初めて完成したコンパクトなサイズのリュック「巻き寿司」、丸い四つ角が優しいフォルムが実現した今お伝えしたいこと【346】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび1点ハンドメイドバッグが完成しました。

初めて出来上がる「巻き寿司」デザインです。

この記事は当初の投稿が2021.01.24でした。

その後、2024.03.05現在リライティングの一環でブログ記事1投稿ずつを順に手直ししています。

今日この記事【346】の番になりまして、3年後では随分と意向が変わった今見てもこの時の「巻き寿司」の完成はやはり「完成」であったと言えます。

このデザインで初めて作り上げたという達成だけではなく、それ以前にもここに至るまでにはいろいろモデルチェンジをしています。

このたびはこのバッグによってお伝えしたいことを、これと同じようなバッグを作るハンドメイドをしている方へのメッセージとして綴ってまいります。

「巻き寿司」デザインが出来上がるまでに何があったのか、なぜこのデザインに行き着いたのか

まず、なんといってもカーブのラインをラウンドに改良したことによる作りやすさが生まれました。

「作りやすい=美しく仕上がる」という法則は間違いないと実感しております。

「巻き寿司」:<サイズ>縦23cmx横32cmxマチ10cm。
ショルダーが取り外しのリュックになります。リュックで使用しない場合はハンドバッグの使い方もできます。
ファスナーの開閉にこの半月型のタブが活躍。実際開閉には重圧がかかりますので、頑丈に取り付けています。
内側の様子:底板はリムーバルで最後に設置。お洒落になじむように裏地の生地で包んだ8角形の底板です。

当初は、「かまぼこ」というデザインで、底周辺が急カーブの狭いカーブでした。

その部分が難関になってしまい、綺麗に作れる確率の低さを実感。

そして、そのデザインをあきらめ、すべてのカーブがクリアで分かりやすいすっきりしたものに改良することで「巻き寿司」が生まれました。

「テリーヌ」というビジネスバッグもデザインにありますが、作りは全く同じ構造です。

結局行き着いた場所は、「四角なのだけれど角が丸くなったデザイン」なのだと思います。

あとがき

「巻き寿司」と「テリーヌ」は作りが全く同じ構造。

このたびの「巻き寿司」は複数のカーブデザインにおいて、これまで改良した結果1つの点に集まったと言えます。

サイズが違うだけで全く構造が同じデザインは果たして「同じ」と目に映るのでしょうか。

ビジネスライクな「テリーヌ」に対して「巻き寿司」はリュックに背負いお出かけ用のテイストです。

自身がこれまでハンドメイドバッグを何年も作ってきた成果の1つとして、この「構造」が完成されたということになると思っております。

そして、この構造は「ボストンバッグ」にも引用できます。

マチをうんと広げこれらとはまた違ったシーンに活躍するバッグになると思われますが、それでも基本の構造が一緒なのです。

そして、2024年現在では、こうしたアイデアや手法をお伝えする事業へとシフトしようとしています。

こうしたノウハウを広げ、ハンドメイドをする文化みたいなものが根付けば素敵だと思っております。

引き続き浮かんだアイデアは惜しみなく記事にアップしてまいりたいと思います。

上述にもありますが、込み入ったハイブランド様にあこがれたようなデザインは、少なくとも2番手です。

それよりも、単純でもシンプルでもベースの部分から考案して改良を重ねた道を作っていくハンドメイドライフが正解だと思います(^-^)。

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