【625】【626】の続き、これでラスト、留めベルトのつまみタブ設置リフォーム【628】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

【625】【626】の記事にて、日傘のある部分のリフォームを行ってまいりましたが、実は忘れ物がございまして(^_^;)。

今回は、本当にこれで最終です。

忘れ物というのが、留め具のリングに取り付けるタブでした。

これがある無しではとても使い勝手が変わりますので、必須のパーツだったのでした(^_^;)。

リングの空きを邪魔しないようなシェイプされたデザイン

ということで、今回型紙無しで、なんとなくデザインしてみました。

当然左右対称に重ならねば縫えませんので、どんなデザインでも左右対称は必須ですが、ポイントは、リング内にボタンがはまりやすいよう、その空間を邪魔しないようにシェイプされたデザインにするという点です。

こんな感じで、1本のテープなんだけど細い部分があるものということで細長い台形にカット。
なんとなく考えたものですけどね(^_^;)。
アイロンで真ん中を縦に折り、さらにそこへ向かって外側から包み込む感じで、周りのステッチをかけました。この1つ前の段階のアイロンで折る場面は後程のYOUTUBE動画にポイント箇所があるので、ご参照くださいね(^-^)。
そして、リングに細い部分を通して、先端を手縫いで縫い留めます。この写真よりももっと深く折り込み、つまみタブの長さをほどほどに短くしました。
そうして、完成です。このつまみタブがあると、機能としては大変スムーズです。

あとがき

今回の日傘は、非常に布ライクで、ガサっとしてすべりにくいので、こういった素材は特に、留めベルトもやりにくいものです。

総合して思うのは、あまりきつくやり過ぎず、少し余裕のある程よいゆとりが傘の生地自体を傷めないコツだと思いました。

ツルツルの滑りの良い傘なら自然にキュッと縮まってくれますが、結構厚みがあるままなのでその点は傘の素材の種類による配慮といったものが出てきます。

今回のリフォームは、ビンテージの古いお品をリフォームすることで、大切に使っていけることの例です。

昔の物は本当に素敵な物が多いです。

日傘もなかなかこれといったものが見つからなかった中に今回の傘が、昔ながらの手の込み具合で、オシャレできらりと光っているお品でした。

購入時の選び方なんかも結局は長く使っていくかなどにかかわってくるというもの。

ショッピングをする時の自分に合った拘りとか、そんな点も今後ご紹介できたらと思います。

そもそもお直ししてでも使っていきたいお品というのは、もとは、購入時の心持ちだったりしますので、ショッピングこそ重要であるのかもしれませんね(^-^)。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

たすき、取っ手、ショルダーなどいろいろ使える長い丈夫な4本ステッチテープの技【627】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、N style ENIGINEER様へお送りします分のエプロンをお作りしています。

ここに、別布でたすきの長~いのを作るということで進めています。

今回は、こういったたすき、バッグの取っ手、ショルダーなどに使える技術の1つ、美しい4本ステッチの作業場面のご紹介です。

どういった点が綺麗にできるコツなのかなどはたくさんお作りしてきてまとまってきていますが、その製作視点に立った内容は別の記事でご紹介させていただくことにして、今回はとにかくその作業場面という点のみご紹介とさせていただきます。

幅の広いベルトテープは4本ステッチが見栄えが良い件

細めのベルトテープというと、1cm代くらいまで、太目となると2cm辺りからかなと思います。

今回もスリムではあるものの、やはり太い部類に入ってくるかなと思うたすきのテープを丁寧に接着芯の織芯を貼り、丁寧に包みこんで美しくステッチをかけていきます。

その時に、ステッチの幅が適度に密であるのが美しい秘訣。

だいたいステッチ間が5mm以下が美しく仕上がるベースなのかなと考えました。

1つすでにできているのでここで。こんな感じで、幅が一定にそろい感覚が美しく統一感がある出来がやはり美しい4本ステッチの目指すところです。目の錯覚などで幅をそろえることが非常に難しいです。これも訓練で何本も何本もこういったものを多く作ることで、よく職人さんである、「経験と勘」が生まれます。線を引いたりするのは、ナンセンス。目で見て、線などひかずに作る部分です。ちなみにこの生地、チノクロスという名前の綿/100%、日本製。
少し、戻って、簡単に作業をご紹介。巾7.5cmの150cmロングの接着芯の布帛芯を貼っておきます。こだわりの織芯/ニット芯。風合いが美しなめらかに仕上がるのが不織布ではない布帛の芯地です。
生地をこのようにアイロンをかけます。

このアイロンこそが、綺麗にできるベースとなるものなので、特に真ん中の線は、一度だけでなく二度目のダメ押しアイロンもしています。

そして、縁の先端。ここが本体の中へ完全に隠れてしまう仕様でない場合は、きちんと縫い代始末するので、くるみ込みますので、このラインの美しさも出来上がりに対して物を言う点です。

まずは、ぐるり1周ボックス状にステッチ。これでサイドの2本がステッチされますのでは、あとの2本は、ちょうど等間隔が空く位置にステッチをしていきます。
そうして、完成。かなり綺麗にできました。おおっ!というような声が上がるほどの美しさを目指して縫う作業になります。

あとがき

私も職人的訓練の末、結構等間隔でできるようになってきましたが、目指すところはもっと完璧な美しいものなので、まだまだ発展途上にあります。

けれども、縫いだけでなく、今回ご紹介のようにその手前のアイロンもかなりいろんな工夫をこめて綺麗に仕上がるベースとなりますので、アイロンとミシン縫いのコンビと考えた方が良いかと思います。

一度、ハンドメイドバッグ教室、「HMB教室」で取っ手の綺麗な作り方としてご紹介してはいるのですが、その頃から、私も更なる学びがあり、もっと精度を上げていますので、その時の、「ちょっと綺麗」から、「極上」というほどの美しさになるためのコツだとかそんなものを今後はご紹介したいと思います。

既製品テープもたくさんあるのですが、「らしさ」はやはり布で一から仕立てたところにこそ表れるかと思います。

そして、何より、既製品は高価なので、生地が材料としてはエコノミーなんです。

あとは、その技術で付加価値を出していけば良いではないですか(^-^)。

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