まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
14オンス程度のセルビッチデニム生地がとても雰囲気あるというお話から。
オンスというのは、ヤードあたりの重さを表すものです。
14オンスのイメージは、リーバイス501などのノンウォッシュ状態のような少々ごわっとした厚手寄りを思い浮かべていただくと分かりやすそうです。
だいたい12オンス以上がジーンズのイメージの厚手の部類に入るようです。
もっと上をいけば16オンスなどもあるとのことで、実際16オンスのようなデニム生地を見たことがありますが、作業しにくかったりしそうな超硬めな感じでした。
そう考えるとこの14オンス程度のものはデニムらしさが丁度良い塩梅で感じられる厚みかと思います。
2点同時製作の工夫
今回、セルヴィッチデニム生地で2点同じデザインを製作しました。クラッチバッグです。
裏地の種類、金具のヒネリ錠の色を変えるという点で雰囲気を変えてみました。
2点同時製作をスムーズに行う方法というのは、過去にも経験があるので、いくつか思い浮かびます。
・糸の色を可能であれば同じにする
・同じ作業を続けて行っていく
こんな辺りが当たり前と言えばそうですが、作業効率が良くて、早く仕上がります。

ぱっと濃紺のデニムの蓋を開けたときにこれらの柄が中で広がっているのです。
何か楽しい気持ちになりそうです。
ところで、同時進行の糸の色は、裏地は、白をチョイス。
表地に対する糸は、デザインも兼ねて、金茶の30番糸です。
ヒネリ錠について

完成レビュー

今回、私も、今まで数回ヒネリ錠を取り付けた経験はあるものの、まだポイント等をしっかりつかめていなかったのもあり、失敗しています。
まず、開ける穴のサイズが大きすぎて、生地が外枠からひっぱる力で見えてしまいます。
これは基本的なこと。失敗の原因は、穴のポンチサイズが空き枠よりも大きくしたこと。
一見それでいいような感じもするかと思いますが、こうして結果から思うことは、ほとんど空き枠と同じサイズで良いということ。
生地は広がりますので、あの枠の真ん中に収めようと試みた私の考え方だと、もっと広がってしまいました。
一番良いのは、おそらく、枠よりほんのほんのわずかだけ大きいサイズのポンチということになるのでしょう。
そうすれば、どこにもはみ出さず、余裕もあります。
これはやってみないと分からないことでした。

よって、いったん完成ですが、後々使う中でのパンとはちけることを考えると気が気でなりません。
この後、ヒネリ錠のサイズを大きいものを探すことで何とか安定した取り付けにしようと考えています。
写真はここまでですが、その後完成したら、追加で写真を掲載したいと思います。
セカンドバッグの中側

中側には、こんな風に裏地のチェックが広がります。
カジュアルな楽しい雰囲気が味わえます。
これらのチェックの生地も数あるタータンチェックの中からの渾身の2点です。
この2つがこの記事アップの周辺の年に探したチェックの柄をいろいろ見る中では特に光るものがある2点でした。
何か、「かわいい」ようなテイストも感じていただければと思います。
あとがき
このたびの、製作は、ヒネリ錠の件に関してかなり学びがありました。
記事の中やYOUTUBEの中でここ最近思ったこととして、記事に穴を開けたり切ったりして取り付けるパーツ金具はできるだけしない方向をお話した矢先にこのような失敗がありました。
ヒネリ錠でなければ何をしたら、口が閉まるのか。
他にも、マジックテープ、ベルトのようなバックル金具、差し込み式のベルトを使った開閉、など別案はあります。
その辺りも選択肢に入れた中での一番がヒネリ錠ということで今回採用しましたので、それはそれで考えた結果ではあったのですがね。。
ヒネリ錠は、ワンポイントにもなるマーク的な存在にもなるので、今回の使用は必須にしたかったということです。
留め具は最低限必要な機能なので、何かしら付けないわけにはいかないのです。
ということで、最後の最後が困難を迎えましたが、後のヒネリ錠の大きいサイズで上手くいけばよいです。
今回もYOUTUBE動画がございます。よろしければ、ご視聴どうぞ(^-^)。
