バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方が長持ち【177-1】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、バッグの劣化について一緒に見ていきましょ。

合皮は必ず劣化する

合皮に使われている素材は、多くが、PVC(ポリ塩化ビニール)だといわれています。

この素材は、レザーの代替品であるというメリットがありますが、一方、デメリットとして、空気に触れた瞬間から劣化が少しずつ始まるといわれています。

そういう素材の特性があるので仕方がないことではあります。

パーツごとの素材を購入時にチェックする勧め

合皮の劣化というのが、空気に触れた瞬間から起こり始めるというのが衝撃的でしたね。

バッグの場合、どんな高級な一流ブランドでも、例えメイン部分が良質な本革レザーであっても、中側のポケット裏地などのPVC使いの部分が経年により、劣化してボロボロになってしまうことが避けられません。

このボロボロ具合が、半端なくひどいものであるため、一生もののバッグであるようにと20年前に買ったバッグを久しぶりに保管場所から取り出してみると、使ってもいないのに中側の裏地がボロボロだったり、ねっとりしていたりと、事件が起こっています。

これは、とても、悲しいことですね。

一生ものではなかった。。

だから、高価なバッグを買う時、ずっと使っていきたいバッグに出会った時は、冷静になって、合皮のPVCが使われている部分がどこかにあるかをチェックすることをお勧めしたいです。

あまりに多くの部分にPVCが使われていたら、よく購入を検討した方がよいかもしれません。

PVCだらけでも、数年使って終了すると決めているなら、問題ないです。

1-2年では、ボロボロにはならないでしょう。

だから、合皮は、数年使い向けといったらよいでしょうね。

雨にも強く防水力ありますしね。

裏地が全滅した場合でも、どうしても気に入っていて、使いたい場合は、裏地交換として、お直しに出してやってもらうか、自分で裏地を付け替えてみるなんてこともできる場合もあります。

下の写真は、私が、劣化したバッグの中敷きを自分で交換したときのものです。

表の本革レザーとのギャップがとにかくすごいですよね。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
グッチホーボーバッグ(オレンジ茶)の裏地取替

やりにくくはあったけれど、なんとか、自分でも取替え出来た形だったので幸いでした。

しかし、持ち手を取り外せたらもっと完璧に直せたので、やはり、後から交換は、100%の対処ではないといえます。

こんなんだったら、最初から布の裏地をつけてくれたらいいのに。。と思いませんか。

そうなんですよね。PVCで本革風にテイストを統一する意識があるメーカー側の意向もあるでしょうから、今後もそういった本革と合皮とのコンビのバッグは引き続き作られていくかとは思います。

だから、購入者が注意をするということが大切です。

私としては、劣化することが分かっている素材は作り手としても、避けたいと思っています。

布の方がはるかに価値があるし、ある意味、布は長持ちだと思っています。

次の2件も、なんとか自分で対処できた劣化が起こったケースです。ご参考にどうぞ。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
ヴィトンのマルゼルブという型

この型がとても気に入っていて、ずっと持っていたのですが、購入後、30年くらい経過したころに、内側のポケットがネタネタしていることに気づきました。

ポケットなくなってしまうけど仕方ないということで、内側のポケットを外しました。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
中ポケットが劣化したので外した

ミシンの縫い目の跡は残りましたが、この部分以外は、すべて本革レザーなので、少しの被害ですみました。

でも内側のポケットが0(ゼロ)となってしまったのは、付加価値が落ちましたね。

ほんと、本革の部分が今でもとても綺麗なので、合皮の劣化部分とのギャップが極端です。

バッグの劣化、合皮使い部分は注意、裏地は布の方がいい
フェンデイのナイロンサブバッグ:取っ手が劣化して本革と取替

今は、丈夫な革ひも1cm巾程度を付け直して、安心して使っていますが、最初は、PVC素材の取っ手でした。

作りは全く同じ。この写真と同じように結び目でストッパーの役割をする留め方だったので、素材を変えただけで、全く同じ仕様です。

ボロボロでとても持てるものではなくなってしまい、それなのに、布の本体がとても綺麗で今後も使っていくには、取っ手の交換を思いつき、自分で対処しました。

この場合、結局、布>合皮という価値を感じずにはいられませんね。

合皮の劣化というのは、スピードが速いものです。

ただ、少し、合皮から、話は反れますが、ナイロンのバッグで、持ち手が本革レザーの商品、持ち手が全然良い状態のまま、本体のナイロンが破れてしまう場合、取っ手がまだまだ使えるのにもったいないなあと思ったことがありました。

こういうのって、バランスですよね。

持ち手の丈夫さと、布の丈夫さが極端に違っているのに、1つのバッグとして作り上げているので、最終的に上記のような顛末になってしまうわけですね。

あとがき

バッグの作り手として、お買い上げいただいた後の、ことも考えていくことって、大切だと思いました。

バッグの作り手が、自分では、100%と思っても、お客様にも意見を聞くようにすることって大切です。

ありがとうございました。

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