエリーのジュエリーは調達の際に、まずは私自身の意志で見つけて納得したものを取り入れさせていただくということをしています。

この自分ならではのチョイスというところがとても大事で、「特徴を出していく」こととか「個性」とか「らしい」というピクチャレスクのレンタルジュエリーなのだということが理解してもらえるように力を注いでいる部分です。

そんな私の実体験を例に、レンタルでなくてもご自身での購入の際にお役に立てそうなことをこのたびは記事にしてみました。

地金の重さだけが価値じゃない、3つの華やかジュエリー選びのポイント

やはり、せっかくジュエリーを着けるなら、まずは、華やかな物を選びたい気持ちがあります。

たくさん持ち合わせて、バラエティーを広げていくのであれば、渋いお品とかまた別の方向も考えるのでしょうが、私もまだ、十分な数をご提供できているとは思っていません。

当面は、まずは、華やかなお品から先に集めていくことをしています。

そんな「華やか」という装いになるために、具体的に、現実的にどの部分がそう見えているのかということで、華やかジュエリーを探す時のポイントを3点ご紹介したいと思います。

1)大きいこと

K18WG台のアメジストの大花リング:お花でも大花1輪のモチーフのものはペンダントトップでもこういったリングでも時々、見つけられます。

単純ではありますが、やはり大きいことが豪華につながることは間違いないと思っています。

気持ちの面でも、着ける自分も、それを見ていただく他人も感動があるのはやはり宝石の大きさや面積や容積。

それは、ストーンでは、ct(カラット)が大きい値であるということへつながります。

2)巾広であること

K18YGのプレートを折りたたんだようなモチーフが連なる一スクエア一連ブレス:透かしが爽やかで美しいです。

この巾は6mm程。貴金属で幅が5mm以上ともなるとなかなかの存在感です。

1mmの違いは大きく、5mmを超えたものは豪華になるに十分な巾になるかと思います。

特に地金をたっぷりというわけでもないので重さは10gもないですが、目を引くデザインです。

こういうお品を見ると、地金の層が厚いことがそれほど関係あるのかというとそうでもないと思えます。

3)多色であること

単色に対して、多色は2色のバイカラー/ツートンカラーから、3色以上であるマルチカラーという呼び方があります。

いろんなカラフルな色が入ることで、にぎやかになり、綺麗だと思う感動と共に、心理的な面も相まって豪華だとより感じます。

K18WG台のサファイア、アメジストなどのマルチカラーのフラワーリング:ピンクの色もオレンジがかってとてもやさしく、色のバランスが良いです。葉っぱの部分も多く、お花がボタニカルに表現されています。このデザインを見た時、「パーフェクトだ!」と感動したものです。

あとがき

この3つのポイントで豪華なジュエリーを探してみて♪。

メンズ分野で喜平の線径が太いずっしりネックレスが定番ですが、あの作りというのは、線の中身がぎっしりと地金が詰まった作りなので、重さがすごくあります。

結構なお値段がしますし、50g程までに至るものもあるようです。

シンプルなのだけどずっと飽きずにキラキラ輝きながら持ち続けていける点で喜平チェーンも素晴らしいものではありますが、デザインとしては似たり寄ったりに見えます。

今回の私がご紹介したポイントは、自分らしくお洒落に着けられるジュエリーに向かう目の付けどころとしては、少し違った考え方。

むしろ、巷では現在高騰中の地金の金の相場をあまり重視していない考え方、見方になります。

こういった考え方もファッションの中ではコーデにはお役に立てる機会がありそうです(^-^)。

<出会い>こういうの1つ持っていたい、編み込み地金ブレスの美しさ【907】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

プラチナの美しい編み込みブレスレットをご紹介したいと思います。

巾広に編み込まれて、一番には、視線の行かないような手首のところにも存在感を発揮してくれそうです。

編み込みブレスは地金違いでも雰囲気が違う

今回の編み込みは6本のベネチアンチェーンを編み込んであるもので、なかなか華やかです。

三つ編みよりも複雑に編み込んであるデザインの方が他のアイテムと合わせやすいと私は感じています。

PT850製の編み込み幅広ブレス。持つと、ずっしりとしたものを感じます。

ブレスレットのプラチナは白っぽくて素敵な輝きがあります。

ベネチアンチェーンだけをストレートにしたブレスもそれはそれでナチュラルな良さがあるかもしれませんが、こうして編み込まれるとまた新しい雰囲気が作り上げられます。

巾広ブレスは、四角いアイテムとの相性が良いように私は思っていまして、例えば、リングをこれに合わせるとすれば、平打ちリングのような巾広のリングなどと合わせたり、スクエアなアイテムのペンダントトップやモチーフに合わせるアイデアが浮かんできます。

あとがき

私の役割は、お客様にご提供するジュエリーのセットを組んでいくことです。

ここにやりがいと楽しみを感じています。

この編み込みブレスをもし、自分用にいただいているとすると、ただただ収納するだけにになってしまうのです。

そのような使い道のない私ができることは、お客様に使っていただいて、楽しんでいただくこと以外にありません。

すごく不思議な事なのですが、自分では使わない者ならではの楽しみ方の1つとして、他の方に楽しんでもらうためにあれこれ考案するということがあるということがレンタルジュエリーをさせていただいて実感しています。

私自身も実は楽しめているということなんですね(^-^)。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 63b80362d578de8c3fb1fc536c5b6d80.jpg

金の高騰に関して今思うこと-レンタルジュエリーへの影響の有無など【906】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近、また金が高騰しています。

金の高騰はアメリカの経済の安定感によって左右される影響が一番大きいとのこと。

それは、金が$と密接したものだからのようです。金の価値のアップは不安感の現れと言えるようで、投資家は、いざとなった不安な時に金に交換することをしておくため、金に多くの人がありつく形になるというようなもの。

とはジュエリー界の中では、ある意味大騒ぎということになっているかと思います。

では、この地金の金をそこそこ扱う、レンタルジュエリーをしている私が何か影響を受けているのか、そして、この地金アップについての考え方などを今回はお話したいと思います。

もともとおしゃれ重視のレンタルジュエリーにおいては関係ない部分もある

確かに金の高騰によって、地金の価値が上がって商品自体の値段が上がるということであれば、私も商品を調達する際には購入ですので、影響があります。

ただ、その見るポイントというのが、必ずしも地金を多く使っているかとか厚みとか金高騰の値段アップに影響する点ばかりでもないために、あまり気にしないようにしています。

あとは、ビンテージ物中心で、今後新しく製造されていくものというよりも、昔の古き良きお品の方に価値を置いているので、金高騰に伴って、過去の型落ちのようなものであることでのSALEみたいなお値段の決め方をしていただいているようなお品であると、あまり関係もなさそうです。

ただ、金高騰で、そういった私のような見方もされる人も増えると競争になることはありますので、全く影響を受けないとも言い切れません。

以上は調達の面です。

そして、私が今度はご提供するレンタルに関しては、どうか。

これは、全く変わりません。

地金高騰の影響で商品の価格が上がるのはそのものを販売ということではあるのかもしれませんが、レンタルでは、それを入れ込まない方針が私が決めることができます。

それは、やはり、もともと一番価値を置く部分がお洒落かどうかという点にあるので、マイペースに続けていくつもりです。

あとがき

金ってすごいアイテムなのですね。

いざとなると現金より価値がある信頼できる資産であるために、不安定の場合は、投資家達はこれを信頼するという構造。

ここまで、地金を扱っているにもかかわらず、全く金相場と関係ないご提供ができることが安定感があるというメリットとなればと思います。

<経理>貴金属ジュエリー中心のレンタル事業をしている個人事業主が商品購入時と決算にする仕訳【856】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回も、ずばり、タイトルにそのままの答えが入るように設定してみました。

本当の答えはタイトルが長すぎてしまいますので、中に必ず答えがある導きとなるタイトルに致しました。

その理由は、自分がいろいろネットで調べさせていただく時に、タイトルに期待して中を読むと答えがなかったりする驚きと絶望から、逆の立場になってみて、自分は答えをちゃんと示していきたいという意向です。

情報というものは、とりあえず無料でよいのではないだろうかと、どうしてもそういう考え方に行き着きます。。

どなたかがこの記事を見つけていただいて豆知識にでもなればと(^-^)。

18金やプラチナ台の宝石のレンタルをしている私の商品調達時の仕訳

今回2つの場面の仕訳をご紹介しますが、そのベースとして、18金とかプラチナなどの貴金属主体の宝石を扱っている点がとてもベースになるのでまずはここをしっかり認識する必要があり。

18金やプラチナは、質屋さんでの換金場面などがテレビなどでも印象的ですが、価値がほぼほぼキープされます。

車や建物と比べると分かりやすいかもしれませんが、劣化が非常に少なくて、ほぼほぼ一生物となります。

キズや破損などでも換金してもらうと価値がそのままであることからもそういうことが言えますね。

ということから、まず、商品購入時は、 「商品仕入 - 普通預金」 などの仕訳をします。

振込の場合が多いので、普通預金を例にしましたが、右側の貸方は、買掛金だったり、現金だったりすることがあります。

この商品仕入という言葉使いは私のただの拘り。

ハンドメイドバッグ事業の場合に、生地や附属の材料を購入する時に、「材料仕入」という独自で作った科目を使いますので、その区別をあえてします。

出来上がりの既製品を仕入れるので商品仕入といったニュアンスです。しかし、申告時には、ただの「仕入」に合算して入っていきますがね。

ちなみに自分で作ったハンドメイドバッグの棚卸仕訳の時は、「製品」という科目を使っています。

ジュエリーは、「商品」、ハンドメイドバッグは「製品」という区別です。

ただの拘りです(^_^;)。

さて、この購入時に、私は、実はネットの誤情報を信じ、消耗品費-普通預金でこの1年やっていました。

そして、減価償却費を決算の時に計上してくのだと思っていました。

ところが、消耗品費だと、仕入と売上が同じ期の中でひも付かないのでまずいとのこと。

ネット情報も鵜呑みはまずかったです。

何もわからない場合はいくつか見比べて本当に正しい情報なのかを疑うこともひつようですね。一番良いのは、税務署さんへ聞くことです。

今回も税務署さんへ念のため確認して確定申告前に分かったことでした。

そして、すべての消耗品費でやっていた仕訳を昨日の時点でやり直しし終わりました。

ジュエリー類の決算の時は、「仕入」勘定に含まれる内容という流れで、「棚卸資産計上」をするという認識

そして、決算時の仕訳ですが、上述のように、減価償却費は金額がいくらであっても関係無し。減価償却費は計上しないという結論に至りました。

貴金属類がほぼほぼ劣化がないということで、棚卸資産にそのまま購入時の金額でアップ。

劣化しないものなので、しばらくずーっとこの購入時の金額を棚卸資産表に入力していくことになると思います。

棚卸仕訳というのは、期首の商品の在庫高、期末の商品の在庫高を示すものです。

「期首商品棚卸高 - 商品

商品 - 期末商品棚卸高」

この2段の仕訳をすることになります。

貴金属類は、ほぼ一生物というくらい長持ちですが、調達を増やすとどんどん在庫が増えていきます。

この点では、ジュエリーがたくさんで、たくさんの価値を持つようにも見えますが、実は、在庫を多く抱える事業であると言えます。

あとがき

今回は、レンタル業のその中でもレンタル物の内容に特化した事例です。

もしかして、レンタル品によっては、減価償却費に計上するものもあるのかもしれないので、その辺りは更なる確認が必要だと思いますのでお気を付けくださいね。

なかなか簿記の本などにはそこまで特化したことが書かれていないので情報が少ないですよね。

そんな時には、税務署さんのご意見とか回答を得るのがすっきりと腑に落ちることがあります。

税金のことをあれこれ考えている段階では現在は無いので、インプットの多い自分ですが、事業の方に力を入れていきたいので、こうした経理、会計のことは、実直で良いのです。

ハンドメイドバッグとレンタルジュエリーに入れ込む2つの付加価値に付いて【782】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグとレンタルジュエリーのお店を運営致しております(^-^)。

今回は、ハンドメイドバッグとレンタルジュエリーに私が入れ込んでいる2つの価値について、その比重とか重視具合をお伝えしたいと思います。

ハンドメイドバッグの場合

付加価値と呼ばれるものには、「良質さ」が1つ挙げられます。

これにつきましては、大変重視しています。

もともと生地メーカー様が作ってくださった生地をいただき、デザイン+製作という流れです。

もう1つは、「おしゃれ感」です。

ハンドメイドバッグをずっと製作してまいりまして、やはりこの2つの価値を必ず入れ込んでいると気づきます。

ただ、比重が違います。

ハンドメイドバッグの場合は、前者の良質さの方により重きを置いています。

例えば、2019年に主にトライしてみたイタリア製のフクレ加工のマルチカラーの素材を集めて、明るいカラフルな美しい柄でということを意識してバッグを作っていました。

けれども結果がそれほど手ごたえを感じたものではありませんでした。

柄や色は好みが千差万別であって、私が「わぁーっ」と思った感動の生地がバッグになった時にうまく効果が出ていないようでもありました。

その結果から、2020年に色を黒に片寄せてチョイスすることを決定。

そして、2021年に黒生地での製作に取り組みました。

となると、「生地頼み」みたいな感じが成り立たなく、技術をアップすることに現在は力を注いでいます。

・・と、こんな経緯があり、実際はおしゃれ感よりももっと地味な部分ではありますが、「綺麗な縫い」だったり「丁寧な仕立て」だったりということに注視しています。

生地のレベルが2019年チョイスのイタリア製中心の高級生地ではなくても、身近なある一定のレベルを持った良質さは持ち合わせた生地をチョイス。

あとは製作の技術の点を高めていくことにしています。

なんか自然にそう思えてきたというのが実際で、2019年の生地の素材自体に重点を置く方法も無限のものではないなあということを感じていました。

そんなにいろいろ特徴ある生地が見つかりませんでしたので。

現在の良質さを重視したやり方の方が長い目で見て、私にとってはどうも永続的のようです。

とびっきり美しい高級生地をうんと平凡なトートバッグで価値を出すというのは、ブランディングが高まった時に有効なのではないか。。なんて考えています。

そういう素材重視一辺倒の方法ももちろんあると思いますが、私にとっては十年早そうなんです(^_^;)。

レンタルジュエリーの場合

レンタルジュエリーのジュエリーに関してはすべて出来上がり品で、私がデザインしてお作りすることはほぼ無いです。

ほんの少し、天然石をネックレスやブレスにしたものはありますが、ほぼ現在は地金の貴金属とか宝石と呼ばれるものになります。

この場合も、同じく、「良質さ」と「おしゃれ感」の2本立てなんです。

こちらの場合は、比重は、おしゃれ感の方が大きいです。

この宝石のおしゃれ感の部分は今後も、価値を高める余地がまだまだあると感じています。

宝石もいろいろで、セレブのような超高級な宝石をキラキラと身に着けるのか。

それとも、日常使いも違和感のないそれほど使うシーンに偏りのないある一定のレベルをもったものなのか。

迷うことなく後者です。

それは自分自身が過去に毎日何かしらのアクセサリーを着けて実際に通勤したり仕事で外回りが合ったりなどのシーンにも違和感なく、しかし業界自体の雰囲気もあっておしゃれ感も重視していたことがあるからです。

そして、いろいろ楽しめるということがしやすいです。

ということで、良質さの場合だと、例えば、ダイヤモンドであれば、1-2カラットあるものが、なかなかのお品だと思うようにある一定のレベルは意識します。

残りはすべて、おしゃれ感に力を注ぎこみます。

そのおしゃれ感という難しいなかなか言葉では表しにくい部分を、ジュエリーアイテムを、ネックレス、ブレス、リングの3アイテムを1つにコーディネートすることでセットごとの商品にして表そうとしているのです。

現在、このおしゃれ感を高めるために結構力を入れている最中です(^-^)。

あとがき

今回は、私が実際にこめている価値を2種ご紹介しました。

「良質さ」と「おしゃれ感」。

きっと事業内容によってそれぞれあるのかもしれませんが、まずは、何を価値として入れていくかの認識をして、そこからは追求という流れが良いです。

ハンドメイドバッグやレンタルジュエリーは、ファッション分野になりますが、この、「おしゃれ感」という価値に対しては結構可能性を感じています。

事業スタートのきっかけのお話-ハンドメイドバッグとレンタルジュエリー【731】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、現在お仕事させていただいております、ハンドメイドバッグとレンタルジュエリーの最初のスタートのきっかけのお話をさせていただきたいと思います。

プロフィールコーナーの一番最後をご覧いただきますとおおわくのお仕事ストーリーのような流れが分かりやすいかもしれませんのでそちらも後程どうぞ(^-^)。

今回の記事は、プロフィールの文章にも書ききれなかったその「きっかけ」に焦点を当てたものになります。

「きっかけ」というのが昨日や今日の中からふと生まれたものでもないこと

よく、ふとしたきっかけで。。。ということが言われますが、その言葉って昨日や今日突然沸いたものでは実際ないというものだと思います。

結果的に言い回しが難しいので、シンプルに、あるきっかけで。。。という言い方にどうしてもなってしまいますが、それまでの地道な長年続けてきた何かが実際には答えになるようです。

後で貼りますYOUTUBEでのお話の中でもそのことに触れています。

まずは、ハンドメイドバッグをスタートしたきっかけ。

あれは、2007年くらいの事。

会社の経理事務の仕事を日々やっていく中でステップアップを図りたい気持ちがありました。

本来経理というものは。。。と考えた時に、会社で学ぶこと以外からの面からも簿記を分かった方が良いと、簿記2級取得を目標に勉強し始めました。

同時くらいに、ハンドメイドバッグ製作を一から独学スタートしました。

独学とはいっても、参考にさせていただいた有難い、基本的なバッグの作り方の本がありましたので、時々作り方を見させていただき、裏地付きのバッグ、ファスナー付き、底を切り替えて縫い付けるタイプなど自分だけでは分からなかったことが多々あります。

簿記も独学ですが、お世話になった参考書が良かったということもあります。

この簿記を勉強した理由は、もともと1995年くらいから持っていたいずれ自分のお店を持ちたい夢があったから。

経営には経理はとりあえず必要だとおぼろげながらというか確信というか必須事項のように分からないながらも思っていました。

1)ハンドメイドバッグ作りスタートのきっかけは何だったのか

ハンドメイドバッグを製作していこうと、決めたのは、何か自分に1つ取柄(とりえ)というものを作りたいと思ったからです。

1995年に初めて社会人になって仕事をしていくことに対しても結構なやる気と決意でのぞんではいましたが、それでもその中でまたさらに、「これがあるんだからこの逆境などどうってことがない」というものがどうしても必要になってきたのです。

それくらい会社での仕事のキャリアなどには物足りなさを感じていました。

よって、会社のお仕事である経理の技術をうんと高めることを、自分でも努力していくのだという目的での簿記2級の取得が1つ、そして、会社のお仕事一本にかけていては、結局は他力だという考え方です。

何か自分のこれがあるというものが無いと困難にぶち当たった時に考え方が狭くなってしまいます。そういった意味では、片隅にこれというものが会社とは別にあると、趣味でも娯楽でもなんでも自分ならではのこと。それがあると乗り越え方も違うものです。

それは結果的に正解でした。

その物足りなさと悔しさをを持った2007年くらいの気持ちというのがハンドメイドバッグを作るきっかけです。

結構大きな気持ちでした。ハンドメイドバッグ作りは結果的には、現在までずっと続けてきたことになりますが、途中、簿記の勉強のためにストップしたり、行き詰まって製作していない期間(2014年あたり)もありました。

よって、自然な気持ちの赴(おもむ)きに従ったということになります。

それも今思えば長く続ける秘訣なのかもしれません。

ずーっとやり続けてきたというのも大変正当派な綺麗なものですが、そうでもなく、自然に何となく結果続けてきたというのが現実です。

けれど、きっかけの時の悔しい気持ちとか、なかなか仕事で活躍することができなかったことを見返すような気持ちは強いものであったことは間違いなかったです。

2)レンタルジュエリーのきっかけは何だったのか

レンタルジュエリーのスタートのきっかけは、まだ1年程前のこと。

ただ、ジュエリー好きはここ10年以上にわたり、結局ハンドメイドバッグと同じような時期からのスタートです。

ひたすら宝石と呼ばれる貴金属をコレクションしてきました。

不思議なことに、実際は使わないというのが少し風変わりで、行き着く場所が「保管」という何とも地味な実態でした。

それを2020年の夏に、その先の行かせる場面を作るという目的からレンタルジュエリーをスタート。

ジュエリー達もきっと喜んでいます。

踊るように活動的にゆらめくペンダントが目に浮かびます。

この長年コレクションしてきたことという地道な自然な何気ないことこそ、ふとしたきっかけである2020年の夏を導いたのですね。

何か集めている最中も特に事業などと考えていなかったにもかかわらず真剣に、自分だけでなく人から見ても良いものであるようにと、ネックレス、ブレス、リングを1セットにして、まるで3ピースの三つ揃えの高級スーツのようになればとそれ1セットで事足りるようなまとまりを作る。。。

その時のその集め方そのままが、現在のレンタルジュエリーがセット物であるという所以です。

ということで、きっかけというある一瞬の出来事は舵を違う方向に切っただけで、それまでやってきたことは長年かけた地道な作業だったようです。

こうして見てみると、突然浮上してくるきっかけというのは私には見当たりませんでした。

何かしらずっと続けてきた些細なことかもしれない中から生まれたものです。

あとがき

とはいえ、きっかけの一瞬も大切なんです。

これぞ、この時がきっかけになる時というのは自分で感じ取ってそうしてきたことですので、ある一瞬の場面での勘のようなものというのも大切だとうことでしょう。

勘というのも、その時の物ではなくて、いろいろな過去の情報からの選択であるということも聞きます。

ということで、今回は、きっかけのお話でした。

プチレンタル事業者のジュエリー保管用ジュエリーボックスのある風景【694】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ありがたく、レンタルジュエリーたくさんレンタルいただいております。

ありがとうございます(^-^)。

レンタルには返却が時々ありますが、この返却時に一時的に保管する場所が必要。

それを兼ねて、ジュエリーボックスを配置しています。

その他、レンタルいただいていないお品もそこに保管。

今回は、事業者自身が拘る、木製のジュエリーボックス配置の風景をご紹介したいと思います。

インテリア感を出したジュエリーボックスが並ぶ風景

以前にジュエリーボックスは、【633】で、そのジュエリーボックスの内部の作りなどに注目した記事をアップさせていただいております。

今回は、複数のデザイン違いの木製ジュエリーボックスが集まった風景を見ていただこうかと思います。

最近少しジュエリーボックスを増やしましたので、ここで一度ご紹介させていただこうかと思います。

主に、細長い棚を2列配置。そこへ個々のジュエリーボックスを置いています。

そもそも、ジュエリーボックスを置く、このインテリア映えがかっこよい棚は、両方とも、以前に【159-2】の記事でもご紹介させていただきました、「Najico:ナジコ」という商品名の木製棚です。

現在では木材入手の事情で生産はしていないとのことで、ビンテージとしての昔のお品が大変親しまれている様子であるのを目にしました。

特徴は、そのインテリア性高いお洒落なポールが一目見てナジコでしょ、と分かる様相。

そして、扇形の洒落た棚の形です。

扇形を利用して、角っこに配置するのもスペースの無駄がありません。

左のNajico棚は4段、右のNajico棚は、3段と2段を滑り止めカバーを使ってボードを敷き、2つ積み上げて背高く使っています。

この棚をお作りになったのは、福島県のいわき市にある「南産業(株)」さんという会社さん で、「中村自工(ナジコ/NAJICO)」さんという鉄道車両部品を扱う商社さんとの共同企画品とのこと。

現在南産業(株)さんは、このお品は生産していないものの、新しい時代へのシフトでキッチン関係のお品を作られているそうです(以前メールを一度させていただき、この棚についてお聞きしたことがありまして、その際に教えていただきました(^-^))。

良いお品を作られている会社さんで、キッチン関係のお品もきっと素晴らしいと思います。

この棚をベースに、全部で、きりの良い、10点のジュエリーボックスを配置。

一度に全部が写真に写しきれず、すみません。忘れてはいけないのが、ほんの隙間にぺたんこのネックレス専用のボックスもありますね。主に、左の棚がジュエリーボックスらしい仕切りのあるタイプ、右の棚が、引出しだけのミニ箪笥のようなシンプルな作りのお部屋の広いタイプと分けています。

木の色は、基本的に茶色なのですが、ベージュ、キャラメル茶、カーキ茶、赤茶、チョコ茶など木の色がバラエティーに富んでカラフルな茶で配置されています。ここ最近の入手として、一番右下のチョコ茶。

これは、箪笥がとっても小さくなったみたい。

特に仕切りはないので、広く珠のネックレスなどを収納するのに向いています。

そして、その一段上の右側。赤い色がかわいいコンパクトな棚です。

ボックス自体はミニサイズですが、5段という充実と正方形の10cm四方くらいの引き出しには、チェーン式のペンダントを中心と下セットが1セットずつ入ります。

小さくてもちゃんと収納してくれるのです。

てっぺんに敷いているマットは埃の吸収です。直接は埃が付きやすいので、マットで覆っています。

セリアさんやダイソーさんにある正方形の吸着マットというものですね。

写真の一番下にわずかに映る3点のゴブラン織りの薔薇柄のボストンバッグは、ジュエリーケースなどの収納や、リフォームするための道具、洗浄用のボールやタオル、撮影用のジュエリートルソーなどが入っています。

あとがき

これらは、すべて、レンタルジュエリーの事業用のジュエリーボックスです。

より空っぽになっていくことがとてもありがたいですね。

レンタルしていてくださいますお客様、いつも本当にありがとうございます(^-^)。

今後もセットを増やしていき、当面全100セットを目指します。

インテリアも結構好きなので、インテリア方面から見た収納の様子をこのたびご紹介してみました。

<経理>経理事務の枠内で見る、「在庫を持つ」「在庫を持たない」の意味【690】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく、在庫を持たない事業がリスクが小さいということを提唱されているのを目にします。

この在庫を持つ、在庫を持たないというのが実際の経理の中ではどんな形でそれが表現されるのかなどをまずはご紹介したいと思います。

在庫を持っている状態の証とは?

年末の最終日、12月31日が個人事業主では、確定申告の1つの区切りの締めの日となり、バタバタ大掃除などで多忙の中、ひっそりと締め切られる重要な日となります。

その翌日からは、年明けのおめでたい日のお正月ではあるのですが、これも、早めに棚卸をして、分からなくなってしまわないうちに、残った在庫をカウントする作業が始まります。

この在庫をカウントするという在庫というものには、私のハンドメイドバッグの例ですと、材料である生地/附属類と、出来上がっている商品であるバッグ、そして、レンタルジュエリーのレンタル品の3種をカウントしていきます。

具体的に原価でカウントしていきますので、材料である生地や附属は購入時の計上してある仕入-買掛金もしくは、仕入-現金などというような仕訳の、「仕入」金額と等しい金額でアップします。

アップというのは、表にしていって最終的に合計金額を出す表です。

商品になったバッグは、原価でアップ。この材料の残る前の使った部分が主に金額の要素となります。

ここには、実際に製造して私がミシンでせっせと縫った加工賃なるものは入りません。

実際に費用がかかっていないものは入らないという考え方。あくまでも事実としてレシートや領収書、納品書が存在している外注などのエビデンスが存在する加工賃のみがここへ入ります。

ということで、在庫であるのだという証は、仕入という科目を使った計上をしているものかどうか、それに伴い、年末締めで棚卸作業をしたものなのか、ということが在庫を持っている状態ということの証となります。

レンタル業の棚卸はある、宝石のレンタル事業も立派な在庫を持つ事業

レンタル業というのが、私が行っているハンドメイドともう1つの事業、レンタルジュエリーがそれに当たります。

レンタル業というのは、同じ商品を消耗して破損しない限り、商品を調達してから長い間レンタルされていきます。

この最初の商品を調達する点で、ネットで意見が分かれています。

商品そのものの販売であろうがレンタルであろうが、商品を仕入れたときは仕入の科目を使うものだという意見。

これは、実際に税務署様にお電話でお問合せしてお聞きした貴重なご回答ですが、「在庫になる」というのが答えです。

仕入を一度どっさりと計上して、後に、売上が多数出るという日付の結びつきが一定でないアンバランスではありますが、仕入と売上は関連付いたものになります。

あとがき

以前に、いつかのブログでアップした時にお話したことがあります。

在庫を持たなくてよいから「予約販売」という形態が必要な数作れば良いというメリット。

これは、あくまで、外注依頼をしている業者さんにスポットを当てた場合です。

その外注先は、きっと、材料の在庫を持っていて、注文を聞いた時にはすぐに用意できる体制でないとスピーディーに成り立たないと思います。

そうすると、一連の川上から川下の流れを一度に見たときにどこかで在庫を持った状態の部分があるというのが、物販の正体だと思います。

けれども、予約販売が近年無駄がないという意味で推奨されているのも、最初から製品に作り上げてしまって売れ残るよりも無駄は無いと言えます。

余計な物は作らないという点では、在庫を持たないということに貢献しますね。

ただ、在庫というのは、材料と商品と2つあるから、その商品の部分を減らすというところにスポットを当てたのがよく推奨されていることの内容だと思います。

それに伴って、余計な商品を作らない分、材料も幾分かは少しだけ在庫を持てば良いということにつながるのかもしれません。

ということで、「在庫をおさえられる事業」などという言い方が一番相応しいような気がします。