ハンドメイドバッグに使うハード薄芯、こんな箇所にも貼っていた!【336】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回の記事の1つ前の【335】で、新しいデザインが生まれました。

旧型を廃止して新型になった「おにぎり」、そして、新しく生まれた「巻き寿司」です。

今回は、早速ながら、新しく生まれたという巻き寿司デザインで1点ハンドメイドバッグの製作を開始したところです。

2021年には入りましたが、2020年度と呼ばれるような今年の3月辺りまでは、去年からのずっと使っていなかった色物生地を呼び起こし、製作していきながらカラーの偏りのある色物生地を終了させていこうというとしています。

ぽかぽかするような暖色系の今回使用の生地

今回は、ベージュ系ということで採用。

表地は、ここ最近なかった無地ライク。ジャカード生地なので柄は入っていますが、色が1色使いです。

そして、裏地に色物の柄を使います。

今回使用の生地:全体にあったかい色味です。もっとぐっとズームで近寄ってみます。↓NEXT。
左:<表地>マトラッセジャカード、ポリエステル/100%、日本製。
右:<裏地>ブッチャープリント、ポリエステル/100%、日本製。

表地のマトラッセも、裏地のブッチャーも凹凸感ある表面の織り方の生地で、とても美しいものです。

マトラッセの縦横に走る柄と小花プリントのブッチャー織の縦横に走る柄の相性はあると見て、一見不似合いなボックス調の柄と花柄のコンビを組んでみました(^-^)。

ハード薄芯こんなパーツにも貼るんです

では、続いて、ハード厚芯を貼る箇所をご紹介します。

想像としては、大きなメインパーツに貼るのだろうと思われるかもしれません。

それはそれで正解です。

けれどもそれ以上に意外な小さなパーツにも貼っていることに驚かれるかと思います。

1:口布・・・ハリ・コシを出して、頑丈な風合いにしてくれます。
2:ブランドネームの裏側の当て芯・・・ブランドネームが水平に安定感ある縫い付けができます。
こんな風にブランドネームより大きく裁断して、後で余分をカットするという方法です。ずれては意味がないので、完全に芯地が行き届くよう粗裁ちです。
3:隠しポケットの当て芯・・・こちらも適当ではなく、型紙により5cm巾の横長のパーツに裁断してまっすぐにポケットが取り付けられるよう印が付けやすく正確なパーツにしています。
裏地の裏面の中心に当てます。上からの長さはこの場合8cmが当て芯のトップの線に来るという目安で当てています。この作業がポケットが歪んでしまうのか、まっすぐ取り付けられるのかの決定の場面。大切なんです。そのためには、当て芯自体の正確な寸法というのがキモです。
4:本体・・・当然本体は一番しっかりと見えてほしいパーツなので、必須です。
5:リュックのショルダー・・・ゴブラン織りのような分厚い生地には入れないこともありますが、大抵の生地には入れた方がショルダーの迫力が違います。今回間違えて、ボンドを付けてしまったので、貼りましたが、普段は違いまして、中に挟み込むだけなんです。挟み込むだけにも理由があるのですが、この際、一度貼ったやり方でやってみます。
6:ショルダータブ・・・ショルダータブというのは、いわば、全体の重さを支える箇所ではないかと。そう考えると、接着芯に加えて、ハード薄芯を貼ることがとても丈夫で安心だと考えています。タブの見栄えも、貼る貼らないで言うと、貼ったものはハリ・コシが出て、頑丈なタブになります。
7:フラップポケットの当て芯・・・これは、フラップポケットの付いた裏地の裏面です。最初、縦20cmx横25cmのハード薄芯のパーツをこれも型紙で正確に裁断して、コの字、さらには、フラップを縫い付ける時の一番上の横の線を縫う時にも兼ねて1枚のパーツで使います。そして、すべて縫った後で、ハサミで余分をカット。
8:取っ手の付け根タブ・・・ここも非常に貼ったことで効果が出ている箇所です。小さいパーツなのに接着芯の薄芯、ハード薄芯ともに貼っているんです。八角形の形を正確に出すには、ラインがまっすぐになる効果がありますし、作業もしやすいですので、綺麗にできます。

以上の8箇所をご紹介しました。これほど多くの箇所にハード薄芯を貼るのです。

1つ1つの積み重ねというものは、8箇所にもなれば、効果が大きく表れます。

パッと見るのは一瞬ですが、その時の印象を良くも悪くも決定付けるのも、この細かな隠れた場所の工夫が大いに影響すると言えます。

あとがき

今回もYOUTUBE動画がございます。是非ご視聴どうぞ(^-^)。

こういったことは、実際に作ってきた中で分かってきたことなので、本とか基本的な作り方には見つけられない部分だと思います。

そんな貴重な学びを今回ここにまとめました。

以前より細かいパーツも増えてきましたので、考えてみると意外に、細かいパーツにこそ貼っているというのが驚きでしょう。

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