多くの宝石が属する「鉱物」は石、それでも特殊な素材として宝石に食い込む「天然樹脂」の琥珀と「海の生物」の真珠・珊瑚・鼈甲の存在感【1030】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石なるものをお取り扱いさせていただく「レンタルジュエリー」の事業者としましては、知識や基本的なことを知っていることが当たり前であるべきと、宝石については図鑑のようなものを拝読。

実際に見てもいないけれども将来お取り扱いするかもしれないようなストーンもあるかもしれませんし、そもそもの金属である18金の部分であっても、あの素材も元は鉱山で採掘されるものです。

このたびは、こういった「鉱物」が「宝石」になることが大半ではある中、時々、特殊な素材がジュエリーになっているものがあります。

そういったものも、ちゃんと鉱物の図鑑には掲載され、れっきとした希少価値の高い素材として認められているのです。

また、その特殊がゆえの美しさもあり非常に興味深いもの。

このたびは、本来「鉱物」ではない特殊な素材ながら、宝石の仲間に肩を並べジュエリーとして存在する種類に特化してご紹介致します。

鉱物ではないジュエリー、真珠・珊瑚・鼈甲・琥珀は主に「海の生物」と「天然樹脂」に分けられる

まず、「珊瑚:さんご」は海の生物に属しまして、その中でも「微生物」という分類です。

そして、同じく海の生物である「真珠・白蝶:シェル」は「貝」の分類。

以前、間違えてしまっていたのが、「鼈甲:べっこう」です。

「鼈甲」は亀の甲羅のことですので、樹脂のような様相で琥珀に似ているように感じますが、海の生物の亀のパーツの一部と言えますので海の生物なのです。

実物の感触は、人間の手の爪にその風合いが似ています。

そして、「琥珀:こはく」は「天然樹脂」に当たります。

鼈甲と琥珀は類似でよく並べられますが出所(でどころ)が全く違うのです。

琥珀の方が透明がかっているのも、元は天然樹脂である液体が固まったためであり、そういった出来上がり方なども学ぶとより理解が深まり納得できると思います。

あとがき

当ブログ記事は、当初の投稿の2022.06.30からおよそ2年後の2024.09.03にブログの「手直し」をさせていただいております。

まさに、この部分も追記しているのが2024年なのですが、現在では当「本物志向のレンタルジュエリー」ではこのたびのような「鉱物」以外の素材はすべて廃止しています。

すべてが「高級地金+宝石」に特化したものに完全リニューアルしたのでした。

この度の言い方では、「鉱物」でできたジュエリーのみということになります。

理由は、これまでのフィードバックによる嗜好の薄さです。

おそらくかっこよく付けにくい難しさがあるのだと見ています。

この度ご紹介しました真珠・鼈甲・琥珀・珊瑚どれも鉱物には負けてしまうというのが実際の「人気度」から得た感覚です。

非常に厳しい見方ですが、そう感じました。

「いやいや、真珠はコーデには必要だ」という反論もありそうですが、その通りであり、お手持ちのお客様のジュエリーコレクションにすでにあるものなのです。

そして、昭和の良き産物とでも言うような、先祖からの代々受け継いだジュエリーとして、琥珀や鼈甲や珊瑚も馴染みあるジュエリーなのです。

ということで、「レンタルジュエリー」の意義を考えました時には、「希少価値」は鉱物でできた宝石にあるという見方に行き着きました。

すべてお客様が教えて下さったことでした。

とはいえ、真珠が今でも変わらず好きで、鼈甲も自前のお洋服には利用させていただくなど付け方やお洋服との混ぜ方などのご提案として今後も接していきたいジュエリーなのです(^-^)。

コスメポーチもインテリアの1つ、黒コーデらしいモノトーンな収納の内容は、真っ黒のミニポーチだらけ【1029】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、「はぎれ」で製作したペンシルケース・ファンデーションケース・シャドウケースなどの収納の様子を実際のリアルな場面としてご紹介したいと思います。

結局は使い勝手の良さが目指すところ、ケースそのものも良質に、その後の使用がスムーズで効果が出ているものでありたいと。。

実際に使わせていただいて、改良や課題を見つけていくことも必要、そんな研究を兼ねた収納風景を是非ご共有下さればと思います。

それぞれの化粧ポーチの世界観のようなものが一人一人にある、それはまるでクローゼットを彩るワードローブのようだ

ここ近年は、お洋服では断然モノトーンが趣味、化粧ポーチも汚れやすいと分かっていながらシンプルな白になぜか惹かれ、このようなブランド巾着袋に収納しています↓

一重仕立てのブランド巾着袋。この中に小さなコスメケースとしてハンドメイドで作ったものを収納。
そもそも上の巾着袋もこのコスメボックスの中に収納しています。「マトリョーシカ構造」の収納です。
中身はすべて黒。これも拘りです。いろんな凹凸感ある生地で中身が割れないようにそれぞれ収納しています。

ちなみに一番手前は既製品のブランドミラーケース。

確かに既製品ですが、「グログラン」のような織りの「畦:あぜ」の生地が凹凸感があり、他のハンドメイドに馴染みます。

順番に奥へ向かい、ペンシルケース(まとめ入れタイプ)、ファンデーションケース、シャドウケース、香水ケース、リキッドファンデーションケース。。など。

今のところペンシルケースはまとめ入れタイプですが、やはり使い勝手が悪いです。

実際の所、ピンポイントで筆が探しにくいので、すべてを出してから、片付けるように使いながら順番に収納していく使い方になっています。

やはり、ペンシルケースは、記事の【1028】で製作したような内部に仕切りがあって1本ずつ入れるタイプをいずれ作っていく予定です。

自らがこうして使っていくことで見えてくることがあります。

ちなみに、「コスメケース3点セット」と題した過去の「ファンデーションケース」は、時代的には厚みある2段のファンデーションケースが少なくなり、ペタンコの広いタイプが増えたことでモデルチェンジとしました↓。

過去の上下2段のファンデーションから、左右横並びのファンデーションへのモデルチェンジによるケースの変化。

あとがき

ここまで独自の風景になっていますので、一人一人であればもっとバラエティーに富むことが予想できます。

それならば、自由自在に好きなサイズで作ることができる自作の技術をご検討してみてはいかがでしょうか。

既製品でぴったりを探すことは非常に難しく、このような10cm以下のミニサイズはなかなか量産品でも成り立たないから無いのではないかと思うのです。

しかもお気に入りの生地で良質であるものとなるとなかなか工業品でも難しいのかもしれません。

そういった量産がお手上げしているところは非常にニッチでありチャンスであるとも思っておりますが、小さいものはなかなかお値段が付けにくいもの。

プレゼントや作り方ノウハウをお伝えすることでその可能性を残そうと今は考案中です(^-^)。

単純な構造でペタンと広げられる融通、シボが美しい黒のちりめんニットとパープルサテン地コンビのリボンパーツを飾ったペンシルケース【1028】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

素敵なはぎれを是非小さなものに使いたいと、黒のちりめんのクシュクシュが素敵な生地を使い、ペンシルケースを作りました。

仲間のケースとして、ファンデーションケース・シャドウケースをこれまで並行しながら作ってまいりました。

それぞれ、デザインが大きく違うので3種ということに分けたのです。

細長いペンシル専用のケースは、当初のマジックテープ開閉によるまとめ入れからそれぞれの仕切りのある構造への改良です。

まとめ入れタイプを実際に使ってみたところ、ペンをさぐる煩わしさと手間を感じ、「解決」を図りたいと思ったからです。

金属リボンパーツを飾ったワンポイント付きの大人っぽさを黒ベースで作り上げたペンシルケース

<ペンシルケース>最低限のコスメ用のブラシ類が入る専用部屋付きの構造。縁の反りが気になりますが。。
実際にペンシルを入れて使ってみました。

まだ、仕切りの幅をしっかり決定していませんが、一番上のチップは細くても、反対側にもスポンジが付いていて、あまりに狭いとスポンジが外れたりなど損傷があるので、ゆとりが必要でした。

表地のちりめんニットに関しましては、なかなかの高級品の服地です。

裏地のパープルは、ラメ生地でナイロンも入りハリコシある衣装用の生地です。

生地屋様では、「〇〇コーナー」としてその用途別に選びやすく分類されていますが、その分類と製造の材料としての選択の分類は別のこと。

分類にまどわされて何か大切なことを忘れているのかもしれない、己の目線が重要です。

バッグは衣装生地とは無縁だと考えがちですが、これまで数多くの衣装生地がバッグになった素敵さを実際に製作しながら見てまいりました。

常にフラットな目をもって生地を探すことをお勧めしまして、可能性の大きさに気付いていただくと、ハンドメイド活動に一層奥行きが出ると思うのです。

あとがき

このたびの、表地は、このペンシルケースの他にも別の小さなポーチを作りました。

それだけもったいなく残布が存在していたことになります。

生地の店舗購入とネット購入の違いの1つに、ネット購入はミニマムが50cmであることが大半であるという制約があります。

「大塚屋」様などの店舗は思う通りの数量に近い原反からのカットをしていただけることが非常にメリットです。

余計な残布を残さずに製作できる店舗の生地屋様も非常に重要で、こういった残布の存在に見事に結果として現れるのでした。

残布がもったいないから小さなものを製作しようと思うのも生地が優れているからであり、そもそもの生地選びも非常に重要だということが後になって感じることも多いです。

起毛タイプの生地には決まって色の濃淡の映り方が違ってしまう「並毛」と「逆毛」がある、1つに組み立てるバッグにも意識したい【1027】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在製作を始めようとした裏地の生地に、ベロアやコーデュロイに類似の生地が登場。

このたびは、この生地を裁断するにあたり、バッグの天地の向きを統一せねば、出来上がりに濃淡が出来てしまう、「一方方向裁ち」の解説を致します。

アパレル業界勤務時代に、お洋服作りでも出てきていたことであり、元の量産用の「マーキング:型入れ」も一方方向に配置することで「差し込み」よりも用尺が増えるということを教えていただきました。

バッグ1点作るにも、色の映り方が濃淡なく統一に映るようにと、まずはその見え方を整えておく必要があるのです。

「並毛:なみげ」と「逆毛:さかげ」の色の濃淡の映り方を目視、選択は企画者の裁量によりどちらでも良いが統一はマスト

過去に勤務していました「生地卸売商」の会社で多くの毛並みのある生地を拝見しました。

アンゴラ・ボア・ベロアなど毛が長い生地は、ツンとまっすぐ上に立っていることはほとんどなく、斜めに寝ていることが大半なのです。

実際に2枚を前後合わせた構造の巾着袋を作る時の裏地に選んだ黒無地の生地が、そういった種類のものに当たりました。

<並毛>先染めストライプベロアニット、ポリエステル/100%、日本製。黒色ですが、ライトに映ります。
<逆毛>随分上の写真と違った感じに黒色が濃く映りました。こちらの方が落ち着いた感じに映る印象です。

「並毛:なみげ」というのは、手で撫でた時にスムーズに滑りの良い方向、毛並みの向きとイコールの向きです。

「逆毛:さかげ」というのは、手で撫でた時に引っかかりがあり、毛並みの向きと逆らった方向です。

これらは、同じ正面から見ると、濃淡があり、様相が随分違うということが写真を見ても一目瞭然。

前面と後ろ面のある巾着袋やトートバッグなどは、この生地の向きを意識して統一する必要があると言えます。

どちらの映り方を基準に統一するかは、企画の段階で自由に決められますので、「お好み」です。

ちなみに、高級感を表現したい「重衣料:コートやジャケット」では、「逆毛」がよく採用されていた記憶です。

この実験のように、濃く整って映ることで、冬物らしさやクラシックさの表現の1つになるのだと考えます。

このたびの巾着袋の裏地に使用のケースでは、中に物を入れる時の手に触れたときの滑りを考えると、天地の向きに従った「並毛」でいくと判断しました。

あとがき

このたびは、わりと毛足が長めの分かりやすい生地でしたが、毛足が短めの生地も光の当たり具合で向きによって濃淡が出ることがあるのです。

いわゆる、スエードのようなタイプの生地が該当します。

いかにもモフモフしたような生地だけではないので、生地を手にした際には、常に方向性のある生地なのかそうではないのかをのチェックを通過してから製作することをお勧めしたいと思います(^-^)。

100%の事をした結果の失敗であれば無駄ではない、チャレンジの失敗はいつかの実りへの必要な学びと宝として大切に保管する【1026】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「起業と倒産の失敗学:畑村洋太郎 著」を拝読。

実際にあった事実を元に、著者様の鋭い推測も加えて、分かりやすく、読みやすく伝えてくれた本です。

このたびは、この究極とも思えるタイトルにもある、「失敗」との向き合い方をお伝えできればと思います。

失敗したことを嘆くだけではなく、被った損や打ちのめされた気持ちと引き換えに得るものが必ずあるという捉え方をする「クセ」のようなものが培われればと思います。

全力であったなら嘆くことは決してない、「失敗」すべてはその後の「資産」である

よく、「失敗から学べ」などと言われています。

本の中に登場の会社は、ベンチャー企業様などが発展していこうとする過程でどこでつまづいてしまって、結果閉業となったかが分析されていました。

「相変わらず」ということは事業活動にはありえない、「変化をしていく必要がある」のが当然です。

その発展の過程で、ある見直しや判断が必ずあり、その誤りもしくは昔のままでよいというミスジャッジにより、衰退ということがあるようでした。

変化する必要性は分かっていても、その判断が合っているのか間違っているのかがなかなか見えにくいことであるという点が「裁量」「直観力」「商才」などといったところでしょうか。

そもそも、失敗することに対する「恐れ」や「プライド」はまず最初に捨てる態勢に無ければ何も始まらないかと。

あとがき

会社は、従業員を大勢抱えている点がまず個人規模とは大きく違い、自分だけではないことの難しさがあると思います。

大きく動くので歯車が回り出すと大きく利益を生み出すけれど、それを急ブレーキかけることも困難であるため、途中の判断が非常に大切であるということです。

「ワンマン」という言葉がありますが、これも他のメンバーの意見に耳を傾けないことでの失敗があったり、逆に、他のメンバーにまかせすぎて、実際の会社の実態をしっかり把握していなかったということも原因にある部分もあり「ワンマン的性質」も時には必要なのかもしれません。

登場していたどの会社も一時はとても良い調子でぐんぐん伸びている時期があったわけで、その時にこそ冷静に考えないといけないのかもしれません。

著者様は、その廃業に至った事例の1つ1つに、あえて、短い一言で原因を添えられていました。

そんなか綴り方にもユニークな特徴がある本でした。

大規模小規模にかかわらず、会社形態、個人規模にかかわらず思うことは、「奢り」は禁物であるということ。

伸びない時にこそ強い志を忘れず、伸びている時こそ謙虚に。。そのような調整が本当の「強さ」のようなものでしょうか。

「本物志向のレンタルジュエリー」用に考案した5つのキャッチフレーズ、あえてその美しさや見かけを謳わず内面を映し出す言葉使い【1025】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、「キャッチコピー」「コピーライティング」を考案する回となります。

マーケティング分野では、「集客」につながる「コピーライティング」は非常に重要だと思っております。

専門知識無しからのスタートでしたが、コンスタントにブログ記事を綴りながら日々言葉の使い方、言い回しなどを自然に学び考えているのです。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.06.28からおよそ2年後の2024.09.01にブログ記事の「手直し」の順番で当記事を書き直しています。

追記なのか書き直しなのかで言うと、「手直し」は初の作業ですので、拙い過去の文章はほぼ書き直しであることも多く、当記事の内容に関しても、現在の2024年から2年前のキャッチフレーズ5つも新しいアイデアとして考え直した5つとなります。

よって、後で貼りますYouTube動画が当時のままですが、ご理解をいただきたいと思います。

キャッチフレーズは無限であり、プロの方は100は軽く考案できねば務まらないというほどのことを本で拝読。

この2年後の2026年などに「手直し」があるとすればまた違う考え方が浮かぶかもしれませんので、現在の時点での考え直しということになりますのでよろしくお願いします<m(__)m>。

「本物志向のレンタルジュエリー」の特徴を表現した①-⑤のブログ記事のタイトルを活かしながらのキャッチフレーズの考案、「○○なジュエリー」ですべてまとめる

ご紹介強化期間としまして、「本物志向のレンタルジュエリー」の特徴を①-⑤の5投稿でご紹介しました【1018】【1019】【1020】【1021】【1022】までの連続の5投稿のブログ記事タイトルとピッタリ関連するようなものにしました。

では、5つをご紹介してまいります。

「<本物志向のレンタルジュエリー:特徴①>ジュエリーは付けてこそ、そもそも付ける機会が豊富な親しみやすさを伴う高級感【1018】」からの着想。

「親しみやすさ」を「友人」にたとえたキャッチフレーズです。

古物もある当レンタルジュエリーの中身を匂わせる「古き良き」も入ります。

「<本物志向のレンタルジュエリー:特徴②>マルチカラーがかえってお洋服とのコーデに融通あり、うまく色配合したカラフルストーンが映える【1019】」からの着想。

「マルチカラージュエリー」のアクティブな雰囲気やそれを付けた時の「心地」を表現。

楽しいカラーや賑やかさの環境の中の「心の内」を映し出すことでじんわりと現実味を感じていただきたいと思ったのでした。

「<本物志向のレンタルジュエリー:特徴③>一癖あるモチーフのご利用こそがレンタルの意味、クセもあらかじめの組み合わせによって馴染ませ解決済み【1020】」からの着想。

おそらく付けたことがないようなレアなデザインの寄せ集めであることも特徴で、しかも大ぶりです。

そのような特徴あるジュエリーを目の前にし、手に取り眺めながら付けて楽しむ体験の奥行きを表現。

「<本物志向のレンタルジュエリー:特徴④>堂々たる大ぶりさはたっぷり使いの地金とストーンの証、スパイス的役割を越えた存在感【1021】」からの着想。

ブログ記事タイトルと同じ「スパイス」という言葉を是非そのまま使いたいと思いました。

ジュエリーは脇役ではなく、主役的存在にもなれるのだというファッションのこれまでの固定観念を打ち破り、新しい考え方のご提案も兼ねます。

極端な例では、なんでもない「貫頭衣:かんとうい」のような超原始的なお洋服にもジュエリーの存在があるだけで全体コーデが成り立つパワーのようなものをお伝えしたいと思うのです。

「<本物志向のレンタルジュエリー:特徴⑤>ダイヤモンドという言葉やカラットの数値だけに決して踊らされないダイヤモンドとの独自の向き合い方【1022】」からの着想。

そもそも地球自体が「奇跡の惑星」であり、その内部には奇跡的な現象が起きて鉱物と他の物質との結合や入り混じりと、製造業者様の「人間の叡智」でこのような素敵な宝石を含むジュエリーが出来上がることが根底に。。

確かにダイヤモンドはそういった鉱物からの出来上がり方からも難しいために貴重ではあるものの、どのストーンも奇跡的な美しさだとフラットに平等にその綺麗さに感動したいという思いからのフレーズ。

あえて、女王的な存在の「ダイヤモンド」のフレーズを入れないもっと深い意味をお伝えしたいのです。

あとがき

特に、ライターという職業をしてきたわけではないですが、こうしたキャッチコピーを考えるのがとても楽しかったです。

特に時間はかかっていませんが、やはりそのフレーズの中に特徴を入れ込んだり一番伝えたいことを素敵に伝えるというところに重きを置く気持ちで作ってみました。

誇大ということもなく、実直に、それでいて魅力的に言葉を今後も使っていけたら。。と思います。

言葉の力というものの可能性はとても素晴らしいものだと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ちょうどのタイミングで下糸がなくなったケース、玉止めの下糸がほんの1cm程度のわずかしかない場合の手先を使った結び方【1024】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ミシンによるハンドメイドライフが長くなりますと、時々このたびのような状況があるのではないかと思います。

最後の玉止めをしたいのだけれど、下糸がちょうど終了してしまい、ちょんと短くしか残っていない場合です。

特にボビンに巻いた下糸はその終了時がなかなか予測不可能なのです。

普通に上糸と下糸を両方動かすと指がそこまで細かい部分に対応しきれず、途中で挫折。。少しのコツがあるのです。

では、この場合の玉止めの最もやりやすい結び方をご紹介したいと思います。

下糸が足りないことがほとんどで起こる玉止めの分量不足の事態の打開策、手先を使い短い方は立てて長い方を根元に巻き付けるイメージ

縫った生地の裏面。分かりやすくカラー糸で。上糸の紫色は長く、下糸の黄色は1cmくらいしかない場合です。

Youtube動画もこの後貼りますが、ほとんど指に隠れて映りませんでしたので、ここでは言葉と写真で具体的にご説明します。

玉止めは左右均等に両手で行うことがほとんどですが、こういった場合は緊急事態と言えます。

そもそものやり方を見直さなければ不可能だったことでおそらく自然にどなたもここに行き着くのではないかと思うのです。

<具体的なやり方>

短い方の黄色は上に立てて、動かさないですしほとんど触れないです。

紫色を黄色の周りに囲むように輪を作って、紫色だけを黄色の糸の根元に結びつけるようなイメージです。

短い方の黄色の糸は立てたままで、指を使って長い方の紫の糸を黄色の糸の根本に巻き付けるイメージです。

最後結び目を固定する時だけ、黄色の短い方もしっかり引っ張ります。

片方の糸が短くても、もう片方が長ければ結べるということが証明できました。

通常の玉止めのように二度結びますが、二度目も同じようにやります。

短いことで力が及びにくいので、指の先の方や爪を使いながらぎゅっと結んで固定して下さいませ。

完成:短かった糸の困難を見事克服して玉止めが完了しました。

****************

このケースではなくて、途中で下糸が終了してしまったりなど縫っている途中のケースに関しては、これも別のやり方がございますので【123】の記事をどうぞご参照お願いします<m(__)m>。

あとがき

些細な事ではありますが、なかなか手芸の本には良いコンディションでできることしか書かれていません。

こういったハプニングは各々がやる中で経験していくことになるわけですが、それでも、事前に知っているのはよりお得です。

そんな裏技みたいなことも今後たくさんお伝えしていきたいと思います。

要するにうまく出来上がれば良いので、野を越え、山を越え、良きゴールにたどり着けるようなやり方であれば、邪道でもないのかもしれません(^-^)。

破れたわけじゃない、洗濯ネットのパンク直しは一気に縫わない、地縫いとラッピングに分けるやり方でその後の更なる長持ちへ【1023】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

何でもない、日常の一コマかもしれません。

洗濯ネットに無理やり詰め込み過ぎた記憶が最近あったのですが、気が付けば、その数日後パンクが見つかりました。

その洗濯ネットは非売品。

「ゼクシィ」様の付録についてきた過去のもののようです。

ある意味貴重なお品で、過去のものを保有している個人の方からの購入ということになり、どんどん数が品薄に。。

それでもインテリア的に揃えたいという気持ちからの収集でした。

ストックを持つことはせず、最低限必要な数だけを持っています。

洗濯ネットまでもが希少価値の高いものになるのも、そのキャラクター「ムーミン」の可愛さあってのことです。

ただ、この洗濯ネットの良さは白い部分が無いこと、全体がマルチカラーでお洗濯も一層軽やかな気分でのぞめるからです。

元は一発縫い、この時点で重要な役割の「価値」を高める作業の意味で二度にステッチを分けるお直し方法

詰め込み過ぎによるパンク:他の部分は傷みも無くて、綺麗なのでもったいないです。

このパンクを縫い閉じるというリフォームで使い続けることを決意。

こういったものは、量産のスムーズさからか、縫いが最低限にしかされていないことがほとんど。

しかし、お直しの場合は、1段階余分にステップを踏むことが今後丈夫く使えることになるチャンスの機会ではないかと思うのです。

ひっくり返して内側を作業:まず、ラッピングをよけて地縫いのみをステッチ。次にラッピング布をステッチ。

こうして2段階に分けることで、作業が逆にスムーズです。

一発縫いは縫い外れが起こることがあるので、手間をかけて、二度に分けるこのやり方がお勧め、今後は丈夫になるという新しい「価値」の誕生です。

さて、縫い終わり、今一度元のように正面にひっくり返します。
まじまじと見つめるようなものではないので、ちゃんとパンクが縫えていれば良しとします。

あとがき

ついつい、物があふれてしまい、ちょっとしたことで捨てるクセがついているものです。

しかし、よく考えたら当たり前の物こそ長く使い続けるだけコスパも上がり、価値、愛着が高まるかと思います。

ここ最近こういった考え方になってきていて、もともと購入時に珍しいお品であったり、今後は入手が同じ物は難しいものを選んでおくこともそう思うようになる原因だったのかもしれません。

身近なことから、だれもが一人一人が物を大切にしていく意識は大きな結果を生むと思います。

「サスティナブル」は身近なところにその可能性があることも多いのです(^-^)。

<本物志向のレンタルジュエリー:特徴⑤>ダイヤモンドという言葉やカラットの数値だけに決して踊らされないダイヤモンドとの独自の向き合い方【1022】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

①-⑤までの5回のシリーズで「特徴や内容をじっくりと正確にお伝えしたいと連続でブログ記事に綴ってまいりました。

このたびは、最終の⑤になります。

ジュエリーの中ではダントツの人気の「ダイヤモンド」についての考え方・見方・視点をお伝えしたいと思います。

ダイヤモンドのカラットの数値だけに惑わされたり依存したり決してしない、ダイヤモンドを他のストーンと公平に見た結果の選択

ダイヤモンドを含む4セット:単品2セットと3点セットx2セット。部分的な存在も美しくあるための大切な役割。

ダイヤモンドが日常的なジュエリーとしての存在感が生まれた理由は、これまで拝読の本によりますと、「雑誌」の影響が大きいのです。

かつては一部の層だけのアイテムだったことが庶民に広がったという姿はまさに「商業の成果」の姿。

希少価値があるはずのダイヤモンドが、なぜか巷には溢れていると感じる不思議は、この「商業事情」によるものだと。

もう1つ良い例が、K18YGの地金たっぷりの「喜平チェーンネックレス」の数の豊富さです。

「喜平チェーン」は本来非常に美しい造形であり個性的なチェーンのはずですが、あまりにも多く出回り過ぎました。

よって、よくあるデザインとみなされてしまう残念さは、結局は「たくさん売ろう」と商業的な活動による成果でもありながら本来の「芸術的な価値」が削がれた姿でもあると考えます。

さて、今一度ダイヤモンドにお話しを戻します。

薔薇が綺麗に映るのも、「カスミソウ」のおかげだと言われています。

かの希少価値の高いダイヤモンドをそのように例えるのは賛否あるかもしれませんが、カラーストーンの中に時々細かく引き立て役のように飾られたダイヤモンドの効果はまさに「カスミソウ」と同じ。

高貴なストーンが脇役としても大活躍な実態が宝石には正直に現れているものです。

もし、深紅のルビーやネイビーのサファイアが単独の場合、何となく味気無さを感じるもので、周りをパヴェダイヤモンドが囲むことで何倍にもエレガントになるではありませんか。

 ダイヤモンドの大粒というのは、大変入手が難しく、1粒がビッグな物は、到底たやすく入手に出来るようなものではないです。

とうに博物館に入っていることでしょう。

ここ最近のニュースでは、「2024年アフリカ南部のボツワナという国で2,492カラットのダイヤモンドが塊で発見された」とのこと。

思わず、あの伝説の「ホープ」のダイヤモンドを思い出してしまいましたが、あちらは大変希少価値の高い「ブルーダイヤモンド」でして「45.52カラット」。

比較する対象では決してないのですが、「ブルーダイヤモンド」には希少さは及ばないにしても、かなり大きな塊として見つかったところがレアケースであるがゆえのニュース。

これまで10カラットまでは取り扱いをさせていただきましたが、どれもパヴェですので一つながりの塊であることの希少さは想像をしのぐものです。 

ただ、本当の思いとしては、ダイヤモンドのカラットは実は無関係なのです。

あくまで、「おしゃれ度」重視、ゴールは「かっこよさ」だと思っていますので、カラットの数値が高いことがゴールには決してならないのです。

シリーズの④でご紹介しました「大ぶり」を追求した結果がたまたまカラットの高いアイテムになったというだけのこと。

1ct未満であっても、他の地金やカラーストーンとの組み合わせで素敵になることもダイヤモンドならではのすごさであり、良さだと思っています。

いかにカラットだけにとらわれた判断が素敵なものをを見失っているのかに警笛を鳴らしたいほどなのです。

こうしたダイヤモンドに捕らわれ過ぎない考え方をなぜ持っているのかは、もともとダイヤモンドに対しては個人的にそれほど好みではなかった過去があったからなのです。

2020年に集めていた時代の収集品ジュエリーをそのままレンタルジュエリーに献上しましてからは、事業となったためにお客様からの「フィードバック」があったことでそのニーズを重視するようになったのでした。

この収集時代からの変遷が非常に重要であり、事業者自らも考え方が広がり、柔軟になったというもの。

ダイヤモンドの素晴らしさはお客様が教えてくれたといっても過言ではありません。

あとがき

事業者ではあるのですが、決してお高い位置にとまることなどするべきではないと思っています。

本当のことが見えなくなってしまうからです。

お客様の方がはるかにお目が高いのだとつくづく感じてまいりましたので、いろいろ勉強させていただくのはこちらの方なのです(^-^)。

<本物志向のレンタルジュエリー:特徴④>堂々たる大ぶりさはたっぷり使いの地金とストーンの証、スパイス的役割を越えた存在感【1021】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

宝石は非常にミステリアスなお品物ではあるのですが、ご利用いただくにあたり、特徴や内容は反対に「クリアで分かりやすいもの」でありたいという気持ちがあります。

特徴や内容を詳しく丁寧にご紹介したいと①-⑤の5回にわたり連続で項目別にお伝えするシリーズです。

このたびは④です。

このたびは、全体的な当レンタルジュエリーの特徴である「大ぶり」というサイズ・幅・長さなどの尺となるすべてのものをダイナミックに表現している点について綴りたいと思います。

コスチュームジュエリーの存在感へ勝負を挑む、大ぶりでありながら高級地金+宝石の正真正銘の本物だらけ

3アイテム1セットになった大ぶりジュエリーの4セット:どれもモチーフがはっきりとしていて大きいのです。

遠目でジュエリーを見た場合にもその様相がはっきりと映るような工夫として、単純ではありますが、「大きなサイズ」ということを考えます。

ストーンが大粒である・地金が分厚い・面積を広く使ってあり「ビッグだ!」と感じるアイテムなです。

ただジュエリーと呼ぶ範囲内ではありますので、その大きさもほどほどということにはなりますが、希に見るサイズばかりだと感動していただけるようなラインナップです。

そうしますと、どうでしょう、あの大ぶりが特徴なコスチュームジュエリーとは雲泥の差(誤解のないように。。コスチュームジュエリーも大好きですので(^_^;))。

あとがき

2020年7月末にスタートの個人で集めていたそのままのスタート時からおよそ2年後の2022年6月のリニューアルで徹底した点がこういったサイズ感。

その後当ブログ記事は「手直し」によって現在2024.08.31に追記や書き直しをしていますので、現在の2024年ではもっとサイズ感を徹底的に意識したリニューアルを完了しています。

最初のスタートの2020年というのは、個人のコレクションを提供してのスタートでしたので、小ぶりのものも多く重ね付けなどで華やかに工夫することでボリュームを上げていたと思います。

お客様のお手持ちに重ね付けなどの工夫をしていただくアイデアが浮かびやすいようお邪魔できるような意味あるアイテムとなると、普遍的なタイプはどんどん廃止していったのでした。

今、2024年にこのリニューアルを振り返りますと、リニューアルがちょうど2年ずつであった偶然に非常に驚きます。

2020年7月スタート→2022年6月リニューアル→2024年6月リニューアルと綺麗に2年後に見直ししているその時間的感覚のピッタリさに本人が一番驚いています。

そう考えますと、次の2年後の2026年6月辺りに起こることは、予想は大幅なラインナップ数の増量ではないかと思います。

もう、ベースの考え方やお品物の徹底は2024年で完全に整いましたので、あとは数量ではないかと思うのです。

2024年現在ではまだまだ全23セットという少なさ、100セットに到達できればこんなに素晴らしいことはありません。

その頃には多くの方に利用されていることを予想したいです(^-^)。