fレザーという表記がまさかの合皮、本革の望ましい表記のご提案【177-2】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

レザーという言葉を聞いてどうイメージされますか。

すぐに頭に思い浮かんだのが、かっこいい牛革の高級な革のブーツや、コートだったりしたならば。。。

それは、ちょっと危険なひらめきです。

それが、今回のトピックとなる部分なです。

当記事では、「レザー」という呼び名についてスポットを当ててみたいと思います。

レザーという言葉は、生粋の本革もPVCや合皮もいずれも当てはまる危険!

レザーとは、簡単には「皮革」のことです。

この、皮革という皮(かわ)と革(かわ)というダブルの漢字のイメージが動物の牛や豚などの天然の革を思い浮かべます。

しかしながら、実際の広い意味での定義としては、レザー・皮革には、

・人工皮革

・合成皮革

という、ウレタンゴムや不織布という本革意外の素材を用いた本革の類似品である「人工皮革・合成皮革」も含まれるのです。

もちろん、本革は当然ながら堂々たる天然皮革です。

この、レザーという言葉には、言葉のイメージに翻弄されるような罠が潜んでいます。

特に、実際に手に取ることなく購入のネット販売されている商品などには、写真と説明分こそがとりあえずのよりどころとなります。

注意しないことには、うっかり勘違いの購入の可能性が免れません。

実際に、本革と勘違いして何人もの人が人工皮革や合成皮革の商品を購入してしまっていることでしょう。

やはり、そういう勘違いの誤購入が起こるということには、定義と呼び名の結びつきの曖昧さが否めません。

そこで、これはいけない!と思った私が、確実にはっきりと区別できる言い方を考えてました。

暇ではありません、いたって真剣です(; ・`д・´)。

単純ですが、これが分かりやすいし誤解を招かない呼び方であると思っています。

・本革レザー:生粋の天然皮革のこと

・フェイクレザー:合成皮革、人工皮革、PVC

という呼び名の区別方法です。

末尾に同じように「レザー」を共通に付けることで、レザーという言葉が持つまぎらわしいイメージを払拭できます。

どちらもレザーなんだから、消去法で、残る本革という言葉とフェイクという言葉に注目してもらうのです。

あわよくば、本革と勘違いさせて売ろうなどと悪徳な売り主がいたとしても、本革という言葉を使う以上、実物がフェイクだった場合は詐欺にあたります。

この逃げも隠れもできない、真実を表す言葉の使い方こそが、購入者の勘違い、迷い、まぎらわしさによる躊躇を払拭できると思っています。

実は、私にも苦い失敗談があります。

ベルトにfレザーというタイトルが付けてあって、目立たないfを読み落として慌てて購入してしまったため、実物はフェイクレザーを手にすることになってしまいました。

このfと1文字で省略された商品名が、f=フェイクを表記していたのです。

文字数が限られているからfとだけ表現したなどの理由説明が周到に準備されているかのようです。

しかし、こういった分かりにくい表現の仕方も、購入を促す策なのではないかと後からは疑わしく思えてなりません。

購入者の立場に立つなどということとは裏腹の、とても悪意のある販売の仕方ではないですか!!。

今や、本革は材料としては高価ですから、本革意外をいかにおしゃれに本革に見せるかの商業の事情がその背景にあるのかもしれません。。。

そこまでして、レザーに執着する意味は??。

しかし、そういった誤解を招くようなことは意図的であるにしろ、配慮の欠如による悪気の無いことであったにしろ、後の信頼を落とすことになると思います。

本革レザーとフェイクレザーの見た目の違い

これまでのお話からは、私が、あまりフェイクレザーをお勧めしていないように思われたことでしょう。

確かに、いずれ劣化してボロボロになってしまうフェイクレザーは、あまり私としては好みませんね。

永続的ではない素材であるとも言えますので。。。

しかし、メリットもあると思っています。

このことは、素材選びにフラットな判断ができるためには、是非お伝えしたいと思います。

この、本革以外の人工皮革、合成皮革、PVCなどのいわゆる「偽物レザー」の良さにつきましては、別の【177-4】の記事でスポットを当ててお伝えしますので、当記事ではここまでにしますね。

では、本革レザーとフェイクレザーの見た目の違いを写真でご覧いただきましょう。

たまたま同じ黒色で持ち合わせていました本革レザーと合皮レザーの見かけがどんな感じなのかを写真で比べてみます↓。

左(本革):本革レザー
右(合皮):フェイクレザー

右の合皮(フェイクレザー)の皺がすごく美しく整っているのが分かります。

だからこそその美しさに思わず本革と思ってしまいがちですが。。。

実は、その逆の考え方をせねばなりません。

左の天然皮革は、その刻まれた皺がまるで生きているかのような繊細さと、いかにも不揃いであることがかえって本物の証であることを見せてくれます。

物を比べたり見極める時には、その裏側を読み取ることで裏付けが得られるということもあります。

均一の美しさは人工の証であることも多いのです。

感触に関しては、右側は触るとねっとりとした感じが少しありました。

さらりと気持ちの良い手触りの天然皮革とは異質な手触りであったというのが私の感想です。

と、このように似ていても実は異質である2素材なのです。

同じフェイクレザーの中の人工皮革と合成皮革の違い

ついでに、もう1つここで。。。

人工皮革と合成皮革は構造は同じです。

上層部と下層部の2層構造でできていて、上層部は樹脂層(人工的なもの)、下層部は布の場合が合成皮革、不織布であるものが人工皮革という定義です。

いずれも、本革が少しも使われていないですので、言葉の「合成」などにつられて、半分は本革なのではないか。。。などということは定義にはあてはまりません。

が、しかし。。。

ベルトで、上層部が本革使い、下層部が人工皮革の不織布というものを見たことがあります。そういった構造のお品は、定義としては、人工皮革でも合成皮革でもない別の名前が付かねばならないと思います。

こういうお品もあることは紛らわしいのですが、お品としてはあり得ます。

けれど、せっかくの貴重な本革素材をALL天然で使用しないところに商業的な事情を感じてしまいます。

そのベルトは、本当に良いお品なのかというとそれは首をかしげる質のものになりはしないでしょうか。

あとがき

フェイクレザーも必要な素材であり、ニーズのあるシーンはあるのです。

しかしです。私としては、その必要性は、購入者側が決めることであるということが前提だと思います。

よって、推奨しました呼び名、「本革レザー」と「フェイクレザー」、これをタイトルや商品説明などで、販売者側が正直に徹底してもらいたいと強く思います。

本革レザーを購入するのか、フェイクレザーを購入するのかは、購入者に与えられた特権でなければなりません。

picturesque

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