こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、ミニアルマ型ショルダーバッグを暖色系のグリーンx黄色の大花柄で作る過程の後編の中で、ポイントとなるバッグの取っ手についてです。
バッグの取っ手は出来上がったときの見栄えに非常に影響するかと思います。
ですから地味な場面ではありますが、非常に大切な点だと考えます。
取っ手間の間隔と上からの位置の決定のし方
まず、本体をマ半分に折り、ど真ん中に待ち針で印をします。

後々思ったのですが、この待ち針は、連続して3段ほど縦に打つとより正確に位置を把握できそうです。
そして、次に中心から左右4cmずつの位置に取っ手の内側の端っこを揃えます。


これで位置が決定しました。
なぜ横は4cmなのか、そして、なぜ縦は6cmなのかということですが、これには理由があります。
4cmだという理由は、このバッグがミニサイズだから狭めに取り付けるということです。
取っ手自体の出来上がりの長さは、30cmです。
ちょこんとかわいらしい飾りのよう取っ手なのです。
ミニバッグなので狭めがバランスが良いという範囲内の中、4cmくらいが望ましい見栄えとバランスだということです。
では、縦の位置が6cmである理由は、縫い代1.5cmが後に中側に折り込まれ、1.5cm位置が上がりますので、実際に4.5cmの位置となって出来上がるわけです。
そうすると、それ以上上の方だとバランス的に不格好なんです。
余裕があって堂々とそびえ立つように見えるような取っ手の位置です。
上の方すぎると、何かつまった感じでどっしりとしません。
また、上の方のスペースが狭いと、ファスナー取り付けなどの時に取っ手の固い縫い目が邪魔になって障害になり、まっすぐに横線が縫えなくなる事態が起きることが過去にあったからです。
そうすると、影響のない離れた位置で、最低限がこの時点での上から6cmという位置になります。
あとがき

中に挟み込む取っ手の付け方は、手法としてはあるとは思うのですが、あまりかっこいい出来栄えではないと私としては思っていまして、不安定だという印象も否めません。
よって、今回かっこよく見えるという視点からもこの取っ手の取り付けと位置をご紹介しました。
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ありがとうございました。
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