初夏から秋の入り口までの長期間着用可能、季節感とは無縁の夏特有の柄が入らないジャガードのヴィンテージワンピース3点【798】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつての日本の季節の移り変わりの細かさは、お洋服にも影響していたと思います。

「春・夏・秋・冬」の間に細かい季節が入った「梅春・初夏・盛夏・初秋・晩秋・真冬」などといった表現にちゃんと実際の感覚が合っていました。

お洋服好きな自身は、ワードローブノートなるものを記録してまいりました。

エクセルで作ったものなので、振り返れば、自宅にパソコンを持ち始めた2007年頃からです。

2000年代くらいまでは、細かい季節にもちゃんとお洋服が割り振れたのですが、その後は細かい季節ごとにお洋服を割り振っても一度も着用せずに過ごしていった季節もここ近年出てきたのでした。

それが特に「梅春」。

なかなか暖かくならないと思っていたら急にぽかぽか日和の「春」に移ってしまい、「梅春」用のコートなどの着用の機会が減ったと感じています。

そして、2020年代に入りいよいよ「夏」という季節が大変長くなりました。

自身も半袖にする月がどんどん早まり、2024年現在では4月頭でした。

このような「夏」が長くなったことを大いに利用した、古着ライフのお洋服のコスパも高まる季節をもまたぐ夏のアイテムをご紹介したいと思います。

夏のノースリーブワンピースが秋になっても違和感無く着用、「夏特有のイメージ」を除外した選び方

夏のワンピースというと「花柄」をイメージしがちですが、季節特有のイメージがあるその路線を行きません。

モノトーンで無地ライクを貫くことで、夏限定のイメージを取り払うのです。

3点のノースリーブロングワンピース:モノトーンでどれもジャガードです。すべて古着。

写真では迫力が目立たないのですが、実際に見ますと、どれも大変存在感あるワンピースです。

左は黒にドットジャガード。

手作り品なのでブランドネームがありません。

古着の良い物の中に「手作り」や「オーダーメイド」品は注目に値する素敵さがあります。

丸いドットジャガードの形にリンクして真珠や丸いモチーフのジュエリーなどを合わせてすっきりとまとめていくことができます。

真ん中は、紺色の透かし編みです。

こちらも「手編み」とのことで、ブランドネームがありません。

柄がジャガードで確かに穴が開いて涼しいと感じます。

下に同じ紺色のキャミワンピを着用しています。

右は、既製品ではあるのですが、こちらも地柄が入り、「ブリスタージャガード」です、「ふくれジャガード」とも呼びます。

真っ白というところがシャープ。

ウエストに黒ベースのチェーン柄のスカーフをアクセントにしたり、黒ベルトなどもコントラストが大胆で素敵です。

スカーフをベルトにするアイデア。85cm四方くらいあると実現可能。こちらはグレー地のチェーン柄。

一番右の白は、リゾート着っぽさに寄らないためには、バッグや靴を工夫すると良いです。

かごバッグやヌーディーなサンダルを避けることで、リゾート着風に寄せることをせず、季節感を感じない装いに出来ると思います。

とはいえ、こんなサンダルなら、よくマッチするのではないかと↓。

リゾートっぽくないサンダル:黒のレザー。

あとがき

古着ライフはある意味自分で世界観を作っていかねばなりません。

好きであるからこそ義務的には考えずに自然に楽しんでやってしまえることなのですが、これまでの新品ライフをしてきた方々へも古着ライフはお勧めしたいのです。

実際のところ、古着も綺麗なものから順番に売れていくと見ています。

今だに製造年が古いだけで、未使用のタグ付きのままの古着もあるのです。

古着と言いながら古びてはいないものが多数あるようで、今後のお洋服に大量さを求めることはありません。

製造側もあまりに粗悪なお洋服をわざわざ労力を使って多量に製造し在庫を残すことを見直すべきだと思わざるを得ません。

残る可能性のあるものなら良質な優れたものを作る方が長い目で見て意味があると思います。

「製造の責任」というのは、その時だけの儲けを見ていては果たせるものではなく、何十年も先を想像しながら考えていくことだと思います。

ヴィンテージ好きが白x黒水玉ワンピ―スを引き合いに解説する「シンプル+かっこよさ=粋」のおしゃれ方程式【1316】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「粋:いき」という言葉がとても好きです。

お魚が元気な「活き:いき」と音が同じなのでつい混同しがちですが、漢字に書くと全く別物です。

お魚の活きのイメージから、元気で華やかな感じを表すのだと思いがち。

しかし、「粋」の意味は、「すっきりと垢抜けたさま」ということになります。

随分違いますね。

垢(あか)はお風呂でしっかり洗い落とすほどの余計なもの。

余計なものがなくすっきりとしたお洋服のコーデを想像してみて下さい。

ただ、「シンプル:素朴」とも違うのだということも今回お伝えしたいことです。

ある1点のファッションアイテムから「粋な装い」「粋なコーデ」をご提案したいと思います。

まずは、「粋な柄」を選ぶところからスタートしました

1990年代製造と思われるヴィンテージワンピース:未使用の店舗の在庫品のようなもの。
前ボタンが裾まで並ぶ前開きタイプのデザインからこの年代を予想しました。

この白地に黒の水玉は、この柄自体が「粋である」と解釈しています。

いろんな白地x黒水玉柄がある中で、地が「ちりめん」であるところも素敵だと。

黒地x白水玉でも反転で類似ではありますが、この白が地の方がやや個性があるかな。

ここで、粋なコーデを作るための1つ目のポイントです。

<ポイント①>色使いがミニマムである。

ということです。1色の黒や白だとその後のコーデの難易度がもう少し高いかと、柄の方が組み立て易いと判断。

私の場合は黒コーデが好きなタイプなので黒と白のバイカラーですが、水玉は、カラーでもかわいいです。

例えば、グレーなどもすごく雰囲気が出ると思いますが、まずグレーの水玉のお洋服が見つけにくいというハードルがありますね。

グレーとかピンクなどのカラーの水玉柄の場合は、地にカラーの方を持ってきて水玉柄を白で抜いた方の柄の出し方の方がコーデしやすいと思います。

そして、その方が粋になると思います。

このように、色を最低限の2カラーだけに絞った柄こそが粋であるということになります。

また、いろんな柄がある中でも、とりあえず、水玉柄というのは古典的でこの水玉自体も粋を作ります。

そして2つ目のポイントです。

<ポイント②>デザインが普遍的である。

意外だと思われるかもしれませんが、このワンピースの襟無しのラウンドネック、特に特徴のないロングフレアー、フリルなどで飾らないシンプルな袖、すべてが普通なのです。

この「普通で当たり前デザイン」こそが粋を作る要素だと思っています。

お洋服は、これまでいろんなデザインで多種多様なに展開されてきました。

もういろんな装飾で混沌とした中、結局はどんなお品がキラリと光るものなのかというのが、昔ながらの普遍的な当たり前のデザインなのです。

とここで、昔ながらという言葉を使いましたが、ヴィンテージ服にはその普遍性たっぷりのお品がよく見つかります。

デザインというものも、ただ飾るだけのものは飽きが来てかっこよくなくなる時が来てしまうのかもしれません。

小物で工夫してまとめていく全体コーデ

黒のバッグや黒の靴の他には、黒のベルトも加えたいところです。
そうすると差し色の黒の配分が程よくバランスが取れます。

その他の小物もカラーを入れずに黒で加えてみました。

バッグや靴のデザインも普遍的な形です。

お洋服に比べて、小物は買い替える頻度は少な目ではないでしょうか。

そうしますと、合わせやすいミニマムなデザインというのがまずはお勧めしたいです。

ただ、そんな中でも個性も演出していきたい場合、バッグよりも消耗度の大きい靴の方をちょっと癖のあるデザインを入れ込んだりすると面白くなるかもしれません。

登場する色はここまで色々集めても相変わらず黒と白のみ、これで良いのです。

もう一度ポイントをまとめます↓。

「粋なコーデ」を作るためのポイントは、①色使いがミニマムである。②デザインが普遍的である。というこの2つです。

あとがき

今回のポイントの②が少し難しい解釈かもしれません。

ヴィンテージ好きな人はこのことに大きく理解を示してくれるのではないかと思うのですが。。

アパレル品は、いつからか装飾的になった傾向があったかもしれません。

「コンサバ」というコンセプトが流行であった1990年代初頭が少しテイストとしては似ているかもしれませんが、もっと広く年代を見ると、昭和のヴィンテージ物であってもその年の流行が色濃く入り過ぎていないものがあるのです。

いつの時代であっても常に普遍的なデザインであるものが多い分野として、「ハイブランド」の洋服も挙げられます。

流行をある程度入れ込んでいるようで普遍的という絶妙なバランスがあることが多いのがハイブランド服。

いつまでも捨てられずにどこかで残っていくだろうというタイプのお洋服が多いです。

シンプルなのだけどスタイリッシュなかっこよさもあるアイテム、これが見つかると粋なコーデを作って行けそうです。

なかなか表現も難しくて十分お伝えできたかどうかは分かりませんが、何かの「フック」になればと思います。

ワードローブに粋なコーデを是非取り込んでいって下さいませ(^-^)。

古い傷み具合のかっこよさだけが古着の良さじゃない、綺麗でも古い時代に作られた証(あかし)が読めるのだ【1160】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着を好んでもう随分長くなります。

ここ近年では、これまで新品を購入していた方も「サスティナブル」の動きに乗り、ヴィンテージ物などにご注目されたことがあるかと思います。

ここ最近素敵なヴィンテージセーターに出会いましたので、ご紹介を致します。

この良き味わいを作っている源は何なのかなどをお話させていただきたいと思います。

今後の古着選びに何かお役に立てるかもしれません(^-^)。

ぼやけた曖昧な染色は手間がかかっている

メルカリ様で購入させていただいたヴィンテージセーター:アクリル/70%、毛/30%、日本製。「手編み」というキーワードで探したものです。ヴィンテージの洋服にたどり着くには、「オーダーメイド」とか「手編み」、「手作り」などのキーで1点物の本物にたどり着きやすいです。

色を一言では言い表しにくい中間色が魅力です。

糸の色は、グレーと茶の間、黒、ブルーもあります。

全体ではモカ茶みたいに映りますが、その所々の曖昧さが全体では、マルチカラーみたいです。

このセーター、例えばボトムにデニムを検討しようとしますと、黒、グレー、ネイビー、ブルーとすべてのデニムの色がどれも合わせられそうなことが想像される素晴らしい融通の利き方です。

この柔軟性あるカラーの源を少し探ります。

糸の様子:1本の糸の染色が中間色だらけでさらにそれが集まってやさしいぼかしが実現。

現在よく見る量産品があれもこれも扁平な、同じような色ばかりであることも多いのは、その手間の簡素化とか機械化によってスピーディーに出来上がってしまうところにあるのかもしれません。

このセーターは手編みです。

メイン材料の糸がこのように丁寧な手間をかけたものだとうかがえることに加え、手編みであることで更に1点物が実現されています。

ということで、このセーター自体は古めかしい傷みなどはそれほどありませんが、その糸の使い方1つでもこうして、現在ではなかなか見られない古き良き時代の生産物であると見ることができるのです。

あとがき

海外の人から見ると日本の古着は状態が良いとのことです。

収納しっぱなしで眠っている古着もまだまだ多いのですね。

経年があると、現在とのギャップが面白く、洋服というものが本来はいかに手間がかかるお品なのかを改めて考えさせられます。

ファストファッション品を見慣れた現代では、こうしたことを忘れているのかもしれません。

本当の良質な洋服とは何なのかを、ヴィンテージの良質な洋服が教えてくれるのです。

黒コーデを分かりやすく表現できる、曖昧なグレーのツイードコートに付いていたライトグレーのボタンを黒に替え、黒のためのコートへ【898】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冬用のあったかいクラッシックなコートを求めていました。

思いが叶い、ブランド古着のツイードで入手。

しかしながら、ツイード特有のボーッとしたあいまいな色味がかえって気になりました。

実は、真っ黒コーデ用のコートとして探していたからです。

コートの部分にも黒とのリンクの部分があればとこの度思いついたアイデア。

それは、馴染むように付いていたグレージュのような色の元のボタンを真っ黒へ付け替えるリフォームです。

ボタンを交換するだけなのに随分変化を遂げたツイードロングコートは黒コーデ専用のアイテムへ

では、before/afterで見てみます。

これが、ボタンを交換する前:どちらかというとグレーにかなり寄っています。その理由の1つがボタンの色。
白っぽい糸の割合も多いことで全体にはグレー色に薄くマイルドに映ります。ボタンの交換により黒寄りへ。
袖は前身と離れているのでボタンの種類を変えてしまう思い切りです。邪道かもしれないことも古着ならでは。
袖だけでも元のボタンの時と随分イメージが変わります。コートが「黒寄り」に引き寄せられた瞬間です。
こちらが、ボタンを交換した後:黒のボタンがアクセントになり、黒寄りになりました(^-^)。
ボタン交換前と後の比較:ボタンのみでこのように変わるのです。いろいろなボタン交換に引用できます。

確かに元のボタンもしっとり馴染み全体には優しいコートだったのですが、リフォーム後かなり黒に寄ったことで、黒コーデに特化したことです。

とはいえ、グレーも問題なく可能であり、広範囲のコーデの可能性をカバーできるようになったと思います。

「こちらの方向です」と誘(いざな)われているかのような分かりやすい主張の仕方かもしれません。

あとがき

洋服を着ることで、自然と生まれるものは、「考え方」や「主張」です。

「こういう色が好きです」「こういう方向の着方をしたいのです」といった主張がボタンだけでも伝えることができるのです。

コーデは「自分表現」ですから、伝えたいことを分かりやすく伝える上ではこの度のリフォームは効果的でした。

そしてもう1つ、これはコーデに関してなのですが、黒コーデなのだからと真っ黒のコートを選ばなかったことです。

黒無地に対してコントラストも効いた柄も入ったこの度のツイードは黒コーデを立体感をもって盛り立ててくれると思うのです(^-^)。

オーダーメイド品や手作り品のヴィンテージに特化、ワンピースだけのワードローブの作り方オールシーズン【729】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お洋服のすべてをヴィンテージ品でそろえるワードローブ作りをして10年以上が経過。

「ヴィンテージ道」なるものが今後の未来に向けては1つの「サスティナブル」なスタイルになるのではないかとこうして記録を綴りながらご紹介とお進めをしたいと思います。

ヴィンテージと何となく素敵な呼び名で呼ぶものの、「古着:ふるぎ」であるわけでして、どなたかが袖を通したことのあるお古をいただいたということになります。

ここに抵抗があったり、新品を最初に袖を通したいという嗜好などもあり、現在でもまだ一定の方しかここまでの古着だけの生活はやられていないと思います。

何せ1点物なのですから、サイズ展開も無いのにフィットするのかどうかも通るべき関門です。

そんな関門をいち早く解決する方法としまして、この度は、比較的ウエストやヒップがゆったりとしたワンピースに特化した集め方の例で多くの方に可能性を感じていただこうとご紹介する回にしたいと思います。

ワンピースだけに特化したオールシーズンの全9着のワードローブ展開例(自身の例でございます)

お仕事スタイルがジャージです。

よって、引き出しにたたんで収納のジャージの上下が基本的な毎日の仕事着。

クローゼット内にあるハンガーにかけたお洋服というのはすべてお出かけ着となります。

そんなライフスタイルの背景がありますことをまずお伝えしまして、ご覧いただければと思います。

ALLヴィンンテージ古着の全7着(2021年のラインナップ):後で貼りますYoTtube動画もこの時のもの。

現在、ブログの手直しを続行中でございまして、その3年後の2024.05.29がこのブログ記事の番です。

年月が経過することで、現在のラインナップが以前と変わっています。

その後の変化の2024年版の方がはるかに発展していると思います↓。

ALLヴィンンテージ古着の全9着(2024年のラインナップ):2021年よりもはるかにこだわり特化したものです。

すべてヴィンテージ品ですが、その中でも半分くらいがオーダーメイド品です。

左上からオーダーメイド品を示してまいりますと、①黒ジャガード(七宝繋ぎ柄)②黒地にピンクのベロアの花柄③焦げ茶の薔薇柄④黒の花柄アップリケ⑤黒地にオレンジのベルベットの5点です。

残り4点はアパレル会社様が製造された既成品になりますが、どれも「日本製」というところが共通点。

古着の中でもワンピースに特化し、オーダーメイドに特化した5点を含むヴィンテージワンピースが勢揃いしているのです。

興味深い点がもう1つ。

以前の2021年でもグレンチェックが入っていましたが、2024年でも入っています。

そのグレンチェックにもこだわりがあり、豊富なグレンチェック柄の中でも間にカラーの線が入らない超クラシックなタイプを共通に選んでいます。

クラシックなグレンチェック柄:これが一番好み。間にカラーの線が無しは、非常にエレガントだからです。

どのくらいこの柄が好きかというと、すべてをこの柄でワードローブにしても良いほどの熱を持っています。

それがなかなか実現できないのは、そこまでそろわないレアさもあるからなのです。

とはいえ、結構見つけていますので、不可能ではないのかもしれませんが集め切るのに年月を要するのではないかと思います。

さらに、「クラシックな仕立て」というこだわりもあり、ウエストにゴムが入ったものはやや流行を感じますし、グレンチェックが元は紳士服からのヨーロッパの奥の方で生まれた姿が残るメンズ風な作りを求めます。

そうしますとどんどん絞られて思うようなグレンチェックのアイテムが見つけにくいものなのです。

ちなみに、写真のジャケット風ワンピースは「クリスチャンオジャール」というブランドのもの。

元は「クリスチャン・オジャール」様というフランス人の男性が創業のブランド。

現在は「ライセンス」契約で、アパレル会社の「イトキン」様が製造を担っておられます。

いかにも古着という様相ではなかったこその選択、なぜどのワンピースも古臭く感じなかったのか

かつての流行が色濃く出過ぎているもの、例えば襟の形などが特徴のあるブラウスなどはいかにも古着感があり着用に躊躇してしまうものです。

同じようにピックアップしてご紹介しましたグレンチェックのンピースも、当時の流行の「ジャケット風ワンピース」というデザインなのです。

にもかかわらず、不思議なもので、現在古着感を感じないと受け止めたこの心理の違いは何なのでしょうか。

その辺りに、「ヴィンテージ道」を歩むのか敬遠するのかの分かれ道のヒントがあるような気がします。

1つの答えとして解いたものがこうです↓。

「何十年も先を見越した普遍的な優れているデザインである」ということ。

流行には乗っていたのでしょうが、そこだけに依存していない作りといいますか、何十年先にも着たいと思うようなラインとして考案したのではないかと考えます。

まずはそういったものを購入側が理解する目、特に特別な見極めの技術が必要なわけではなく「心地」を大切にすることです。

「引っ掛かり」や「違和感」はおそらく受け入れることができない証だと考えたらよいでしょう。

「これはこれは。。」と感動したようなお品が出会いとしては相性が良かったものであり、何十年経過した現在でも受け入れることが出来る優れたものだという判断の1つです。

あとがき

このたびは、自身の例でしたが、いろんなヴィンテージ服の集め方があると思います。

「新品で袖を通したい」という前述の拘りに着目してみますが、古着にも値札が付いたままの未使用品があるのです。

ここ最近も¥17,800という納得のお値段のヴィンテージスカート(「デッドストック」などと呼ばれます)を¥790というお値段でお譲りいただきました。

「探せば見つかることがある」これが、ヴィンテージ物好きの「ヴィンテージ道」を歩んでいる者が信じている希望です(^-^)。

レアなデザインを独自にアレンジ、綺麗なヴィンテージ物のあこや真珠を3連ブレスに仕立てていただいた【695】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「こんな感じのジュエリーのデザインがあればなあ」という思い浮かべたアイテムが本気でほしい時、自分がデザイン者となる方法があります。

自作のイメージ図と共に宝石屋様との相談で凝った独自のデザインが詳細に実現。

「オーダーメイドジュエリー」と呼べるものになるでしょう。

とはいえ高額なものであり、滅多にできることではないもの。

このたびは、もっと気軽に思いを実現する方法をご紹介衣致します。

リフォームがてらデザイン性の込んだアレンジの領域でリフォーム屋様にお願いする案です。

実際に自身があこや真珠のヴィンテージ物の珠からのアレンジでリフォーム屋様に仕立てていただきました3連ブレスレットをご紹介したいと思います。

既製品であこや真珠の3連ブレスレットは大変レアです。

こうした既製品には見られないデザインを考案するとメリットが大きいと言えるアレンジという視点でご覧くださいませ。

ヴィンテージあこや真珠のネックレス自体が見つからない、メインアイテムにはなかなかなりにくいブレスレットに力を入れてみた

まず、あこや真珠自体がここ近年入手しにくくなっています。

理想のデザインは、珠の整った照りツヤの良い良質な3連のブレス。

シルバークラスプが素敵で、珠のサイズもそこそこなボリューム感がほしいと探した結果見つからなかったブレスレット、リフォームによるアレンジへと踏み切りました。

あこや真珠の3連ブレス:一番外側がピンク系。内側2連は、どちらかというとグリーン系。6-7mmの珠サイズ。

3連になるのですから、1珠ずつはそれほど特徴あるサイズではなくてもOK。

ここからの引用で、ベビーパールの3連も素敵です。

リフォーム屋様は物理的なことをご存知ですので、自身が作ってしまうと同じ長さにしてしまうであろう3連に長さの違いを入れてうまく腕に沿うように作られるのです。

おまけ:ステンレス製のフィガロタッセルネックレスの自主アレンジ

タッセルロングペンダント:ステンレス製です。これは自身でアレンジしたものになります。

ここへ他のチャームも付けていきますので第一段階のアレンジになりますが、長さの段差で立体感を出したタッセルはもっと増やしても良いですし、この度実際にやろうとしている先にカラーストーンのチャームを付けることもアイデアです。

待ちのチャームはすべて925。フィガロチェーンという透かしだからこそチャーム付けが可能なのです。

こういったロングの70cm以上の長さは、更にペンダント先が下に下がり、80cmにも及びます。

とてもカジュアルな動きをし、ジュエリーの雰囲気の可能性が広がります。

あとがき

ヴィンテージ物はそのままでは古いイメージが払拭できないこともしばしば。

いったん受け入れて、考案しアレンジすることで新しいテイストが生まれる可能性を秘めますし、実験的な試みもお買い得であるがゆえに可能。

こうしたことをこれまで幾度となくやってまいりました。

そのおかげで古着ライフが板に付き、新品のファッションアイテムを売っているお店に足を一歩踏み入れることさえなくなったという異常さ。

そんな中からお伝えできることの1つとしてこのたびジュエリーの分野で古い品物からのアレンジをご紹介致しました。

全く同じではなくても、何か1アレンジ加えて新しい姿に変わるということに引用して見てくださいませ(^-^)。

古着の中から未使用品や綺麗な物を選りすぐれば新品と同等、古着ライフ10年以上の者が語る本当の品物の価値【683】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大切な事柄であるとブログ記事では3度目に引用させていただいた本です↓。

「グリーンファッション入門―サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」をこのたび読み終えました。

たくさんのサステイナブルへの試みや意識が、この本が書かれた2010年代よりもはるかに加速した昨今。

自身にもできることがたくさんあるということに気づいていきます。

このたびは、古着に対しての抵抗感が大変誤解であると感じていただき、サスティなブルに対しては一番ことが大きく動く細かい単位の一人一人が可能なこととして注目しています、「古着ライフ」の勧めを綴りたいと思います。

新品を製造されている業者様は、「新品を購入してもらわないと成り立ってゆかない」といつまで訴えることができるのでしょうか。

その新品の製造に対してちゃんとその行く末までも考えた企画をされているのでしょうか。

とはいえ、お洋服がとても大切なアイテムであることも同時にお伝えしてまいります。

今後は少ない中から最も自身に合った1点を選ぶような選び方が大切になるのではと予測をし、今ここでスタートしておきたい1点物の見つけ方にご共感いただけると大変嬉しいことでございます。

大きく事が動くのは、消費者の行動にかかっている、一人一人今すぐ踏み出せる一歩、本当に良い物を手に入れる文化の広まりへの期待

ファッションの業界では、製造業者はこれまで、大量の洋服をはじめとする、物品を過剰に作り出してきました。

そうでなければ事業がまわっていかない事業自体の構造の事情も含みます。

そして、結果、現在そういった方式がもう成り立たなくなってきたと言ってよいのかもしれません。

この大きな転換の時期に最小限の量の製造数に大きく調整せねばならないことが望まれます。

そうすると当然、大量ということで成り立ってきた事業は過去のままでは、パンクしていくことに。。

例えば、自ら製造し、供給した洋服を、古着としてまた買い取ることでバッグし、リサイクルの循環を作り、「ループを閉じる」というような、廃棄が伴わないサイクルが出来上がるのが理想だとも説かれます。

自社の製品を責任を持って、その行く末を見届ける、これも1つの良き役割の例だと言えそうです。

そうして、先に、製造側が「サステイナブル」を強く意識した動きをしていくことで、今までのように手あたり次第ごろごろ転がっていたような安価な洋服が、数が少ないことで、高額/良質なお品となってゆきます。

この影響で、購入者側は、あれもこれも購入できないので、渾身の1チョイスを大切に、洋服を少しだけ持ちながら着まわすようになると。

そして、更に必要な場合、新品では高価すぎる場合に、ヴィンテージ物などの古着の出番。

古き良きお品の中から、渾身の1着を有難い価格でゲット。

こんなシナリオを浮かべてみました。

古着に今まで目を向けなかった人も、そういった分野にも目を向けざるを得なくなるということに。。

自身のようなプチ事業者ができることは、今後持つべきお洋服に対する「考え方」のご提案を発信することである

ハンドメイドバッグにしてもレンタルジュエリーにしても事業内容としては、ファッション関係。

今まさに、とても大きな問題と、その転換をせねばならい時期のさなかに自分もひっそりと存在しています。

1消費者でもある自身ができることというのは、古き良きお品の古着をご紹介して、「こんな真新しい古着もあるのだ」とか、「古いお品というのはこのような魅力がある」、「とても作りの良い手間が込められたレベルの高さ」などの発信です。

とはいえ、古着への抵抗がある方もまだまだ大勢いらっしゃいます。

汚れている物を着たくない、質が劣るのではないか、古臭い物を着てプライドがへし折られるなど。。

そのようなことを説得していくことができるのは、そもそも自身が、いつしか古着が新品よりもある意味魅力的な事に気づいたことがまず1つ。

その後、10年以上も古着だけのスタイルで来ているという紛れもない事実から十分な説得力というのは持ち備えていると自負。

ここ最近自身も、洋服の量がミニマムで、クローゼットの中がとても気持ちの良い収納になったことで、気分が上がっています。

余計な量を購入しなくなったのです。

不思議なもので、こんなこと1つで随分大きく気持ちが変わるものです。

インテリが好きであったこともあり、クローゼットがすっきりすると、インテリア映えが、より一層高まったことにも感動します。

少ない洋服を着まわすことの楽しさというのが一方であるので、「少ない=だめなこと」という、固定概念は捨て、逆に素敵なことなんだということ、これにも、事業をしている者自身が発信して説いていくことが可能な見込みを感じます。

あとがき

こうして、見てみると、単純な話が、古着に切り替えるだけで、かなり大きな一歩が踏み出せるということです。

「サステイナブル」がもとめる最終目標というのは、「地球の本来あるべきより良い姿」ということ。

あまりにも身近なことでほんの些細なことかもしれないけれど、一人一人が簡単に始められることが大きな力を生み、大きな成果を生むのではないかと思えて仕方がないのです(^-^)。

ヴィンテージブランドバッグ収集者が注視する部分、保存袋のきつ過ぎない程好いサイズ感を視覚的にお伝えしたい【663】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

10代後半くらいからファッションに興味を持ち始め(多くの方がそうですよね♪)、その後、「ヴィンテージ物」「古着」「リサイクル品」「USED品」「セコハン」と呼ばれる市場で、すべて、ファッションアイテムを入手しています。

洋服・バッグ・靴・ベルト・アクセサリーの他、ハンカチ・タオル・家具・楽器と大半の手持ちの品物はすべて新品で購入しないスタイルをここ何十年も貫いています。

その根底にあるものが、「コスパ重視」です。

「良い物をお買い得に購入したい」ということに対しての情熱がものすごく強いです。

気が付けば、自然にそうなっていったことで、意識したり努力したりというよりはそれがとても自身に合っていたということになります。

この考え方にご共感いただける方へのメッセージとしまして、今後新品以外の品物をコスパ良く得る技術やノウハウをこの<コーデ>のカテゴリーのブログ記事で綴ってまいりたいと思います。

このたびは、いろんな新品以外で集めてきた品物の1つ「バッグ」の収納袋のサイズ感のお話です。

せっかくコスパ良く入手できたバッグが収納1つで変形してしまってはとても残念です。

もしかして、これまでの保管の状態が悪くやや変形気味だったバッグだとしても、ここから良い形に整えてあげて、今後は自身の手で整った形で持っていくという、新しい持ち主としての「任務」のような意味もこめながら「ゆとりを持った収納」ということをポイントにしていきます。

実際の保存の様子と共に是非ご覧くださいませ。

生地の質感や出し入れを研究し、今後ピンポイントで利用させていただくと決めたあるハイブランド様の保存袋

バッグ保存袋:「フェンディ」様がダントツだという自身の考えです。こちらは黒のサテン調の布タイプ。

このサテン調の黒は色違いの白もあり、もう1種黄色の不織布タイプ、コットン素材のタイプの白と黒もあります。

自身は、バッグでは、黒のサテン地と黄色の不織布地の2種を使わせていただいております。

黒には黒いバッグを黄色には茶系や黒以外を入れて中身をある程度そのまま把握できる2種の使い分けも探す際には便利。

こちらは縦横約48cmの正方形程度のマチ無し。

マチ無しという点には注意する必要があります。

マチのあるバッグをマチ無しに入れる時には、マチの分が容量に持っていかれますので、より大きなサイズの保存袋が望ましと言えます。

サイズ感の俯瞰:バッグ:縦23cmx横36cmxマチ12cm。保存袋:縦48cmx横49cm。

縦が結構袋に余裕がありそうですが、取っ手が完全にかぶるものにということと、マチの部分を見ると平均的に、「すっぽり」おさまるといったニュアンスです。

あまりにゆとりがあり過ぎても綺麗な収納になりませんので、適正なサイズ感というのは一理あるのです。

バッグを立てた状態:袋のサイズが適正であることで余分な部分がだらんとならず、すっきりと立つのです。

バッグが立つことに役立っているのは、バッグの中のあんこである「新聞紙(しんぶんがみ):新聞の印刷する前の紙の中に実際に印刷した古新聞を丸め込んだもの」が4つほどブランドバッグ内に入れてあり、バッグの方崩れ防止もしていることの存在も大きいです。

こういった些細なひと工夫は、バッグの長持ちになることに対する実体験からのメソッドです。

バッグの変な癖などは、新聞紙のあんこでキープすることでかなり良くなっていきます。

気を付けなければならないのは、コンパクトに収納しようとし過ぎて窮屈な保存袋に無理やりバッグを押し込むこと。

出し入れしているだけなのにバッグに擦れなどができる原因になりかねません。

せっかくきちんと収納するはずが、逆にキズを付けていては意味が無いので、ゆったりと違和感なく収納できるサイズ感というのはとても重要であると考えます。

あとがき

ヴィンテージバッグだからこそ1点物。

同じ物を入手ということのハードルはかなりのもの。

そういったものをいかに末永く持っていけるかというのは価値ある行動の1つだと考えております。

粗っぽい使い方などとよく言いますものの、大半は収納がいい加減過ぎてバッグが良い形でキープされない点にあることを懸念。

実は使っていない時間の方が長い「収納」の部分に着目していこうではありませんか(^-^)。

ヴィンテージ日傘がおしゃれ、長持ちするための袋のゆとり確保リフォームと留めベルト付け【625】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昨年末くらいから、肌がボロボロと荒れたり、乾燥したりしてきたのが、この5月くらいで限界に達し、いよいよ皮膚科へ。

なんと、軽いアトピーのもよう。

ショックでしたが、薬以外でも自身でケアできることを探ります。

1つは、単純に紫外線対策として「日傘」を持ってみようと決意。

せっかくなのでお洒落な日傘を探しまして、見つけたのがこちら↓。

ヴィンテージ日傘:おそらく昭和のもの。折りたたみの収納。傘自体は小さめです。

いろいろ探した中、こちらがダントツ。

布ライクなので、UV云々はさておき、おしゃれ度も大切。

持ち手の部分も木製で彫りがしてあり結構凝ったものです。

傘の柄の部分:持ち手が木製。葉っぱの彫もお洒落度が高くて丁寧な手作り感があります。

このようなヴィンテージ日傘において、2ヶ所をリフォーム作業した記録を綴りたいと思います。

収納が狭すぎると「擦れ」などで傷む原因に、ゆとりの確保もリフォームの1つである

この度のリフォームは、まず、留め具の部分の設置と、袋の窮屈さの軽減目的で広げるということの2つ。

なぜかまったく留めベルトの長さが届かない。これを別布を調達することで作り直していこうというものです。

なぜ、このような状態なのか詳しくは分かりませんが、とにかくこの状態だと留め具の機能がないので、収納できません。

生地は同じ物は当然ないので、そっくりさんの生地を探しました↓。

ベルトに使用の生地:「しじら」という名前の織り生地。マルチストライプの雰囲気もそこそこ同類。
縫い代をすべて隠すようにアイロンで折り込みます。四つ折り観音開きです。
ベルト出来上がり:柔らかめが使いやすいので外側一周のみのステッチで十分です。
もともと付いていたリングはそのまま使います。折り返し部分は、手縫いの2本取りで3度固定。
その後は、手縫いが続きます。こちらも3度を2本取りで手縫いで本体へ縫い付けます。

ここはミシンでは、生地が傷む原因になるのでソフトな手縫いがお勧めです。

そして、右下のようにリングの穴より小さめのボタンを縫い付けます。

留め具機能の様子の確認:やはり、リングの面積がタブ生地に占領され狭いです(^_^;)。
さらに、このリングにつまみタブを付けることで、もっとボタンにリングをはめやすくしていきます。
次に袋のタイトさを解消してゆきます。なんでこんなにきついのかなどは不明。
入り口のドットボタンが閉めれない状態にあり、タイトな袋の縫い代を広げてゆきゆとりを加えます。

まず、狭い原因の1つに、装飾的なタックが入っていました。

きつい原因にもなっていますタックをすべて外します。

タック外し:タックが結構入っているので、思い切ってすべて外します。
まず、タックをリッパーで外す作業です。
糸を外したらアイロンで整えます。ハトメ周辺は、ミシンで縫えない部分なので、手縫いで補助します。
縫い代を広げる作業:縫い代のゆとりをもらって、半分くらいの縫い代に変更することで本体の横幅を広げます。

5mm強程広げることで両サイドの計1cm強を広げることができました。縫い代はブランケットステッチ手縫い。

スカートのダーツやタックのリフォームも同様で、広げた分量の2倍が実際に広がるということので、かなりゆとり確保の効果が出ます。

そして、この部分も、先ほどのタックのドットボタンのように、一番下のアイレットリング/ハトメリングがミシンを妨げるので、手前でミシンをやめて、残りを手縫いです。

こうして、ミシンと手縫いをミックスした作業を致しました。

いったん完成:ゆったりと傘が袋に入れられるようになりまして、ドットボタンもちゃんと閉まりました。

この後更に、上述の留め具のリングにつまみタブを付けるアイデアを実際にやっていきます。

細かい作業ながら大切な部分、留めにくいストレスを生まないための留めリング用のつまみタブ作り

型紙無しで、なんとなくデザインしてみました。

当然左右対称に重ならねば縫えませんので、どんなデザインでも左右対称は必須です。

ポイントは、リング内にボタンがはまりやすいよう、その空間を邪魔しないようにシェイプされたデザインにするという点です。

こんな感じで、1本のテープながら細い部分があるものをイメージした細長い台形。
アイロンで真ん中を縦に折り、さらにそこへ向かって外側から包み込む感じで、周りをステッチ。

ひっくり返す「中表」のやり方ではありませんでして、折り込んでステッチで閉じる常に「外表」のやり方です。

リングに細い部分を通して、先端を手縫いで縫い留めます。実際は写真よりもっと深く折り込みタブを短く。
本当の完成です。このつまみタブがあると、機能としては大変スムーズです。

2箇所(袋のゆとり・ベルトの設置)のリフォームを終えて今思うこと

今回の日傘は、非常に布ライクで、ガサっとしてすべりにくいので、こういった素材は特に、留めベルトもやりにくいものです。

総合して思うのは、あまりきつくやり過ぎず、少し余裕のある程よいゆとりが傘の生地自体を傷めないコツだと思いました。

ツルツルの滑りの良い傘なら自然にキュッと縮まってくれますが、結構厚みがあるままなのでその点は傘の素材の種類による配慮といったものが出てきます。

今回のリフォームは、ヴィンテージの古いお品をリフォームすることで、大切に使っていけるための工夫です。

目につくリフォームにとどまらず、使い勝手の良さをとことん見直し、更に複数のリフォームをしていった記録となりました。

昔の物は本当に素敵な物が多いです。

日傘もなかなかこれといったものが見つからなかった中にこのたびの傘が、昔ながらの手の込み具合で、オシャレな輝きを放っているいるお品だったのです。

ヴィンテージ物の購入の際に、不良や難点が存在することも多いです。

そういった時に自主リフォームができると購入に思い切って踏み切れますね。

このように思うことが多々あり、せっかくのヴィンテージ色のある素敵なお品物を是非ご自身でミシンを1台持ち備えるスタイルをお勧めしたいです。

もうすでに出来上がっているものの一部ですから、入り口の敷居は低いです。

こうして、自身が今後もリフォーム記録を綴ってまいりますので、どうぞ、初めの一歩を踏み出してみてくださいませ。

あとがき

その後なのですが、ずっと薬を飲み続けるアトピーの治療に対し納得できず、病院通院1か月をもって勝手に終了(先生ごめんなさい<m(__)m>)。

そして、なんと、薬をぴたりとやめたのに、徐々に直っていったのです。

当ブログ記事は、2024年の1年間でこれまでのすべての記事を順番に「手直し」しています。

現在は、2024.04.24であり、この記事【625】の順番が来ました。

「ブログ記事のリライト」は本来1か月ごとなどということが言われていますが、とてもそのようにできません。

ただ、このたびの大掛かりな「手直し」は2024.12.31をもってかなりの成果を上げられる予定です。

今もアトピーはこの時以来、もう起こっていません。

そして、この日傘が現在どうなったのか。。

答えは、ずっと使っています。

ここ近年4月からすでに紫外線が強い感じなので、晴れた日には朝のウォーキングで日傘を使っています。

この時に直して本当に良かったと思っています。

ただ、変化はあり、取り付けた留め具のベルトはまた外しました。

布が破れる懸念があり、傘にありがちなロゴ刺繍のヵ所が弱ることに似ています。

そして、ゆとりを出すために広げた袋は、せっかくのヴィンテージ物のお揃いの袋ですので、傷まぬよう別で保管、「使わない」という選択を致しました。

年月とともに随分考え方も変わるものです。

ただ変化と共に高まった考え方があります。

それは、「古き良き品物を大切に長く使う」という思いの一層の高まりです(^-^)。

ミニマムな人数の世帯及び一人世帯の数の多さよ、使い道が豊富なヴィンテージ物のミニチェストの収納例とポテンシャルの高さ【621】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

掃除好き→整理整頓好き→インテリア好きに関連付いてお部屋の収納が1つの趣味や特技となっています。

当ブログのカテゴリーに<インテリア>というものを設けておらず、<コーデ>で綴らせていただいております。

多くの整理整頓やお掃除の機会にお伝えしたいことをアウトプットしお伝えする場としてこのカテゴリーの役目があります。

木製にこだわる自身の趣味嗜好から、コンパクトなサイズの引き出し付きのチェストを今まで集めてきました。

このたびは、ミニチェストの使用例として自身のケースで現在の中身のご紹介をしてまいります。

よく「模様替え」をしますので、いずれ中身が違うものに変わる時期も来るかもしれませんが、その時の気持ちに実直にその時に腑に落ちた配置で収納をするという自由スタイル。

中身を変えても不動な木製チェストの姿を「インテリア」の視点からお楽しみくださいませ。

どこまでがミニチェスト?4段の引き出しに入れた物のご紹介と空間利用の置き場所の工夫

木製の4段チェスト:縦46cmx横35cmx奥行き30cm。このボタンみたいなつまみがデザインとしては好み。

ものすごく小さなものではありませんので、使い方の工夫のポテンシャルは高いです。

とはいえ、大きく場所をとるものではありませんので、机やテーブルの下の空間に配置することが上手い配置だと言えます。

中身:ジャージの上下1セットで1つの引き出しの容量を満たします。4セットのジャージを計4段使用。
現在のクローゼット内の配置:可能な積み重ねをして空間を縦に利用しています。

続きまして、この写真の一番下に映る「コーナーテーブル」の中身をご紹介。

木製コーナーテーブル:「コスガ」ブランド。ベッド周辺の使い道で作られたもの。奥行きが55cmという長さ。

木のカラーがカーキブラウンで非常にクール。

奥行きのたっぷりさから十分に奥まで物を入れられます。

細かい引き出しの使い道:タオルハンカチやマスク。一目見て分かりやすいです。手前から使っていきます。

広い方の引き出しの中身:靴下です。裸足が好きなわりには、靴下も好きという(^_^;)。

「世代」の影響でしょうか、靴下にロゴが付いていないと気が済まないのです。

あとがき

インテリアの楽しさといったらありません。

本来チェストも使い方は自由。

一時、結構大き目のチェストにはジュエリーを入れていたこともありました。

もちろん、その中に更にトレイなどを置いてはいましたが、チェストはある一定の深さがあります。

よって、ジュエリーは深さの縦の部分を使わないもったいない空間が残るため、その使い方は取りやめ。

ただ、とても見やすかったので、お部屋に余裕があればゆったりと利用する方法としてはお勧めです。

ヴィンテージ家具のユニークな使い方を共有し合うことも、他の方からの新しい情報が得られ、もっと楽しくなると思います。

決して新しい品物を購入することが「リフレッシュ」ではないと思います。

古き良きお品の入れ物へヴィンテージ物のお洋服や小物などを収納していく使い方のスタイルでも十分に自身は「リフレッシュ」できています。

お部屋の模様替え、整理整頓、お掃除などはひょっとして、「心の中をリフレッシュすること」が本当の役目なのかもしれません(^-^)。