まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、ストライプ柄にスポットを当てて、ストライプのかっこよさなどをお伝え出来ればと思います。
ストライプ柄の種類を見てみる
ストライプ(stripe)は日本語では、縞(しま)にあたります。
何か昔懐かしい言葉の響きですが、もしかして、若い方は初めて聞かれたかもしれませんね。
ちなみに、あの黒白柄のシマウマは、漢字で、縞馬(しまうま)となります。
見る向きで、シマウマは、ボーダー柄のようにもとらえられますが、そう、実は、ボーダーって、定義上は、ストライプの部類に属しているんですよ。
しかし、ボーダー柄は今や、ストライプ柄とは別物と考えますよね。
それに、さらに、ゼブラ柄というものも1つの柄の種類になって定着していますしね。
では、ここで、ストライプ柄といっても、種類があるということをお伝えしたいと思います。
私が、バッグ作製に、裏地に使用しようとしている生地や、もうすでにバッグに使用したものもあります。

まず、これです。ピンストライプという名前。
線がピンのように、点々で描かれているようなストライプです。
まっすぐにシャッと描いたものとは違うトントンというピンを打ったような見かけがこのピンストライプの特徴です。

そして、3種一度にまとめましたが、これらは、ペンシルストライプの部類ですね。
その名の通り、ペンで描いたような線であり、似たものに、チョークストライプというのがあります。
チョークストライプは、ペンシルストライプよりも線が太いということと、主に、ダークな、黒やグレー地のメンズのスーツなどの素材に使われているものを指すようです。
ペンシルストライプとチョークストライプの区別、難しいです。
上の中で、一番右なんかが、チョークストライプに近いかもしれません。

こちらは、一見、ヘアラインストライプに該当するかなと思ったのですが、この生地自体はコードレーンとして入手しました。
生地にうねりが入り、凹凸が出ているので、髪の毛のような細かさで、2色の濃淡色を縦横に交互に織ったものである定義のヘアラインストライプとは別物のようですね。

こちらは、数本の線が集まり、1本の線を形成した作りという定義に当てはまるかなということで、おそらく、クラスターストライプの仲間ではないかと思います。
なかなか、定義に、実物を当てはめるのが難しいですね。

これは、ストライプの中で、よく出回っているロンドンストライプ(ブロックストライプ)です。
同じ幅の2色が均一にならんだもので、定義が分かりやすいですね。
右下は、無印のタオル地のターバンですが、ボーダーだけれども、定義上、このロンドンストライプに入るかと思います。

こちらは、作製したバッグの表地に使いましたが、へリンボンのようなジャガードになっていて、シャドーストライプの部類でいいかと思います。
今までの写真は、すべて、先染め(糸染め)ばかりでした。
だいたい、ストライプは、糸の色違いによって、相手の色を白を使用することが多く、先染めがほとんどなのですが、たまに、次のように珍しいストライプのプリント物があります。

裏側を見ると分かりますが、今までの先染めは、裏返しても同じように柄が出ていますが、これは、出ていませんね。
表に描かれたストライプ、つまりプリントなのですね。
しかし、プリントの精度がとてもよくて、一見、先染めだと思ってしまいます。
グリーン系の渋めの色ではありますが、マルチカラーでとても豪華に見えます。
ストライプ素材の洋服での使われ方
日々、インスタグラムを拝見していますと、私もファッション系なので、同じ部類のファッション系のつながりで、ヨーロッパあたりのメンズファッションのかっこいいパンツスーツスタイルをよく目にします。
今、この生地を書いている季節も関係してるかと思いますが、ストライプの使い方が大胆で、とても粋なんですね。
たとえば、上に出てきた、ペンシルストライプの柄でもっと幅が大きいものを大胆にも、上下のパンツスーツに仕立てあげてみえました。

白x黒のペンシルストライプのパンツスーツ、とても、粋でクールですね。
勝手にそのパンツスーツの写真を使えないので、柄のイメージのみですが。。
YOUTUBE動画よろしければ、ご視聴どうぞ(^-^)。
あとがき

ヨーロッパの方では、メンズのカジュアルなストライプのスーツやシャツがとても多く宣伝されているように感じます。
特にイタリアですね。
しかも、柄を大いに、思い切って使ったすがすがしいまでのはっきりとしたお品。
スーツそのものが、きちんと整ったものから、より日常的なものへと、カジュアル化していく様子が宣伝されているように思われます。
職場での着こなしが、カジュアル化なのか、プライベートで、お洒落にカジュアルスーツを着るのか、どんな背景なのでしょうか。
そんなことも、これから研究していきたいと思います。
