別のジュエリーに歩調を合わせるような使い方をしたピンクサファイアのダブルリング【501】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

サファイアというのは、お直しの際に宝石屋さんで聞くところによるとそれほどデリケートすぎる石ではないみたいです。

とはいえ、宝石は基本割れ物です、大切にケースに収納しながら保管をします。

今回は、サファイアのカラー展開が豊富な中でも、紺色の次に多く見かける「ピンクサファイア」のダブルリングをご紹介致します。

リング自体には特に際立ったパンチが無い場合は他のジュエリーに歩調を合わせる役割がある

ピンクサファイアのダブルリング:台はPT900。ダイヤモンドとのコンビが爽やかです。

ダイヤモンドが途中でぷつっと途切れていますが、これで良いのです。

フルにありすぎると、指との接触でダイヤモンドの設置が外れてダメージを受けやすい。

パヴェの1粒でも外れるとパッと見て分かりますし、お直し行きとなってしまいます。

先端からある一定の部分のみに飾っているということが、視界にもこの部分が正面からの場合入ってくる範囲ですので、そういうものです。

さて、ジュエリー同士の3点セットの組み合わせなのですが、この度のリングはどちらかというと別のジュエリーアイテムに合わせていくようなタイプだと解釈しています。

セットは今まで2つの案がありました。

3点セット(前案):リングのピンクサファイアがペンダントトップとリンク。

その後、もう少しパンチを出す組み合わせへ変えています↓。

3点セット(後案):ここに最終的に落ち着きました。プラチナ台を多く含みます。ベリーの実とリングがリンク。

前案よりも後案の方がベリーの実にクセがあるため、かえって全体にパンチが出ました。

リング自体が他へ歩調を合わせるタイプだという解釈をし、トップに一癖あるものを配置したのです。

ピンクサファイアの色が、青みのピンクなので、プラチナ台のクールさとよくマッチするようです。

それほど大粒でもないのですが、ダイヤモンドの部分が結構多いこと、ダブルリングのデザインであることが華やかです。

ダブルリングはとても良いですね。ただでさえ華やかさがあります。

あとがき

これは自身の考えなのですが、ルビーも確かに王道で素晴らしいですが、お洋服と合わせるとなると、紅色が目立ちすぎてしまうことがあり、ルビーだけのリングはかえって、全体コーデに悩むかもしれません。

紅色が薄まった色のピンクサファイアはそういう意味では親しみやすいカラーです。

実はピンクサファイアは地球の地上へ出た鉱物の「コランダム」という透明なストーンからの枝分かれで、ルビーになりそこねたコランダムなのです。

その時点では負けた感じがしますが、宝石になったらもはやルビーと同等なのではないでしょうか(^-^)。

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