使用目的が明らかに大容量で重くなるバッグに使う裏地の選定例【674】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、大きなリュックを作ろうとしています。

その時の裏地にスポットを当ててみます。

大容量のお買いもの用のリュックなので、当然たくさんの物が入り、重さもかなりのものになると影響するのが生地の傷みです。

使っていくのだから、ある程度すれたりなどはするにしても、簡単に破れたりはやはりコスパの悪い質の劣った商品になってしまいます。

表地は頑丈でも裏地っておざなりになりがち。

この裏地こそを丈夫なものに仕立てていこうということを今回工夫します。

それには、まずは、最初の生地のチョイスが物を言います。

ブロードやローンでは厳しそうな場合に選択する裏地生地とは?

表地が綿なので、裏地も綿で行こうとしておりまして、少しお洒落に柄入りにしてみました。

生地名が不明ですが、黒x白xモカグレーで成り立つシックなタータンチェックの先染め生地です。この彩にご注目。とても丈夫な織りであると見ることができます。

端の毛は、耳の部分です。糸の太さとか密集具合がこの部分を見るとある程度分析できます。

糸が太めで密集しています。

全体に肉厚ぎみな目の詰まった生地なのです。

先染めチェックは綾になっていることが多いので、同時に丈夫な物であることが多いです。

ストライプの先染めとも迷いましたが、このチェックに入るモカグレーの素敵さでこちらを選択。

ストライプの方にはモカグレーは入っていませんでした。

こうして、重いものを入れ、かつ大容量入れる時に負荷が裏地にも当然かかってくるので、簡単に破れたりはしないしっかりとした裏地にするためのファーストステップとして、生地の選定が重要であるというお話でした。

あとがき

ここへ、更に織芯の接着芯を貼って、より補強します。

この対策で強度を高める効果を期待。

隠れた部分なので、長い目で見たコスパを狙ったものになります。

コスパの意味って奥深いと思うんです。

言葉の一人歩きで、一瞬の見かけで決まるものなのか。。

そこに疑問があります。

本当に結果、長持ちできるための対策をしているのか、結局はその点につきるかと。

マーケット手法で謳われる小手先の言葉って、いずればれるものではないかと思っています。

とにかく、本当のことをそのまま真実として伝えていくような商品にしていく決意で製作に臨みます(^o^)丿。

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