<経理>決算書における「在庫を持つ」「在庫を持たない」の区別は、「仕入」という科目を使ったかどうかである【690】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく、「在庫を持たない事業がリスクが小さい」ということを提唱されているようです。

この「在庫を持つ」「在庫を持たない」というのが実際の「決算書」の中ではどんな形でそれが表現されるのか、それは「仕入」という科目です。

当然ながら、実際には迷うことがあって行き着いたレンタル業についてのエピソードをご紹介。

そして、更に「在庫を持たない事業」とはどんなものなのなのか、「在庫持たずして事業が成り立っていくのか」ということも考えてみたいと思います。

在庫を持った証は「仕入」という科目を使って計上したことにイコールと見ることができる

年末の最終日、12月31日が個人事業主では、確定申告の1つの区切りの締めの日となり、バタバタ大掃除などで多忙の中、ひっそりと締め切られる重要な日となります。

その翌日からは、年明けのおめでたい日のお正月ではあるのですが、これも、早めに棚卸をして、分からなくなってしまわないうちに、残った在庫をカウントする作業が始まります。

この売れ残った商品をカウントする棚卸作業というものには、ハンドメイドバッグの例ですと、まずは「バッグ」そのものをカウント、そし材料である「生地と附属類」もカウントするのです。

レンタルジュエリー業では、「ジュエリー」をカウントしています。

随分幾種類かの在庫があるわけですが、特に「自社製造品」の場合は、①製品②材料の2つが主にあり、棚卸資産表も便利に使いやすいのが①②を分けた使い方です。

そして、レンタル業では③としてさらに別の棚卸資産表としています。

その①-③の合算が決算書の数字に掲載されますが、細かいこれらの合計となっていることは自社がしっかり管理する部分になります。

具体的には、「原価」で数値をアップしていきますので、材料である生地や附属は購入時の計上してある仕入-買掛金もしくは、仕入-現金などというような仕訳の、「仕入」金額から減った分の残りの分相当の金額を算出。

アップというのは、表にしていって最終的に合計金額を出す表、「棚卸資産表」の自作を指しています。

製品になったバッグは、「原価」でアップ。この材料が残る前の使った部分の積み残が原価の金額に一致です。

「原価表」という1点の製品ごとの小さな表の合計金額が引っ張られて「棚卸資産表」の1項目にアップされていきます。

ここには、実際に製造してミシンでせっせと縫った「加工賃」なるものは入りません。

実際に費用がかかっていないものは入らないという考え方が会計としては正解。

あくまでも事実としてレシートや領収書、納品書が存在している外注などのエビデンスが存在する加工賃のみがここへ入ります。

よく謳われることがある、「自作は加工賃ゼロだから安く仕上がる」にはこうした実態の前向きな表現。

せっかくの労働が原価には入れ込まない残念な実態なのか、それともお得にご提供できる1つの姿なのか。。

ということで、「在庫なのだ」という証は、「仕入」という科目を使った計上をしているものかどうか、それに伴い、年末締めで棚卸作業をしたものなのか、ということが「在庫を持っている状態ということの証」となります。

レンタル業の棚卸はある、宝石のレンタル事業も「在庫を持つ事業」だと結論付けた

レンタル業というのが、1つの事業、「貴金属のレンタルジュエリー」が該当。

特に消耗がほぼ無いとみなされるレンタル業に該当。

レンタル品の考え方はこうです↓。

「商品そのものの販売であろうがレンタルであろうが、商品を仕入れたときは「仕入」の科目を使うものであるということ。

これは、実際に「税務署」様にお電話でお問合せしてお聞きした貴重なご回答ですが、「棚卸在庫になる」というのが答えです。

仕入を一度どっさりと計上して、後に、売上が多数出るという日付の結びつきが一定でないアンバランスではありますが、仕入と売上は関連付いたものになるのです。

ネットの記事でこんな記事を拝見しことで最初間違った計上をしばらく続けていました↓。

「レンタル品は消耗品費でよい」と。

それを信じて、「消耗品費」を使って首をかしげながらも購入品を計上していた当初。

少々腑に落ちず、確定申告の最中に「税務署」様にお聞きして、「仕入」を使うとご回答いただいたことが本当に助かりました。

間違えて1年分まるっと「消耗品費」で計上していて、申告の際にお聞きして全部計上を訂正することで間に合いました。

もしかして、勘違いにより間違ったことを記載していたらご指摘いただきたいですが、ネットで記事や発信を投稿する責任としてこれは本当に良くないことだと思います。

それを信じて間違えてしまうのですから。。

とはいえ、何か腑に落ちなくて「税務署」様へ聞いたこともその行動としてはグッドだったのです。

もし、このような消耗のほとんどない高級地金のレンタルジュエリーのケースではない消耗するタイプのメッキやコスチュームジュエリーの場合はどうなのか。

そして、ジュエリー以外のレンタル品の場合のお洋服などのレンタルはどうなるのか。

これらの疑問は、もしかして価値が落ちる計上が加わるのかもしれません。

きちんと「税務署」様へ早めにお聞きすることをお勧めします。

ネットにはほとんどレンタル業者が仕訳する例や情報がありません。

会計ソフト会社様も明確な説明までは控えるということで、「税務署」様への自主的な問合せを促しておられると見ています。

ただ、これは思うこと、「レンタルを主とする事業である以上、購入時に「仕入」科目を使わずしてそもそも事業にならないではないか」という考え方。

そうすると、今思うのは、どんな価格の仕入であっても、CD1枚でも本1冊でもレンタル事業の商品として購入したのであれば、「仕入」であるということ。

過去に拝見したネットの記事がいかに、自分がレンタルする側との混同であるような「消耗品費」はかなり「ずれた」回答であったと思えてきます。

あとがき

以前に、いつかのブログでアップした時に書いたことがあります。

在庫を持たなくてよいから「予約販売」という形態が必要な数作れば良いというメリット。

これは、あくまで、外注依頼をする側の立場から見た場合です。

その外注先様は、きっと、材料の在庫を持っていて、注文を聞いた時にはすぐに用意できる体制でないとスピーディーに事業が成り立たないと思います。

そうすると、業界問わず一連の川上から川下の流れを一度に見たときにどこかで在庫を持った状態の業者様がおられるというのが、物販の実態だと思うのです。

予約販売が近年「無駄がない」という意味で推奨されているのも、最初から製品に作り上げてしまって売れ残るよりも無駄は無いからです。

余計な物を作らないという点では、在庫を持たないということに一定の貢献があります。

ただ、在庫というのは、材料と商品と2つあり、その商品の部分を減らすというところにスポットを当てているに過ぎません。

しかし、必要な物しか作らないことに伴って、材料の前持った調達が減るのかどうかです。

そんなことはないのではないでしょうか。

必要な物だけを作るというスタンスに伴って、材料に関しても一緒に工夫をしなければ全体としては無駄の完全排除には至らない、販売の立場の者だけがリスクを逃れたに過ぎないことになりませんか。

ということで、「在庫を持たない事業」というのはミクロの見方であり、「在庫をおさえられる事業」などという言い方が一番業界全体を俯瞰した見方のような気がします。

メインポーチの海に浮かぶ船のような存在でありたい、ロール収納式ペンシルケースのミニマムなデザインの考案【689】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コスメケース」というあるコスメアイテム1つのケースのようなミニサイズをメインのコスメポーチの中で使うことを想定しデザインを考案しています。

ファンデーションケース、シャドウケースなど特にフィルが割れやすいものは、ポーチの中で粉まみれにならぬよう、衝撃から守られるよう、クッション的な役割の裏地の付いた仕立てのミニケースに入れようという考え方です。

このミニケースの中で、ペンシルケースというのをこのたび改良していきます。

まだまだ改善点があり、次回へ持ち越しますが、何となく雰囲気が出来てきまして、前よりも進んだ形になれたと思います。

今後ここからはもっと発展するであろう途中段階ではありながら大枠のイメージが完成したペンシルケース、是非ご覧くださいませ。

広げられるけれどコンパクトにもおさまるデザインのペンシルケース、物理的な動きをよく考えて工夫したミニマムさ

コスメケース企画の中のペンシルケース:黒白のタータンチェックの余り布で作ってみました。

留め具は真ん中でマジックテープのタブ。

まだ、試作なので、左の方に変なステッチが入っていますが、今後このステッチは、内側に隠れます。

では、中側見ていきましょう↓。

ペンシルケースの内側:まだ不完全品。そもそもポケットが浅すぎますので袋部分は倍ほどの深さへ要改良。

もしかしたら、もっと縦向きの長さ(ペンシル向きから言うと横幅)を広げる必要があるかもしれません。

収納時のロールの直径が増えるのは確かですが、それほど収納には邪魔にはならないかと思います。

お化粧に対してこだわりのないシンプル傾向の者でさえ、これだけの量のペンシルが存在します。

すべて実際に使っているものばかり。

これらを一度にまとめて、いかに使いやすくストレスなく使っていけるのか。

そんなことを追求しながら、次回当たりには完成型になるよう製作していきます。

「特に凝ったデザインでもないこの平凡なすっきりさ」というのもそういうテイストなのです。

あとがき

大きなコスメポーチというのは、そのままいろいろ入れ込むと、ガチャガチャと探すことでぶつかり合い、フィルがくずれたり汚れたりすることが多いです。

この何とも嫌なストレスを解消するとともに、すっきとしたインテリアのような収納、まるで海原に浮かぶ船のようにふんわりとしたお部屋になればと思います(^-^)。

エコバッグの支柱、これまでの3本ステッチは普遍的、最も美しく映る4本ステッチへの改良【688】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒生地2種を同時進行で作る、「切餅:きりもち」デザインのエコバッグの製作を始めました。

まだこのたびは完成には至りませんでしたが、1か所大きく以前と改良した点「ステッチの本数の追加」についてご紹介したいと思います。

以前の3本ステッチを1本追加の4本がいかに大きな影響であるかを知ることになりました。

3本ステッチから4本ステッチへ。。支柱の太さとのバランスは4本ステッチの方がしっくりきた

以前の「切餅」は、3本ステッチでした。

3本ステッチの「切餅」:十分丈夫でしたが、支柱幅とステッチ間とのバランスを見直しました。
以前のステッチ:3本は実は難易度はかえって高め。理由は感覚が広いので少しのずれが目立ちやすいからです。

変更後の4本ステッチバージョンをご覧くださいませ、もとの支柱の幅は全く変えていません↓。

4本ステッチの支柱:かなり綺麗になりました。4本ステッチの方が「あっ」と言わせる何かがあります。
2種の生地で同時進行に2点:美しさに加え硬さが出ました。この硬さの方も重要で、丈夫さに繋がります。

ということで、美しさと硬さを高める改良がこのたびの改良の内容となりました。

このたびは、ここまでです。

この後、前後パーツを縫い合わせるなどして、組み立てて完成に近づいていきます。

あとがき

おそらく、次回の<製作>ブログでは、完成をご披露できそうです、2点出来上がります(【691】のブログ記事です)。

黒テイストのシックな雰囲気のバッグを今後年末に向けてこんな感じで製作してまいります。

その中のスタートとして割と短い期間で出来上がるこのたびのような一重仕立ては、2点同時進行も可能。

かなり腑に落ちたデザインの1つの「切餅:きりもち」。

型にはまったものではなく、この縦長デザインを横向きにしたり、サイズを変えたりなどで随分違ったバッグに見えることでしょう。

このデザインは、後に詳しくじっくり学びたいバージョンとしまして「コンテンツ」にまとめダウンロード型で販売も予定しております。

とはいえ、ぱっと見で学び同じように製作していただいても「著作権フリー」のスタイルですのでご利用いただいて結構です。

とにかく、自主製作による「腕」を細かい単位の一人一人が持つことでハンドメイド文化が広がれば良いと、それだけをゴールにしております。

ミシン1台を持ち、コスパ良く自分で縫い物が出来ることの素晴らしさの扉を開けてみませんか(^-^)。

特殊なK18YG「青金:あおきん」用のペンダントチェーン探しの果てに浮かんだアイデア、金銀半分ずつのミックスチェーンで対応【687】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

K18YG(18金イエローゴールドと呼びます)には、実は複数のカラー展開があることがどれほど知られているでしょうか。

さらにK18WGやK18PGの存在はどんな位置付なのか、イエローゴールドの仲間なのか別物なのか。。などが腑に落ちるような謎をこの記事において解き明かしてまいりたいと思います。

学び知ったことを同時にアウトプットしてまいりますので、ご一緒に知識を深めてまいりましょう(^-^)。

青金はレア、ジュエリーとしてはほとんど見つからない中、ペンダントトップの台が青金の場合のチェーン決めのアイデア

なぜそういった色のトーンの違いが生まれるのかというのは、割金(わりがね)に原因があります。

本来金は24金が元。

ただ、24金のみではあれこれ接触や伸び縮みの動きも伴うジュエリーに対しては非常に望ましくないので(柔らかすぎて変形や損傷の原因になりやすい)、丈夫で傷みにくい最も純度をキープしたバランスが18金。

18÷24=0.75で確認。

イタリア製などの18金が「750」という表示であることは、この0.75という数字のことを指しています。

この18という数字が、地金全体の75%を純金の24金で、そして、その残りの25%は他の金属素材を選んで製造するという時の純度率です。

割金部分に使われる金属は最もふさわしいいくつがが選定され、だいたい決まってはいるものの、割合の違いで随分見た目のカラーの細かい違いに表れるところが興味深い所。

銅が多ければ、オレンジ系な18金イエローゴールドが出来上がり、その究極が「ピンクゴールド」の姿にイコールに、途中では、「ブラウンゴールド」などと呼ばれる中間色も見かけます。

その一方で、銀を多く入れ込むとどうなるかとういうと、薄い黄色の「青金」というゴールドになります。

では、青金はK18WGのロジウムメッキがされていないものにイコールなのかと言うと、デパートの催事場のあの店主様の回答では、「K18WGはもっとシルバー色になるような割金で作られるものだ」とのこと。

そのことからは、青金は同もイエローゴールドの中では一番薄い金色である存在と言った位置付けのイメージ。

そういった意味でK18WGは、イエローゴールドの仲間からは外される存在なのかな。。と考えます。

少し黄色みの残るK18WGはそのままでは決して販売されないもので、多くが「ロジウムメッキ」を施工。

そして、白っぽい銀色そものの姿としてイエローゴールドとの完全差別化が実現。

昭和時代の18金の多くは、割金に銅の割合が高かった傾向に対し、ここ近年の令和では割金における銀の割合が高くレモン寄りな黄色い姿となります(リフォームをしていただいています金属会社様から伝授いただきましたことです)。

いくら薄い黄色とは言え、イエローゴールドには違いがありません。

ホワイトゴールドやプラチナと比べるとやはり断然黄色いのです。

多種のイエローゴールドの中で、限りなく銀色寄りなイエローゴールドは「青金:あおきん」と呼ばれます。

なぜ青いと映るほどの黄色が薄まっているのかは、割金に銀がメインに使われるからです。

絵の具の色混ぜをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

黄土色のような絵具に白を混ぜていくと薄い黄色になっていきまして、その白絵の具の分量が「銀」に相当。

その青金で作られた台のペンダントトップに出会い、その後チェーンを探しました。

調べでは、「青金は飾り物などの装飾に主に使われる18金になり、ネックレスなどのおしゃれ用のジュエリーにはほとんど使われない」とのこと。

そんな中見つかったペンダントトップも、確かにバチカンがはっきりしていなかったし、もともとジュエリーではないのかもしれません。

古い時代の物ならではの面白い出会いです。

地金がイエローゴールドなのに白っぽい理由は、銀が多く割金に入る「青金:あおきん」だからです。

チェーン探しは、それはそれは大変なもので数か月思い悩み続けながら、1つの答えが出ました。

金銀ツートンのミックスがどちらでもない感じでかえってなじむのではないか。。

はたしてその予想がうまく当たります。

よくなじんだ、金銀が半分ずつの割合のチェーンがマッチしたのです。

ベネチアンチェーンのK18YGとPT850をねじったデザインのショート丈のチェーン37cm。地金の割合が半分ずつ。

どうでしょう。金でも銀でもない中間的な感じにぼんやり映ります。

青金のチェーンを無理やり極細でも見つかったとしても納得できるものではなかったと思います。

表はダイヤモンドとオレンジサファイア。裏を向けるとよく分かります。とても色がなじみました。

たまたま特徴ある37cmという短さもチェーンとしての希少価値が高かった良き出会い。

ジュエリーは、遠目で見た感じが物を言うので、目に映る姿を想定することの重要さもここで同時に学ぶことができました。

青金自体が見つからなくても、K18YG/PT850コンビのチェーンが解決してくれることがあるというエピソードでした。

青金との出会いをきっかけに目を向け始めたコンビチェーンK18YG/PT850の魅力は現在のジュエリー界のプチ流行になっている様子

このほかにも別のペンダントトップに付けるチェーンを入手。

切子風デザインがかっこいい細口チェーン40cm。昭和時代のチェーンです。

このチェーンの場合はゴールドの割合が多い地金の使い方をして組み立てられているので、トップもK18YGの1色で合わせました。↓

ダイヤモンドと透かしのペア―のプチペンダントトップ。ゴールド1色とは違った雰囲気が出ます。

おそらくなのですが、ここ近年の地金の黄色が薄い理由として、割金の材料の入手具合の事情と共に、金と銀を一緒に付ける傾向というのもあるかもしれません。

はっきりと金と銀を使い分けるのではなく、一緒に混じるように展開されたデザインはさらにポテンシャルが高まると言えます。

Q:K18WGは何者なのか、A:K18YGが正体です

「ええっ?」と驚いてしまうかもしれません。

これは、実際にデパートの催事場のジュエリー展での店舗の方との会話です。

PT850/900の銀色とK18WGの銀色は同等のもののように装われ、どちらも銀色だとの認識でしょうが、実はそう映るのもK18WGには「ロジウムメッキ」が施されているからです。

ロジウムメッキはよりシルバーカラーを出してくれるメッキですので、ホワイトゴールドがプラチナに良き勝負を挑んでいるのです。

ただ、あくまでメッキであり、リングのお直しなどの際に火を使ってやっていただいた後の始末にロジウムメッキをしない場合、お直し場所が黄色くなっています。

これがK18WGの正体です。

たまたまそのリフォーム屋様がロジウムメッキをしないで返送いただいたことでありありとその姿を見ることができました。

ただ、そのようなリフォーム屋様とのお取引はそれっきりございませんが。。

あとがき

このように考えますと、生粋のシルバー色はプラチナや銀意外にはないということが分かります。

プラチナマニア様の間では、K18WGはまやかしものだとアンチの方もいらっしゃるほどホワイトゴールドは実は黄色いのでした。

とはいえ、世の中の大半のちゃんとしたジュエリーがホワイトゴールドと謳う以上銀色をしていますし、簡単にロジウムメッキもはがれるものではありません。

このたびは、貴重な「青金」に出会うことによって18金についての地金の深堀りに足を突っ込むことができました。

更なる詳細はやはりプロの金属を扱う会社様がもっと多くの知識をお持ちです。

ジュエリーが古くなるとオレンジ色と化して、割金の率の高い銅が浮き出る現象はどなたも経験されたことがあるかもしれません。

そして、昭和の品物なのか、もしくはここ最近の品物なのかの判別としては、イエローゴールドの黄色のトーンがオレンジに寄ったものか(昭和)、それともレモン色に寄ったものか(比較的近年のもの)を見れば誰もが可能だということです。

一度、お手持ちのジュエリーのご参考にしてみて下されば。。と思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

黒ベースのハンドメイドバッグ製作でやりたいこと、飾り過ぎている余分をそぎ落とすミニマムさの追求【686】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2021年のハンドメイドバッグ製作は、黒ベース製作です。

2020年から集めてまいりました黒無地・ジャガード・プリントを材料としながら組み合わせたパンチの効いた強いカラーとなります。

このたびは、黒ベースで製作の最中にあたって、どんなことを得ていきたいかということを綴りたいと思います。

流行のお洋服などに対して思ってきたこと、「余計な飾りを入れ過ぎている」ことを徹底的にそぎ落としたい

黒生地:黒にも様々な表面の様子の違いがありますので、カラーを究極に統一することで見えるものがあります。

この先何年もこのお洋服を着ていけるのか。。を考えた時に飽きてしまったり、数年先には手を付けられない古さが表れてしまうことがほとんどです。

そもそも、「流行」というものがベースにあることにこそ疑問を持っています。

ファッション業が「流行」ありきというベースで成り立つものという傾向。

「流行」なくしては、ファッションではないとも言え、反対にずっと同じでは人間の心地の中の「飽き」が次のステップへの気持ちを後押しするのです。

ただ、そのような世界に入る必要があるのかどうかさえ、自分でジャッジしたいものであり、ここ10年以上古着ライフを選択しています。

ハンドメイドバッグもお洋服に附随する小物としてのバッグと同じように流行みたいなものを感じることがあります。

一方で、マイペースなスタイルで製作されている製造者もいらっしゃる様子も。。

超定番とも言えます黒ベースの製作の理由は、まず材料である生地から始めてみるという意味もあり、バッグでは一番多く購入されているであろう黒を選択したということです。

黒コーデが好みであることももちろんありました。

その代わり、裏地には、黒に馴染みながらもコントラストもあるような柄をマッチさせるなどして、まるでお洋服の上下の組み合わせのように考案していきます。

あとがき

「黒特化」のお店というのも訪れたことがありまして、すごく世界観がはっきりしていますが全体的に雰囲気は神秘的。

余計な飾りはそぎ落とすわけですので、ある意味誤魔化しは利きません。

そんな環境の中でじっくりと素直な品物を作ろうとしています。

これも流行なのかクシュクシュとしたタックが寄せてあるバッグのあのタックの意味は何なんだろうと考えることがありました。

あそこにもほこりがたまっていったり、表面の色の差の原因になることがレザーの場合あったりします。

何か特別な秘密が隠されているということであればそれは深みのある品物になるかと。

ただ何となくかわいいのでクシュクシュさせてみただけなら浅い品物だと言えます。

おそらくわざわざ形状を出すということは、何か意味がきっとあるのだと気づく人がいて、実際にその通りであるということが「通じ合う」というものです。

結局は、理由があってそういう作りになっていったのだということのすべての集まりであるバッグを作りたいということになります(^-^)。

今までありがとう、2000m巻のテトロン30番ミシン糸、その最後の役目を終える瞬間を写しました【685】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「共有型のハンドメイドバッグ」という事業活動をしています。

ハンドメイドバッグを作ってきた15年来のノウハウをアウトプットし、ハンドメイド文化なるものが広まっていけるような夢を持っています。

ハンドメイドバッグに使う糸は30番。

テトロン糸とスパン糸を生地別に使い分けます。

白いミシン糸と言っても、真っ白なのか、少しグレーがかっているのか、生成なのか、ピンクがかっているのか、こんな感じで実はバラエティーに富んでいるものです。

反対に純白カラーを使うことの方が実際は少なく、中間的な白の方が使いやすくなじみやすいということが分かってきました。

このたび、最近よく使っていた生成がいよいよ使い切りの時が来まして、その最後の瞬間を動画に映しました。

何でもないことではありますが、1コーン2000m巻の役目を終えた糸に「感謝」の気持ちをこめ、記事を綴りたいと思います。

テトロン糸30番生成、最後の瞬間!コーンから糸が離れた瞬間からしばらくはまだ縫っていける

2000m巻というのは、大きな工業用のタイプの中ではそれほどボリュームあるものではないのかもしれません。

しかし、様々なカラーの中からのチョイスで少しずつ使っているとなかなか最終の使い切りの場面には遭遇しないものです。

このたびは、たくさんのステッチをほどこし、単色使いであったことから、1コーンを終える場面がやってきました。

糸がコーンから離れた瞬間:いよいよ最終場面です。ただ、糸が針穴に近くなるまでの距離はまだ縫えます。

何かとても爽快でした。

この糸は非常に質が良かったです。

主に、大きく3パーツ程に分かれて撚(よ)りがかけられていて、ぎゅっと引っ張っても丈夫です。

テトロン糸は、スパン糸に比べて細いですが丈夫さは勝ります。

切れにくいということで、強靭なのです。

シールで情報が掲載:いろんなメーカー様の30番糸をがありますが、多くが150Dとなっていました。

この「ビニモ」という「クラレ」様の商品、大変良質だと感じています。

メロングリーン色の縦長コーンが特徴です。

あとがき

バッグ1点を製作するには、糸はどのくらいのm数使用するのかということろですが、平均的には、200m程度くらいかなと。

そうしますと、このたびの2000m巻はバッグを10点作っての使い切りのような計算になります。

もともと糸もアパレル用工場のような在庫品を途中から使用させていただいております。

そうすることで豊富にカラー展開を持ち備えるということをしてまいりました。

よって元々フルに2000m巻あるとも限らないのでこうした最後の瞬間はほんのたまに遭遇することがあります。

ステッチによってバッグが縫われ、中に重い物を入れてもその「縫い」が底力となってくれているのです。

簡単に縫った糸がちぎれることはありません。

ましてやバッグでは30番を二重縫いで地縫いを固めておりますので非常に頑強です。

糸には常々感謝しております、糸メーカー様、ありがとうございます(^-^)。

バレエシューズをかっこよくはきたい、リボンがほどけた時は段差を付け「わ」を結ぶという意外が成功のカギ【684】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1980年代の後半くらいに初めて目にしたバレエシューズ。

当時購入の「nonno」という雑誌に頻繁に掲載され、花柄ワンピースの足先にちょことんとはくような軽やかな感じがとても魅力で心惹かれました。

雑誌の中で知ったバレエシューズに特に長けていると思われたブランド様が「Fin」。

その後もずっと定番シューズとして存続している様子です。

現在でも、バレエシューズは靴ブランドの中の定番の1つというようなモデルとして存在していますが最初の出始めは1980年代ではなかったかと。

実は現在、本スエードの黒のバレエシューズをジャージスタイルに合わせて日常的にはいています。

もともとほぼ未使用品であったことでの購入でした。

日常的にはいていく中、ある日プチ事件が起こります。

リボンが気が付いたらほどけていたのです。

このたびは、バレエシューズのリボンの結び方が通常のリボン結びと少し違い、最初に段差を付けた独特の方法でこそスタイリッシュに安定した完成となるその方法をご紹介したいと思います。

ぱっと見だけでは分かりにくい、バレエシューズのリボンの結び方

こうなる前に気づいて今までは直してきたものの、気が付いたらこの状態に。。この機会にやり方を学びました。

適当に自分でやってみたところ、リボンの先が片方に寄ってしまい、失敗。

紐の長さを同じにそろえた結び方ではリボンが正面をしっかり向かないのです。

よって、安定的にリボンが靴に沿うような方法を学びます。

バレエシューズのリボンの結び方は少しクセがありまして、左右対称に考えるところから大きくずれていることこそが整った完成を生むという不思議。

そして、私ではお手上げの中どなたかのYouTube動画を拝見させていただくことに。。

今までできなかったリボン結びを習得しました、動画主様誠にありがとうございました<m(__)m>。

ショットの写真を今回の私の動画から得ようとしましたが、ボケてしまい難しかったので、後で貼りますYouTube動画内でやり方を見てみてくださいませ。

間違った例が前半にありますが、字幕で間違いと記してありまして、後半が正しいやり方です。

【結び方】・・・具体的には、後で貼りますYouTube動画をご参照のこと

***********************************

とりあえず、ここで口頭でご説明しておきます。

短い方をまずは、右へ追いやっておいて、長い方で「わ」を作ります。

その「わ」に通すということは決してせずに、「わ」自体をぐるりとまわして、短い方とでできた別の穴に入れるところが関門となります。

そして、最後に長く飛び出したひもを上でできた「わ」と対象になるよう穴に通して形作り完成。

おおよその2段階の作業と言えます。

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左側が最初の状態。右が今回私がやり方を学んで結んだもの。

引っ張ってきゅっと絞める時は、輪と紐先の対角線状にある位置同士の左上と右下を同時に引っ張るというものです。

ラッピング用のリボンなどは、輪同士を引っ張って絞めることが多いので、ニュアンスが随分違います。

そこが分かりにくい点になるわけですが、こういうやり方なのだとやり方を覚えてしまえば、習得でき次にはもう大丈夫です。

あとがき

バレエシューズは、ジャージスタイルにもゴツゴツ感をやわらげて良いバランスをとってくれます。

気軽に着脱できることもメリットです。

ただ、はきやすいということが、足を傷めやすいということにもつながるようで、長時間この靴で歩く状況は制御することもお勧め。

ウォーキングにはスニーカー(できれば足首を固定するハイカット)が向いています。

玄関先に1足バレエシューズがあると、お客様や宅配便業者様がのご訪問時に玄関先からドアを開ける際にもすぐに着脱できます。

かつて、「つっかけ」とか「ぞうり」が昭和時代にあったと思うのですが、使用範囲は間違いなくバレエシューズの方が大きいと考えます。

その他旅行先に携帯するということもできるボリュームの無さも有効。

このバレエシューズは、製造側の企画面から見ても、「おしゃれ度と機能のバランスがとても良いアイテムである」と言えるのです。

その割に数が少ないことへの疑問があるのです。

このフィードバックが靴メーカー様に伝わりますように(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

古着の中から未使用品や綺麗な物を選りすぐれば新品と同等、古着ライフ10年以上の者が語る本当の品物の価値【683】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大切な事柄であるとブログ記事では3度目に引用させていただいた本です↓。

「グリーンファッション入門―サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」をこのたび読み終えました。

たくさんのサステイナブルへの試みや意識が、この本が書かれた2010年代よりもはるかに加速した昨今。

できることがたくさんあるということに気づいていきます。

このたびは、古着に対しての抵抗感が大変誤解であると感じていただき、サスティなブルに対しては一番ことが大きく動く細かい単位の一人一人が可能なこととして注目しています、「古着ライフ」の勧めを綴りたいと思います。

新品を製造されている業者様は、「新品を購入してもらわないと成り立ってゆかない」といつまで訴えることができるのでしょうか。

その新品の製造に対してちゃんとその行く末までも考えた企画をされているのでしょうか。

とはいえ、お洋服がとても大切なアイテムであることも同時にお伝えしてまいります。

今後は少ない中から最も合った1点を選ぶような選び方が大切になるのではと予測をし、今ここでスタートしておきたい1点物の見つけ方にご共感いただけると大変嬉しいことでございます。

大きく事が動くのは、消費者の行動にかかっている、一人一人今すぐ踏み出せる一歩、本当に良い物を手に入れる文化の広まりへの期待

ファッションの業界では、製造業者はこれまで、大量の洋服をはじめとする、物品を過剰に作り出してきました。

そうでなければ事業がまわっていかない事業自体の構造の事情も含みます。

そして、結果、現在そういった方式がもう成り立たなくなってきたと言ってよいのかもしれません。

この大きな転換の時期に最小限の量の製造数に大きく調整せねばならないことが望まれます。

そうすると当然、大量ということで成り立ってきた事業は過去のままでは、パンクしていくことに。。

例えば、自ら製造し、供給した洋服を、古着としてまた買い取ることでバッグし、リサイクルの循環を作り、「ループを閉じる」というような、廃棄が伴わないサイクルが出来上がるのが理想だとも説かれます。

自社の製品を責任を持って、その行く末を見届ける、これも1つの良き役割の例だと言えそうです。

そうして、先に、製造側が「サステイナブル」を強く意識した動きをしていくことで、今までのように手あたり次第ごろごろ転がっていたような安価な洋服が、数が少ないことで、高額/良質なお品となってゆきます。

この影響で、購入者側は、あれもこれも購入できないので、渾身の1チョイスを大切に、洋服を少しだけ持ちながら着まわすようになると。

そして、更に必要な場合、新品では高価すぎる場合に、古着の出番。

古き良きお品の中から、渾身の1着を有難い価格でゲット。

こんなシナリオを浮かべてみました。

古着に今まで目を向けなかった人も、そういった分野にも目を向けざるを得なくなるということに。。

小規模事業者ができることは、今後持つべきお洋服に対する「考え方」のご提案を発信することである

ハンドメイドバッグにしてもレンタルジュエリーにしても事業内容としては、ファッション関係。

今まさに、とても大きな問題と、その転換をせねばならい時期のさなかに自分もひっそりと存在しています。

1消費者でもある私ができることというのは、古き良きお品の古着をご紹介して、「こんな真新しい古着もあるのだ」とか、「古いお品というのはこのような魅力がある」、「とても作りの良い手間が込められたレベルの高さ」などの発信です。

とはいえ、古着への抵抗がある方もまだまだ大勢いらっしゃいます。

汚れている物を着たくない、質が劣るのではないか、古臭い物を着てプライドがへし折られるなど。。

そのようなことを説得していくことができるのは、そもそも、いつしか古着が新品よりもある意味魅力的な事に気づいたことがまず1つ。

その後、10年以上も古着だけのスタイルで来ているという紛れもない事実から十分な説得力というのは持ち備えていると自負。

ここ最近、洋服の量がミニマムで、クローゼットの中がとても気持ちの良い収納になったことで、気分が上がっています。

余計な量を購入しなくなったのです。

不思議なもので、こんなこと1つで随分大きく気持ちが変わるものです。

インテリが好きであったこともあり、クローゼットがすっきりすると、インテリア映えが、より一層高まったことにも感動します。

少ない洋服を着まわすことの楽しさというのが一方であるので、「少ない=だめなこと」という、固定概念は捨て、逆に素敵なことなんだということ、これにも、事業をしている者が発信して説いていくことが可能な見込みを感じます。

あとがき

こうして、見てみると、単純な話が、古着に切り替えるだけで、かなり大きな一歩が踏み出せるということです。

「サステイナブル」がもとめる最終目標というのは、「地球の本来あるべきより良い姿」ということ。

あまりにも身近なことでほんの些細なことかもしれないけれど、一人一人が簡単に始められることが大きな力を生み、大きな成果を生むのではないかと思えて仕方がないのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

当店picturesque(ピクチャレスク)が「本物志向のレンタルジュエリー」を通してお伝えしたいことは何なのか【682】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020年7月より新規スタートをしましたレンタルジュエリー事業「本物志向のレンタルジュエリー」がございます。

紆余曲折ありましたが、ずっと今後も継続していきたい事業でございます。

きっかけは、2010年代に思いっきり集めてきたジュエリーの多くを自らが付けるということをしない収集にとどまっていた実態を俯瞰し、お求めの方へレンタルとしてご提供を考えた2020年の開始にあります。

そのままずっと同じ物ではなく、レベルアップのための変遷が随分ありました。

お客様がレンタル中においても、何とかその間のタイミングを見つけ、「差し替え」などもあったのが2021年。

そうして、2022年で、ジュエリーのラインナップが、すべて「高級地金+宝石」という完全特化に完成。

今後もセット数を増やしたりニーズをくみ取っていきたいのですが、こうした活動から何をお伝えしていきたいかということを、このたびは綴りたいと思います。

「装い」が「自分表現」である重要性に気づいている人がまだ少ないことをレンタルジュエリー活動を通してお伝えしたい

高級地金と宝石のコンビの本物ジュエリーを身に付けて、何も感じないことは決してありません。

気が引き締まったり、心地の変化を感じるものです。

そういったジュエリーがお客様の人生において、何らかの良い影響となればと思っております。

高級地金や宝石は「地球活動の証」とも言え、自然の中からの贈り物のような存在としてにありがたく拝受させていただいております。

こういったことは、「商品」というものを越え、「鉱物」の実態や歴史を学ぶことで影響を受けてきたことです。

お洋服に伴って、バッグ・靴・ベルト・ジュエリーも人間に装い纏うもの。

これらを「ただの装飾だから必要ない」という「アンチファッション」のような考え方も、自明に「スタイルの意志表示」です。

「そういった考え方をしている方の装いはこのような服装です」と示されるほど自明のものなのです。

そう考えると非常に装うことの重要性が見えてきます。

「自分表現」というのは、「人生」「生きざま」さえ表すものであると考えると、どれくらい装うことが大切な事かを考えることになるのです。

お手持ちのジュエリーの存在は重々承知、重ね付けやパンチの効いた大ぶりが中心な理由

おそらく、レンタルジュエリーをご利用いただく方は、お手持ちのジュエリーがいくつか存在している状態であることも。。

レンタルジュエリーの意義というのは、一緒に混ぜて使わせていただく時の役割があると思っております。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は、「大粒」とか「大ぶり」とか「ロングチェーン」というのがキーワードであり、特に目立つタイプのアイテムを取りそろえております。

普遍的なジュエリーの良さは飽きずに毎日使える日常的なアイテムになれることです。

まずは個人でそろえる際におそらくそれが成されていることと想像します。

そうしますと、同じ類の品物はレンタルには求めないかと。

それよりもお手持ちのジュエリーが活かされるような互いに出番のあるジュエリーになればと特徴を際立たせたラインナップを考えたものになります。

重ね付けも差があることが素敵だったりしますので、希少な見つけにくいロングチェーンの存在、大粒と小粒が素敵にコラボできるために希少な大粒をレンタルでご提供してまいります。

そうした隙間の役割を考えまして、元々好みとの合致で全体的に「大きい」「長い」「広い」というキーワードが盛り込まれているのです。

あとがき

何をしている時が一番幸せかというのが、仕事をしている時、つまりレンタルジュエリー活動をしている時なのです。

人生はお仕事を懸命にしていくスタイルと決めていますので、その熱はこうした活動に表れていきます。

そのように「生きがい」の部分がレンタルをしてくださるお客様に繋がり、一人の人生に潤いをもたらすような影響をお届けできれば。。と思っております。

物質世界における自然から生まれた奇跡的な鉱物の姿がジュエリーになって人に関わり、人間の心にも通じるような存在になれるのではないかと解いた考え方になります。

特にパワースト―ン的な考え方は無く、どのストーンもフラットに「感じ方」で見ています。

よってダイヤモンドのカラットを競うような、地金の重さありきの考え方はしておりませんが、とりあえず情報としては必要かと1ct以上を数値として提示しまして、重さもすべてのラインナップに提示しています。

数値を見ていただくとなかなかのレベルだと感じていただけるとは思いますが、あくまで数値の提示に過ぎません。

すごく曖昧だと言われている言葉ですが、「雰囲気」とか「テイスト」とか「何となく」とか「ぼんやり」などの言葉もとても大切であり、それこそが本当のことを知るカギなのかもしれないのです。

まだまだ話は尽きませんが、お伝えしたいメインは綴ることができました。

どうぞ、「本物志向のレンタルジュエリー」にご注目いただければ大変光栄でございます(^-^)。

あの和風な「切子:きりこ」ネックレスが洋風に、縦長の長方形フォルムをそろえたプラチナジュエリーのエレガントな演出【681】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

かつてはジュエリー収集の時代があり、半端ない量を集めていき、その目的地がある時「お客様」となったのが2020年のこと。

そこから自分のジュエリーは研究のための題材のような役割とし、優れたジュエリーはすべてレンタルジュエリーへ献上。

より一層お仕事をしていく人生を歩み始めたと言えます。

そうしてレンタルジュエリーのスタート当時から数多くのジュエリーの見直しと改良の末、多彩なラインナップをすべて「高級地金+宝石」の本物ジュエリーで並べるところに至りました。

かつては、「K18YG」のあの黄色っぽさに惹かれたものでしたが、この事業のおかげと言いますか大きく影響を受けて変化、シルバーカラーを好むように。。

これまでイエローゴールドの割合が占めていましたが、おそらく今後もっとK18WGやプラチナの割合が占めていくようになると思います。

この銀色の地金の魅力はいかにも自然体なさりげなさに好感度があります。

イエローゴールドももちろん華やかですので、継続なのですが、新しく混合使いのバイカラー地金タイプも取り入れています。

現在2024.05.13に、2021.08.01に投稿の写真だけのブログ記事を「手直し」している最中です。

当時は、レンタルジュエリーのラインナップの写真そのままをブログ記事と兼ねている構造でしたが、廃止や改良をするとそのブログ記事が上書きによって消えることになってしまいます。

最初からちゃんとそれを見通せば良かったのですが、過去の廃止のものは、今こうして「手直し」の際にブログ記事に変更しながら過去の記録を残しています。

特徴の3点を1セットにまとめるスタンスは複数のジュエリーで作るミクロの世界のようなもの。

廃止や改良をしてもお手持ちのジュエリーの組み合わせの考案のヒントになることがあれば。。と思っております。

このたびは、これぞプラチナの良さが存分に思い切って花咲いていると言ってもよいようなセットをご紹介したいと思います。

「切子:きりこ」は昭和時代のネックレスの中では人気のアイテムで、直方体に近い1つのパーツの内部に地金がぎっしり詰まり、全体がずっしりと重厚感あふれるのが特徴です。

そして、なんと言ってもその間をつなぐ装飾的な透かしパーツの役割も見逃せません。

この度ご紹介のネックレスは、その透かしパーツの部分が、その後も見ることがなかった素敵な装飾が入る、切子の中でもダントツだと思ったネックレスです。

どうぞお楽しみくださいませ(^-^)。

和風な「切子」が洋風になる時。。レースのようなパーツの存在はエレガントに映るための重要な演出

3点セット:これ以外に変更したことがありません。3点すべてのメインフォルムが縦長の長方形です。
〇ネックレス:PT850素材の切子と透かしのコンビネックレス2連仕立て。長さは40.5cm。

名前が分からないのですが、切子にコンビニくっついてくるしずく型のパーツの存在も重要です。

その間をさらに針金を曲げたような細工の透かしパーツが渡ります。

これがぱっと見の「洋」の印象に重要なキーとなる存在だと思っております。

随分古い物だと思うのですが、こういった切子のネックレスを見たことがないので、おそらく特注品だと見ています。

〇ブレスレット:K18WGのずっしりと重みのあるあずきチェーン2連。
〇リング:PT900台のグリーントルマリンの大粒スクエアに透かし装飾が美しいるリング。13号。

リングの周りにも透かしがあることでネックレスと関連付きました。

すべてのアイテムの中に縦長の長方形モチーフが配されていますので、集まった時のまとまりがすっきりと成り立ちます。

https://youtu.be/UZR9pg0b__Y

あとがき

月並みながらも、「同じ」ということがいかに素敵なのかという例がこのたびの組み合わせ方です。

その逆もあり、違うことの素敵さももちろんあるかと思うのですが、難易度の高さと理解の難しさです。

発信側の本人以外分かりにくいところがありますので、現在のレンタルジュエリーでも「同じ」ということを基盤にして組み合わせることがほとんどです。

ただ、難解である「違う」ことも引用の仕方1つで、「何となく合う」ということで時々取り入れまして、同じということがなかなか難しいフラワーモチーフなどの場合に使う方法です。

こちらももっと例が増えてまいりましたらメソッドとしてご紹介したいと思いますが、非常に難解であり、今のところ研究中です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」もまだまだ発展していく最中(さなか)にあります。

どうぞ、一度お試しくださいまして楽しんでいただければと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク