椅子に座った姿勢の健康面を考慮したシンプルでインテリア映えの低反発椅子クッション【10】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最近、やや長引いて患っておりますストレートネックをちゃんと直していこうと改めて考えています。

ちょうど、この記事をアップしています1年前に、ストレートネックと診断され、その頃、毎日首が痛くて、とてもつらかったです。

ストレートネックと診断された病院へ通っても、全く治っていかなかったので、5か月程で見切りを付け、病院をやめて、整体の方向でお世話になろうと思いました。

整体類の中でも、「矯正」を主とした施術タイプの先生に骨の歪みを整えてもらい、まっすぐになった状態で、並行してヨガなどのストレッチ系エクササイズのワークアウトを自宅で継続。

何とか、今現在つらいような痛みが起こることはなくなりました。

ただ、完全に治ったかと言われると、そうではないようで、夜寝るのが遅かったりするきっかけなのか、翌日頭痛がしたり、肩こりもまだまだ完治していないと実感。7-8割までは、矯正で回復したんだろうなという自己判断結果でおります(^_^;)。

ここまでぐーんと回復する結果を出していただいた矯正の先生にはとても感謝しています<m(__)m>。

先生のお話によりますと、ストレートネックはきっかけにすぎず、体の歪み、自律神経の弱さなどが絡み合って起こったことだという考え方らしいです。

毎日ヨガをすることなどは、くせというか、毎日のルーティーンワークの1つとなってきましたので、大変ということはありませんが、ストレートネックが完治するまでのあと数割の残りの部分って何なのだろうと考えてしまいます。

やはり完治を望む部分があります。

そんなことを考えながら、残りの部分は、自主的な対策をとりあえずひたすら試みようと、とにかく自分で何か試してみることができることは何でもやっていこうと考えました。

その中のわずかな1つの試みとして、低反発というものに注目してみて、実際に活用していこうと思って今回の製作をしました。

床に直接座るということ1つにしても、床へ低反発座布団を敷くことで、大きく違うことを自身のクッション製作でも検証済。

今回は、この低反発のウレタン素材を材料に、ミシンをかける時の椅子のクッションを作っ

たので、その過程と、出来上がりをご紹介したいと思います。

シンプルに製作したフィット型の椅子布クッション

生地に選んだのが、中間くらいの厚みのツイルという丈夫な織り方の生地です。

ダークなカーキグリーン地に、バラの花がぎっしりとつまった私の好きな柄。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
メイン材料の生地:縦37cmx横92cm・・・ダークなカーキグリーンの薔薇柄生地:綿/100%。

なかなか華やかで粋。インテリア性も兼ねます。こういったクラシックなバラ柄でインテリアを埋め尽くしています。

この生地を、本体のカバーと、4サイドに取り付けるひもに作っていきます。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
低反発クッション用のウレタンシート:40cmx40cm

生地とこのウレタンの2種類だけを材料としてクッションを作っていきます。

このウレタンの厚みは、2cmで、椅子が、縦22cmx横31cmなので、2枚重ねて厚みが4cmのクッションにしようと思います。

椅子は、こんな感じの椅子です。木製で、このままだと、座るところが硬いのです。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
座るところが木製の椅子(スツール):なかなか良いお品で、¥6,000くらいでした。こういったマホガニー調(木目が出ている木製家具)が大好き。椅子1つでも木製部分にはこだわります。椅子って結構一生物ですものね。

アイロンもほとんど使わずに製作できました

できるだけ簡単に製作したく、型紙などの作成は無しです。

①生地を真っ二つにカット:出来上がりの縦22cmX32cmに対して、縦横それぞれ+15cmずつのゆとりを持たせることにしました。

半分で7.5cmずつのゆとり。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
①生地をカット・・・写真は、縦37cmx横46cm生地x2枚という大きさです。

今回余計な材料は徹底的に省くやり方なので、ファスナーを使わないので、最終的に、縫い閉じて仕上げてしまいます。

よって、最後に空き口を縫う時にミシン目が物理的に落ちてしまわぬよう、結構なゆとりが必要なのです。

中身のウレタン自体に4cmの厚みがあるので、その分で生地を持って行かれますので、結構なゆとりも必要なのです。

一般的なミシンは、まだまだ2次元の世界で考えねばならないこともあり、この多すぎるかのようなゆとりは、実は必要であるのですね。

②3箇所中表に、端より3cmのところを地縫いします。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
②端から3cmのところを地縫い

③この直後、3cmある縫い代を1cmくらいずつラッピングを兼ねた三つ折りステッチ。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
③縫い代の三つ折り始末

④それを3方とも行ったら、ひっくり返して、1か所だけ残ったてっぺんぐるり1週を三つ折りステッチして、すべての縫い代を無くします。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
④一番上空き口の三つ折り始末

⑤ウレタンを2枚重ねて、カバーの中に入口をきちんと合わせてミシンで縫い閉じます。

この時が、やはりウレタンの厚みで、縫いにくいので、最初の15cmのゆとりが効力を発揮するのです。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
⑤ウレタンを入れて、空き口を閉じる

⑥余った生地で細長い、幅8cmのリボンテープを作り、左端の真ん中、右端の真ん中、上の真ん中、下の真ん中、というように4箇所に縫い付けます。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
⑥リボンテープを作り、カバーに縫い付ける

以上で、完成です。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
完成です

リボンテープの長さは、左右のものは55cm、上下のものは45cmと椅子の座り面の差相当である10cmの差を付けました。

実際リボンも着脱しやすく、適正な長さとなったと思いますが、もし、生地が足りなかったら、もっと短く、45cmと35cmくらいでも大丈夫かと思います。

YOUTUBEでも動画として製作過程を記録していますので、よろしければ、どうぞ、ご視聴くださいませ↓。

あとがき

数年使用の状態の現在。2022年10月。
2022年現在も健在です。今思えば、もうちょっと丁寧に印を付けながらミリ単位で正確に作れば良かったなあというところです。ここまで長持ちするので、やはりなんと言ってもきちんと作ることは重要だと今になって思います。

今回は、生地は十分にあって余計な材料を使いたくなかったので椅子への着脱は、リボンテープのひもで行いましたが、もう少しリボンテープを太めに短くして、マジックテープで固定などの方法もあるかと思います。

雑貨屋さんなどで探してもなかなか自分の思うようなサイズって見つからないことが多いかと思います。

そんな時、自分で作るということは、大変満足度が高いです。

オーダーメイドはどうしても高価ですので、こうした雑貨類なら気軽に自作できそうです。

ちなみに使用ミシンは、「JUKI:シュプール:TL25」です。性能も良く、後のデラックスなどや品番違いもございますが、シンプルな格安価格です。

ミシン1台購入なら、職業用ミシンをお勧めしたいです。家庭用ミシンは私みたいに、いつしか卒業の時があるかもしれないからです。

picturesque

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