ハンドメイド、安くても、とりあえず良質な商品の製造を目指す勧め【638】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近インテリアを兼ねた好みの薔薇柄の布の袋のようなバッグを入れ物目的で数点あちこちから購入しました。

どれもハンドメイドバッグのようで、結構昔のお品なのかなと思うようなレトロな雰囲気がありました。

そんな雰囲気と薔薇柄はバッチリ自分好みだったので良かったのですが、実際に入れ物として使っていくうちにとても不便さを感じてきます。

袋が一重仕立てなものは、中に入れた物があちこち移動して安定感の無い収納になる、取っ手が一重仕立てなことから、フックにかけているうちにねじれてねじれが戻らないなど。

ということで、今回、ハンドメイドバッグを作っている私が、ハンドメイドバッグを実際に使ってみた貴重な記録と体験となります。

こんな感じの超シンプルな一重仕立てのトートバッグです。袋のような感じです。これも作りがしっかりしていれば話は別ですが、ものすごく柔らかく、当初の布の状態にほぼ付加価値が加えられていないものです。ただ、柄の可愛さだったりでその点にのみ価値は感じました。

実際自分の物を作ることがなかなかない製造者自身の現状

ハンドメイドバッグを作るのであれば、自分で作ればよいのですが、これ、実際の話、なかなかその機会がないものなのです。

自分って結構二の次。商品で廃棄処分をするものが出てきた時などにやっと自分で使っています。

通常上手くできたものは、すべて商品として並べます。

今回、早急に入れ物がほしくて、好きなバラ柄の布バッグを探しました。

そして、なかなかなかったのですが、3-4点見つかり、収納をしていたのですが、結果見事に、数か月で使い勝手の悪さに解体。

柄がかわいいので、リメイク用に保管してあります。

リメイク場面のブログや動画のアップは、商標権の侵害になるので、当記事内で実際のリメイクの様子をアップすることはできませんが、すでに1点、一重仕立てのトートバッグから、メモ帳ホルダーというものへリメイク完了して、ものすごく使い勝手のよいポケットとして使っています。

こんな感じの形になりました。取っ手は、元の取っ手を活かし、中に接着芯を貼るということをしてよれよれにならぬような取っ手に仕立てました。もともとバッグの表面、後ろ面だった2枚の布の間には、ハード厚芯というごわっとした芯も挟み、布自体に接着芯も貼りました。そして、縦に柄の向きを見ながら折り返して輪にして広いポケットを作り両サイドを縫い付けて完成です。
ここへ、予定メモを日付順に入れます。そして、一番先頭の近日の予定メモを外に出して洗濯ばさみで留めます。

これ真似してみてください。かなり、使い勝手が良いです。

予定を見過ごすなんてことは決して起こらない万全対策となります。

ここから思うことは、結局、現実的にしっかり使えるものという点がヒントになります。

一重仕立てのトートバッグだっ時はいろんなものを入れれそうな気が一見しますが、実際は機能としては満足いくものではなかったということですね。

この「壁掛けメモホルダー」は、ブランドのうさぎのキャラクターのもので、とっても可愛いので、この生地は入手できないものなのです。

よってこういった別の形で購入時のコスパとか価値を残します。

使う側もせっかく購入したので、後々コスパの良い買い物をしたという結果を得たいものですものね。

あとがき

今回のリメイクに至った薔薇柄とうさぎのプリント生地でできたハンドメイドバッグ達は、リメイクしてでも使いたいと思った価値はあったわけです。

柄のレアさとか素敵さですね。

けれど、それもない商品というのは購入されないということも考えられるわけです。

たまたま私はリメイクが好きなので、手段としてそうしましたが、最初からリメイクしようとして購入することはまずありません。

やはり、入れ物として使う目的での購入になるので、リメイクなどをしない人であれば、最初から購入されないと考えると、製造者から見れば怖いことです。

販売価格が安い、高いにかかわらず、とにかく「良質:良い作り」というところにポイントを置いて意識することを製造するにあたってお勧めしたいと思います。

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