トルコ製のエキゾチックな房ペンダントをどうしても盛り立てたい、その際に力を貸してくれたカーネリアンの存在【358】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「トルコ」という国のイメージは、エキゾチック。

「ベリーダンス」という舞踊もイメージの1つです。

エジプトと並び透かし柄が素敵なお衣装とともに美しい「ベリーダンス」が有名なトルコらしさを是非味わっていただきたいと、ぼんぼりと房のコンビが非常に美しいシルバー925製のペンダントを組み合わせていきます。

エキゾチックな雰囲気は何がそうさせているのかの謎解きにも是非じっくりとご覧くださいませ。

もう1つのエキゾチック、「カーネリアン」という天然石の力を借りずして成り立たなかったジュエリーコーデ

2015年当時で¥12,000くらいだったかと。

ペンダントトップだけの購入で、シルバー925製のトルコ製の房ペンダントをゲット。

たくさんいろんな房ペンダントを見た中ではダントツの素敵さでした。

そうして、可能な限りを尽くした見比べにより選んだ房ペンダントを組み合わせて1つのセットに致しました。

〇ペンダント:長い方がトルコ製のタッセルのモチーフ、ステンレス製の喜平チェーン75cm。
短い方は、しずく型多面カットのカーネリアン(オレンジメノウ)60cm。こちらもステンレス製の喜平。
〇ブレスレット:カーネリアン(オレンジメノウ)のくり抜き多面カットバングル。内周は18cm。 
〇リング:シルバー925製の幾何柄のマーカサイト付きで透かしデザイン。サイズは16号程度。 
4点セット:ペンダントはロングチェーン同士の重ね付け。差し色にカーネリアンを取り入れました。

カーネリアン、マーカサイトや透かしが複数のヶ所で関連付き完成。

抜け感あるお洋服にはとても相性が良いと思います。

また、エキゾチックな柄のワンピースなどにもなじむように付けることができるかと。

あとがき

こうして見てみるとシルバー925の抜け感の素敵さをたくさん感じます。

本格的なジュエリーは少し緊張感があるもの。

それとは対極にリラックスして付けられる魅力もあるのです。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップでは開始当初はあったこういったシルバー925のセットはあまりの地金の格差とお客様からの反応を見ながら廃止した過去がありました。

確かに本物=高級であるとも言えるのですが、銀製の美しさだって本物ではないでしょうか。

こうして、今後もご紹介だけはさせていただくことでその魅力は引き続きお伝えしてまいります。

旅行とか遠出の高級なお品物では安全性が危ぶまれる場合には、こうした親しみやすいシルバー925のジュエリーがとても有効だと思います(^-^)。

まるで大地のように包み込むような優しさのブラウンカラー、「サンストーン」を取り入れたマルチストーンジュエリーの装い方【370】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代に「パワーストーンブーム」なるものが到来。

もとは石ころだったかのような扱いの鉱物に付加価値を付け、ジュエリーとして装う文化が生まれました。

自身もこの波にはぷかぷかと浮くほどの乗りようでして、随分天然石にはまりました。

この世で5,000以上もの種類の鉱物があるという書誌からの情報があります。

そうしますと、よく宝石に登場する有名な誰もが知るストーンは超有名どころであり、まだまだ隠れたニッチな存在の素敵な天然石があるということになります。

ここ近年は比較的知られてきたストーンだと思うのが、「サンストーン」。

自身の「サンストーン」との初めての出会いは、茶色の天然石を探していたところからの発見でした。

このたびは、優しい大地のようなカラーのサンストーンを中心にして、シルバー925やステンレスと共にエキゾチックな世界観あふれるジュエリーの組み合わせを作っていきました。

サンストーンのペンダントトップとその他の茶系マルチカラーの配置で作った丸みのある組み合わせの完成

5点セット:ペンダントは楕円の重ね付け、ところどころに茶色が登場しています。
〇ペンダント:長い方はトップがマーカサイトの幾何柄の楕円の925製。90cm。短い方はトップがシルバー925台の楕円形のサンストーン68cm。いずれもチェーンはステンレスのフィガロ。
〇ブレスレット:サファイア中心のALL天然石マルチカラーブレス。タンブルカットと呼ばれる俵形のサファイアのマルチカラーの間にステーション的にサンストーンの真ん丸が入る配置。シルバー925の留め具含む20cm。 
〇リング:2点。共に茶色瑪瑙(メノウ)で、サイズは共に15号程度。

ブレスレットの中にもサンストーンが入り込んでいます。

サンストーンは横に細かい線が時々入りますので、類似のカラーからの見分けはこの細かい横線が目印です。

茶色中心のカラーは、お洋服でもそうなのですが田舎っぽくなりがちです。

これをいかにお出かけ用に装えるかは自身にお任せくださればと思います。

お洋服では茶系は柔らかくなり過ぎるのですが、色をしぼり、このたびの茶系マルチカラーのジュエリーの配置で「クール」に寄せる工夫をします。

あとがき

このたびのセットの中でブレスレットが自作品です。

石屋様で多くの連の中から探し出し、つなげて作り上げるのですが、選ぶ時がやはり大きな1つのポイントです。

例えば、冒頭で綴らせていただきましたように茶色のストーンを探すということであれば、カラーを主体にして茶色のストーンが集まった中から選ぶと比較的見つかりやすいです。

その他、丸だけでなく、キューブ型やタンブルカット(楕円みたいな形)やタンブルカットの多面カットなどの発展バージョンの美しいカットもあります。

そういった検索が可能な「ケンケンジェムズ」様はご紹介するに相応しいネットの石屋様です。

留め具をつなげることさえ習得すれば(自身は友人からの教授とYouTubeからの教授)、思うようなストーンをアレンジすることができます。

組み合わせは無限だと思います。

同じストーンでもそれぞれ人間一人一人の解釈の仕方も違うので、その点が面白い所だと思うのです(^-^)。

「テレビショッピング」のペンダントトップがかなりハイレベルだと感動、有難く拝受し、その後の続きを担当させていただきました【364】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

開始当初の2020年からは何度も改良を重ね、現在は、18金やプラチナの高級地金と質の高い宝石のコンビの本格派ジュエリーのみが勢揃いのラインナップに変わりました。

ただ、開始当初に並べていましたシルバー925のジュエリーもとても素敵で、こうして記録には残してありました。

今後はラインナップには並びませんが、日常の装いをいかに素敵にしていくかのヒントになればとお伝えしたい気持ちがどうしても止みませんでした。

この度は、かつて大盛況の「テレビショッピング」の「ジュエリー」の分野にあった素敵なペンダントトップから始まり、3点セットを自身が組み合わせた様子をお届け。

実際にテレビを見てではないのですが、ネット通販で見つけたものです。

「ショップチャンネル」様でした。

その洗練されたエレガントさは大きくうなづけるものであり、長年の人気の底力のようなものを感じました。

七宝繋ぎの透かし柄を引用のオリエンタルな雰囲気のペンダントトップは、まるで物語を織りなす「導入と締めくくり」のようなもの

〇ペンダント:スクエアがバイヤス向きの透かしの幾何柄デザイン、925製。サイズは20mm四方。80cm。 

裏面は空洞。

特にビッグなわけではないですが、程好い存在感で、非常に美しいです。

「ショップチャンネル」様のセンスの良さを感じます。

先にも後にもここまでのお品物に出会っていません。

〇ブレスレット:ベリー色は天然石「モスコバイト」の7mm四方のキューブ型。925製の留め具。18cm。
〇リング:925台のマーカサイトリング。リボンは1cm四方程度。
3点セット:この時にリボンがスクエアと相性が良いようだと気づいたきっかけがありました。

よく、記事にも書いていますが、これぐらいのレベルだと地金が金の60分の1程度の銀であっても高級感あるジュエリーに見せてくれます。

旅行とか遠出の際には、高級過ぎると不安が伴い存分にその瞬間を楽しめなくなってしまうかもしれません。

安心なレベルのこうしたジュエリーの出番は、意識がジュエリーだけには向けられないようなアクティブな場面にはもってこい。

高級地金のものは宝石と組み合わせてうんと高級ラインに、シルバー925のような親しみやすい地金は組み合わせも同じレベルで均一にした方が気持ちよく身に付けられると思います。

「抜け感」コーデにもこのラインが一番合わせやすいと思います。

あとがき

このたびブレスレットに登場の「モスコバイト」という天然石はまだあまり知られていないニッチなストーンだと思います。

このように、有名なストーンではない中間色の素敵なストーンが存在しているのに知られていないことが多いのです。

究極、合わせたいお洋服に相応しいストーンを探すことも可能な程の多種ぶりなのです。

お世話になった石屋様は、ネット通販の「ケンケンジェムズ」様です。

ありがとうございます。

2010年代前半に数々の天然石でネックレスやブレスを製作する中でよくお世話になった石屋様です。

今後も素敵なストーンをご提案下さいますよう。

この記事をご覧の方で自作をしたいということであれば、特に種類が豊富なのがご紹介の「ケンケンジェムズ」様です。

店舗では「genuine」様が質が良いです。

整ったビワ真珠(スクエアのぺたんこフォルム)やシルバークラスプ(フラワーの透かし)では「genuine」様に随分お世話になりました。

連物のネックレスやブレスは、YouTubeで作り方を丁寧に解説してくださっているアップ主様がいらっしゃいます。

自身も何も技術がない状態から、友人から始まってYouTubeで随分学ばせてもらいました。

出来上がり品は自身の希望と必ずしもマッチするものではないかもしれません。

納得いくものが見つからなければ、「自作」はその可能性が大きく広がりますので、是非(^-^)。

似て非なる2個の美しいオニキスペンダントの透かしコーデに登場するフィガロチェーンの役割【351】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

シルバージュエリーのお値段は、地金の18金やプラチナの60分の1ほどであると、ある時期の同時買取で分かったことがありました。

同じ装いのジュエリーなのに地金の価値がこうも違うのです。

とはいえ、シルバー925である「銀」が質が悪いのかというと大変美しい天然素材であることは間違いなく、オニキスとの相性も抜群。

むしろオニキスなら、18金やプラチナよりもシルバー925の方がバランスが良いですし、「ふさわしい」といった表現が良いでしょう。

このたびは、2点の類似のオニキスペンダントを重ね付けしながら他のジュエリーも寄せ集めてジュエリーだけの組み合わせを考えました。

特徴とするポイントは「透かし」です。

透かしの素敵さでもって、オニキスジュエリーの美しさがより高まるゴールを目指し懸命に考えました組み合わせを、是非ご覧くださいませ。

フィガロチェーンは透かしと相性が良い、重くなりがちなシルバージュエリーを軽やかに装う工夫

早速ですが、6点セットです↓。

6点セット:オニキスの黒と925とステンレスの銀色以外の登場がないシンプルさ。「透かし」が際立ちます。
〇ネックレス:長い方はトップが925とオニキスコンビの95cm。短い方は925製にオニキスの85cm。

2つのペンダントは非常に似ています。

百合の紋章の方の長い方は2015年当時¥600程。

マーカサイトの短い方は、個人の方からの¥2,500程。

いずれも決して高価ではありませんが、こうして重ねることで非常に価値が高まります。

フィガロチェーンはいずれもステンレス製。

フィガロは人気のデザインですが、ロングがレアなのです。

躍動感あふれて活動的に揺れるロングチェーンを身に付けた時の素敵な様子に思いをはせました。

〇ブレスレット:天然石オニキスの多面カットバングル。内周は18cm。

オニキス自体のくり抜きバングルがレアです。

写真にはっきりと写りませんでしたが、多面カットなのです。

〇リング:幅が6mmほどの多面カットステンレス製(無刻印)リング。サイズは13号程度。

バングルの多面カットと同じ柄のダイヤ柄がリンク。

よくきらめいて美しいこちらはステンレス製。

〇リング:細身の多角形のステンレス製(無刻印)リングの同じもの2個。サイズは共に15号。

同じものを2連で付けるというボリュームの出し方があります。

こうして、透かしのペンダントのひし形フォルムに多面カットのひし形が関連付いて全体のアイテムが粋に集結する意味が生まれます。

あとがき

こうして見てみると、何ら高額なアイテムは1つもありません。

それでも寄せ集まることで価値が高まるのも、その集まりの共通点が生まれてより「粋」になるからです。

どうにでもなるその方向を決めるのは、組み合わせを考える自身となります。

どうぞ、ジュエリーの組み合わせ自体にもご注目下さればと思います。

その1つのアイテムの素敵さを何倍にも高められるのも、ジュエリー同士の組み合わせがカギを握っているに違いありません(^-^)。

「遠目で最初に目に飛び込む形は葉っぱなのか枠なのか」を四角の枠だと解釈したその後の組み合わせの行方【321】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーは意外と遠目で見ると浮き立つものです。

小さいものなのに不思議ですが、特にロングペンダントやネックレスなどは、躍動感があるため印象的に映るようです。

はっきりとは分からなくても、見えにくい影や夕日の下でも「シルエット」として映るのです。

このたびは、遠目で見た時の第一印象を意識した、3つのアイテムの、ペンダント、ブレス、リングの組み合わせをご紹介したいと思います。

四角い枠に葉っぱの透かし柄のペンダント中心にその他のアイテムを決めていく時の重視するラインは、第一に四角を選択した理由

〇ネックレス:925の変形スクエアトップのサイズは、3cmx1.5cm。マルチカラーはすべて天然石。60cm。

部分的にマルチカラーの天然石と、マーカサイトが配分良く切り替えられた葉っぱモチーフの透かし彫り。

天然石の色は、ピンク2個、青2個、グリーン1個。

チェーンはフィガロチェーンのステンレス製。

このチェーンのフィガロも「透かし」にリンクさせているのでした。

〇ブレスレット:「シャネル」のスクエアバングル。ロゴマークのシルバー色が側面真ん中に4箇所。内周19cm。

サーモンピンク色が優しく、オーロラのような素材の加工がされている素敵なバングルはプラスチック製です。

〇リング: 925台の葉っぱモチーフ。葉っぱの柄部分にマーカサイト。幅は5mm程度。サイズは13号程度。
〇リング:淡いパープル系の瑪瑙(メノウ)の多面カットくり抜きリング。サイズは、共に13号程度。

これらを遠目で見るとこんな感じ↓。

セット:四角のモチーフを第一のポイントに置いたことは正解。遠目の影ではこのスクエアが際立ちます。

第2のポイントとしては、ペンダントとリングの葉っぱのデザインの関連性。

そして、その他のポイントは、パステルカラーだらけで登場のカラーのパンチを抑え気味に統一したところ。

際立った赤色とか強い黒色が入ることは致しません。

パステルカラーでカラーが優しくまとまったところに「粋:いき」が生まれるのです。

あとがき

細かいことをお伝えすると、ペンダントの枠は角張った四角ではなくカーブが入ったライン。

これにバングルが偶然にも良い相性をくれています。

ジュエリー同士の集まりは、1つだけの関連付きよりも複数の関連付きがあるとその集まりの「意味」が分かりやすく、見る人に理解されやすいです。

確かに自分が満足であればどうということはないとも言えるのですが、なにせ装いというのは、「自身の主張や意見の反映」とも言えるのです。

そうすると、身に付けることは実は「コミュニケーション」をとっているということなのではないでしょうか。

その装いを見られることが第一のコミュニケーションをとったようなことになりませんか。

そう考えると身に付けることの深い意味として、「人間関係」にもつながるものだということです(^-^)。