デニム生地、何の情報もないままで12オンスと14オンスを見分けるコツ【603】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先日、このようなことがありました。

セルヴィッチデニムの12オンスをなんと、14オンスと思いこんで間違えて購入してしまった出来事です。

このまさかの勘違い、12オンスと14オンスが見分けが難しい点、幾度も14オンスの元の生地に触れることで分かってくる重さの違いの感覚などが今回の学びとなりました。

12オンスと14オンスの決定的な違いとは

パッと見ただけでは違いが分からないこの2点、左側が14オンス、右側が12オンスです。反が違うのでロットが違いますが、両方共紺色です。わずかに、左側の方が目が詰まっているのがわかりますでしょうか。この見た目で判断付けるとしたら、その目の詰まりがヒントです。

目の詰まりというのは結局、たくさん糸がぎっしりと折り込まれている点で、重さへつながります。

オンスというのは質量のことで、一定の面積における重さの基準を表した単位です。

そうすると同じような面積にぎっしりと詰まった方がオンスの値が大きくなるのです。

上の写真であると、脇のほつれ具合の様子でも参考にある程度はなります。14オンスの方がぎっちりと折り込まれているのでほつれにくいのです。

簡単にほつれるということがゆるいということで、12オンスは糸がたくさん使われていない方だとの見方ができます。

こうれは相当慣れてこないと難しく、もう少し分かりやすいのが、同じサイズのパーツを手で持った時のずっしり感。

12と14の2の違いだけなのに、14オンスはずっしりと重さが感じられるのに対して、12は軽いなあと感じます。

一般的な洋服なるジーンズなどでは、12-14オンスが一番多く使われていて、ジーンズなどに出来上がってしまうとなかなか判別が困難。

基準はリーバイス501です。

あれは、14オンス。あれぐらいのごわつき感がないと14オンスではないということです。

さて、今回の私の例では、生地の入手経路でどうしてもオンスが分からない状態で入手となります。

その場合に自分でオンスを導き出せる方法がありますので、一番良いのは、購入したりした時にお店から情報をもらうのが良いですが、お店もオンスが分からないのだという究極な場合が時としてあります。

1オンス=1平方ヤード:0.84m2=28.3g弱という、すでに分かり切ったデータがありますので、これを利用して計算します。

実際に調べたい生地をできるだけ大き目にカットして、面積を出します。そして同時に重さも計ります。

私が行ったものは、27.5cx30cmのパーツ。

あまりにもミニサイズだと、デジタルの測りが小数点以下をカットしてしまって本来の重さから遠ざかってしまい正確に割り出せませんので、それ相応の重さがあるパーツは最低限必要かと思います。

そして、面積が、0.0825m2と出ました。

次に、単位を定形の1平方ヤードでは何グラムなんだというところへそろえていくステップを踏みます。

0.84÷0.0825x28.3=407.27g・・・0.84m2だと407.27g相当のものであることがここで判明。

そして、最後に、この重量が1オンスの重量の何倍かというところがオンスの値となりますので、何倍なのかを計算で出します。

407.27÷28.3=14.3 ・・・14.3オンスと出ました。

約14オンスです。

この計算により、12オンスの方は、12.4と値が出ました。

約12.5なので、12オンスのわりには、しっかりしたものであるようです。

よって余計に惑わされてしまい、間違ったわけです。

あとは、同じパーツを重さで比べることがお店で反になっているとそれが簡単にできません。

よって反になっている状態というのは非常に分かりにくい状況であると言えます。

けれども、これで、今後は見分けられそうな何か1つステップを踏んだ気がします。

あとがき

たった2オンスの違いと言えどもその差は歴然です。

それなのに、間違えて購入してなかなか気づかなかった難しさもあるということです。

14オンスの「ずっしり」という重みのこのずっしりの言葉もかなりのヒントになるかと思います。

なかなか今回は貴重な学びを得ました(^_^;)。

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セルヴィッチデニム製のエコバッグの1年間の色落ち変遷【463】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この1年間記録してきたことが実は1つあります。

それは、この記事をアップする2021.03.25のおよそ1年前くらいになるかと思いますが、2020.04.10スタートで、セルヴィッチデニム製のスクエアなエコバッグを実際にお買い物で使い始めました。

そして、ほぼ毎回写真を撮って、その後の色落ちの様子を記録しようということをしてみました。

そして、写真も結構な数になった今、一度その結果を当初と見比べようというものです。

色落ちのきっかけは、雨や洗濯

最初の3か月はそれほど変わり映えが無いですが、7月に雨に打たれているのが分かります。

そして、その後洗濯をしたところで、8月の様子が一気に変わります。

得にアイロンなどはかけませんでした。この辺りから少し縮んできてカジュアルになっていきました。

お買い物は、週に数回で、基本は週に1度くらいなので、それほど頻繁というわけではないですが、自然の生活の一部の切り取りですので、それが現実でした。

そうして、12月から少し飛びますが、3月撮影の状態が、こちら。

結構皺もできて味わいが出てきました。2020.03.24撮影です。

では、最初のノンウォッシュの生地のままからの変化を分かりやすく見てみます。

だいぶ変わりましたね。随分柔らかくもなりました。

ただ、これも、リーバイス501のいかにもアメリカンなブルーの色落ちを思えば、まだまだです。

1年なんてほんの入り口に過ぎないのかもしれません。

それを考えると、薄ブルーまで色が落ちるには、たくさんの年月を経ていかないと到底難しいですね。

ここから私が学んだことがあります。

色落ちした時の事を考えたデザインの考案について

一番最後の2020.03.24の写真の角がすれていて色が変わっています。

この角のとがった部分が変な色に色落ちしてしまいました。

あたりがついてしまったのですね。

このことから、プレーンなデザインが色落ちも均一に美しく落ちるかなと思います。

このとがった部分は、幾重にも生地が重なりすぎて野暮ったかった部分です。

厚みが特にあって、このような不自然な擦れが出来がちです。

全体に厚みが均一に作るようなデザインをあらかじめよく考えるというのも1つあるかなと思いました。

あとがき

今回もYOUTUBE動画ございます。是非どうぞ(^-^)。

こんな風に長いスパンの実験は初でした。

地道にやってきてこうして発信できてよかったです。

ただ、おおーっ♪と感動するものでもなかったですね。

やはり、色落ちは1年どころではない10年越しのような長いものでやっと目を見張る変化が出るのでしょう。

ただ、1年の色落ち具合の度合いというのも、目安にはなりました。

雨のきっかけで少し色落ちし始めたことが自分で分かりました。

そして、洗濯。お水の影響が大きいですね。

昔、リーバイス501を洗わずに綺麗に筋を出すみたいなことが流行っていましたが、洗わないのはかえって、織り糸が弱ってしまい、素材が傷むとのことです。

適度に綺麗に洗うお洗濯は、むしろあった方が良いのです。

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ハンドメイドバッグの中綿裏地キルトを5cmから7cmに変更したことで良くなった点【460】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ヘルメットバッグを3点連続製作しておりまして、2点目に入りました。

少しずつ違う部分があって、同じデザインなんだけど「似ているようで非なるもの」になるようにお作りしていっています。

今回は2点目なので、1点目の時の教訓を活かして、改善した点、そして、1点目と違う部分はどこなのか、そんなところが見どころです。

1点目で課題だった点とその改良の対策

1点目の時に、主に2つのことが今後の課題となっていました。

1つは、底部分で支柱が上手く重ならなかった点。

1点目の課題点:なかなかこの部分を実際に見ることはありませんが、それでもここは、きちんと支柱同士が同じ位置に重なるように作りたいところです。位置は意識していましたが、徹底の点で甘くて、ずれてしまったと思われます。

もう1つは、キルトのダイヤ型の1マスがやや細かすぎて、時間がかかりすぎてしまうと同時に、真ん中あたりで、しわが寄りそうになって危うかったことがあった点。

1点目の時のキルトは、5cmの正方形をダイヤ向きにしたもの。細かいのは確かに綺麗ですが、細かすぎると皺(しわ)の原因になります。適度な間隔が望ましいです。

このことから、支柱をぴったり底の部分でくっつける対策と、キルトのサイズを5cm→7cmへ大きくするという変更をしました。

改善のために行った2つのこと

では、まず、支柱の件ですが、今回は、まだ、完全に結果が見られません。

やはり最後にマチが出来て、完成の時に底を見た時がその時ですので、そうなるような事前対策の段階が今回に当たります。

このように、底同士をぴったりくっつけた時に支柱が1本の延長で続きになるよう、正確な同じ位置である、再度から10cmということを徹底。そして、縫い付ける時も、印の直線をど真ん中に、ミリ単位で正確に縫い付けます。

そうすると、このように、この時点で、ほぼ完成の見通しが立ちました。

おそらくこのままいけばぴったり重なって出来上がるだろうという予想ができます。

今回は、ここまで。最後の完成の時に確認してチェックすることになります。

もう1つのキルトのサイズの方に移ります。

5cm→7cmの変更で、同時に、真ん中に待ち針を打っていなかった前回とは違い、今回は、しわの寄りがちな真ん中にも待ち針を打ちました。

こんな感じでランダムですが、全体に出来るだけ均一な見栄えで、縁だけではなく、真ん中部分も待ち針を打ち固定しました。
7cmにサイズを大きくしたダイヤキルトを作図。角からのスタートで、7cmの二等辺三角形の底辺を最初として、そこから順に7cm巾で斜めに線を描いていきます。

今回の対策の効果と出来栄え

7cmキルトで出来上がった裏地中綿キルトパーツ。5cmの時よりも粗くはなったものの、これでも緻密なキルトの部類で十分だと考えます。真ん中にも待ち針を打ったこと、細かすぎないキルトのサイズにしたことで、上手くいきました。
とても美しい7cmキルトができました。タックはどこにも寄らずセーフ。

YOUTUBE動画もお作りしましたので、貼りますね↓。どうぞ(^-^)。

あとがき

よかったです。上手く完成しました。5cmの時は、ピンタックが寄りそうまでいった箇所2か所くらいを少し縫い直ししましたが、今回はそのようなことが起こらず1発OK。

しわがはるかに軽減されました。

とはいっても、待ち針が縁だけの場合、懸念はあるので、今回の待ち針を真ん中にも打った効果というのもかなりのものだと思いました。

そうして、この後、入り口開閉タブを作り、本体と裏地を縫い付けて完成の予定です。

次回の完成の記事お楽しみにどうぞ(^-^)。

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セルビッチデニムの14オンスでハンドメイドバッグを作る場合の糸のゆがみの件【437】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、セルビッチデニム14オンス程度の生地でヘルメットバッグを作り始めました。

14オンスともなるとかなりの迫力です。

綿/100%は一般的には、アイロンで折り曲げたりしやすくて、融通が利く生地ではあるのですが、この、セルビッチデニムに関してはずっと未解決の悩みがあります。

糸目があちこちゆがむ原因は何か

まずは、長い支柱を作ります。

とっても長い支柱です。ビッグなサイズのバッグに縦の長さをフルに、そして、取っ手の高さも多めなので1.9mという超ロング。もちろん生地の反の縦向きに裁断です。この時に気を付けるのがステッチ間の幅の統一。
あまりうまくできたとは言い難いですが、こんな風に黄色いステッチがデニム上に浮きます。デニム生地は同色の濃紺などの糸だと、長い目で見て色落ちした時に糸が浮いてくるので、その時にもマッチするようなデザインがかった糸の色の1つとして黄色が1つにあります。
左の方の幅がやや広すぎますね。難しいです(^_^;)。ところで、もう1つ別の問題が。。。この部分ではまずまずなのですが、けれどもそれが起こっています。ステッチがあっちこっち歪んでいるのが分かりますね。今回この事をメインにお話したいと思っています。
このタブパーツも今回の製作過程で作りました。特に、左側のタブの方の右側のステッチが歪みがあります。

これでもまっすぐに縫っているつもりなのです。

結果が、こういった感じでゆがんだステッチが見られてしまうのです。

この原因を考えてみましたが、このデニムの綾織りのせいではないかと思うんです。

平織ではないことで起こってくる地の目の硬さが糸を変な方へ生地の折り目の流れに沿って誘導してしまうのではないか、とそう考えてみました。

そうすると仕方がないのかなぁ。

一度こういったセルビッチデニムを専門に縫っている方にお聞きしたいと思いました。

例えば、ミシンが職業用でなくて、デニム専用のもっと重くて強固なミシンだとこれが起こらないとかそんなことがお聞き出来ればなあと思います。

あとがき

支柱を片方のパーツのみ縫い付け完了で今回の作業終了に。

今回の生地は、縦に筋が多く見られるものです。

経糸の白が多い配分で使われて織られたセルビッチデニムなのかなと思います。

そうなんだけど、他の生地よりもデニムの色が暗いというのも特徴です。

耳は紫色をしていました。紫セルビッチだったのです!。

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大きなヘルメットの収納ができて持ち歩きもできるようなヘルメットバッグをセルビッチデニムで現実化してみる企画【435】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回から、新しい製作に入っていきます。

デニムで作るヘルメットバッグ。

ヘルメットというのは、思ったよりうんと容積を要するものです。

頭に対して縦も横も随分と厚みのあるまるで、炊飯器の大きめみたいなサイズ感です。

お店にヘルメットが並んでいるのをずっと見ているとそんな気がしてしょうがなかったことがあります。

私もかつてはバイカーでしたが、アメリカンタイプの街乗りバイクなので、ヘルメットが小さめでした。

ジェットヘルメットというやつですね。

今回の企画は、フルフェイスや、システムヘルメット、オフロードヘルメットなどヘルメットの中でも特に大きなタイプに目を向けてみたものになります。

以前、インスタグラムで、オフロードバイクのヘルメットの写真をアップしている方に、サイズをお聞きしたこともあります。

それらをお持ちのライダーさんがヘルメットをもっと大切にできるような、可愛がれるようなふんわりとしたクッション性のある安心なヘルメットバッグを目指します。

持ち運びというのは、シーンを考えてみたときに、何も家から乗っていくわけではないことを想定。

時には、ヘルメットを持って飛行機にさえ乗ることもあるのでは。。

と、持ち運びシーンもよく考えたお品にと思っています。

今回使用の生地

今回は、裁断後の生地を準備する段階にとどまりました。

表地は、セルビッチデニムの14オンス程度のもの。

ジーンズでいうと、リーバイス501のデフォルトの状態のような硬さ、厚みのものです。

裏地は、うって変わって、カーテン地。

元々肉厚ながら、針が通りやすく、幅が広いということでの採用。

<表地>セルヴィッチデニム(14オンス程度)、綿/100%、日本製。
<裏地>2級遮光プリントカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
セルビッチデニムのアップ:とても頑丈なのがこの織り目で分かりますね。デニムの種類も細かくはいろいろ分かれる用で、この生地の色がインディゴでも暗めであることや、縦に筋多く見られることが特徴です。
2級遮光プリントカーテン地のアップ:2級遮光というのは、1級、3級に比べて、光を通す具合が中間であること。完全に太陽の光をシャットアウトすることを好むのか、少し光が差し込むくらいが良いのかで、後者が2級になります。けれど、今回の製作には、この遮光の機能は無関係ですけどね(^_^;)。

ここへ、中綿キルトをかけていき、ふんわりしたクッション性のある裏地にします。

あとがき

ヘルメットバッグ久しぶり(2018年に作っています)。そして、大きなバッグも久しぶりです。

大きなバッグは、結構時間がかかるものです。

今回の製作での心配は、デニム生地と裏地のキルトが上手くミシンの針が通るのかという部分。

それだけが心配です。。

なにはともあれ、進めてみます(^-^)。

では、また続きは後日の記事をお楽しみにどうぞ。

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股下データ&3cmの法則によるあっという間のデニムジーンズの裾上げのやり方【142】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

前々回の記事で、リーバイス501を2本、裾上げしました。その時に、2パターンのやり方のちょっとした違いがあるということを書きました。

今回は、前々回のお直しの経験から、私は自分の股下が分かったから、自分の股下データというものがゲットできたわけです。

股下データを今後のお直しに活かすことのメリットと注意点

私の場合は、75.5cmほどの股下でジーンズをはくということが分かったわけです。

ここで、注意点ですが、本来の股下はおそらく、私は75.5cmもなく、72-73cmほどであるかと思います。

ただ、デニムというのは、はいたときの物理的な現象で、クッションができて、本来の股下より2cm程長めにするとクッションの兼ね合いで長さの先端がやや上の方で決まるということが分かります。

ジーンズの裾の物理的現象:裾周辺が足の上にクッションして折れて乗っているのが分かります

そうすると、私の股下データの75.5cmというのは、あくまで、ジーンズ用の股下であるということを念頭に置いておかねばなりません。

ということは、スラックスなどのパンツの、ストンと何のクッションもなく下に落ちるタイプのまっすぐなラインではくパンツは、股下は、ジーンズよりも短くなり、本来の純粋な股下サイズである、72-73cmに私の場合はなるということでしょう。

今回は、前々回と同じくリーバイス501をまた、別の色のもので、お直しがしていないままの股下が80cmの状態のものがあったので、これをお直ししていきました。

今回お直しをするリーバイス501のインディゴブルー色

リーバイス501の中間色のインディゴブルーの裾上げ手順

まず、股下が75.5cmというのを、前のお直しで、やや長めだと感じたので、75.0cm仕上がりということで今回5mmだけですけど、短く設定します。

今回のぽいんとになるのですが、実は、履く必要がないんです。ということで、今の状態の501の股下だけを測ります。80cmでした。

そして、計算を軽くします。80cmを75cmにしたいので、80-75=5cm分短くする必要があることが分かります。

そして、5cm短くする中に、三つ折りの縫い代を含まねばなりませんので、縫い代1.5cmx2=3cm分余分に長く見積もります。

そうすると、5cm-3cm=2cmをハサミでカットです。表から、裾の仕上がりの先端より2cm中に印を付けて、裾の2枚分まとめてカットするのを左右行います。

左:裾より2cmの部分に印をつけます 右:印の上をハサミで2枚重ねてカットします

この後、三つ折りして、裾を縫っていきます。

その時に、前々回の時と同じように、固い部分が1か所あるので、金づちでつぶすということをして、多少ミシンを通りやすくします。

左:1.5cmを2回折ります 右:金づちでぼこっと膨らんだ状態をたたいて、平たくつぶします

それほど、劇的な効果があるということはないです。ただ、ふくらんだままだと、ミシンの線もぐにゃっとゆがみがち。

この作業が多少ではありますが、効果はあると言えますね。

左:金づちでつぶす前 右:金づちでつぶした後 ・・・少しぺたんこになりましたね(^-^)

そうして、ミシンで両足分縫っていきます。

最初にこの難関といわれる固い部分を行ってしまえば、後は、楽です。

この難関を最初にやらねばならないのは、内股の隠れがちな部分に、二度縫いを隠すためですね。

外側に返し縫いが見えるのと、内側になるのとでやはり綺麗さが違いますので、見栄え的に私としては、内股部分からのスタートが良いと思っています。

その流れで自然と固い部分が内股部分にあるので、一番の難関がスタート時点に早速やってくるというわけです。

とはいっても、最初の針目を突然、膨らんだ部分に通すのは望ましくありません。

少し手前、2cm程度手前からスタートして、返し縫も完了しておいて、その勢いで、膨らんだ山に登るのいうのがスムーズかと思いますね。

スタートと終わりの返し縫の部分を一番の難関の山から避けて、少しずれたところからスタートするという縫い方です。それでも、ちゃんと内股側に返し縫部分が隠れます。

あとがき

はい、このようにして、出来上がりました。

今回の股下データを知っているという状態でのお直しは、幾分楽だといえます。

最後だけ、確認のために、試着したらよいのです。

お直し後の試着で初めて履きます。

今回のこの股下データを持っていることというのは、いろいろ活用できるかと思います。

例えば、遠隔的に股下を教えてもらったらそのように直して発送などの遠距離取引などにもいいですよね。

お直し屋さんが、パンツ物を売るなどということができるのですね(^-^)。

では、最後にYOUTUBE動画を貼り付けます。

よろしければ、ご覧くださいね。

細かい部分に関しては、当ブログの写真の方がいいショットをとらえているかと私は思いますが、動画なので、流れ的な部分はいいかもしれません。

ありがとうございました。

私がお作りしております、ハンドメイドバッグをよろしければ、一覧でご覧くださいませ。

こちら

デニムジーンズ裾上げ2通り:三つ折りを含めてカットの場合と三つ折りをほどいてカットの場合【248】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

リーバイス501。

私は、USA製をチョイスして古着で5本持っていました。

今回この501のあるワードローブに新たに、2本の今まで持っていなかった薄いブルー色を加えることにしました。

このような少し色のトーンの違う爽やかな薄色のブルージーンズをワードローブに加えます。

とても楽しみなのですが、裾直しをせねばなりません。私のようにネットのリサイクルショップで古着を買う場合の裾直しは、お願いできる店もあるのかもしれませんが、ほとんどそのようなサービスはないでしょう。

ということで、こういった場合特に、ジーンズは古着で購入の機会も多数あるかと思いますので、自分で自宅での裾上げをご紹介したいと思います。

裾上げの仕方が2通りあること

この私が今回行う2本のリーバイス501ジーンズは、実は、全く同じやり方ではございません。

違う点があるのです。

かかと周辺を出来上がりにしたいので、この場合5cmほどカットの必要があります

この写真は、セピア色がかった方がもともと長めなので、長めではきたいにしても、デフォルトのままでは、ひきずってみっともないのでカットを5cmします。

この5cmカットをするにあたって、股下を測ると自分の股下がある程度把握できますね。私もやってみました。

股下の測り方:股部分の縫い目が十文字になったど真ん中の交わった点から、折り曲げた出来上がり線の裾の先端までを測ります。

股下の測り方ということで、今後も何かにお役立てくださるといいと思うのですが、まず、股部分のど真ん中が十文字になってハギになって出来上がっているのがズボン型です。

この十文字の交わったど真ん中1点から裾までの長さが股下となります。

ちなみに、私の場合、75.5cmでした。

しかし、これは、私が長めでパンプスではきたいので、2cm程長めに設定したのもありますので、実際は、股下は73cmあたりといったところでしょうね(^_^;)。

ジーンズは、生地が立つぐらいごわごわしているので、長めでクッションのようなしわを入れることでかっこいいと思ったりもします。

なので、長めにはくわけです。

しかし、これは、嗜好の違いがあるので、ぎりぎりのまっすぐな形の裾の様子で表現したいということであれば、出来上がりの先端を私が、かかとの下の方までというのに対して、アキレス腱の下の方とか、かかとから、1-2cm上部分とか分かれるところだと思います。

はい、それで、カットする長さなのですが、古着なので、もとの長さが違うことから、セピアがかった方は、5cmカット、水色の方は3cmのみカットということになりました。

左:セピアがかった方・・・5cmカット 右:水色の方・・・3cmカット

そうしますと、この5cmと3cmで少しやり方に違う部分が出てきます。

5cmカットの方は、先端のデフォルトの三つ折り始末をほどかなくてもよい分量です。

それは、カットして、三つ折りを1.5cm幅で2度折るということをしてますので、もともとそれをしてある先端の1.5cmx2=3cmを最初から差し引いて少なくカットして帳尻を合わせればほどく手間が省けます。

5cmカットなので、5-1.5x2=2cmカットで出来上がりが合います。

この場合2枚分重ねて、裾先端から2cm部分をまとめてカットです。

<5cmカットのセピアの方>左:裾から2cmで印をつけます 右:2枚まとめて2cmの印通りにカット

こんな感じであとは、縫い代1.5cmを2回折り曲げて、三つ折りして裾が上がります。

もう1つの水色の方は、3cmの部分なので、三つ折り部分を、現在の状態で、三つ折りされているところをほどいてからやらねば、なりません。

ギリギリの先端をカットしたとしても、三つ折りの縫い目が残ってじゃまなので、結局ほどくと同じ作業が入ってきますので、まずは、リッパーでほどいてから、先端から3cmの部分をカットするいってみれば、本来のやり方になります。

<3cmカットの水色の方>左:リッパーで元の三つ折りをほどきます 右:ほどいて伸ばした状態の先端から3cmを今度は、1枚をぐるり1周してカット(この場合は重ねるより、この方が綺麗にカットできます)

写真のハサミの位置が悪いですが、正しくは矢印の近くの線が当初の先端部分なので、そこをカットします。

いよいよ三つ折りしてミシンがけをします

ついにこの時が。。

2本とも1.5cmの縫い代を2回折ってミシンで仕上げます。

この時に、少々コツがあるんです。

縫い始めと終わりは、返し縫いがありますから、返し縫のやぼったい縫い目をなるべく隠すために、スタート時点を内股部分寄りにしています。

やりやすいのは、生地の薄い外側ですが、いずれにしても、内股部分の折り伏せ縫いの重なったごわごわした硬い部分を通らねばなりませんから、最初の方で通っていこうという考え方をしています。

つまり、ミシン縫いの一番の難関部分が最初にやってくるということです。

折り伏せ縫いは本当に厚みがあり、固いので、縫う前に、三つ折りした状態、もしくは、1つ折った状態でも、金づちでコンコンとつぶすということを行うと縫いが少しスムーズです。

また、後の動画も見てくださるといいのですが、適度な力で良いので、立体的すぎる三つ折り部分をつぶして、厚みを少し薄くするのです。

金づちで縫う直前に膨らんだ三つ折り部分をたたいてつぶします→効果は少しだけあります

このことが、絶大な効果があるというわけではありません。やはり、ジーンズの折り伏せ縫いはどんなものもごわついて固いもの。

ただ、この作業で少しましになるというものです。少しでもミシンの通りが良くなった方が良いですから、私はデニムの裾直しの時にはいつも行っている作業です。

特にリーバイス501は生地が集めのデニムですから、なおさらです。

そして、もう1点ポイントがあって、難関を一番最初に持ってくるとはいえ、本当のスタート地点を一番固い部分にしてしまっては、余計に大変です。

そうではなくて、少し、手前の2cm程前からスタートして、返し縫は平らな部分でしておいて、ミシンの動力の勢いもつけて難関の山へ登っていくという流れをたどるのがよかろうかと思います。

なので、このスタートは難関の少し手前、というキーポイントをどうぞ、覚えておいてくださいませ。

そして、すべての裾がこのように縫えたら、できあがりです。

5cmカットの方と3cmカットの方の出来上がりの見比べ

<3cmカットした水色の方>:

もう1つの5cmカットの方がこちら。

<5cmカットしたセピア色の方>

パンプスをはくので、長めにした裾上げでしたが、もっとすっきりと短めでも違う意味でかっこいいかもしれませんね。

あとがき

YOUTUBE動画もございます。どうぞご視聴くださいませ(^-^)。

このような感じで、カットの分量によってやり方が一部変わってくるというお話があったわけですね。

古着はなかなか裾上げをやってもらえないことが多いですので、ご参考にどうぞ。

ありがとうございました。

私が自らデザイン、製作しましたバッグもございますので、どうぞご覧くださいね。

こちら

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