ヴィンテージバッグ集めのコツはこれ、当時の流行のクセが入っていない普遍的な形で決まり【157】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグ、靴、ベルト、アクセサリーの小物は思わず集めてしまうファッション小物アイテム。

集めるのって本当に楽しい♪。

集める過程もワクワクするもので、そのゴールまでの道のりすら醍醐味となるのです。

今回は、バッグのみにスポットを当て、その収集からたどり着いた現在の状態のバッグのご紹介しながらせっかく集めたコレクションが今後もずっと持っていけるものになる秘訣をお伝えしたいと思います。

つまりは、どんな色やデザインをチョイスするのかというところになります。

大きめ6点と小さめ6点です。

バッグ集めの一番のこだわり、当時の中でも流行からは逸(そ)れていたニッチなデザイン

大きめバッグと小さめバッグの集めた数は同じ6点ずつですが、こだわる点が少し違いがあります。

大きめバッグ6点:現在となってはどれも20年は経過しています。
左上から時計まわりに、グッチのカーフバケツ型、グッチのスエード半月柄、
グッチのキャンバスロゴジャガード、バレンティノのレザーロゴボーダー、
ヴァレンティノのピンタックドーム型、ヴァレンティノのボストン。
どれもA4を上回る大きめです。

まず、大きめ6点から行ってみましょう。

これらのこだわりは、ほぼ無地ライクであること。目にはっきり映るような柄はないです。

柄の洋服にも無地にもどちらも合いますね。

ブランドは2つに絞られています。

グッチとヴァレンティノ。

グッチはバッグでは有名ですが、バレンティノはすごくデザインがカッコイイと個人的には思っています。

バレンティノをここまで推す集め方は個性的ですが、かつてはバレンティノの地番左のロゴボーダー型押しのバッグもいろんなデザインで一世を風靡していた時期があったのです。

ただこの度ご紹介の3点は、それとは違う片隅でひっそりと存在した感じが今見ると反対に古さを感じません。

流行にのってしまったものというのは、流行が去った時に過去の古い記憶が思い出され、古くて時代遅れな印象になってしまうようなのです。

リアルタイムでは脚光をあびなかったかもしれませんが、後に20年以上経過しても末永く使えるということが、当時の流行にのらなかったことの見返りみたいなもの。

そして、色が黒ばかりであることもこだわっています。

黒コーデが多い私。

バッグも結局黒が一番合わせやすいのは、黒が色の中では一番強い色だからということもあります。

一番右上のグッチのキャンバスのみは焦げ茶です。

たまに茶系で黒よりマイルドに着たい洋服の時用に1つ良さそうだと選びました。

しかし、黒コーデにも合う茶色です。

限りなく黒に近いダークブラウンです。

どのバッグも余計な複雑なラインが無くすっきりしているのが全体の特徴です。

次は小さめ見てみます。

小さめバッグ6点:左上から時計まわりに、バレンティノのスエードロゴマーク点在バッグ、
シャネルのキャビアスキンダイヤキルトバッグ、ヴィトンのモノグラムのマルゼルブ、
プラダのナイロン薔薇柄こげ茶ショルダーバッグ、ハナエモリの取っ手くり抜き型シャンタンバッグ、
ケンゾーのレザー薔薇柄巾着バッグ。

先程の大きめと違う点はすべて柄が入ったものであるということ。

小さめは柄がそれほどうるさくない。

洋服のアクセントくらいにほどよく効かせてくれる効果があります。

そして、色が黒だけでなく今度は明るめの色も取り入れました。

「ハナエモリ」のビーズ装飾の取っ手くり抜きバッグは、青みのピンク色なのですが、グレーに合わせたり、エンジに合ったりなどこういう寒色系も綺麗な色で1点あるとコーデの幅が広げやすいと考えました。

何かくすんだような、地味めのお洋服の色にぱっとその暗さを照らすような効力を発揮してくれます。

その他プラダの薔薇柄とか、ケンゾーの薔薇柄は、私がバラ柄が好きなので、バッグそのものの綺麗さを楽しみたい意向もありますね。

薔薇柄に見られるように、マルチカラーの柄というのも時に、無地などを華やかに見せてくれますので、より良きサポートをしてくれる時があるのです。

普遍的なデザインこそが「飽き」を解消し、せっかくお得に集めたヴィンテージバッグを更に長く持つバッグへと導く

さて、大きめ、小さめで共通するこだわりという点では、デザインのこだわりがあります。

例えば、大きめの方の左上、グッチの取っ手くり抜き型バッグと小さめのハナエモリの取っ手くり抜き型バッグは同じ取っ手のデザインでリンク。

こういうくり抜き型はアクセサリーみたいにアクセントになってとてもかっこいいですし、華やかです。

そして、小さめの方のシャネルやヴィトンのケリー型、このデザインはすごく典型的です。

昔から変わらずある形で、一時期のブームはあったものの、クラシックなデザインであると言えます。

そして、右下の巾着バッグ。こちらは、1990年代前半のモデルだと思いますが、巾着バッグも近年復活を見せ、バッグの中ではスタンダードなデザインとなっているようです。

そして、大きめの方の右下のボストン。

こちらもこういった典型的なヒネリのない、昔からある変わらないデザインこそが逆にカッコイイ。

これらの昔から変わらないスタンダードなテイストは、普遍的なかっこよさが入っています。

クセのある偏ったデザインがかっこいいということではないところが意外ですね。

よく私は、それを「当たり前の素敵さ」と呼んでいます。

あとがき

バッグ集めと同じように、その他の小物であるベルトや靴なども同じような考え方で集めています。

とにかくせっかく集めたものはすべてがちゃんと出番があると良いです。

集めたものを一緒に並べた時にその周りの他のアイテムの影響も大きいです。

てんでバラバラよりも何か共通の拘りがあるものは、集まった状態も素敵なのです。

「蒐集:しゅうしゅう」というものは全体が集まった「世界観の形成」であると言えるでしょう。

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