これまで随分中綿キルトのリュックを作ってきたが、バッグ類以外に中綿キルトが利用できるアイテムを考案し可能性を広げる回【900】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

リュックやバッグにお作りしてきたこれまでの中綿キルトをそれ以外に何か使い道は無いのかを考案してみましたのがこの度の投稿です。

とにかく固定観念を作らないように時々広い見方をしてみるのも良いのではないかと思います。

広く見るためには、「根本」を見る必要があります。

広い見方は「切り口の違い」へのヒント、日常に眠る「ニーズ」の本からも着想を得た中綿キルトの引用

以前読んだマーケティングの本の中で、「ニーズというのは身近に眠っている」、といような内容の本がありました。

【821】で投稿の、「サイレントニーズ:ヤン・チップチェイス/サイモン・スタインハルト 著/福田篤人 訳」という本です。

案外身近にニーズがあるのかもしれません。

今回はゆったりとした考えるだけの時間を記事にしてみました。

こんな感じの中綿キルトをリュックに作ってきましたが、品物違いでバッグ以外にも使えるものだと思います。
中綿キルトでバッグを作った例。バッグ専門で製作しているものの、大きく俯瞰した目線も必要です。

なぜ中綿を入れているのかということをまず改めて掘り下げます。

ふんわりした綿のクッションで緩衝(かんしょう)の役割を果たしてくれるわけですので、「壊れやすいアイテム」を守ってくれるイメージです。

1)重いもの

2)大切にしたいもの

3)落としやすいもの

4)割れやすいもの

こんな数種の目的が浮かびました。

すべて日常的な当たり前のことばかりです。

このようにあえてまとめますと、随分ユーザー側の立場になって考えられることに気づきます。

その他機能に関しては、例えば、型紙使っている小道具の「文鎮」。

文鎮は重いので1)に該当するのですが、中綿キルトの巾着袋に入れることで、「まとめる」とか「収納」の役割も生まれます。

そして、ここ近年では、「動物」のクッションです。

かわいい小動物達は家族の一員。

お昼寝用のちょっとしたスペースであるだけでもふんわりキルトの役割や、そのような場所をもらえた動物達の喜びなど「心地」の面にも触れる何かがあるのではないかと。

こうして、たった1つのみの単純な役割ではない深みのある品物になることができるのだという可能性が価値を高めます。

あとがき

そもそもバッグ製作のノウハウを研究してきましたが、バッグという括りも時々外してみる見方も必要だと思いました。

キルトだけのことに限らずなのですが、少しスライドした見方で随分新しい可能性や発見があるかもしれません(^-^)。

巾着ひもホールのサイドのコの字ステッチの曲がり角、近くなったら目打ちで裂け目を押さえて場所を見逃さない、きちんと描けるコの字型【899】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

どうやったら巾着袋が綺麗にできるのか。。ということを追求しています。

まずは、丁寧でクリアな「仕様」を持つことが大切なのではないかと思いました。

このたびは、美しく出来上がるための具体的な「仕様」を細かいところまで追求しました。

巾着ひものコの字ステッチの曲がる位置の徹底、位置がどこなのかということをこのたびご紹介したいと思います。

どこで曲がるの?コの字ステッチ、曖昧ではなく具体的に目打ちで押さえる場所

コの字の曲がり角は結構曖昧。

しかし、きちんと決めれば徹底したものにちゃんとなると思います。

コの字の曲がり角がなぜ大切なのかというと、コの字の短い線が後の巾着ひもホールのホールを作るステッチと重なるようにする仕様を決めたからです。

これらのステッチは分離しているよりもぴったりと重なった方がはっきりとしていて、綺麗だと判断したのです。

目打ちを押さえた場所:まずてっぺんから縦に降りてきます。次に巾着ホールのV字の裂け目を押さえました。

コの字を曲がる周辺では、V字の裂け目周辺が急に視界から「押さえ」に隠れて消えてしまうのです。

よって、曲がるまでずっと目打ちで曲がり角の決まった位置を目打ちで押さえるというのがピンポイントの場所の示し方です。

実際には、裂け目から1mmくらいわずかに内陸部に入ったところを縫います。

ただ、その決まった位置という以前に徹底されるべき部分は、地縫いの時に上から7cmの位置から縫うなど、縫い始めの位置も大切です。

よって、すべての作業が連動していることを意識して、地縫いの時の最初のスタート位置も正しくミリ単位で徹底するということになります。

目打ちにはいろいろな役目が考えられます。

元は小さな穴を開ける目的ですが、「印付け」としての役割がこうした生地を材料に使った作業では活躍してくれます。

一瞬の「印付け」であればマジックではなくてもこれで事足りるところがスムーズなのです。

あとがき

常に、「なぜそのやり方なのか」こういうことがシンプルに説明できたりすると、出来上がった品物にストーリーや哲学が入り優れた品物になると思うのです。

流行を表面的にとらえただけの模倣が良いレベルの品物にはならないということも分かります。

少しずつのこうした追求は集まると随分強味になっていくのではないでしょうか(^-^)。

黒コーデを分かりやすく表現できる、曖昧なグレーのツイードコートに付いていたライトグレーのボタンを黒に替え、黒のためのコートへ【898】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冬用のあったかいクラッシックなコートを求めていました。

思いが叶い、ブランド古着のツイードで入手。

しかしながら、ツイード特有のボーッとしたあいまいな色味がかえって気になりました。

実は、真っ黒コーデ用のコートとして探していたからです。

コートの部分にも黒とのリンクの部分があればとこの度思いついたアイデア。

それは、馴染むように付いていたグレージュのような色の元のボタンを真っ黒へ付け替えるリフォームです。

ボタンを交換するだけなのに随分変化を遂げたツイードロングコートは黒コーデ専用のアイテムへ

では、before/afterで見てみます。

これが、ボタンを交換する前:どちらかというとグレーにかなり寄っています。その理由の1つがボタンの色。
白っぽい糸の割合も多いことで全体にはグレー色に薄くマイルドに映ります。ボタンの交換により黒寄りへ。
袖は前身と離れているのでボタンの種類を変えてしまう思い切りです。邪道かもしれないことも古着ならでは。
袖だけでも元のボタンの時と随分イメージが変わります。コートが「黒寄り」に引き寄せられた瞬間です。
こちらが、ボタンを交換した後:黒のボタンがアクセントになり、黒寄りになりました(^-^)。
ボタン交換前と後の比較:ボタンのみでこのように変わるのです。いろいろなボタン交換に引用できます。

確かに元のボタンもしっとり馴染み全体には優しいコートだったのですが、リフォーム後かなり黒に寄ったことで、黒コーデに特化したことです。

とはいえ、グレーも問題なく可能であり、広範囲のコーデの可能性をカバーできるようになったと思います。

「こちらの方向です」と誘(いざな)われているかのような分かりやすい主張の仕方かもしれません。

あとがき

洋服を着ることで、自然と生まれるものは、「考え方」や「主張」です。

「こういう色が好きです」「こういう方向の着方をしたいのです」といった主張がボタンだけでも伝えることができるのです。

コーデは「自分表現」ですから、伝えたいことを分かりやすく伝える上ではこの度のリフォームは効果的でした。

そしてもう1つ、これはコーデに関してなのですが、黒コーデなのだからと真っ黒のコートを選ばなかったことです。

黒無地に対してコントラストも効いた柄も入ったこの度のツイードは黒コーデを立体感をもって盛り立ててくれると思うのです(^-^)。

その辺に転がすだけなのかインテリア映えする置き方なのかは雲泥の差、眼鏡拭きクロス・スマホ拭きクロスのシャレた収納方法【897】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引っ越し後にインテリアを整える作業を継続しています。

このたびは、「収納」の中でも特に小さなもの、なんでもないものみたいなアイテムにもあえて丁寧に目を向け収納する例をご紹介したいと思います。

スマホ拭きとか眼鏡拭きは一応持っていたいものです。

しかし、本体と分離しているわけで、常にそばに置いているわけではなく使わない時も確かに多いです。

そんな見つけにくさも解消、そして、とても楽しいロマンあふれる収納例をご紹介したいと思います。

ワイヤー細工が美しいインテリア性のある透かしの小物入れにどちらかが視覚的に分かるよう、眼鏡拭きクロスとスマホ拭きクロスをそれぞれ収納

早速ご紹介します。

バッグ型になったワイヤー細工の小物ケース。「セリア」様のお品。最初シルバーを購入、ゴールドを追加購入。

こんな小さな世界もあるのですね。

とてもかわいいインテリアだと思います。

頻繁には使わないからこその収納です。

透かしなのでほこりの問題も注意ですが、とにかく、クロスの使う面を中表にたたんでください。

素材はシンプルなのに、とてもかわいい。

バッグ型でカチャッと入り口が閉まります。

宙に吊るす場合にも対応のホルダーも設置されたバランスの良いミニケースです。

この状態なら、その辺にこのケースを散らかしておいても、もはやそれ自体がインテリア。

その他のデザインも複数展開されていました。

100均も今やレベルが高くなったものです。

これを購入された方は何を入れて使っているかなどを聞いてみたいものです。

あとがき

このたびのことからお伝えしたい事。

それは、独自の使い方を生み出すという能動的な物の使い方です。

「素敵だ」と思った気持ちを大切にし、本来何を入れる目的で作られたものなのかを後回しにすることです。

自分が入れたい物を思うように入れたらそれで正解なのです。

骨董品の多くに存在する「入れ物」に出会った時に非常に重要な心得のようなこととしてお伝えしたいです。

「自分」の視点を大切にするフランスの文化なのでしょう、蚤の市などでは、こうした品物を独自の使い方で楽しむことも醍醐味のようなのです。

特に我々日本人は本来の作られた目的を思わず気にしてしまう考え方があるみたい。

自分で使い道を考えることができる自由も手に入れたと思えば2倍の価値ではないでしょうか(^-^)。

無地のカバーを購入し別で「巻き薔薇」を調達すれば華やかにかわいくなる、トイレタリーのインテリアのアイデア【896】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

旧居から新居への引っ越し後、いったん落ち着きましたが、その後も細かい所をインテリアとして引き続き考案中。

このたびは、トイレットペーパーカバーに巻き薔薇を飾るというご紹介です。

最初から素敵な出来上がり製品を求めるとなかなか見つかりません。

近年トイレマットはどんどん横並びの類似品が多いような気がしています。

そこで考えたのです、無地を受け入れ、更に巻き薔薇で装飾するアレンジをすればよいのだと。。

実際に新調したトイレットペーパーホルダーカバーの無地に巻き薔薇を縫い付け華やかに変化する様子をお届けしたいと思います。

バラ好きな者はマルチカラーの巻き薔薇を持っていると便利、無地に対して違和感なく3色配置できる

写真がブルー色に映ってしまいましやが実際はモカグレー。華やかな3色の巻き薔薇を調達。赤、モカ、ピンク。
巻き薔薇は、1個ずつ縦に返し縫いを1往復し縫い付け。薔薇が潰れますが、まっすぐに上手に潰します。

縫い糸は、薔薇の色にマッチさせると美しくすっきりと仕上がります。

こんな風におにぎりみたいに三角に並べたデザインに。別の案としては横一文字、縦に一文字、斜めに一文字も。

裏にミシンの糸が貫通しますがそれくらい丈夫な方が良いですし裏を見ることなどありません。

手縫いよりもミシンがスピーディーで丈夫です。

設置風景:巻き薔薇の装飾で無地のままの姿とでは随分違いが出ます。薔薇を飾ってみて初めて分かることです。

巻き薔薇は崩れやすいので、接触の無い場所に縫い付ける工夫も必要。

床に敷くトイレマットに巻き薔薇は接触により形が崩れやすいので、薔薇柄のテープを縫い付けるというアレンジも有効だと思います。

あとがき

おそらく、劇的な変化に驚かれたことかとでしょう。

薔薇の柄をどれだけ探してもなかなか思うようなものが見つからない時。。

ほとんどが量産型の無地が類似品だらけの現状に対するメッセージもあるのがこの度のアレンジなのです。

巻き薔薇は、実は思い入れのあるアイテム。

ハンドメイドバッグをやり始めた2007年頃ワンポイントとして小さなポーチやエコバッグみたいなバッグに飾っていたのです。

しばらく使っていなかったのですが、久しぶりに3色調達し、今後も出番が出てくるかと思います。

巻き薔薇はかわいくて夢があると考えます。

この考え方は、他の無地のアイテムにも落とし込めます。

既製品が地味だと思えば、巻き薔薇を縫い付けて雰囲気を変えてみると巻き薔薇のパワーを知ることになると思います(^-^)。

旧居ではキッチン用カーペットだった自作の薔薇柄キルティング地、新居では余分をカットした二つ折りで長いキッチンマットにアレンジ【895】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭に引っ越しをしました。

20年住んだ住まいを後に、本格的に事業活動を頑張れる環境への強い気持ちを大切に選択したことでした。

引越しの工夫や学びは、<引越シリーズ>として①-⑭に分けて投稿させていただきました。

その後、引き続いて、以前のまま引き継いだアイテム、新調したアイテムを「心のままに」お部屋にインテリアに配置していきました。

このたびは、旧居の時に使っていたアイテムをアレンジして、引き続き使ったアイテムとその理由をお伝えする回とさせていただきます。

あえて縫い合わせず、二つ折り使用のキッチンマット、なぜ捨てずに継続したのか

旧居で手作りのキッチンカーペットを1.5畳のキッチンに敷いていましたが、引っ越し後の新居は2.5畳。

キッチンもリビングからの延長でつながったワンルームということもあってフローリングの床へまずは吸着マットを敷き詰めました、すべての面にです。

趣味嗜好として床に絨毯を敷き詰めることが好みであり、旧居で1枚仕立ての大きなサイズのカーペットで敷き詰めていた過去。

その後時代も代わり、1マスごとのフィルタイプの流行により30cm四方の小さな吸着マットの登場で、取り外ししやすさの「機能」が生まれました。

汚れたヶ所だけをはがし、洗い再び設置できるのです。

その上に更に水場ということでキッチンマットを置くことにしたのですが、どうしても気に入った柄が見つかりませんでした。

よって、旧居時に同じくキッチンで使用していました薔薇柄のハンドメイドの「キルティングカーペット」をキッチンマットへリフォームすることにしたのでした。

作業:旧居の縁に合わせたいびつな角の形をそぎ落とし、長方形に裁断、縁は三つ折りし二つ折りで完成です。
使用風景:後に大きく広げて使ったりの融通性を残し、二つ折りを固定せずにこれで完成です。「わ」は手前。

この薔薇柄は、左隣に少し映る冷蔵庫の前のマットととても相性が良いです。

このように近くで柄や色がリンクしながら使えて、それが非常に嬉しいことです。

あとがき

捨ててしまうものと、捨てずに継続するものは、気持ちに従った判断です。

古い物は必ず捨てるのだという考え方ではないところに特徴があります。

新調アイテムがなかなか見つけられない場合は、相変わらず気に入っているのならば、以前のものをアレンジして使うということもこのたびのように可能です。

キッチンマットは思いの他短いと感じることが多いと思います。

そのような際に、お気に入りの柄の洗えるような軽さもあるキルティング生地を選び、二つ折りで使うということもできます。

気が変わったら、広げて別の場所でフローリングマットとして使うこともできます。

引っ越しは2度目。

何が自分にとって大切なのかもだんだんわかってきました。

全てを新調することが良いわけではない、これまでの継続も上手く取り入れた新しい変化ということをこの度お伝えしたかったことです(^-^)。

<引越シリーズ⑭>賃貸は引き継ぎであり大いにあり得る臭い問題、洗濯機回り・洗面所・トイレに置くと効果的な使用済みのコーヒーの活用【894】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭にそれまで20年間お世話になりました住まいを後にしました。

その時の学びや工夫を<引越シリーズ>の①-⑭に綴らせていただきました。

このたびは、最後の⑭です、最後を締めくくるのは「臭い消し」の対策を「コーヒーの出がらし」を使って行う例です。

洗濯機も設置していない、家財も何もない空のお部屋に初めて入った時に、洗濯機の排水溝から放出されていると思われる臭いがとても気になりました。

とにかく、最初に壁や窓やサンを片っ端から拭き、既成の靴箱の下の隙間などを徹底的に掃除しましたが、臭いに関しては別の力が必要なのです。

このたびは、「消臭」と「芳香」の両方を一緒に行うことで効果が倍増の作業をご紹介したいと思います。

コーヒーの出がらしを使った「消臭機能」の利用と、相性の良い芳香剤を同時に使うという実際に行った消臭対策をお届けします。

ドリップコーヒーが意外なパワーを発揮する、インテリア性の高い不織布に美しく包み、複数の箇所に設置した

役目を終えたドリップコーヒー:毎日飲むこの出がらしを別でキープ、時々混ぜ乾かしながら保管。

そのまま無造作に大きな入れ物へ投入だけでは、水分がまだあるまま固まっていると、カビが生えやすいので、コンスタントに混ぜながらゆったりとした容器で乾かします。

余っていた小さめのステンレスの「おけ」で行いました。

大きなお皿やボールでも良いと思います。

コーヒーが乾いたら、不織布に包んでまとめていきます↓。

不織布に包んだコーヒー:ここからがインテリア、たまたまあった無地の不織布では味気ないと柄を調達↓。
無地よりも柄の方が一層インテリア性が高まると考えます。コーヒーは数か月で交換して効果を持続します。

このたび冷凍庫に入れていたコーヒー(ドリップタイプ)がスイッチを切る時にまだ残っていたので、残りを廃棄することになりました。

そこで、もったいないので、捨てずに臭い消しに利用したのでした。

意外ですが、コーヒーが臭い消しになることを過去に聞いたことがあったのでした。

不織布は、およそ25-30cm四方にカット、風呂敷のように十文字にコーヒーを包みます。

さて、効果なのですが、最初は強力なコーヒーの香りが漂いましたが、数日で消えておさまっていきます。

そして、不思議なことに、排水溝から放出される臭いを包み込むように、それを飲み込んでいくかのようなことが感じられ当初の臭いが消えたのでした。

不織布1枚だけだとコーヒーがこぼれることが心配なら、二重にしてOKですが、置いているだけなら一重で十分。

その辺りにポンと置いてあっても立派なインテリアです。

コーヒーの香りに相性の良いような「芳香剤」との共存風景

コーヒーの香りもコーヒーと分かっていれば良いですが、芳香という更なる段階を目指すと少し不足です。

更に一歩段階を上がったような、心地よいフレグランス的なにおいを求め、「芳香剤」を組み合わせて近くで共存します↓。

洗面台の下両サイドでの使用:左右対称に置きました。映っていませんが、上に芳香剤も置いています。

上に置いた芳香剤はローズのような香り(お部屋用)です。

洗濯機回り:物件が面白い作りで洗濯機置き場が扉付きのお部屋。右側にコーヒーを置きました。

ここは、冒頭での臭いを一番感じた場所ですので右にコーヒー、左に芳香剤の柑橘類系のにおいタイプ(お部屋用)を設置。

トイレ:窓付きのトイレが有難いのですが、真ん中に芳香剤(トイレ用)を両端にコーヒーを設置するスタイル。

あとがき

これまで連続で①-⑭まで投稿させていただきました、<引越シリーズ>はこの⑭で終了です。

お読みくださいましてありがとうございました。

この後も少し、引っ越し関係の内容を投稿させていただくことがあります。

引っ越しというものは、なかなか奥が深いものです。

たった900m程の近隣への転居であったにもかかわらず、随分大きなリセットであり、リフレッシュだったと思います。

偶然なご縁としましては、旧居も1998年製の30m2程の間取り、この度の新居も1998年製の30m2程の間取りというぴったり同じの「シンクロ」が起きていました。

新しい気持ちになると同時に、この引っ越しを決めたことを心から納得しています。

そして、この2022年の2月の頭の引っ越しを境にその後様々な大きな出来事や大きな変化が起こっていきました。

当ブログ記事は2022.02.28の最初の投稿からおよそ2年半後の2024.08.04にブログ記事の「手直し」の順番で追記や補記などの見直しをしています。

まさにこの文章は今2024.08.04に追記している部分。

今振り返って思うことは、この時が大きな人生の転機だったと思います。

その後これまでのことが大きく変化し、初めての境遇に出くわすこともどんどん起こっていきまして、現在の2024年もまだまだ変化中です。

良いも悪いもそうした体験からは「学ぶ」ことしか選択肢はありません。

この先の努力する事業の発展と人生の行く末の為には起こるべくして起こったことであり、そのきっかけを作ったのも引っ越しの決意が元であったかと。

決してその決意は間違っていなかったと今でも思っております(^-^)。

<引越シリーズ⑬>キッチンの水や油よけ対策の壁紙の柄はこれがお勧め、繰り返し柄が目印になりカットしやすくしかも美しい「ダマスク柄」【893】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭の大掛かりな引っ越しを、<引越シリーズ>①-⑭にまとめてブログ記事に綴らせていただいております。

このたびは⑬、新居への荷物搬入後、段ボールを2-3日がかりですべて開封、いよいよ細部をアレンジしていきました。

そこそこ片付いて、水回りなどの使い勝手や対策へ目を向ける余裕が出てきたのでした。

キッチン周りの汚れ防止の超基本の場所、紙製のダマスク柄の壁紙の利用で白い壁とガスやシンク周りの白ゴムを覆った「飛び跳ね防止」

まずは汚れが比較的起こりやすい毎日使う場所、「キッチン」からのスタート。

「まずはここ」というのが、キッチンのガスの奥やシンク周辺に溝を埋めるように白いゴムが美しく貼られています。

旧居での悩みは、あのゴム自体が汚れて、黒くなってしまい黒い点々が結局落ち切らなかったことでした。

ネットで得た情報の「ティッシュに含ませたキッチン用ブリーチ剤を何度か当てる」なども実行してみたのですが、結果、半分くらいの効果に過ぎず、完全ということにはなりませんでした。

よって、この教訓から、最初の時点でこそ、そのゴムの部分をまずは覆うということをしていきました。

油ガード:油飛び跳ね用の柄入りを「セリア」様で購入。この後調達の壁紙のダマスク柄と相性◎。

この油対策用の柄に合わせて、水飛び対策の紙製の壁紙も、似た系列の繰り返しの柄にしました。

この「繰り返しの柄」が功を奏します。

非常に融通が利きまして、カットするケースなどにものさし要らずなのです。

柄が整然と並ぶので、ある一部分を目印に同じ場所を見ながらカットしていけば結果まっすぐに切れているといった優れもの。

この壁紙は、「機能」と「おしゃれ度」の2つを兼ね備えており、非常に共感できる優れた商品でした。

ダマスク柄:繰り返しされる整った柄は、カットしやすく目印になる箇所も豊富でものさし要らず。
おしゃれ度と良質さ:寄ってみると、この凹凸感にも意味がありそうです。しなやかで良質、色はアイボリー。
カットしてつなげることも可能:左寄りに見えている斜めに映る筋は接結部分。非常に使い易い柄なのです。

こういった繰り返しの柄は、つなげる時にも柄を合わせやすくなっているのです。

つなげる時は両面テープが良いです。

本当にうなるほどの感動でした♪。

溝のゴムを完全に覆いカバーする位置にフルに貼りました。上部は最低限を画びょうで留めました。

下は画びょうは使いません。

ここで注目の箇所があるのですが、一番先端部分の形状です。

少し折れ曲がるゆとりをあえて確保、ここが最初にお話のゴムに水が付かないように徹底ガードしてある様子となります。

近寄ってみますと、こんな感じ。自然にふんわり曲げてあるのだけれど、お水が入り込みにくくなっています。

これで、旧居での悩みを新居で活かすということを1つできたような気がします。

このおしゃれなダマスク柄の壁紙は、楽天市場の「壁紙道場」様です。

あとがき

このダマスク柄の壁紙・ガス用のアルミいずれもふきん(ファイバークロスが落ちやすいです)でも掃除ができます。

撮影用にも、リビングの壁クロスとしても使えるようです。

このたびはキッチン周辺の水飛びに、インテリア感をたっぷりと演出するような使い方をしてみたのです。

飽きが来ないアイボリーカラーも元のお部屋の壁紙の白に馴染み正解でした(^-^)。

<引越シリーズ⑫>新居への引っ越し荷物搬入直後の焦りの解消、必要な物だけを最初に取り出し、疲れないマイペースな取り出しの数日を送る【892】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭にそれまで20年間の住まいを後に引っ越しを致しました。

その際の学びや工夫を<引越シリーズ>としまして①-⑭に綴らせていただきました。

⑩からが引っ越し後の作業でありまして、この度の記事は⑫です。

いよいよ前の住まい(900m程の近距離ですが)から引っ越し業者様に運搬をしていただきまして、午前中に荷物搬入が完了しました。

その直後の風景と気持ちを中心に綴ってまいります。

⑥のラベルシールの効力がここで発揮された、まずは一番最初に取り出したい荷物の段ボールをラベルを手掛かりに探した

引越直後の新居内の風景:ぎゅうぎゅう詰めといった感じです(^_^;)。さすがにここまでの圧迫感は焦りました。

引越しは、午前中の部ということで正午に搬入は終了しました。

しかしながら、引き続き午後から片付けて新居スタートなどということはとても無理なボリュームでしたし、後の【910】の記事でもお話させていただきましたが、この日の午後に旧居へ最後の大掃除に出かけています。

ここからまるっと2日間、大荷物はこのような状態のままでした。

引っ越し業者様に聞くと、この荷物はかなり多い方になるそう。

そんな時に、事前に貼った段ボールのラベルシールを見て、ピンポイントで必要な物を取り出したり、先に出すと効率の良いものを選べ、ここでラベルシールの効果が発揮されたのでした。

段ボールから出したら、スーッとシールをはがし、ガムテープをはがして、段ボールを畳んで片付けていきました。

引っ越し業者様は、後日の当方からの連絡によって、段ボールの使用済みを引き取りに来て回収してくださるシステム。

3日後くらいに引き取りに来ていただき、ほぼリアルタイムで整理ができたのでした。

大量の荷物に圧倒され焦りや不安もありましたが、こうした安心感も得られ、非常にありがたいシステムでした、ありがとうございました<m(__)m>。

あとがき

引っ越しによって、インテリア分野の学びも同時に増えました。

やはり、インテリアがただ飾るためのものではなく、整理整頓も相まったものだということを実感しています。

この度の引っ越し直後では、臨時の設置としまして早速パソコンをつなぎ、本来の場所ではないキッチンテーブルの上で作業していました。

パソコンを臨時で置いていたその後の風景:その後は元のキッチンカウンターテーブルとして利用。

この写真の部分にパソコンを最初に置いていたなんで想像が付きにくいでしょう。

もうここしかないという感じでしたが、これによって事業やいろんなWEB作業も間を開け過ぎずに継続できました。

引っ越しにおいては、この荷物搬入直後が一番パワーが必要な時かもしれません。

<引越シリーズ⑪>床マット敷き詰めの時のでこぼこ部分、でっぱりの両端にハサミを入れてなじませたらぴったり敷けた【891】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在2022年2月頭に行いました引っ越しの際の工夫や学びを<引越シリーズ>の①-⑭に投稿しています。

⑩からが新居での作業となっておりまして、前回の⑩で床マットを敷き詰めた作業の結果、でこぼこしたラインの場所が気にかかりました。

このたびの⑪では、⑩でいったん敷いた床マットの端っこのでこぼこしていたラインを整えていく工夫をしました。

このちょっとしたでこぼこ部分にどう密着させてマットを敷くのかという工夫をした結果がなかなかのものでしたのでご紹介したいと思います。

出っ張った部分の両サイドにカットを入れることで、でこぼこに吸着マットをうまくなじませる策の成功

床マットの敷き詰めに拘りたい場合、どうしても、柱とか支柱のでこぼこに当たることがあります。

丸ごとマットをいったん敷いて、浮いた部分を左右2箇所縦にまっすぐにハサミを入れます。3mm-5mm程です。

こういった幅が数センチのでっぱりがドアの横にはあることが多い物件です。

少しのでっぱりですが、ハサミを入れると入れないとでは大きく差が出ます。

そうして、カットによって柔軟になったマットを柱のでっぱりに密着させて完成です(^-^)。

とても簡単な方法です。わざわざマットをあれこれカットしてパズルみたいにせずとも、少し切り込みを入れるというだけで良い結果が出たのでした。

わずかな労力で随分効果が出るようなのです。

思えば、旧居の20年間のスタートの2002年は、まだこうした30cm四方の細かい床マットは業務用に限られていたのではないかと思います。

面積の大きな絨毯を特注し、お部屋のいびつな隅っこの形を作図して仕様書として提出し、いびつな切り口をすべてミシンでロック処理をしてもらったオーダーメイドをした覚えがあります。

それほどまでに敷き詰めにこだわっている過去の自分は現在と全く変わっていない部分でした(^_^;)。

早速住んだその年にもう紅茶をこぼし、一部分大きなシミを作ったという苦いエピソード付きです。

ただ、大きな1枚物は取り換えに融通が利かないですし、ある一部分だけの汚れを落とすにも、丸ごと取り換えるにしても易しい作業となるのです。

あとがき

そもそも賃貸物件は凸凹なラインの縁であることは多いのではないでしょうか。

なかなか箱のような四角いお部屋はかえって珍しいです。

現在の物件もそうなのですが、決まってドアの横が枠の木製柱とのコンビの作りで、ドアの多いお部屋でもあるということがこのたびの場所が複数あったこととリンクしていました。

細かいところまで整然と敷き詰めたい場合に是非この度のやり方をご引用下さいませ(^-^)。