新型アクセサリーのご提案、蝶ネクタイをペンダントトップにアレンジ製作するための蝶ネクタイ専用の型紙2パーツ【1005】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ワードローブの中で1つ悩むことがありました。

それは、素敵ながらも難しい色のボトムの色と柄でした。

これに合わせる「トップス」がなかなか見つかりませんでした。

そこで、白のフレンチスリーブブラウスを持ってくるところまでは進みました。

その続きの工夫をこの度ご紹介したいと思います。

ここまで上下がそろったら、後は小物ということになりまして、蝶ネクタイを自作していくことに決めました。

とはいえ、クラシックな装いではなくカジュアル感を出していきたいと、その出来上がりのリボンにチェーンを通したペンダントにしようというアイデアなのでした。

このたびは、型紙をご紹介するとともに、蝶ネクタイを今すぐお求めだったり、「演劇や舞台用」などであればハンドメイドの方が舞台を作り上げる意味も深まると思いますので、是非。

暑い季節には、スカーフやネクタイに対して気持ちが乗らない場合の、「蝶ネクタイペンダント」のご提案

スカーフやストールも襟元にアクセントとして活用できますが、特に暑い夏に向くアレンジとなります。

そんなことを考えた結果、スカーフと同等な存在感も可能な蝶ネクタイのペンダントを思いつきました。

本格的な蝶ネクタイだと、スタンド襟の所にベルトを通してきゅっと襟元をしめる着け方なので、とてもクラシックで、お出かけ用にシーンが特別になりそう。

そこで、日常向けにでも蝶ネクタイのモチーフだけを引用させていただく、本来の蝶ネクタイの製作過程のベルト部分を省略したものです。

ベルト部分というのはリボンの真ん中のパーツではなく、首周りに取り付ける時の長いベルトのことですので、これは省略しますが、「真ん中:ノット部分」は専用の型紙を作り合体していきます。

通常ペンダントトップはここまで大きなものではないので、お好みで小さくもできますが、いかにも蝶ネクタイを着崩しているかのような面白さがあるのではないかと考えました。

よって、ほぼ基本的な蝶ネクタイのサイズでいきます。

右のループは6.5cm四方、とても単純です。

それで、一応地の目の向きはこのように型紙は作りましたが、ネクタイのようにバイヤス向きに裁断したい場合、柄がストライプを斜めにかっこよく出したい場合にこの小さめの型紙の向きの角度を変えることでそれが実現できます。

小さな面積ではありますが、こういったものは柄の出方は重要なので、拘りに合った向きで裁断されたら良いかと思います。

型紙はとりあえず、ストレート裁ち用にノーマルな向きにしてあります。

この度の実際の完成品は、実は自前のものなので、ある1点の出来上がりの古着ネクタイを解体してリメイクして作ったものでした。

よって、「著作権の遵守」の為に完成品を写すことを控えさせていただきました(^-^)。

ただ、それでは、とても残念過ぎますので、後日、新品のはぎれで別で作ったサテン地の花柄生地のお写真をこの後掲載します。

次の【1006】という番号のブログ記事で作り方一式をご紹介します時にも出てきますが、とりあえずここでその完成品のお写真を先に掲載したいと思います↓。

次の番号のブログ記事【1006】でもご覧になれますが、リメイクではない方の完成品。上の型紙で製作しました。

あとがき

コーデは本当に楽しいですが、難しい局面もあります。

特に古着であると、代わりのアイテムがなかなか見つかりにくくて困難な場合がありますが、そこをクリアしていったときの喜びがあってこそ熱が入ります。

そんな難しい局面こそが、ニーズだと思っておりますので、時間がかかったり躓いて悩んだことこそ是非お伝えしたいと思います。

いくら、「着崩す」と言っても、元の蝶ネクタイの本来の上品さやクラシックさは残す方がかえって意味があると思っておりますので、そんな「着崩し過ぎないバランス」を伝えできればと思います(^-^)。

型紙は礎(いしずえ)的存在、縫製工場の現場の方が実際におっしゃっていた、定期的に型紙にもアイロンをかけるのだと【1004】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

型紙はハンドメイドバッグを作る時には「命」とも呼べる最も大切なアイテムです。

これによって、ほぼお品物が決定付けられるので、大切に保管しておきたいもの。

ただ、面積の大きなものなので、どうしてもたたむ収納にはなってしまいます。

アパレル業の大きな封筒入りの畳んだ型紙を何度も過去に拝見してまいりましたが、確かに、畳んだものを広げた時の「折り線の影響によるずれ」が気になるものです。

そして、中国の縫製工場の中国人の方とのお電話(日本語ペラペラ)の中で、「型紙にもアイロンをかけるのですよ」という言葉を聞いたことがありました。

現場のことをこんな風に教えて下さった貴重なエピソードです。

このたびは、実験を兼ねまして、すぐに破れてしまうような質の型紙用紙がくしゃくしゃになった状態にアイロンをかけてみたいと思います。

型紙の作り直しはまだ先でもよい、決して邪道でもないアイロンに型紙をかける作業

裁断や、たたむ収納によって線が付いて数ミリのずれが気になるところ。

それをびしっと伸ばすということでも、アイロンは有効なのです。

ご用意しましたのは、比較的小さなパーツですが、実験用です↓。

こんな風にわざとくしゃくしゃに丸めてみました。広げると縁が安定感なくすべて浮いています。
そして、よくあるケースとしてたたみ線も付けてみました。
アイロンの温度は「中の弱」くらい。紙はアイロン熱に対しては結構対応できるものの、是非お気を付けを!!。

表面がガンガンに熱くなるようなことは危険ですので、くれぐれも温度を中以上にしないようお気を付けください<m(__)m>。

アイロンは圧力を強めにある程度ゴシゴシこすっても良いかと思います。

そして、こんな風にびっしりとなりました。さすがにくしゃくしゃの「皺」は跡として残りました。

ただ、外枠線はまっすぐになりましたので、裁断が可能です。

折った線に関してはかなり効果がありして、ほとんど映っていないところまでアイロンで消えました。

以上が、簡単な実験でした。

こんな風に裁断前にアイロンを型紙にかけることで生地の裁断がより正確にできる方向へとフォローできたら素晴らしいです。

あとがき

あまりに傷みが激しい場合は、新しく作ることもリフレッシュに大変良いと思いますが、頻繁にそうしなくても、このたびのような「アイロンがけ」は型紙用紙のコスパも高まります。

ちょっとした雑貨を作るくらいならと型紙無しで適当に作ってしまうことがあるのですが、単純な長方形であっても型紙用紙を使ってきちんと作ると、その品物は雲泥の差です。

型紙のパワーは、「美しいラインを正確に作ってくれる」所にあります。

技術に自信が持てるのも、元々、型紙をしっかり作るところにその基礎があると思うのです(^-^)。

1,000投稿を通過した今振り返るブログのカテゴリーを10種設置は、1つの分野だけに特化し過ぎることが長続きを妨げる「縛り」からの解放だった【1003】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、当ブログの採番が1,000アップを通過致しました。

YouTubeとの並行投稿ですので、同じくYouTubeも通過したことになります。

思えば長い道のりではありましたが、2018年3月末からの当ブログ投稿スタートで考えると、毎日投稿で1,500行っていてもよいと思いますので、ペースは決して凄まじいというほどのものではありません。

最初の頃、なかなかペースを作ることができませんでしたところを、きちんと自らのスタンスを作って「こう進んでいく」という形を決めたのが200投稿くらいのこと。

そして、事業主の包み隠さない実態として、事業分野以外の生活の分野なども取り込んだ、10のカテゴリーをきちんと設置しました。

もうそこからは前進するのみで、ルーティーン化していき、「投稿しやすさ」が生まれ、当初の苦しさは全く感じなくなりましたことが大変有難いことです。

常に今この瞬間1つ1つが、この10のカテゴリーのどれかを今やっているということです。

「表の顔」と「裏の顔」などをあえて作らないようにしているのです。

毎日の日々の事業活動、それ以外のちょっとした娯楽部分や、ルーティーン作業なども含めます。

とにかく眠って意識がなくなっている以外(目を閉じるだけの瞑想的なことは起きている時の活動に当たりますので<食・健康>のカテゴリーなのです)のことをすべてがブログ記事に、YouTube動画に投稿されるのです。

事業活動はファッション系ですが、その事業活動が日常のルーティーンと無関係なのかというと、むしろすべてがつながっているのだと実感しています。

会社に勤めていた時は、「勤務」という体制ですので、「on/off」などと言った言葉もあり、別世界を行ったり来たりしているかのようでした。

「個人事業主」はその点では、生活と密着していて自分の裁量ですべてが動いていきます。

これが得手不得手は分かれるところであるかと思いますが、とてもこのスタイルが合っていることが分かっています。

ベテラン「Youtuber」様から見れば、10ものカテゴリーを設けて、随分的外れな投稿の仕方をしていると映るのかもしれません。

しかし、そこは、ちゃんと考えて「永久的に続けられるやり方」と「自分が一番幸せなやり方」を一番に考えた選択の結果なのです。

もし、「ハンドメイドバッグ」の分野だけをひたすら投稿し続けていたら、おそらくここまで続けてくることはできなかったかと思います。

人間の体が、内部のいろいろな臓器などの機能で最善の状態であるおかげで健康でいられることを考えれば、脳1つだけがずば抜けていても成り立たない、他の部分(血・肉・骨・臓器)のバランスがあるおかげで良きアイデアが浮かんだり、一歩飛躍出来たりするという考え方からです。

「YouTube」「ブログ」で連動する10個のカテゴリーのご紹介

先に、10のカテゴリーをお伝えします。

1/10:材料・・・ハンドメイドバッグの生地や糸などの附属品の働き。

2/10:製作・・・完成したバッグの姿や途中のその時しか見れない内側。

3/10:はぎれ・・・余った生地を使った小さいアイテムの製作アイデア。

4/10:HMB教室・・・確立したノウハウを「この道」を歩む方に共有・伝達。

5/10:事業・・・事業におけるあらゆる「集客」「経理」すべてのアイデア。

6/10:読書・・・分野を問わない「本」「映画」の感想や読み解き。

7/10:食・健康・・・日々のすべてのエクササイズやタスクのルーティーン内容。

8/10:リフォーム・・・古着好きならではの傷みやサイズ調整の作業のノウハウ。

9/10:コーデ・・・一番の得意分野、ファッションから整理整頓のワザ。

10/10:ジュエリー・・・「本物」を扱う業者のジュエリーへのフラットな目線。

以上の10項目に分類しながら、すべてのYouTube動画とブログ記事を1つずつの細かい記事単位で互いにリンクしながら導線をお作りしています。

あとがき

「ブログもネット検索内で目立つものにしたい、YouTube動画も再生回数やチェンネル登録者数を伸ばしたい」という気持ちはもちろん持ってはいます。

しかし、それを一番に考えてしまうと、投稿内容が非常に縛られた環境の中で苦しみながら作るものになってしまうのです。

バズるための動画のタイトル、大袈裟過ぎるサムネイルだったり、タイトルにとがったような言い回しをあえてすることは、その時々だけの瞬間のものではないかと。

そこに一生懸命になり過ぎると最終的には、本当の気持ちとあまりにも乖離した行動をしなければいけないことに対して失望し疲れ果ててしまうと思っています。

そうして、ある時から目標をわずかな2つの事に絞りました。

1つは、「末永く続けられるような投稿」、もう1つは「ルーティーン化した日々のただの記録」という意識です。

こうの2つだけを意識した投稿をし始めてからというもの、投稿自体がうんと軽くて楽な気持ちでできるようになりました。

そうして、投稿したいアイデアが沸々と湧いてくるかのように感じるという変化がありました。

そして更には、「1日1投稿するべきだ」とか、「1日1投稿では登録者数が増えにくい、数日間空けての投稿の方が良い」などということが、いかにYouTubeに対する固定観念であることかと思えて来ます。

そういったしがらみがない環境こそが、ここまで来れた理由の1つだと思っています。

このたびご紹介しましたカテゴリー10種は、結局は日々の単なる活動記録であり、10の内のどれかの1つをその時々でやっているに過ぎないということです。

とても単純でシンプルなライフスタイルなのかもしれません。

特別ではないように感じるかもしれませんが、長く続けていくということにこそ、とにかく一番に価値があると思っています。

長く1つの物を大切に使ってきたこと、1点の洋服を末永く着ていくこと、こういった何でもない日常の積み重ねが、他の事にも影響して「末永い」というキーワードを常に考えるようになっていったのです(^-^)。

<経理>「デッドストック」はおしゃれアイテムみたいな言葉、しかし、経理目線で見ると日の目を見なかった「長期保管在庫」なのだ【1002】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフもここへ来て15年程、お洋服のすべてが古着です。

様々な様相の古着を見ながら、時々ラッキーなことがあります。

それは、元の値札が付いたまま購入した古着がなかなかのレベル。。まさに「デッドストック」ではないでしょうか。

この言葉で販売される場合と、ただの古着として、「結果値札付いてた。。」というあっさりとした販売の仕方もあり、このたびは後者でした。

見てきた限りでは、この「デッドストック」という言葉を大々的に謳っていないお品の方が本当の意味での掘り出し物があるような気がしてなりません。

素敵な物は最後まで埋もれて隠れているのではないだろうかと、そんなストーリーが思い浮かぶのです。

「デッドストック」という言葉の「解釈」の勘違い、もう生きていない在庫だから無価値=¥0というのは間違い

ストックは「在庫」のこと。

デッドはその言葉通り、「死んだ」ということで「死に在庫」です。

かつては、「デッドストック」というのは商品価値が¥0になったものだと思い込んでいたことがあります。

しかし、業者様は、実際デッドストックとして販売しているお品は、棚卸をし価格をアップする事実があり、商品の価値が生きているものだということを後から知ったのです。

「デッド」という言葉は、長年売れていない不良在庫ということで使われた言葉で、「死んだかのような。。」くらいの解釈が正解であり、実際は、¥0で存在する在庫では決してないのです。

よく考えればそうでした(^_^;)。

¥0で廃棄処分を帳簿上でしておきながら、また継続して販売するなど矛盾、販売している以上帳簿には価値が残っていると考えます。

「デッドストック」と大々的に謳われた品物の実際の質はどうだったのか

古着好きの方にとってみれば、「デッドストック」というタイトルは魅力的で、むしろ、価値が高い物としてとらえる方も多いと思います。

しかし、これは、販売側にとっては、とんでもなく古い過去の売れ残りをうまく売り切るテクニックなのかもしれません。

実際に「デッドストック」と謳われていて購入した過去のものを2つ回想してみます。

1つは、スポーツ用品のロゴ入りの1970-1980年代のもの。

その頃というのは、スポーツ用品のポロシャツ、ジャージなども日本製が多かったのです。

その後、1990年前後から製造がほとんど海外へシフトしていったわけで、その前のものというのが良質な良い作りのお品が見つかるようです。

このスポーツ用品のデッドストックは納得のお品物でした。

もう1つ、バイクに乗っていた時代に前に使用していたグローブの本革のものを片方落としてしまい、探したものが、「デッドストック」と一応謳われていたブランドのグローブ。

しかし、かっこよさはあるものの、合皮であることと、同じ物が量産されている様子もありありと見て取れ、良質なお品物と呼ぶにはいささか疑問でした。

こうしたエピソードから思うのは、やはり謳い文句などは当てにならない、自分の目で見た判断こそが頼りになるということになります。

実際の会社の中で経理部に所属していた過去でしたが、「デッドストック」という言葉は会社内では使わなかったです。

どのくらいの期間の売れ残りなのかが分かりにくいファッション的な言い回しとは反対の堅い言葉があります。

それを会社内では「長期保管在庫」と呼んでいました。

その長期というのがどのくらいの年数からカウントなのかのルールがそれぞれあるわけですが、この「長期保管在庫」という言葉で、堂々と胸を張るような事態ではないことをイメージさせるのです。

ということで、「デッドストック」という言葉は、売り手側の都合の良い「販売テクニック」の1つという見方も持っていた方が、本当に良いお品を目視によって自分の最終的なジャッジで手にするためには良いのではないでしょうか。

あとがき

ネットの写真であっても、自分の目で見たすぐの印象や直観などは非常に大切。

言葉に翻弄されてイメージだけで信じてしまうのではなくて、自分なりの着眼点を持った購入の仕方があると良いです。

「デッドストック」などという言葉がわざわざ使われていなくても、値札がそのまま付いていて、綺麗でたたみじわさえ残っていて、そのお値段も高価であるということで、初めて購入側が、「デッドストックのようなものだ」と思えば良いのですから。

本当に素敵な物というのは目立たずに、ひっそりと隠れている、随分と奥ゆかしき物なのかもしれません(^-^)。

メリハリある黒白コーデを作ってみたい、白いブラウスに定番に付けられる生成カラーのボタンから真っ黒のくるみボタンへの交換【1001】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「お洋服をもう少し自分らしく変えてみたい」という願望は、「ボタン替え」でかなり実現できることがあります。

これまでも幾度となくいろんなアイテムのボタンを交換してきた過去があります。

その理由は、ボタンが元々馴染んでいないような気がしたということもあったのですが、合わせたいお洋服により合う方向へ寄せたいからという理由もありまして、このたびもどちらかというと後者。

ボタンを交換するだけでここまで印象が変わるのだという不思議さや面白さを味わって下さいまして、なぜ「無難」よりも「一癖」の方へ寄っていくのかを解き明かしたいと思います。

黒コーデをしたい、あえて黒との相性をヒントとして提案したような、元の生成カラーを真っ黒のくるみボタンへ交換するリフォーム

このたびとてもラッキーなことがありました。

古着ではあったのですが、値札の¥19,000が付いたままの新品の麻/100%のブランドブラウスを入手できたのです。

特にこだわって収集の「エンポリオアルマーニ」様の中には見つからなかったことで他のブランドを探した中で見つかった偶然、「麻のレトロな感じのブラウスが欲しい!」と思って出会った1品になります。

「MAX SPORTS」様のお品、レベルあるブランド様です。

before:元はナチュラルなボタンが付いていることがが使いやすいのですがあえてクセあるものに付け替え↓。
after:白地に黒いアクセントとして、黒のくるみボタンを配置。以前よりも黒コーデがしやすくなりました。

beforeよりもafterの方が、黒コーデへいざなわれているかのように感じるものです。

よくある白シャツに1つの解答をくれたような、「これしか合わない」とまで思わせるクセのある黒ボタンの存在感なのです。

あとがき

一癖出ることで、あえて分野が絞られる分かりやすさが生まれましたこのたびのボタン替え。

確かにbeforeの方がボトムの選択肢が豊富であったことかと思います。

しかし、「一番のコーデ」が見つかることがこの無難なボタンのせいもあり未知のもの。

一方afterの方は、ゴールが近い感じがするのです。

時々浮かぶ言葉がありまして、「万能は無能」というもの。

随分に非情なフレーズではあるのですが、このことは、いろんな分野にもヒントになるものです。

マーケティングにおいても、ターゲットを絞ることがかえって濃いファンが付くといったようなことにも。。

「1つだけ最高のゴールがあればよい」という考え方は、いろいろなところでそう思うことがあります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

一作目を観ずしていきなり二作目の鑑賞は問題なかった、後から知る情報に心震えるキャストのストイックさ【1000】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「日本経済新聞:夕刊」のカルチャーの面の、「シネマ万華鏡」というコーナーに毎回目を通しています。

1週間に一度です、話題の映画や記者様が実際に観賞された映画が紹介されています。

私の映画情報のアンテナはこんなところです。

ファッション系の映画に関しては、どことなく情報をいただき知ることになりますが、分野が違うこの映画、「トップガン マーヴェリック」が「シネマ万華鏡」で紹介されていたことがきっかけです。

「あの有名な1980年代の映画が続編になったんだ」と思いましたが、前編は観ていなかったのでした。

当時は中学生でしたが、前編を観ずして突然続編を観るということに対しても、特に支障はなく、その想定をしながら制作されていたと思います。

「トム・クルーズ」様の映画作りに対する情熱は多くの方が知るところ、ここ数年では、「ミッション・インポッシブル」を観たりしていましたし、本物のアクションを自ら行う拘りからも、映画史上に残る俳優様であると思います。

初作の「トップガン」は1986年の作品、今、36年の長い時を経ての続編。

映画を観てすぐ後は、キャストが気になるもので、その後数時間はその映画に酔いしれてしまうものです。

映画館で観る映像は、その後脳がどうにかなっている程不思議な感覚で、あれが大きなスクリーンで観ることの良さだと。

YouTubeでは、早速その映画の構造などに解説がなされていたのでしたが、ネタバレ禁止のもと、映画の構造を中心に解説されていることが多いです。

当記事では、悩んで答えが出ないような数々の局面で1つの選択をしていく主人公に感動した点をポイントにしたいと思います。

2度同じ言葉が繰り返されていた、「難しい選択」という局面が一番気になった

主人公の「マーヴェリック」は、確かな腕前の一流空軍パイロット。

そのような技術を持ち合わせた人でも、時に、「難しい選択」があり、これまでも幾度かその局面に対応。

この続編(2作目)の中では、「難しい選択」という言葉が、「ペニー」から二度語られました。

彼らは、命がかかわる究極な状況の中での判断であるからなおさらではありますが、これは多くの人が同じ局面になる時に共有できる部分としてとてもとても響きます。

飛行の場面などは全く無知で申し訳ないくらい分かりませんが、あの飛行の撮影もキャスト全員が実際に操縦しているリアルさがポイント。

正面だけのカメラアングルがひたすら続くことでかえって緊迫感から感じられ、この事実を、後日拝聴したインタビューで知ったのです。

制作に対する情熱がすべてのキャスト様からも感じられ、映画内の主人公の「マーヴェリック」の教官的立場のキャリアと「トム・クルーズ」様の監督的な現在のキャリアが1作目からの36年後の「今」として重なるところだと思います。

あとがき

この映画の場合、やはり映画館の巨大スクリーンで見ることの価値があるようです。

現在テレビも持たず、サブスクのコンテンツプラットフォームなど(「ネットフリックス」など)も全く利用していませんので、映画は貴重です(^_^;)。

<おかばん拝見>日常的な使いこみに味わいの素敵さを見た、バッグそのものよりも素敵な持ち方や味わいを教えてくれたキャラクターバッグユーザー【999】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

<おかばん拝見>というサブカテゴリーで、街角の素敵なバッグの持ち方、その姿を印象だけで記録に綴る回でございます。

実際に拝見しましたきらりと光るものがあったバッグを含む全体コーデの姿の感想を綴ってまいります。

直接持ち主様とは接触していないので、見た感じだけになりまして、「これでレポートなのか」と言えるようなものですが、他の人から見た映り方という視点では興味あるピックアップ場面ではないかと思います。

その自由なスタイルが見る者をリラックスさせてくれるバッグの持ち方、使い込んだキャラクターバッグのブルージーンズとの馴染み方の素敵さ

このたびは男性でした。

ブルー地の「スヌーピー」のキャラクターバッグ、賑やかな明るいマルチカラーでした。

A4横くらいのサイズで取っ手が長めのキャンパス地だと思います。

街中で見かけた何でもない袋みたいなバッグ。ブルージーンズに馴染み、いかにも日本人離れした装い。

日本人離れという言葉通り、外国人男性でした。

年齢は60-70歳くらいの方、学校の教師などをされているのかもしれません(あくまで想像です)。

特に丈夫なお仕立てということもないようななぺらぺらの一重仕立てのサブバッグのようなキャンパス地のマチ無しのバッグでしたが、ベースのブルーカラーがブルージーンズにリンク。

そして、中身が結構入っているのでしょう、取っ手と本体の間が引っ張られて変形したようなフォルムになっていました。

ただ、これが、頑丈に作られたものでもないことで、たくさん中身がずっしり入っている様子を表していて、その方のざっくばらんなスタイルを感じました。

特にお洒落に気を遣うような、毎日バッグを交換している生活ではなく、決まってこのバッグを持ち歩いておられることが想像できます。

ハイブランド品のバッグとは全く対極にあるようなキャラクターバッグでしたが、その人となりが表れるような持ち方が素敵だったシーンでした。

あとがき

バッグそのものの素敵さだけでなく、持ち方も見ることができるのは非常に参考になります。

サブバッグの領域のような袋物であったのに、本人様の使い方でメインバッグとして堂々たる明るいお姿で持たれているところが素敵なのです。

「サブバッグなのです」、と販売する側が謳っても、結局ユーザー様本人しだいだということです。

「こうあるべきだ」という持ち方を見事に打ち破る素敵さを拝見したような気がします(^-^)。

昭和時代の面影を残した金銀バイカラーネックレスの素敵な活かし方【574】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昭和の頃の古いネックレスが今見るととても新鮮です。

30年くらい経過した古物は、かえって新鮮味も感じることが不思議であり魅力なのです。

ちょうどそんな経年の頃に古い品物が新しく感じてくる不思議が、ファッションの流行のらせん上に重なる気がします。

このたびは、もとは祖母のものだった1点の特徴ある金銀バイカラーネックレスをあれこれ試行錯誤しながらのジュエリー同士の組み合わせの変遷をお伝えしたいと思います。

特徴あるデザインなのですごく難しく、最初は同じデザインじゃないと合わないと思いながらのスタートです。

どうぞ、興味深く見ていただければと思います。

もとは、祖母のものだったのこぎりの刃のようなデザインのネックレスの活かし方

祖母のものだった昭和時代の貴重なネックレスを当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに取り込みました2020年7月のこと。

最初はこれ1点に他のジュエリーを合わせていく形でした。

セット組(前案):ブレスがネックレスと同じデザインのK18YGのみでできているミラクルに感動。

ギザギザ感のあるのこぎりの刃のようなモチーフとそろえて、リングも多角形やスクエアモチーフを選んだ組み合わせにしました。

ネックレスは、K18YGとPT850のコンビ。

リングの多角形の方が同じ金銀のバイカラーになっていて色がリンクします。

もともと金と銀は色ではとても違和感ある組み合わせですが、ジュエリーの場合だと「観念」というものがあって、「金属は金と銀しかない」と思われているため、ジュエリーでは受け入れられる色の組み合わせだと思っています。

こういった高級なアイテムでは、この「観念」は大切であると見ています。

その後、もっとこの組み合わせの意味や金と銀のカラーの美しさをうまく完成できないかと、金銀色を程よい50%ずつに配分したような組み合わせを作っていきました。

3点セット(後案):なんとネックレスが2連へ変身。せっかく同じだったブレスを変更したことにも意味あり。

実は、この風変わりなのこぎりの刃のようなモチーフのネックレスは意外と中古市場では見つけやすいです。

ある時期はちっとも見つかりませんでしたが、現在はネックレスはあと2本見つかっています。

ただ、細かく見るとこの金と銀の配置がどれも違いました。

この2連も片方が1つずつ交互、もう片方の下側は2つずつ交互ですよね。

全く同じ物2連ではないことにとても驚きます。

他に見たものは、10個ずつの交互もありましたので、また見た感じが違って映り斬新。

ジュエリーというものがいかに全く同じ物が少ないかということを感じました。

1連を2連にアレンジしたことは華やかさを増す結果になりました。

そしてブレスは、K18YGとPT850のスクエアあずきチェーンが絡まってミックスして固定されたボリューミーなブレスです。ちょうど半分くらいずつ地金が使われていて、どちらかに寄った感じでない点がマイルドに映り美しいです。

そして、リボンリング。

リボンモチーフは一癖あり組み合わせが難しいのが常ですが、数あるリボンモチーフの中で感じが良くすっきりとして躍動感もある素敵なデザインでした。

リボンの部分は18金ですが、輪の部分はプラチナです。

こうして、全体で、ほぼ半分ずつの金と銀の色使いがされた1つのセットであるその見映えは、とてもマイルドで優しく映るというものに出来上がったのです。

あとがき

ジュエリーの前もってのコーデは、急いで装いを済ませたい時にとても有効です。

お洋服に着回しがあるように、ジュエリーも付け回しはあると思うのですが、どうしてもそれぞれの優劣の差は出てきてしまいます。

その理由は、複数だから自然に一番が出てくるというとうことなのだと解釈しています。

よく、「お気に入り」という言葉が使われますが、そのお気に入りこそが一番であり、その組み合わせをあらかじめ、ジュエリーボックスの中に一緒に保管しておくのです。

そうして、お洋服の最後にジュエリーをそのまま機械的に身に付ければ完成です。

あれこれ悩むことも醍醐味なのかもしれませんが、短い時間では一番最高の組み合わせなど気持ちが散漫な中で決められないかもしれません。

ゆっくりと別の時間をかけてあらかじめ組み合わせを決めておくというジュエリーとの向き合い方を1つワードローブ充実の手法としてご紹介致しました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

①安全性の重視②取り出しやすさの2つを同時に実現したバランスの良いポケット、「フラップ付きの比翼ポケット」はハイブリッド型のモデル【998】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2007年「ハンドメイドバッグ道」なるものへ足を踏み入れてからというもの、様々なデザインのバッグを製作してまいりました。

素敵な大花柄を画角に収めるよう上手に配置し、麻の素敵なトートバッグがオークションで¥10,000以上の高値を付ける「ヤフオク」様の出品者様の方が非常にうらやましく、未熟な腕前に肩を落としたものでした。

あれから15年、やっとここへ来て機能と装飾を追求し尽くし、そこそこバッグらしくなった「完成型」のような姿に製作できるようになたっと胸を張って言えるようになっています。

その機能と装飾を兼ねたパーツの1つ、「ポケット」はバッグの中では重要です。

これまで当たり前に機械的に製作してしまっていたその凝り固まった考え方を見直し、「本当に相応しいポケットの姿」を追求しました。

そして、今ここに行き着いた、かつての「フラップポケット」と「隠しポケット」の合体の形のポケットをご紹介したいと思います。

フラップポケットのメリットと隠しポケットのメリットを同時に活かした混合型のポケット「フラップ付き比翼ポケット」の誕生秘話

2007年スタート時点の初期の中の初期にもポケットは付けていまして、このような吊り下げ式ポケットでした↓。

吊り下げ式ポケット(ぶら下がり式ポケット):最初に勉強しました青色のバッグの作り方の「本」からの引用。

トップを縫い代に挟み込む縫い付け方です。

一重仕立てでここまでの容器を作れる素晴らしさに当初は感動したもので、一重仕立てのサブバッグと一重仕立てのファスナーポーチに共通に設置しておりました。

ただ、デメリットとしまして、背面の柄の向きが反対になりますし、バッグ自体も接着芯を貼る二重仕立てへの変更に伴いポケットも二重仕立てへと飛躍。

次に二重仕立てで作る「貼り付けポケット」というポケットを数年利用↓。

貼り付けポケット:あまりに安全性が無いために、もっと深みのある構造へここから見直します。

作りが単純割には、必ず柄を合わせなければならない苦労を伴います。

柄合わせの勉強を兼ねて1年くらい取り入れてきましたが、ここからさらに発展↓。

フラップポケット:貼り付けポケットにフラップを加える形ですが、四角いコの字ラインが決まって歪むのです。

歪み解消のために、コの字ラインは伸び止めテープが必要になり、意外と単純ではありませんでした。

そして、貼り付け型はどうも容積が狭く感じるのでした。

綺麗に出来上がらないものは見直すべきだという思いが高まりましたし、貼り付けポケットはピンと張り詰める物理的な動き、マチが無いのであまり多くは入れられません。

ファスナー付き隠しポケット:セキュリティー性が抜群の完全密封のポケットですが、開け閉めにストレス。

このポケットの機能は、安全性の面はダントツですが、ファスナーの開け閉めに煩わしさを感じ始めました。

そして、元々色が合わせにくい既製品のカラー展開が豊富ではなかったファスナーを廃止。

比翼ポケット:ファスナーの代わりに布で覆い比翼を設置。スーツのポケットのお仕立て「片玉縁」からの引用。

もう1種「両玉縁ポケット」と呼ばれる真ん中で割れたポケット、こちらもスーツのお仕立てからの引用で作ってみたことがありましたが、開いたまま閉じないおさまりの悪さがありました。

両玉縁風隠しポケット:口が閉じないのでほとんど初期の貼り付けと安全性が変わらない様子でした。

「片玉縁風」のもう1つの役割り、屋根のようなひさしのアシンメトリーさこそ内部を見えにくくする1役となることに気付いたのでした。

それからというもの、もっぱらこちらの「片玉縁風」モデルばかりを採用しています。

ただ、この比翼は、物を入れることで少し口が開くことがあり、ダメ押しのフラップをこの上に縫い付けることで、更なる安全性を追求した姿になりました↓。

内部に設置するポケットにしていますが、フラップでゆったりと覆われ内部が一見分からないことがまず安全。
フラップをオープンすることで比翼の入り口が表れます。フラップは比翼から2cm離れた丈夫に縫い付けます。
初期モデルの頃の貼り付けポケットよりも隠しポケットは奥へたっぷりと融通が利くゆとりのあるポケットです。

こうして、ポケットの種類別のそれぞれの「メリット」をピックアップして出来上がったハイブリッド型のポケット「フラップ付きの比翼ポケット」が完成したのでした。

あとがき

「頑丈にし過ぎることはかえってストレスである」という使う時の「気持ち」をよく考えたバランスをとった最終的なジャッジが大きかったです。

確かに、ファスナーが付いていることで安心ではあるのですが、スムーズな取り出しができることも非常に大切。

製作する時に、自分勝手な押し付けになりがちなところを、出来るだけフラットに、ユーザーの身になって考えた時に1つの答えが見えてくることがあります(^-^)。

メッキジュエリーは大切、失くしやすく汚れやすいシーンにおいて、本当に心に何も引っ掛かりなくダイヤモンドの高級品を付けていけるのか【997】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あるお食事会があって、そこでは焼き肉をいただきお酒を飲むというシーンの場合、ジュエリーをどう選んでいくかという時にどんなジュエリーを選ばれますか。

面積の広いダイヤモンドやきらりと光る地金の高級品を身に着けていくことで、フレンドリーなお席であれば、ジュエリーに注目されて、お話に花が咲くこともあるかもしれません。

しかしながら、実体験からは、どうしてもお酒の席では気が緩み注意が散漫になり、お酒をこぼしたり、食べ物の汁が飛んだりといったことが気付かないうちに起きているもの。

どこかに落としてしまって探し回る、周りの人をも巻き込む。。ということになると、本来の目的の親交を深めるということがおろそかになりがちです。

そんなシーンに、1つのジュエリーのご提案があります、それはあえての「メッキジュエリー」。

工業製品的レベルの偽物をあえて付けていくというスタンスです。

装いの切り口は別の角度から。。「飲み会だからこそ良質な物を装いたい」という考え方ではなく「飲み会に集中できる装い」へ

とても賛否がある内容ではあるのですが、「せっかくのお出かけに高級品を身に着けていかないでいつそれを使うの?」というご意見を聞いたことがあります。

なるほど確かにです。

しかし、そこそこ多くの飲み会に参加してまいりました実際の話、ジュエリーがハプニングに晒される危険があり、紛失・破損・汚れなどによって、後で嘆くということがあるものなのです。

そこで、「気の利いた偽物」「非常にお洒落な偽物」「本物のような偽物」というような言葉で表現できるような数多くの工業製品であるメッキジュエリーから素敵なコスチュームジュエリーを選び抜くコレクションを持つということを一例としてお進めしたいのです。

左:七宝焼き風の平打ちリング(メッキ)、右:ゴールド平打ちリング(ステンレス製)。

デザインが素敵なメッキジュエリーは、特に古いものに多く見つかると思います。

写真の左側の平打ちリングは、お孫様が祖母のものだったとのエピソードと共にお譲りいただいたものです。

味わい深く非常におしゃれです。

右は、遠目では18金に映る可能性もあるステンレスゴール。

実際に18金なのかどうかをよく聞かれた事実があり、それだけよくできたお品物なのです。

最終的には、「いかにかっこよく映るか」というところが目指すところ。

コーデこそが大切で、素材が高級であることも関係することはありますが、素敵かどうかというところが一番のポイントだと思うのです。

メッキ素材であるという理由だけで除外してしまうのは、随分固定観念に縛られた考え方なのかもしれません。

「高級なダイヤモンドジュエリー=おしゃれで人から注目されるジュエリー」というのは、1つの切り口に過ぎません。

一方、高級なダイヤモンドジュエリーが本当に相応しいシーンと対極にあるカジュアルなメッキジュエリーが望ましいシーンとの使い分けをした方が、ジュエリーを多角的に受け止めるスタンスであり、ジュエリーコレクションが本当の意味でバラエティー豊かなものになるのです。

あとがき

それでも「どうしてもダイヤモンドでなければ納得できない」ということであれば、むしろダイヤモンドに拘るジュエリーライフで良いかと思います。

メッキよりも品物の金額やレベルは上がりますが、「心地」がメッキを許さないということであればそれも一例だと思います。

このたびのご提案をここに引用するのであれば、ダイヤモンドのカラットを1カラット程度、もしくはそれ以下におさえたものを旅行やカジュアルな飲み会用に、カラーレベルではホワイトに劣ると言われるブラックやブラウンダイヤを選ぶなどが浮かぶ案です。

いずれにしても、シーンによる品物の区別をしている点、アクティブシーンでは良質過ぎるものは控えるというのが長い目で見た宝石の長持ちになりませんでしょうか。

ジュエリーの存在感は、主役になり過ぎて出過ぎては都合が悪いシーンと、存分に主役のように使うのが相応しいシーンときっちりと分けて考えた方が、そのシーン自体を本当に楽しめると思いますがいかがでしょうか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク