まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今年も残すところあと1か月と少しです。
今年中にデザインをある程度徹底させたいという目標に向かい、ここ最近ピッチを上げねばと思いながらも、急いでもなかなか簡単には仕上がらないもの。
今回の記事は、取りかかりホヤホヤのケリーバッグです。
ケリーバッグというと、某ブランドのアイコン。
あの形をケリーと呼んでも良いのか、商標権があるネーミングなのかと考えてしまいます。
デザインはもちろん商標権が存在するものだとは思いますが、ネーミングについてはよくわかりませんでした。
けれどもああいったフラップ型のバッグは長年のファンであるため、自分のバッグの中にも自分のデザインで入れていきたいのです。
これは、いずれ、ネーミングを独自のものに考えた方が良さそうです。
1点完成するまでに考えます(^-^)。
ファンシーツイードという生地について
ファンシーツイードは様々な種類がありますが、特にマルチカラーのものには惹かれます。
何か宝石のようでとても綺麗です。
今回チョイスのファンシーツイードは特にカラフルな明るい色をしています。

白地にいろいろなカラーが宝石のようにちりばめられたファンシー。
白地というところも爽やかなものになっているのかも。
これに合わせる裏地は何色なのかと悩みましたが、私だとこういった強めの色をチョイスしてしまいます。
その他、黄緑も候補でしたし、黄色、エメグリーンなども検討してみましたが、強さはこのピンクが一番だと感じて決断。
ただ、綺麗な物ってそれと引き換えに何か不安定だったりデメリットがよくあるんです。
今回のこのファンシーは、崩れやすい生地で、触っているだけでほつれてくるという事態に。

ここからの学びは、保管はできるだけ短い期間が良いというもの。
もし長期間保管するのであれば、ビニール袋などに端っこを隠すようにたたんで収納するのが良さそう。
他の生地との接触でこんなことになってしまいます。
なかなかの高級品なので、生地のこういったロスはもったいないです。

数種類の芯地を使い分ける
今回芯地は幾種類かを使います。
まずは、表地用の接着芯、そして、裏地用の接着芯、取っ手用のソフト厚芯、本体用のハード厚芯、側面や取っ手のタブ用のハード薄芯です。
ご紹介は接着芯とハード厚芯のみに今回はさせていただきますが、結構豊富に芯地を使い分けるのです。
それぞれ、その箇所に向いた芯地となります。
基本は、全面パーツに接着芯を貼った状態に、さらに追加でハードやソフトの無接着の芯地をボンドで付けたり、挟み込んだりして使います。


ところで、裏地のサテン地ですが。ナイロンが40%も入っているところに注意します。
ナイロンが入った生地というのは、弾力性に富み、織芯だと、気泡が出来たりします。
ナイロンがアイロンの熱で縮み、その後冷めてまた戻るというような動きが原因かと思います。
以前にも何度もそういった経験があります。
時には、ナイロンでなくても織物なのに横にやたら伸び縮みする生地はこういった性質があるので、ナイロンだけというわけでもないので、生地を触って確認ということがお勧めですね。
なかなか初めての生地などは何もわかりませんので、こういった織芯に適さない場合があると悲劇です。
とても商品にならないくらい気泡でくちゃくちゃになるのです。
では、こういった伸び縮みのある織物生地にどんな芯地を使うのか、それは、ニット芯です。
ニット芯を貼れば、うそのようにうまく対応してくれて、気泡なんて全くできる余地もありません。

つぎは、ハード厚芯をご紹介したいと思います。

このように周りに余白を作った上にパーツを置いて、ピラピラめくりながら少しずつボンドで貼り付けていきます。
この後、アイロンの熱でボンドの接着力を増幅しまして、ハサミでパーツの通りにカットしてOKです。
あとがき
今回は、芯地を貼るところまでで作業終了です。
次回は、縫製に入っていきます。お楽しみにどうぞ。
YOUTUBE動画を貼りますので、よろしければ、ご視聴くださいませ(^-^)。
ありがとうございました。
終わり。
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是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。