まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ほとんどの買い物をクレジットで行っている私です。
何年も前から、いわゆるキャッシュレスの方向を固めて、固定的な毎月の支払のもの、スーパーでの毎週の食料品、そして、ここ数年は、飲食代等可能なものすべてをクレジットカードにしています。
しかし、一部の喫茶店、百円ショップ、郵便局など現金支払いがこの2020年現在でも変わらないというようなお店もまだまだあります。
そうすると、少なからず、現金を持ち歩かざるを得ません。
ということで、今回、私は、一度キャッシュレス的なサイズのミニバッグを定番型5点作ってみましたが、少し大きくしたいと思いました。
また、必要ない場合は小さくすればよいのですから、現状に沿ってこまめにふさわしいサイズにしていこうということです。
picturesqueの定番5型とはどのような形?
半年ほど前に、とにかく典型的なデザインを5型ほど追求していって定番商品にしようと試みたデザインがあります。

2019年の冬あたりに決めた5型は、私が1980年代あたりから憧れたり持ってきたりした形のバッグで、トラッドな昔ながらの典型デザインです。
この当たり前な形が逆に癖が無くて大変魅力。
こういった当り前な形に素敵な柄を載せたりしたいんです。
そして、その形同士はすべて別々のものであるというようにいろいろ考えた5型だったのですが、ここ2020年初夏に来ては、気持ちも変化するものです。
サイズをすべて1周り、2回り大きくしたい、そう思うようになりました。
そして、更にもう1つ、もっと何かガツンと来るような刺激的な特徴を打ち出したい、そう思いました。
そして、今回次のような結論に至りました。
まず、5型の内の納豆(リュック)をやめる。
この中では、納豆は、ちょっと異なるものだったんです。
そして、そこへ、差し替えでケリー型を入れる。
そのケリー型を含めた5型をすべてリュック用のショルダーを付けて全部がリュックでもあるのだというもの。
斜め掛けはもう無し。手で持つハンドバッグ仕様とリュック仕様の2WAYにするということです。
面白いと思うんです。ケリー型のリュック、見たことない。ボストンがリュックに?あまり見かけないなあ、とどのデザインも今までハンドバッグに限られたものでしたので、新しい使い方です。
パーティーへもっていくようなハンドバッグ型のエレガントな形ばかりの5型がリュックになるんです。とてもワクワクします。
そうすると、①おにぎり(ドーム型)のリュック、②卵焼き(バニティ型)のリュック、③餅巾着(巾着型)のリュック、④かまぼこ(ボストン型)、⑤ケリー型のリュックのリュックが出来上がります。
移動の多い駅をよく通るのですが、かばんをリュック仕様で身に着けている人の数が、この2年くらいでとても増えたと感じます。
やはり、遠方への移動が簡単になり、楽に両手があいている状態がよいのですね。
今後ますます鉄道関係が進んでいき、短い時間で遠くへ行けるとなると、携帯しているバッグに求める楽ちんさは、かなり強いものになろうかと思うんです。
なので、バッグ=リュックという大きなくくりの部分を今後徹底することにしました。
人間が物を携帯する体勢として、一番楽なのは、やはり背負うということなのでしょう。
変な形の型紙の謎を解く
ということで、今回順番にすべての5型、①おにぎり②卵焼き③餅巾着④かまぼこ⑤ケリーをすべて縦と横だいたい5cmずつ広げました。
5cmというサイズは、私の過去の型紙修正において、サイズ感の変化が目で見てあっと分かるサイズです。
その半分の2.5cmだとサイズの変化が分かりにくいので、今回思い切ります。
その中で、①おにぎりの型紙の構造についてスポットを当ててみました。

さて、この底のラインが左右とも斜めになっていますね。これにはちゃんとした理論があるのです。
今回YOUTUBE動画でこの理論を実証しています。
一流ブランドバッグもこの形は結構あるんですね。この形も1980年代からすごく好きで、ずっと注目してきた形です。
口ががばっと開いて中が見やすい、そして丸いカーブがとてもフェミニンな女性らしい形と言えます。
あとがき
ということで、今年、2020年、リュック仕様になった修正後の大き目サイズを全5型、いろいろな素材違いでご披露できるよう作っていきたいと思います。
ありがとうございました。
おわり。
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