黒よりも甘めのグレーのおしゃれなヘリンボン柄でお買い物想定のハンドメイドエコバッグ【222】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ内に、グレーの色についての記事がございます。

グレーというのは、シャープで強い黒よりもマイルドでやわらかいんです。

その良さを堪能していただけるような、トーンが甘くなったグレーのジャカード、柄はヘリンボンでエコバッグを製作致しました。

前回の黒xシルバーグレーのツートンの時からの学びと改善を今回で実行しています。

ほぼ、今回のデザインで完成かなと思います。

どうぞ、底の部分の作りにもご注目くださいまして、ご覧くださいませ。

今回改善点を実行した箇所のご紹介

まずは、要(かなめ)である、底部分のデザイン。

先に底ベルトを縫い付けて、その後支柱を縫い付けるという順番を決めました。

そうしたら、とてもすっきりしたものになりました。

このように、底部分の横向きの底ベルトを先にたたきつけておき、縦向きの本体からの支柱は、後で上にかぶせます。その方が出来上がりは綺麗なのと、よいしょと持ちあげる機能がこの方がダイレクトに伝わりそうです。
出来上がりの底面の様子。支柱が前後でぴたりと位置が重なりました。今回この点も当然のことながらずれないような工夫をしています。
両サイドは、本体の縫い代を使った三つ折り始末。別でラッピングをするのではなく、縫い代を使います。その分、縫い代の幅が必要となりましたので、当初の1.5cmから2.5cmの縫い代に変更しています。

この縫い代は、パイピングの幅が1cm強。前の1.5cmの縫い代では、分厚い生地や、ほつれやすい生地が大変難しいものでした。

よって、綺麗にできるコツともなるかと思います。

ただ、これもミリ単位の正確さを追及することになりそうなんです。

それは、こちらをご覧くださるとご理解いただけるかと思います。

縫い代を使ったパイピング始末の裏側。このように、一重仕立ての場合、地縫いの線とパイピングを縫い閉じた線が平行に並びます。この巾がややばらついていますね。この巾を均一化するのが次回の改善予定の部分です。

対策としては、パイピング時の幅に注意することや、印を付けて行うこと。

そして、この面が片倒しの裏側にあたるように計画した向きで縫い閉じをすることです。

物理的な作りとして、分厚い部分は重ならぬようにしますので、後から作る、マチのラッピング部分が影響してきます。

その底のラッピング部分とこのサイドパイピング部分が同じ位置に重ならないように片倒しを互いに反対方向にしますので、それも含めたうえで、次回はこの二重線の部分が裏側に隠されるような位置に持ってくるようトライしてみたいと思います。

以上が、今回の改善点と今後の改善点でした。

完成レビュー

スーツに合うエコバッグ:グレーヘリンボンVER・・・<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ16cm

完成です。なかなかシックです。ヘリンボンジャカードがかっこいい。

グレーはおしゃれです。やはり黒よりマイルドになりますね。

今回の生地巾が、160cmあったので、そのまま160cmを支柱にしました。

そうすると、理想の取っ手65cmが実現しました。取っ手65cmは通常長めですが、物をたくさん入れて口がぱっかり開いたところに持つその取っ手は、これぐらいある方が背負いやすいものです。

ただだいたい幅広でも150cmが現状なので、160cmはレアとなります。そこが何とも悩めるところですが、生地巾を明いっぱい使うのですから、それでも長さが足りないのは仕方がないですね。

今回もYOUTUBE動画ございます。どうぞご視聴くださいませ(^-^)。

あとがき

そろそろ色物や女性っぽいものもあるとよいですね。

ええ、ええ、ありますとも。

次回の生地は、がらりと変わります。あくまでも「スーツに合う」というコンセプトですが。

お楽しみにどうぞ(^-^)。

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