まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、リーバイス501の古着及びビンテージがテーマ。
リーバイス501のビンテージと聞くと、イメージはブルーの薄い色でしょう。
しかし、実際のところ、私がいいなあと思った色、もちろんブルーもすごくいいですが、意外にブラックがかっこいいのです。
今回は、ブラックを推す形でおりますので、YOUTUBE動画は、一般的なインディゴブルーとブラックを比べたものもご用意。
より分かりやすく違いとかコーデの雰囲気など見ていただこうかと思います。
ブラックには、糸染めと後染めとがあること
ここで先にお話したいこと。
それは、リーバイス501の古着のブラックは、糸染めのブラックと後染めのブラックがあるんです。
糸染めは糸の段階から黒糸を使用しています。
後染めは、生地の出来上がりを黒く染めているかのようなイメージ。一般的な色のついた布地のようなイメージでいいかと思います。
そもそもデニムの生地の作り
ここで、いわゆるジーンズであるデニムの生地の作りを簡単にお伝えします。
デニムは通常、横糸に染めていないオフ色を、そして、縦糸に、紺とか黒が配置される織り方をしているんです。
このことが、穿き込むと、白っぽく落ちていくことに現れます。
染めていないオフ色の糸と色のついた染めた糸の組み合わせで織られているのですね。
デニムは綾織りの部類に入ります。
綾織りというのは、横糸数本の間に縦糸を絡める織り方。
この横糸の数が多いというのが、横糸に使われているオフ色の糸が縦糸の色糸より多めだということから、特に色落ちした時に見栄えが白っぽく味わい深く映るのですね。
細かい世界なのでなかなかイメージが付きにくいものですね。
穿き込んだリーバイス501のブラックの未来は、お洒落なグレー色
さて、ブラックの501の先染めの方のお話です。後染めも穿き込んだものはグレーイッシュにはなっていくけれど、やはり、糸染のブラックほどの味わいにはかなわないと思います。
それもこれも好みなので、後染めがよくないというわけではないです。
私も実際後染めのブラックを穿いていましたし、後染めタイプの良さは、履き心地が柔らかいということ。
糸染めのブラックの方が硬めです。
では、糸染めのブラックの話に移ります。
糸染めのブラックのビンテージの面白さは、薄く色落ちしているものほどおしゃれ感が高いかと思います。
さらに、何本かグレー系に色落ちした501のブラックを集めていく中であることに気づきました。
何本も持っているのに同じ色がない、かぶらないという事実。
そして、モカ系のグレーとか、ブルーグレーのような青系に枝分かれして存在しているようでした。
グレーといってもカラーの細かい部分は奥が深いようです。
私は、コーデするとき、モカ系のグレーの501は、焦げ茶の他のアイテムと合わせたりなどしていました。
グレーも黒の延長というわけではないのです。
これがとても素晴らしい味わいといえるかもしれません。
そして、色落ちたグレーのコーデは、ブラック系のコーデであってもやわらかい印象。
シャープになりすぎなくて、マイルドにまとめられるかと思います。
しかも色の調子に違いがあるので、集めるのが楽しいということ。
グレーといってもバラエティーに富んだ色が楽しめるというのが真っ黒にはない醍醐味です。
ブルー501とブラック501のコーデの実験
私はYOUTUBEでお作りしました動画に、ブルー501とブラック501のどちらが合うかを比べている動画があります。
同じコーデにブルーとブラック両方を一緒に置いてどちらが合うのかなどと比較しています。
いわゆる、ブルーVSブラックといったところ。
どちらも合わないということはないですが、雰囲気がずいぶん変わるものなので、一度どうぞ(^-^)。
洋服やパンプスなども登場してきます。
youtube動画でチョイスした501は中間に色落ちしたそれぞれの色でしたが、
これらを穿き込んだ行く末は、薄ブルーや薄グレーになっていくかと思います。

色落ちの楽しみとコーデの楽しみと両方をダブルで味わえるのではないでしょうか。
あとがき
黒コーデ好きな私ですが、同時にグレーも好きです。リーバイス501のブラックの色落ちしたものをグレーの色ととらえて、コーデしていくとただの黒ではないコーデの幅が広がってゆきますね。
ありがとうございました。
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