キューブ型ムーンストーンで自作のネックレスを織り交ぜるチョコ茶コーデ【163】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

一時、随分多くの天然石のネックレスやブレスをただひたすらつなげて作るということを趣味としている時期がありました。

2015年辺りのことです。

目指すは、ただ1つのゴール。

ブレスやリングと合わせるセットコーデをするところが完成です。

ネックレスに使う天然石も色や形を最初から決めて探すことが多いです。

そうでないとあまりに豊富な量の天然石から選べないのです(^_^;)。

このセットコーデというのは、ジュエリーのみで組み合わせる、3アイテムです。

ネックレス、ブレス、リングです。

ペンダントはネックレスと同類で、バングルや時計はブレスと同類ですので結局3アイテムのどこかへ入っていきます。

ネックレスを作るにもある目的をもってピンポイントで決めて作るということがスピーディーです。

チョコ茶のシャネルのプラリングを主体としたコーデを考えた結果。。。

さて、今回は、リングやブレスがすでにもうコーデしてあり、それらに合うネックレスを作って行くということになります。

リングはシャネルのチョコ茶のプラスチックリング。

ブレスは、マーカサイトのスクエアモチーフが美しい2連です。。

シャネルのプラスチックリング:チョコ茶ベースにシルバー色がプレートみたいに塗ってある
スクエアなデザインです。
マーカサイトのブレス2点:左側も右側もスクエアのモチーフがベースです。

そうなりますと、これらに合うネックレスの石の形と言えば、やはりスクエア。

そして、プラスチックリングのカラーの茶色とリンクするようチョコ茶の色の天然石を探しました。

こうしてどんどん形や色の関連付きでネックレスの天然石の種類をしぼっていくのです。

茶色の天然石にはスモーキークォーツが浮かびますが、今までスモーキークォーツは存分にロングネックレスなどを作ってきまして見慣れています。

それらも驚くほど美しいものでありましたし、レアなカットの仕方で魅力的でしたが、そもそも、もっと目新しい天然石があればなあと新しい出会いを求めていたところです。

そこへ石屋さんの色別の天然石検索をさせてもらい現れたのが、チョコレートムーンストーンという天然石でした。

「ケンケンジェムズ」様というネットの自社HPの石屋さんです。

私としましては、ムーンストーンのイメージがこのお品で一気に変わりました。

どちらかというとカジュアルなお洋服向きのストーンだと思っていたのですが。。。

天然石のチョコレートムーンストーンの連:1連が短いので、ネックレスには2連使います。
ロットが少し違うようで、左側がやや濃いめ。
つなげる時には交互につなげるという単純な考え方で濃淡を均等にしようという案です。
サイズは7mm周辺。小粒寄りで華奢であることがかえって上品です。

こっ、これは。。。キューブカットであることが珍しいこととさらに多面カットもしてありました。

ムーンストーンがすごくエレガントに見えた瞬間でした。

金属アレルギー対策でダルマ板と引き輪をステンレスに、つぶし玉はステンレスが見つからず925で。。。

留め具を付けるにあたってポイントがあります。

綺麗なネックレスを作るために。。といった感じです。

まず、留め具の金属の色を統一。これは誰でもそうしたくなるので、当然かもしれません。

ただ、それでも悩みがあるものです。

ネックレスの基本留め具:引き輪、つぶし玉2個、ダルマ板があればネックレスができます。

金属アレルギー対策として、シルバー925の首に当たるネックレスに関しては、留め具をステンレスにしたいと思いました。

私に限ったことかもしれませんが、ブレスあたりは手首なので、首元よりもアレルギーをそれほど感じません。

手首の内側はたまにかゆくなったりもしますので少しは影響ありますが、それよりもシルバー925の良さが存分にデザインされたものを活かしたいので、925を選んでしまいました。

首部分は汗をかいた時に首が赤くなったりするので、一番アレルギーが出やすい部分です。

ここはペンダントのチェーンにしてもネックレスの留め具にしてもシルバー925を避けたいというわけです。

上の写真のパーツすべてをステンレスでそろえることが出来たら気持ちが良かったのですが、つぶし玉のステンレス製にある問題がありました。

以前にそれ相応の穴の大きさでありながら、つぶし玉のステンレスを探したら、硬すぎてつぶれないという事態に。。。

シルバー925とステンレスでは硬さが全く違います。

シルバー925は柔らかいのでつぶし玉の役割としては十分です。

その一方、ステンレスは硬すぎて、本来つぶし玉には向いていないと言えます。

ということで、仕方なくつぶし玉を925で。

一見色は同じなのであまり分かりませんが、金属アレルギーとしては、この小さな粒でも影響はあるのです。

ここが悩みの点ですね。

いずれ、ステンレスのつぶし玉のつぶしやすいものを見つけて解決していきたいと思います。

さて、ポイントの続きとなりますが、続いて、テグスである、釣り糸が最初と最後の位置が二重になるということで、その二重を天然石の穴に通すということ。

これが綺麗な仕上がりなのですが、通らないとこんな風に。

テグスの二重の片方が穴に入りきらずはみ出しました。

この対策は、最初の端っこの天然石、最後の端っこの天然石1粒づつの穴の大きい粒を選びすぐっておくこと。

不思議ですが、穴の大きさが統一ではなくてバラツキがあるのです。

どんな機械を使っているのか見てみたいものですが、実際穴のサイズに誤差があるのです。

ということで特に大きめ穴の2粒(最初と最後の部分1つずつ)を見つけて置いてよけておくことがまず1つです。

それでもなかなか見つからなかったり、穴がまだ小さい場合は道具を使います。

「ビーズリーマー」という名前の小道具:真珠や天然石の穴が詰まっていたり拡張したりするときに使えます。
今回、つぶし玉の中にシリコンが入れてあって狭かったので、テグスが通りやすくする為にも使いました。

ジュエリー同士のセット組の出来上がりはこんな感じ。

チョコレートみたいなセットの完成。

クリーミーでピンクが混じったようなチョコレートムーンストーンのカラーがとても活きますね。

YOUTUBE動画もよろしければどうぞ。製作過程も映しています。

そして、後半で洋服がどんなものが合うのかもご提案しています。

あとがき

YOUTUBE内でも最後の方でお話させていただきましたが、2020年7月末頃から「レンタルジュエリー」という事業を開始致します。

今回のようなあらかじめセットになった組み合わせは、多忙で時間がかかるジュエリー選びに一役買えそうです。

このセットそのままをお洋服と合わせていけばよいだけですので簡単です。

お洋服着用後ジュエリーの組み合わせを考えるのは時間が足りないことも多いものです。

スピーディーさをもってお洋服に合わせていけるセットになったジュエリーをセットごとのレンタルとしてご提供致します。

↓ここからの部分は後になってブログ記事の手直しにより書き加えさせていただいておりますが、今回のチョコレートムーンストーンのセットは実は、廃止しています。

幻のセットとなったようですね(^_^;)。

レンタルジュエリーを開始した当初多くを占めていました、シルバー925、ステンレスチェーン、ハイブランドコスチュームジュエリー、天然石の連のネックレス、真珠はほぼ全てにわたって廃止させていただきました。

その後、K18YG、K18WG、プラチナ、ダイヤモンド、宝石と呼ばれるようなストーンのラインナップだけに絞りました。

これは、大幅なレベルアップです。自身で集めてきたことの延長ではなく、新しくお客様のお声を聞き取った次のフェーズへと昇っていきました。

なので、今回の記事のようなシルバーベースや、パワーストーン寄りなアクセサリーは、ご提案として記事でご紹介するにとどまりますが、記事はアーカイブに残ります。

私のレンタルジュエリー事業にも変遷があったことを実直に残しておきたいと思っています。

最初は、自身の集めてきたコレクションから始まり、その後のお客様のご登場でありがたくフィードバックをいただいたことで現在のラインナップに至ることは、大変感謝致しております。

ありがとうございました<m(__)m>。

どうでしょう、一度、当レンタルジュエリーの「本物志向のレンタルジュエリー」、是非お立ち寄りくださいませ(^-^)。

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