本当に永続的なお品に作られているのかに疑問を投げかけたい!非売品のエコバッグに丈夫さや機能の追加のご提案【1198】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昨今、街中でよく見かけるお手持ちのバッグが、エコバッグそのものであることも多いようです。

私も、何かしらその空気や流れみたいなものを感じ取ってか、ある好きなブランドのエコバッグを入手。

非売品とのことで、キャンパス地の生成(きなり)カラーにブランドロゴが黒で入っているシンプルなタイプです。

ただしかし。。。

非売品に手間をかけてあるわけもなく、いろいろ見てみると、せっかくの素材の良さがあるにもかかわらずあれこれ要望が湧いてきました。

そこで、私自身がこれをリメイクしていく最中に、同時にそのやり方を図解で投稿してみました。

リフォームなのかリメイクなのかという狭間ではありますが、やはり著作権の侵害と解釈される可能性もありますので、自分使いの範囲内のご提案ということで、しかも図だけになりますことご理解いただければと思います。

裏地の追加の仕方x2案

まずは、ここまでの素材の良質さなら裏地が付けば外出用に持ち歩くに十分立派なバッグになるであろうということで裏地の設置を試みます。

裏地の取り付け案①:「わ」で裁断する方法・・・生地が縦に十分余っている場合に有効。
バッグの実寸に対して、縦は2倍+縫い代上下分1.5cmx2を加えます。
横は実寸+縫い代1.5cmx2を加えます。

まずは、上下の1.5cmの縫い代をアイロンでしっかり折り、中表で「わ」を折ります。

先に上下をアイロンで折っておく理由は、その方が入り口の線が綺麗に出るからです。

その次に、左右の縫い代1.5cmずつにステッチをかけて、アイロンで割って表地に設置。

そして、口の周辺をトップから3mm程度で縫い閉じます。

裏地の取り付け案②:「はぎ」で裁断する方法・・・生地がそれほどたくさんの面積を確保できない場合に有効。実寸に対して四方をすべて1.5cm縫い代分足したのが1枚の型紙です。

こちらも、①案と同じで、先にトップをアイロンで折ってからスタート。

コの字に残りの部分を中表で縫い代1.5cmの箇所を縫い重ねます。

そして、アイロンで割って、内側にそのまま設置し、入り口周辺を3mm程度で縫い閉じます。

どちらかというと①案が縫う箇所は少なくて済む分単純になります。

お出かけ用バッグに変身できる見込みのその他の案x③-⑨案

③案:取っ手にステッチを2本追加する・・・裏地を縫い付ける際にこのチャンスを利用。
取っ手を一度外し、四方しか縫われていない状態に更に2本均等にステッチを追加。
長持ちなよれにくい取っ手に変身します。
④案:ポケットを追加する。・・・裏地の生地が余っていた場合の有効利用策も兼ねて、
ポケットをこの裏地取り付けのチャンスに設置します。
この図は②案バージョンですが、①案の「わ」の場合も同じで、1枚仕立ての状態の時に取り付けます。

そして、YOUTUBE動画では、ここまででしたが、まだ案があります↓。

⑤案:裏地を取り付ける時にショルダータブも取り付けてショルダーにする。

⑥案:裏地を取り付ける際に入り口にマジックテープを付ける。

⑦案:裏地を巾着型にアレンジしたデザインで取り付ける。

⑧案:入口にファスナーを設置する(ファスナーのサイド布は裏地で作る)。

⑨案:一度表地も一部縫い目を外し、ショルダータブを底にも付け、リュック仕様にする。

こんな風にアレンジしていくと、気が付けば、お出かけ用、場合によっては旅行用などとシーンが広がります。

ただのエコバッグでもここまで生まれ変わることができるのです。

あとがき

本来、たとえシンプルな単純なお品であってもユーザー様の使いやすさを考えた価値あるものであるべきなのですが、「非売品」となるとどうもそうはいかない事情が多々あります。

だからこそ、「無料」なのでしょう。

ただ、考え方によっては、リメイクのアイデアが生まれやすいものというのは、不完全なお品だからこそです。

よって、「ミシン道」なるものへ一歩踏み出していただくことで、こうして、自分の思うようなバッグにアレンジすることが可能であるということです。

是非ミシンの1台の所有をお勧めしたいと思います。

今後のサスティナブルを重視した未来には、昔から存在していながらも、「ミシン」は大変有効な機械ツールだと思います。

一番のポイントはとことんワガママに自分の思うように出来上がるということです。

外注やオーダー品もそうしていただけることもありますが、「対価」が付きます。

そういった予想外の出費や高額費用が本当にサスティナブルなのかを考えると、このミシン1台への自己投資が長い目で見てコスパのよいものであると思えて来ます。

ミシンの種類は私としては、デニムや帆布も可能な家庭用ミシンとコンパクトさが変わらない「職業用ミシン」をお勧めしたいと思います(^-^)。

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