ビンテージアイテムのショッピングの醍醐味、夏に冬物を、冬に夏物を競合せずに購入【611】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

長年のビンテージ服好きな私ですが、アパレルの流行、季節を中心とした誘(いざな)いに逆らうかのようにショッピングすることがあります。

真冬のスエードのロングブーツを真夏に購入するという極端なショッピングの例が1つあります。

1点物のビンテージならではの季節外れのショッピング

やはり、季節外れの物をなかなか見ようとさえしないことが多いので、多くの人がその季節らしいファッションアイテムを探すのが常です。

そうすると、季節が外れたアイテムというのは、その該当季節に出会ったならば、競合だったりしたはずなのに、真逆の季節ではマークされていないことがよくあります。

そういった状況の方が、すんなり気に入ったアイテムを入手することができやすくなります。

ランセルのスエードのロングブーツ:かかとがぺたんこで逆にロングブーツとしては個性的。サイドのゴールドの丸いパーツもとても華やか。

いかにも真冬にはくようなロングブーツのスエードのアイテムですが、これが、該当の季節、もしくは、その手前の晩秋などでは、他の方達もこれに目を付ける可能性が高くなります。

けれども、真夏であるとそういったことが起きにくいというもの。

他のアイテムでもトライできそうですね。

季節外れのショッピングは、季節に沿った企画をする本来ファッションの流れを逆手に取ったものです。

時々利用してみる価値はある手法であるかと思います。

あとがき

アパレル商品は、季節に沿ったものを短いスパンで生産せねばならなかったりすることも、無理矢理短い時期にスピーディーに詰め込み過ぎる部分があり、ゆったりとした気分に沿ったショッピングがこのタイミングと同じかと言えばそうとも言えません。

今までの、雑誌とか宣伝の影響、アパレルの大手のそういった昔からのやり方に翻弄されてそれに乗じていた部分がありますが、ビンテージ市場ではそういったことがなく、本当に良いと思ったものを自分のペースで、好きな時期に見つけることができることをもっと利用したらよいと思います。

季節が細かく分かれていた日本は特にそういうファッションアイテムのトレンドの提案にはよくはまっていたのだと思いますが、いよいよ季節も、夏が長くなったと感じています。

5月あたりから、半袖を着て、ずーっと10月後半までは、約半年。

ある地域であれば、半年夏のファッションといっても大げさでない部分もあります。

そういったことから、本当に着たいものとはどんなアイテム?などと、冷静に考えてみると、長い目で見て、自分を知るということにつながるかもしれません。

装いが自分の表現であるというのは、同じアイテムの少ないビンテージ市場で特に感じることです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください