まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
メンズアイテムからの引用の1つにビジネスバッグがあります。
こうして、バンドが左右2列に貼ってあるあの線が総柄を遮るのではないかと思っていた今まで。
ハンドメイドバッグ販売を事業として開始したスタートの頃の2018年製のバッグには、柄をたっぷり映し出すことばかりを考えた機能軽視の部分が見られました。
柄を見せるあまり忘れていたこと、それは「機能」です。
このことこそ最も最優先に重視することだったのに、長い間その柄の美しさだけにとらわれていたのです。
表面だけを見ていた製作者自身が、その後「機能」に対する考え方を根本から改めることになった重要な記録です。
2018年製のビッグトートバッグは柄頼みの製作だった
どれも大きなバッグなのに、取っ手だけを取り付けているところに、機能に対する考えが未熟であったことを反省しております。
レーヨン/ポリエステルの混率の生地で、@¥2,400/mというような価格。
。目に映る感じが黒ではなくて、ミックスされた糸がぼやけてグレーに映る点がマイルドです。
ゴブラン織りにも似たように見えますが、もっとやわらかで薄手で使いやすい生地です。ポケットの薔薇の花柄を合わせています。
1泊旅行に出かけられるたっぷりの容量があると謳うならば、物をたくさん入れた時の「丈夫さ」とか「安心感」も同時に謳う必要があるのです。
あとがき
素材の良さは元の生地屋様のお手柄です。
その素敵な柄も引用させてはいただくものの、反省点としては自身の中から生み出されたアウトプットに欠けていました。
とにかくバッグらしき容器を作ったに過ぎなかったかと。
実際にここに多くの物を入れて持ち上げた時に取っ手の付け根部分だけに負担が集中することが分かります。
そうすると、そのように表面の見える位置に力がかかる場所をポイントに置くことさえ間違いであると思い直しました。
そして、冒頭のイラストのような「支柱」の役割を初めて意識することになります。
ここでこういった体験から学びを得た自身からお伝えできることは、たくさんの容量があるトートバッグのメリットを謳う製造者の責任として、そのたくさんの物を安定して持ち上げる「機能」の説明も同時に出来るかどうかです。
そこで初めて、「納得」をユーザー様から得ることができるのだと思います。