古い物をかっこよく身に付けるためにはどうすればよいのか、ヴィンテージ物の琥珀ジュエリーの素敵な組み合わせ方【566】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いかにも昭和感あふれるジュエリーに、翡翠(ひすい)、鼈甲(べっこう)、琥珀(こはく)があります。

ここ最近の記事では、翡翠と鼈甲に関してその組み合わせや装いをご提案してまいりました。

【562】【563】【564】【565】の記事が該当します。

当記事の【566】では、琥珀(こはく)について、昭和時代のものでも「令和」的に新しく装うためのジュエリー同士の組み合わせをご紹介したいと思います。

琥珀自体が、元は天然樹脂であり鉱物ではないところに特徴があり、非常に軽いというところも特徴です。

それなのになぜか重く野暮ったく感じるのは、天然色ながら浮いてしまうからです。

とはいえ、こんな素敵なオレンジ色が天然カラーであるロマンもたっぷりあるのです。

琥珀を取り入れた組み合わせは、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに変遷がございまして、その変遷そのままを興味深くご覧くださいませ。

まずは連物からのスタート、同じ琥珀で一気にその世界観を作ることをした

一番最初にあった多面カットの「コニャックカラー」と呼ばれていたミドルレングスの65cmくらいのネックレスからが収集のスタートでした。

うっとりするような美しさの琥珀ネックレス。65cmくらい。いびつな多面カットに味わいがあります。
琥珀のセット(前案):オレンジ色はすべて琥珀、リングにマルチカラー物を取り入れて偏りを緩和してみます。

ネックレスもブレスも、留め具が琥珀で同素材という馴染み方。

ネジの機能に彫られ、ひねって着脱します。

よくできた作りで、偶然にもネックレスとブレスがほぼぴったりのミラクルがありました。

そこへダメ押しの琥珀リングが18金の台で登場。

このカットも多面カットでヴィンテージ感あふれています。

そこへV字のマルチカラーリングも追加。

ルビー、エメラルド、サファイア(ネイビーと透明)が点在のデザインです。

ところが、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップからはこうした連物を2022年ですべて廃止しています。

そして、地金をふんだんに取り入れ、リングだけが琥珀はレンタル事業では残りました。

3点セット(後案):ここに行き着きました。
〇ネックレス:K18YGの八角形のスウィングペンダントチェーンは粗喜平の50cm。
〇ブレスレット:K18YG粗喜平のチェーンにダイヤモンドがエタニティーに囲まれるはしご透かし巾広ブレス。
〇リング:K18YG台の琥珀リング。分厚いビッグな琥珀の多面カット。サイズは14号。

琥珀自体の美しさを味わうならば前案の方がたっぷりと感じるものでしたが、やはりそこは事業でした。

お客様が心の底ではどう感じていらっしゃるのかを読み取りながら廃止しました。

その後、最後に残った琥珀リングも欠けまして、ラインナップから廃止しました。

琥珀とはすべて別れを告げるという結末になってしまいました。

ただ、当初の連のネックレスやブレスは是非同時に一緒にどなたかの手に渡ってほしいと同時に売却しています。

離れるよりも一緒の方が使いやすいからです。

琥珀一色でまとめるということをしてみると、あとは合うお洋服に当てていくだけです。

それまでのジュエリー同士の組み合わせにあれこれ時間をかけるということになります。

そのような大変なことはなかなか個人ではできることではないと、レンタルジュエリーで担うお仕事が「あらかじめの組み合わせ」です。

本気でお手持ちの琥珀を活かしたい場合は売却などは価値が認められない現実もあり、着用する方法として、「同じ琥珀で集める」というご提案でした。

あとがき

鼈甲のオレンジもご紹介した記事が【563】でございますが、同じオレンジ色の琥珀もややクセのある色です。

ただ、鼈甲(亀の甲羅)のオレンジよりも透明がかったところがやや琥珀(天然樹脂)の方が注目されているように感じます。

ヴィンテージ物の連のネックレスは全体的にどうしてもごつくなりがちで敬遠されます。

そうしたものは、お洋服の中に溶け込むように目立たなく工夫するのが良いと考えます。

柄が際立つボタニカルなプリント柄の中にオレンジ色を見つけ、そこへ前案のようなネックレスやブレスを溶け込むように混ぜるという感覚です。

ごつく野暮ったいのは目立ってしまうからであり、目立たなくなじませるという工夫も装いの1つだと思います。

それでも埋もれるのではなく程好い差し色になっているという調整なのです。

そもそも、お洋服が主体なのか、ジュエリーが主体なのかということですが、クセのあるジュエリーはジュエリーを主体にしてお洋服を後から決めるくらいの逆の考え方もあるのです(^-^)。

黒になり切らないダークブラウン鼈甲(べっこう)だからこその美しさ、お洋服に合わせやすいセットに集め世界観を作る方法【565】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昭和の産物である鼈甲(べっこう)ジュエリー。

現在も老舗の鼈甲製造のお店はわずかにあるようですが、昔のものは大変貴重。

現在は鼈甲(亀の甲羅)が希少な素材であり、技術者の不足なども相まって少数です。

それでも各家の先祖の遺品などとして、ヴィンテージ級の鼈甲のジュエリーが見つかることがあります。

鼈甲と並び、琥珀(こはく)や翡翠(ひすい)も昭和時代のジュエリーの代表格のようなアイテムだったと思われます。

このたびは、ヴィンテージ物と新しい物の融合で、鼈甲をとことん魅力的にしていく組み合わせを考えました。

どうぞ、興味深く鼈甲の美しさを味わってみて下さいませ(^-^)。

焦げ茶色の素敵さがコントラストのベージュ色に素敵に絡む鼈甲の世界観

ペンダントのチェーン(留め具はK18YG)からすべて鼈甲でそろえました。1つK18YGのリングも追加。
〇ネックレス:バチカンと留め具はK18YG。チェーンは62cm。トップのサイズは、縦4cmx横3cm。

チェーンが真っ黒ではない焦げ茶であるところが優しい雰囲気です。

チェーンもトップもヴィンテージ物です。

〇ブレスレット:本鼈甲バングル。室内だと黒っぽく映ります。内周は隙間含め、18.5cm。

このバングルは、ヴィンテージ物です。

〇リング:10mm巾程度の平打ちの本鼈甲リング。ダークとライトのカラーのコンビ。サイズは16号程度。

このリングは、新品です。

現在も鼈甲を製造されているお店でネット購入したものです。

〇リング:K18YG製の「グッチ」様の透かしチェーンリング。サイズは13号。

比較的最近のモデルではありますが、とは言え、こちらも20年は経過したものではないかと。。

もうヴィンテージ的存在になるのは間もなくです。

ここへ地金の18金透かしリングを入れた理由は、ジュエリーに寄せた主張からです。

元々このリングも結構難しく、行き場が無かったのです。

柄みたいになって一癖あるからです。

これを鼈甲のまだら模様に上手く絡み合うという判断から同時付けに加えました。

あとがき

その後は、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップから廃止を決めました。

鼈甲自体全く問題の無い組み合わせであったことから、「GUCCI」様のリングはそれ単品で、そして、鼈甲は3点一緒にセットのまま売却致しました。

引き取ってくださる方がいらっしゃったのです。

セット組にすることで、実際に装うイメージが湧きやすくなることをこの売却により、フィードバックとして感じました。

レンタルのお客様に受け入れられたかどうかで、その後ラインナップから鼈甲、琥珀、翡翠の素材中心のタイプをすべて廃止しています。

これは仕方がありませんでした。

レンタルをご利用のお客様はダイヤモンドや18金をお求めなのです。

どれだけ努力をしてお洋服に合わせやすくセットをしても18金やプラチナをふんだんに使ったジュエリーには負けました。

ということで、この経験からは、個人のお手持ちのヴィンテージ物の鼈甲を活かすという方法を存分にお伝えしていくことは続けていきたいと思っております。

以前ラインナップにあったオレンジ鼈甲に関しては、廃止はしましたが、難しい鼈甲ジュエリーの装い方の研究を兼ねて現在は着用させていただいております。

メッキ素材のコスチュームジュエリーよりははるかにレベルが高い「天然素材」が鼈甲の姿であることをお忘れなく♪。

オレンジ鼈甲/白甲(しろこう)だけの組み合わせのセット:着用はこの組み合わせで常にお洋服と合わせます。

鼈甲などは「ダサくなる」ことで敬遠されるのですが、かっこよくなる方法をとことんあれこれ追求してまいりまして、全部同じべっ甲でそろえることが1つポイントとなることに気づきました。

↑これだと思います。

よくある考え方が、ネックレス1点のみをお洋服に装うから「取って付けた」ように浮いてしまうのです。

1点ネックレスがあったなら、まるで真剣勝負に挑むかのようにさらに攻めていきます。

そして、ブレスやリングを同じにそろえ、1つの世界を作ってしまうのです。

そうして、必ず同時に付けることで、その出番がいずれ「渾身の装い」としてたどり着くゴールが見つかるでしょう。

おそらく、焦げ茶の鼈甲のセットを引き取っていただいた方は、私が持つオレンジ鼈甲よりももっと簡単にお洋服に合っていくと思います。

もし、箪笥の奥で見つかった鼈甲があれば、買取などは価値を認めてもらえないことも多いので、着用していく方向をご検討されてみてはいかがでしょうか(^-^)。

難易度高いグリーン色の翡翠ジュエリーの組み合わせの策、18金イエローゴールド台にお花の葉っぱとリンクさせてフローラルに仕上げる【564】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ヴィンテージジュエリーの中で、現在の令和で装いをするにあたり難易度が高いのは、鼈甲、琥珀、翡翠などです。

どうしても昭和感が強く色が浮くということの悩みがあります。

とはいえ、その浮く色というのが天然なのだという考え方をすると、実はとても素敵なことで、むしろジュエリーの方に重心を置き、それに合わせてお洋服を決めていくぐらいのことをしても良いと思います。

このたびは、グリーン翡翠という難易度の高いジュエリーの組み合わせを考えます。

翡翠も変遷があり、過去は連ものだったのですが、18金を増やしジュエリーらしくしていきました。

そんなところもグリーンのクセを装い易くした工夫として見ていただければと思います。

いただきものこそ、偶然の出会い、長く持てた方が良きエピソードにつながる

元は、いただきものの連の翡翠のネックレスが最初の出会い、韓国製の粒が大きな素晴らしい物でした。

こんな感じのスカートと合わせていた30年くらい前でした。

当時はベロアのマルチカラーの大花柄のスカートに黒無地のリブのタートルセーターを着ていました。

そこへ連の翡翠を合わせていたことがあります。

それとは別のものですが、珠のサイズや見た目はそっくりのネックレスがこちら↓。

翡翠のセット:丸い感じで翡翠だらけの中へフラワーリングも入れ込みました。

その後、地金の18金部分を増やしていきまして、そもそも連の翡翠のネックレスは廃止。

それでもペンダントトップがジェダイトの翡翠という高級なものを中心に組み直しました↓。

ジュエリーらしく変化していきました。
〇ネックレス:天然翡翠のジェダイト(硬玉)のペンダント。台はK18YG、K18YGのチェーンは80cm。
〇ブレスレット:K18YG台にトルマリンがエタニティーに配置。外枠にあずきチェーンが囲むデザイン。
〇リング:左-ネフライトリング。K18YG台、14号。右-K18YG台の薔薇のリング。ルビー、エメラルド。12号。

そうして、その後、また変更しています↓。

ミニマムな3セット:薔薇リングをやめても、ブレスが活きます。とにかくグリーン以外の「補色」がキーです。

あとがき

上にご紹介しました変遷は、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップの変遷に沿ったものでした。

多くが実家の箪笥の奥で眠っている動画の中のような丸珠の連が見つかるケースが多いと思います。

確かにお洋服自体がグリーンは在庫に残り敬遠される色みたいで、このグリーン色自体が難しくさせているということです。

そんな時には、柄物のお洋服に馴染んで浮かなくなるような装いをお勧めします。

ジュエリーが引き立つ方が良い場合となじんで溶け込む方が良い場合があるのです。

特に色の主張が強いクセの有るような場合はなじませてしまえば程好いアクセントになってくれると思います。

翡翠は丸珠がほとんどですので、おそらくエレガントな柄に対してイメージが浮かびやすく、ボタニカル、花柄などが良いかと思います。

どうぞ、先祖のヴィンテージジュエリーをうまく引き継いで下さいね(^-^)。

ネックレスだけだと昭和感が出過ぎる、先祖の箪笥に眠っていた鼈甲ネックレスの細部を丁寧に研究するすすめ【563】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先祖の箪笥の中に眠っていた遺留品や整理整頓の際に「買取」に持って行ったり転売することも多い昨今。

ただ、買取は地金ありき。

連をつなげたネックレスなどは、たとえその天然石が価値あるものであったとしても現代では18金が入っていなければ評価は低いです。

それならば自分で装うために受け継いだ有難いジュエリーとして利用することを考えてはどうでしょうか。

このたびは、かなり難易度のある鼈甲の装いをいかに昭和風さながらではなく、新しい装いにならないかと研究に研究を重ねてたどりついた1つの装い方の例をご紹介したいと思います。

ネックレスだけを「ドーン」と見せるのは解釈粗め、もっと細部まで形や色を愛で、素敵にしてあげる心使いは先祖への敬意でもある

このたびの主役のネックレスはこちら。

オレンジ鼈甲とも呼ばれますが、別名「白甲:しろこう」です。

なぜオレンジなのに白と呼ぶのかには理由があります。

鼈甲は、暗いもので真っ黒に近いものもあります。

それとの比較で、おそらく写真の無い時代に、間違いのない区別として明るい方を「白」と呼んだのではないでしょうか(あくまで私見です)。

〇ネックレス:オレンジ鼈甲(べっこう)通称、白甲(しろこう)と呼ばれます。42cm。留め具は、K18YG。
留め具は、K18の刻印入り。引き輪、ダルマ板、左右のつぶし玉に至るまで18金で設置しました。

珠の一番大きめで、長さ1.5cmほどのサイズ感とボリュームのあるお品です。

少し余談なのですが、ヴィンテージ物のネックレスの証(あかし)として、Uの字の先端に近づくほど珠のサイズが大きくなるというデザインになっています。

これには理由がありまして、同じサイズの珠(たま)をつなげるとほぼ円形になるのに対し、この配置は縦長のU字ラインを美しく作ってくれるのです。

ヴィンテージらしいU字ラインの秘密はここにあったのでした。

さて、このネックレス、見ただけでインパクトがあり「おーい」と突っ込みたくなるようなパンチです。

これを昭和ではない現在の「令和」に装う勇気が必要です。

とは言え、ただ持っているだけでは意味がない、着用できるものにしていきたいと考え、2021年に思い切って一歩を踏み出します。

そして、ネックレスが目立ちすぎない同じ素材のブレスとリングを同じ白甲で点在させるという案です↓。

白甲のセット:オレンジはすべて鼈甲のオレンジ(白甲)。リングにはもう1つ「洋」の雰囲気を追加。
〇ブレスレット:白甲(しろこう)のバングル、やや細口で幅は6mm程。

ここまでで1つお伝えしたいのが、「四角フォルム」もそろえていることです。

ネックレスの1珠(たま)は白甲の中でも球体、ひし形、チェーンタイプなど様々なデザインがあると思うのです。

その中でも譲り受けたものが四角いフォルムをしていたことからこのバングルのイメージに繋がっていきました。

「輪」の巾広は正面から映る時に四角いフォルムに映りますので、どう映るのかを考えるとなかなか足並みそろい、相性が合ったと思えます。

そこへ同じ「輪」の平打ちリングの幅広を発見です↓。

〇リング:左-白甲(しろこう)リング。9mm巾、13号。右-K18YG台のフラワーマルチカラーリング、14号。

急に洋風なリングも重ね付けに取り入れていますが、このリングも行き場が無かったのが事実。

お花モチーフはクセがあり過ぎて難しいのでよくはみ出します。

そこへこのようにオレンジにもなじみ出番があったことで、フラワーリングも「はみ出し者」から「仲間」になることができたのです。

細かいことを言うならば、フラワーの形も今回の場合四角には比較的合う形だったのだと思います。

あとがき

YouTube動画でもお伝えしましたが、白甲だけよりも、「洋」の雰囲気があるマルチフラワーの存在の追加は貴重でした。

1色だけの差し色だと偏りがちなところを緩和してくれる役目があるように思えます。

とにかく、ヴィンテージジュエリーで難しいのがこうした「連」のタイプだと思います。

特に白甲は、「オレンジ色」という難易度の高い色でどうしても差し色になってしまいます。

よって、「浮き過ぎない」という工夫を入れていくのが良いと考えます。

この写真がたまたま背景が黒ですが、お洋服の場合柄物にオレンジも混じるものへなじませていくなどがかっこよくヴィンテージジュエリーを活かす方法だと思います。

黒ベースのワンピですがオレンジが混ざるジャガードの花柄。ここへなじませるようにネックレスを装います。

多くの方が箪笥で眠っていたこうした先祖のネックレスに対してまさか自分が装うなんて考え付きもしないかもしれませんが、十分に可能だと思っています。

今後お洋服も一世を風靡するような流行が出るとは思えません。

それよりも古い時代のものを素敵にアレンジした取り入れ方が物を大切にし、無駄の多い「廃棄」ということからの脱出につながるかと。

天然石らしいはっきりしない曖昧なカラーのロングネックレスが織りなす優しい世界観【562】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代に大流行のパワーストーンブレスレット。

多くの人が腕にはめていたことが思い出されます。

その頃、私もその流行に目を向けながらも、あまりに流行が行き過ぎて差別化を考え始めました。

そして、自作する中で留め具を18金にしたりして高級感を出すというようなことをしていました。

数多くのネックレスやブレスを作る中でストーンに関する知識もおのずと増えていきました。

「これはどんな名前のストーンなのか」とか、「〇〇色の天然石はないものか」などと検索しながら今まで知らなかった天然石が想像以上に豊富であることを知ります。

そして、連のネックレスをカラーが入り混じったマルチカラーで作ることがとても楽しくなりました。

このたびは、元ある別の1色使いの連をパステルカラーで組み直したネックレスのご紹介です。

天然石を深堀りしていく中でカラーのイメージが湧きやすくなったありがた味

優しいカラーを集めて組んだ天然石主体のセット:いろんな天然石が入っています。
〇ネックレス:8mm珠。ニュージェイド(薄グリーン)、モルガナイト(薄ピンク)、アクアマリン(ブルー)。

長さは108cmのロングで、留め具はK18YG。

留め具は引き輪、ダルマ板、つぶし玉x2個ですが、地金の18金の高額さの影響はこんな小さなパーツさえもなかなかのお値段、真剣に作ったものです。

このことは、ゴムでつなげたパワーストーンとの差別化、わずかな1か所でも18金であることの存在感はちゃんと現れます。

全体ではグリーン系。

薄いジェイドのグリーンからリングのネフライトまでの段階を一目で見ることができるセットです。

1つとして強い色を入れない、この中間色でとどめているところが意識したところです。

〇ブレスレット:ネフライトのメロン色のような薄グリーンのツヤのあるくり抜きバングル。内周は18cm。
〇リング:左-和田玉(ホータンギョク)17号程度。右:ネフライトのK18YG台の楕円大粒リング。14.5号。

このマルチロングネックレスができる前のネックレスの状態

このたびの製作前の2つに分かれたネックレス:ニュージェイドとモルガナイトが2点に分かれていました。

ネックレス2連付けも悪くないのですが、重なる位置が座りが悪かったことと、2個それぞれ留め具で付ける手間がありました。

ロングネックレス1本はそのまま気軽にかぶればよいので、留め具を開閉する必要すらありません。

1本ずつ別での装いも結局難しいものがありましたので、ミックスするという手段になったのでした。

YouTube動画は以前の方をご紹介した動画ですが、ここに貼り付けますね↓。

あとがき

当「本物志向のレンタルジュエリー」も元は、集めていたジュエリーをすべて事業用へ献上の所からスタートしています。

自分ではネックレスの2本同時付けが気にならない、むしろカッコイイかのように考えていましたが、事業となると「対お客様」です。

お客様が同じように思うのかというとそうではありません。

面倒なことは極力減らしてあげたいものです。

そうして、どんどん「フィードバック」を感じとっていく中で、このセットは最終的には、なんと「廃止」に至りました。

2022年後半からは、すべてが地金を存分に使った本格的なジュエリーばかりにラインナップを変更しています。

それこそ「本物志向のレンタルジュエリー」らしいものになったと言えます。

とはいえ、この時の「連をつなげて作ってきた時代」も大変貴重であり、後の「鉱物」についても考えるきっかけになりました。

「ハイジュエリー」と呼ばれる宝石だけを見ているよりも、「半貴石」などと呼ばれたり「パワーストーン」などと呼ばれるストーンも平等に見ていく方が今後の見方は間違いなく深まると思います。

すべては平等に元は地球から飛び出してきた素材なのですから。。

コイルのような細かいねじりデザインの18金が美しくきらめく多重のラインの美しさの表現【561】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

18金イエローゴールドの方がヴィンテージジュエリーにたくさん見つかります。

昭和時代はイエローゴールドジュエリーが豊富であったと見ています。

さて、元は親戚から昭和時代にいただいた素敵な3連ネックレスを中心にして、そのツイストの美しさを軸に他のジュエリーアイテムをそろえていった記録です。

そして、その後組み合わせを改良もしています。

そんな変遷となぜ改良したのかなど理由のところもご注目いただきながらお写真をお楽しみくださいませ。

前案:3連のツイストネックレスそのものが主役であるという考え方で組み合わせたセット

3点セット(前案):3連ともなればボリュームは絶大。ブレスもツイスト系の2連。リングはねじり柄で。
〇ネックレス:K18YG製の根元から3連でできているねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:ツイストのテンションの違いによる見かけが違う2連。いずれもK18YG製。

この時に、多重のネックレスに対しては同じ多重のブレスがよく合うようだと実感したものです。

〇リング: 台がK18YG。ブラウンダイヤとホワイトダイヤの交互。幅は一番太い所で10mm。サイズは15号程度。

その後、なんだかこの3連チェーンに物足りなさを感じてしまうことに。。

そして、後案が生まれました。

後案:3連のツイストネックレスはチェーンであるという解釈をした組み合わせのセット

3点セット(後案):3連でもチェーンなのだという解釈。リングの半分だけPT900、それ以外はK18YG。

これでやっと腑に落ちました。

ツイストだけの共通部分に加え、尖ったモチーフのペンダントトップとリングもリンクさせた奥行きを入れたつもりです(^_^;)。

3本もの1mm強の太さのチェーンが同時に通るバチカンはリフォームによる設置。

こうした抽象的なモチーフは、人気が高いです。

複数のお客様が共通にこのペンダントを好まれました。

このアイデアが功を奏したことをフィードバックで感じ喜びを得るに至りました。

ありがとうございます(^-^)。

あとがき

じゃあ、あのツイストに合わせた柄入りのリングはどこへ行ったのか。。

気になりますね。こんなところへ行ったのです↓。

茶色のリンクでスモーキークォーツとブラウンダイヤをコンビにしました。

ただ、リングに関しては、後案のリングが前のままのリングでもOKだと思っています。

その時々のジュエリーとの出会いもあり融通が利くタイプのアイテムはあっちこっち移動することも。。

それでも、たった1セットの渾身の組み合わせというものを常に目指し、またそういうものであるべきだと思っています。

ここに熱を注ぎ込んでいるのが私picturesque(ピクチャレスク)であり役割です。

セットが念入りに組まれたお洋服にコーデしやすい、「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

地金ジュエリーがダイヤモンドと絡み合いながら美しく溶け込む金銀ツートンカラーコーデ【559】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

18金やプラチナの地金というのは輝きのパワーがあります。

例えば、ゴマ粒程の細かいイエローゴールドが下に落ちていたとしても案外気づきやすいものです。

小さくてもそれほどの輝きを持つ地金は、華奢で小さめのアイテムであっても存在感あるジュエリーになりうるということです。

このたびは、1点ずつのアイテムは普遍的なサイズでありますが、重ね付けや同時付けをすることで全部で7点のアイテムのジュエリーのセットを組みました。

配分はK18YGとK18WGもしくはPT850を配分よくおよそ半分ずつに均等配分し、ダイヤモンドベースのペンダントトップやリングとのミックスで金銀が美しく溶け合った世界観を演出してみたいと思います。

ゴールドカラーとシルバーカラーの半分ずつが混ざり合う効果を視覚的に見てみる

7点セット:金と銀がまんべんなく点在して溶け込んだ組み合わせです。
〇ペンダント:2点同時付け。コーヒー豆のようなパネルは1.5cm、透かしは1cm。K18YGとPT850コンビ。
〇ブレスレット:2点。ミラーボールカットがエタニティに繋がったそれぞれK18YGとK18WG。
〇リング:少し隙間が空くフリーサイズ風のリング。ブレスと全くお揃いのミラーボール。13号程度。
〇リング:K18YG台にパヴェダイヤモンドのひし形の透かしデザイン。サイズは15号。

こういった1点ずつが普遍的なボリュームであっても、組み合わせて出来上がる全体のまとまりとして素敵になることができます。

その他のゴールドとシルバーのカラーをミックスしたジュエリーの組み合わせもその後できましたので、ご紹介します↓。

3点セット:K18YGと相手の銀の部分はどれもPT850(リングのみPT900)でプラチナ。

目に映る色がマイルドにぼやけます。

半分ずつはそうした「優しさ」の表現には向いた組み合わせだと考えます。

金と銀の割合に差があるケースの組み合わせ方例

半分ずつという配分もたまたま偶然という有難いハプニングで実現できたことです。

半分にこだわらない方法としては、一部のみ別の地金カラーを取り込むという方法です↓。

3点セット:ほとんどがイエローゴールド(K18YG)ですが、リングだけプラチナ(PT900)が混じります。

金と銀の割合がどちらかに偏っても素敵に組み合わせられ、組み合わせのポテンシャルも高まります。

ここで数々の金と銀のコンビをセットしてみて思うことは、シルバーよりもゴールドの方が色がアクセントが強いということ。

そうすると、上の写真のようにほとんどがゴールドで占められたセットはゴールドのイメージが強い印象となりますので、プラチナの存在感はひかえめです。

ただ、濃すぎる「クセ」みたいなものを緩和する働きがプラチナによって間違いなく出ていると思いますので、「効果」というものを考えながらうまく地金の色別を取り入れると良いです。

あとがき

地金だけでもこんなに美しいのがジュエリーです。

そこへこのたびの最初の組み合わせの中のダイヤモンドの存在はかなり重要です。

やはり、ジュエリーというものは、「宝石+地金」でこそ成り立つものであるとつくづく思います。

1点のジュエリーアイテムが活かされるのもその後の装いの組み合わせがカギを握っていることも重要です。

今後もどしどし組み合わせや装いのイメージをお伝えしてまいりたいと思います。

当「本物志向のレンタルジュエリー」、是非よろしくお願いします(^-^)。

ルーツは同じコランダム、作りの良いプチペンダントの段差重ね付けで繰り広げるサファイアとルビーの絡み【557】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ペンダントの重ね付けにはいろんな効果が見込まれます。

①華やかさ②躍動感③立体感。。

このたびは、王道の宝石であるルビーとサファイアの同時付けのご提案をさせていただきたいと思います。

そこには時々混じるダイヤモンドや他の第3の色の存在も効果的です。

決して大ぶりなダイナミックなものではなくても、小さいサイズながら作りがしっかりしたものを見極めるということも同時に重要事項としてお伝えしたいと思います。

小さくても台に厚みがある「裏側」を見る重要性

このたびご紹介しますルビーとサファイアの小さなペンダントの前に本当の初期のものがありました。

2020年7月のレンタルジュエリースタート時のものです。

ここからの変化が後口のお写真になりますので、興味深く比較してみて下さいませ。

前口:1cm周辺の小粒でありいずれも基本的な作りが同じ2点です。

その後、2021年4月にレベルアップにより、下の写真のようにトップを変更しています。

パイプロープの長さも差を付け、空間の雰囲気を変えていきました↓。

後口:写真に分かりやすく映っていますが、この銀色の中でルビーのトップだけPT900台。それ以外はK18WG。

同じ銀色でもプラチナは突き抜けた白っぽさがあることをこの写真で理解できます。

それなのに私は、PT900に対してK18WGのチェーンを付けていたのです(^_^;)。

しかし、それにも理由があり、サファイアの方とチェーンをそろえることの意味を考えた末のこと。

その後、PT850のチェーンを探していたところでセット組廃止を決めました。

ちょっと話は中核から逸れましたが、このルビーもサファイアも台の作りが実は豪華です。

そして厚みもちゃんとあることが裏面を見ると分かるのです。

それでもトップは小粒のチャームのような類のプチペンダントトップなのです。

パイプロープチェーンでボリュームを出すことで、装いの遠目に映るジュエリーの影を目立つようにしています。

以前のペンダントトップからは、同じ小粒でも後口の方がはっきりとしたフォルムです。

3点セット:ブレスは1ctのダイヤモンドテニスブレス、リングは個性的な花柄のV字。
〇ブレスレット:PT850製の3mm強のやや巾広ブレス。柄が入っていてデザイン性があり。
〇リング:K18WG台。ルビー、サファイア、ダイヤモンド、ピンクトルマリン、グリーンガーネット、12.5号。

デコパージュみたいな設置の花柄が素敵です。

リングの中に入るルビーとサファイアはペンダントとリンク。

V字リングの柄とブレスレットの巾広の6mm程や柄がどことなくマッチ。

そんな風に相性のある部分の関連付けで決めていった組み合わせでした。

あとがき

その後なのですが、上の写真の組み合わせに登場するすべてのアイテムが2022年をもって「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップから廃止に至りました。

それは、どのアイテムにもボリューム感がある1点ずつにするようスタイルを変えていったからです。

それでもこの時のこの組み合わせの段階を通らずしてその後の改良の思い付きはありませんでしたので、貴重な期間でした。

ラインナップもその後の見直しとか考え方の変化によって変遷があります。

それが事業者の自然な気持ちの表れでありずっと同じではないのです。

その時々の価値も後から考えると間違いなく感じていましたし、その時の渾身の組み合わせだったのでした。

ルビーとサファイアを同時付けすることは、トリコロールカラーになるというおしゃれ感もありますが、色に関することだけではありません。

冒頭でお伝えしましたように、かつては同じ鉱物「コランダム」であった同じ「生まれ」の2つのストーンなのです。

そうして、再び一緒に段差の上下で付けてあげることに「ロマン」を感じるのです(^-^)。

まるで美味しそうなベリーの実のよう、ピンクサファイアの粒が密集した色濃いピンクの美しいプラチナペンダント【556】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

どんなお洋服に合わせるというのだと一見疑わしいような木の実モチーフのジュエリー。

これこそがなかなか気になる存在なのです。

これまで比較的レアな存在ながらも時々木の実を模して形作られる葡萄やベリーのような木の実のペンダントに注目してまいりました。

このたび、濃ピンクがプラチナ台に映える素敵なベリーの実のペンダントをご紹介したいと思います。

浮くのは当然。

無地のお洋服にジュエリー主役でスポットライトを浴びたコーデにすれば浮いてもかまわないのです。

最大限にベリーペンダントがかわいく映るようなジュエリー同士の組み合わせの改良の変遷をどうぞご覧くださいませ。

ピンクサファイアの青味カラーのピンクは銀色の地金に相性が良い

木の実の自然の風景を演出ということで、まずそもそもこのベリーのペンダントトップの前には、別の木の実モチーフで組み合わせておりました↓。

3点セット(1案):最初はこんな木の実ペンダントを選択。シトリンの粒です。ブレスはマルチサファイア。

ペンダントの迫力の薄さからその後廃止、次なる2案を考えていきました↓。

3点セット(2案):ペンダントの台、チェーンブレスまでがプラチナ製。リングはK18WGです。
〇ネックレス:40cm。実は、濃ピンクサファイア9粒。地金部分はPT900。チェーンはPT850の巾広3mm。

このシリンダーチェーンをくっつけたデザインのチェーンが柄を作っていて素敵です。

〇ブレスレット:PT850製のベネチアンチェーン6連編み込みデザイン。
〇リング:K18WG製の和風透かし彫り9mm巾。透かし柄のデザインがペンダントの木の実にマッチ。12.5号。

続いて3案です。

この3案で完全に腑に落ち、いったんのゴールを迎えました。

3点セット(3案):ペンダントチェーンを変更、ブレスを変更、リングも変更のPT900台のピンクサファイア。

2案ではリングの透かし彫りのパンチの不足を感じ組み直しました。

そして、チェーンを長めの69cmへ。

普遍的な喜平のPT850にすることでよりトップのベリーへ視線を集めます。

ブレスはK18WG台のダイヤモンド、新たなる色をピンク以外に入れません。

リングは同じピンクサファイアでバランス良い位置のネックラインと指先でリンク。

2案よりも3案の方がお洋服には合わせやすくなりました。

ペンダントトップのインパクトのある濃ピンクが差し色のような考え方をすれば、木の実という特殊なデザインであっても浮き過ぎることがありません。

是非無地のワンピースなどに美しく映える装いを楽しんで下さいませ。

あとがき

こうしてこのたびのベリーペンダントは最初のシトリンのベリーからカラーを変えたピンクサファイアのベリーへの差し替えがあって思い切って大きく変化してきたものなのです。

最後の3案は行き着いた渾身の腑に落ちた組み合わせです。

こうして何度も検討し直しをしてレベルを高めようとしています。

最初からはなかなか一発では完成できないこともありまして、それは仕方が無かったことです。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、こうしたレベルアップを事業者の私のメインのお仕事として品物を高めるということをしています。

せっかくの逸品、奇跡的な地球の中から出てきた鉱物が行き着いた最終的な姿であるジュエリーに対して「敬意」のような気持ちも込めています。

そして、それを喜んでユーザー様に身に付けていただくことで事業者は喜びを得ていきます。

間違ってもお客様を差し置いて事業者本人が身に付け装い楽しむことは、今までもこれからもございません。

すべてその機会はお客様の為の価値なのです(^-^)。

マルチカラーの究極、難易度ある「アミュレット」ジュエリーの装い方【522】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

アミュレットリングとか、アミュレットネックレスなどと呼ばれるものがあります。

この「アミュレット」の意味は「厄除け」「お守り」です。

商業用に品物に意味付けが付された1つだと思います。

マルチカラー配色の、縁起などの良いとされる天然石を集めて1つのアイテムに入れ込んであるところに価値があるのです。

ただ、その選択された天然石があまりに多種多様。

全体ではあまりにもカラフルな感じでポップなイメージに映ります。

このアミュレットジュエリーこそ、他のジュエリーとの組み合わせ、お洋服とのコーデにどう取り込むかの難易度のあるアイテムだと私は考えます。

色もある程度偏っていた方が実は身に付けやすいということです。

とはいえ、これは挑戦。

アミュレットジュエリーのマルチカラーのパッと明るい生き生きとしたイメージ、うまく活かす組み合わせにこのたびチャレンジして考案してまいりたいと思います。

カジュアルな雰囲気で装う勧め、すべてのカラーに対応できる色はどの色でも良いという考え方

アミュレットペンダントトップ:K18WG台。直径8-9mmくらいの小粒。

一番上から時計回りに、ペリドット、シトリン、ガーネット、ピンクトルマリン、アメジスト、ブルートパーズが配置、真ん中は、アクアマリン。

アミュレットに使われる石の数は、7色であることが多いですが、7という厳密な決まりはないよう。

そして、その中に使われる石の種類も特に決まりはないようですが、カラーの感じの違う石を持ってくるので、こういったカラフルなポップな感じに仕上がることがほとんど。

どの色が主役などというのが無い分、かえってアイデアが浮かびにくいですね。

そんな時は、どんな色でも良いのです。

とにかくお洋服を無地に合わせるという考え方をしてみて下さいませ。

黒でも、白でも、ブルーでもとにかく1色だけに対してのこのアミュレットペンダントは素敵に映えます。

柄のお洋服はあまりお勧めしませんが、ペンダントが柄に埋もれて馴染んで目立たなくなりがちですのでこの現象を覚悟する必要があります。

まずはこのペンダントを主役に、周りのものを固定した1色使いという考え方が装いやすいです。

台がホワイトゴールドのシルバーカラーですので、同じ地金でそろえ、まあるいフラワーのようなフォルムと歩調を合わせて丸いチェーンのブレスなどを選択されると良いかと。

リングは、同じアミュレットでも粋ですし、この中の1色、先ほどのお洋服の無地1色と同じ考え方でストーン色を1種にしぼるなどをご提案。

もしくは、リングを地金だけのタイプにするという方法も合いやすいです。

ペンダントトップの丸いフォルムを意識した丸いフラワーの透かし彫りのリングなども素敵です。

あとがき

とにかくアミュレットのにぎやかなカラフルさを活かした装いでまとまるところをゴールにトライしてみて下さいませ。

そうしているうちに、アミュレットリングがいかに「カジュアル」なテイストなのかを感じる時があると思います。

レインボーほどの多色過ぎるマルチカラーであるアミュレットはどうしてもカジュアルに寄ったジュエリーになると考えます(^-^)。