ポケットを後からバッグに追加したい時に。。共布製ストラップが真ん中に付いた安定感のある吊り下げ式のフラップポケットの設置【1186】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ほんの些細な場所であっても、バッグ製作において「失敗からの学び」は大きいものです。

また、「ただでは転ばない」という強い言葉も非常に共感できます。

現在製作中のパッチワークナップサックの途中にポケットを付けなければならなかったのですが、準備してあったにもかかわらず、縫い付け忘れてしまいました。

その後気付かず、裏地の返し口を縫い閉じてその後も進めていったかなり最終段階で気付いたのです。

せっかくなので、今までたどってきた作業はやり直さずに別の案を考えました。

それが「後付けポケット」です。

手持ちのブランドのバッグでファスナー使いのポーチが共布紐でサイド部分に挟み込んで縫い付けてありました。

ただ、固定位置にはなくただ繋がれていることのセキュリティー性と言った感じ。

実際の使い勝手としては、場所が移動するので少々ストレスがあったことです。

そこからは、心地を意識しながら全く別の考え方をしていきます。

確実に見つけやすい内部での使用、見栄えもスタイリッシュな外側での使用もできる真っすぐに吊り下げたモデルです。

斜めやフリースタイルでは見失いやすいことを解消、今度はまっすぐに吊り下がり安定的で確実に見つけやすいポケットを考案した

手持ちのブランドのバッグでは、ポーチの位置があまり定まっていない点が、紐でつながれていながら探しにくいものでした。

そして、よくねじれることもストレスの1つ。

そこで、じっくりと使い勝手の「心地」を重視したのです。

上からの真っすぐの吊り下げが位置が固定されてい見やすいです↓。

吊り下げ式ポケット:これだけで1つの商品みたいなポーチになっています。バッグの外付けも想像できるもの。

あまり見かけないユニークなタイプです。

そのしっかりした様相は、まずは接着芯を貼り、更に全パーツに全面にボンドでハード薄芯を貼ったからです。

この硬さにこそ高級感が生まれ、フラップの曲線も綺麗に出ています。

ハード薄芯を使用していないとふにゃふにゃで歪んだラインだったと思います。

もとは、フラップポケットで縫い付けるパーツをそのまま利用していますが、壁みたいな役割の新たな一周り広い背後の「わ」のパーツも利用しました。

上のひもはそれほど長いものではなくて、挟み込んで、上部を縫い付けます。

その縫い付ける位置はここを予定しています↓。

本来ポケットを縫い付ける位置とだいたい同じ位置に来るように紐の長さを設定。
巾着ひもホールのステッチに重ねて数度の返し縫いで、馴染むように縫い付けができる場所がここです。

これで、むしろ、素敵なデザインになるかもしれないということで、失敗をなんとかフォローしたのでした(^_^;)。

あとがき

こんなシンプルな作りのナップサックにこれ以上の工夫などあるわけがない。。

そう思ってきましたが、たまたまのこの度のミスが新しいアイデアをくれました。

条件の限られた中で、どうにかしてポケットを取り付けようと考案していったその結果は、むしろこのデザインが特徴のようなアイテムになったことに驚いています。

限られた条件・手段が豊富ではない・厳しい状況であるといったがんじがらめの中で何とか考案していくことで生まれたものの素晴らしさがあると思いました。

今後のハンドメイドバッグ製作では、考案背景ということは1つのポイントになると思います。

まずはそのエピソードやストーリーからして違ってきますので、なぜこのデザインが生まれたかなどを語る際にはこの「ドジ」な失敗経験が常に生きるのです。

ミスや失敗は苦い思い出ではありますが、冒頭のように、「失敗からの学び」や「ただでは転ばない」ということを常に心の中に持って今後も活動していきたいことを誓ったものです(^-^)。

かわいい便座蓋カバーが見つからなくても無地で良し、便座蓋カバーに薔薇アップリケをアイロン付けした自己アレンジで思い通り【1185】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

12月26日で年末の大掃除が完了しました。

玄関の入り口から奥に向かってずーっと順番に作業していき、だいたい5日間くらいを少しずつに分けて完了。

途中、お洗濯も盛り込みながら、いつもやっているところ、1年に一度しかやらないようなところも含めていったん全部に手を付けた形になります。

ここ数年毎年年末恒例の作業は、トイレマットの総入れ替え。

【1183】の記事でも少し写真をアップさせていただきましたが、トイレマットの新調にあたって、複数のアイテムのバラバラ注文が届き集まってきました。

そして、その中で、今年ならではの作業がありましたのでご紹介したいと思います。

それは、便座蓋カバーの年々の傾向のシンプル化です。

薔薇好きなので薔薇の柄が少しでも入ったものが良かったのですが、デッドストックを含めても年々見つけられなくなっています。

そんな悩みを解決したのがこのたび、是非ご参考にどうぞ。

便座の蓋カバーを薔薇のアップリケで飾る、好みのカラーの無地を選んでおきさえすればよい、後は勝手に素敵になってくれる自己アレンジ

トイレマット一式の中には、床マット・便座カバー・便座の蓋カバー・ペーパーホルダー・スリッパがあります。

便座の蓋に、別で調達の薔薇のアップリケ(糊付き)を準備しました。

薔薇のアップリケ:アイロンでくっつく糊付けタイプなのでなおさら楽ちん、こうして素敵に飾られました。

もとは文字が入っていましたが、自分流にアレンジ。

アイロン接着タイプなので、もともと分離していた薔薇x5個を並べて、アイロンで熱を加えました。

ミシンが必要なかったことがとても有難いです♪

優し気なライトブラウンにモカベージュの薔薇アップリケが蓋カバーのアクセントになりました。

くれぐれも自分使いです(商業利用はこういったアレンジは違法ですのでご注意を)。

元は、英語の文字が入っていましたが、よくある感じから、なかなか見ない感じへと変身です。

あとがき

かれこれ、薔薇ファンを20年以上続けています。

薔薇のお花のモチーフがクラシックであり、お洋服すべてを古着というスタイルの者にはしっくりきます。

無地だけだと緊張感があるスタイリッシュ過ぎる雰囲気をアップリケが緩和してくれるようなこのたびの例は、様々なデザインのアップリケに落とし込めます。

特に意識したわけではないですが、自然の赴くままに整理整頓していると自分の好みも分かりやすいです。

最後にまとめるとしたら、綺麗に片付け整頓するルーティーンは自分を知ることなのだと思えてなりません(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

m単価の違う生地の集結だからこそ読みにくい、パッチワーク生地パーツを64枚使ったハンドメイド品ナップサックの生地原価の算出【1184】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグを製作する際に1点ごとに原価計算表というものを作っています。

1点1点の完成品それぞれについて、どれだけの材料を使用したのかを「金額」で積み算していくのです。

材料1つでいかにそのお品が割高になってしまうのかお得なコスパ良いお品になるのかの研究にも役立つのが原価表作り。

ざっくり頭の中でも計算していけますが、正確な数字を出しておくことで、期末の棚卸の際にこの原価表の値は有効です。

よって、ただこの値を引っ張れば良いという棚卸の作業がスムーズになったということもあったきっかけで、お品1点ずつで原価表を作成することをずっと続けてきています。

大量生産であっても同じことです。

100点あれば、100点分の表を1つ作って、最後に合計の値を÷100すれば良いことなので1点分の原価表の作り方と全く同じで良いのです。

このたびは、その原価の一部となる生地代を原価表に入力するにあたって、パッチワークの場合の生地の原価の求め方をご紹介したいと思います。

パッチワークは多くの生地の集まりで、しかも細かいパーツです。

これを正確に算出できるのか。。できるのです。

全64パーツもの複数の生地使用の生地原価の算出の仕方、①生地幅②1mの生地代②1パーツの面積(縦12.5cmx横17.5cm)の3要素を利用して算出した

1点のバッグにたくさんの種類のはぎれを使用していますので、ここでは、1種類のみピックアップして算出してみました。

ストライプ柄の部分の生地です。

1点のナップサックの中に8枚のストライプパーツが登場。この生地の原価がいくらなのかは興味がわく部分です。
まず、この1マス分である1枚でいくらなのかを考えるところからのスタート。生地原価は縫い代も含んだもの。
型紙1パーツ分の縦12.5cmx横17.5cmの面積が生地購入時の全体の何%を占めるのかということがカギ。

ということで、計算式がおのずと出来上がってきます。

この小さなパーツの面積は、購入時の生地1.5m分の面積のどのくらいの%であるのか、その%に生地購入時の全体の値段をかければ出ます。

それが8枚分なので最後にx8をします。

生地の巾は110cm巾なので、購入時の面積はm単位では1.5mx1.1mで表せます。

そうしますと、つなげた一続きの計算はこんな風に↓。

この8枚分が¥60だと出ました。

さてこれがお得なのか、どうなのかというところです。

まだ他にも上下に生地がありますので、それぞれに同じように算出します。

そうしますと、それ相応な金額にはなっていくと思います。

他の同じデザインの1枚仕立てで作ったお品と比べると分かりやすいかもしれません。

ただ、パッチワークの良さは、本来一緒にコンビにならなかったであろう生地が集結する価値があると思います。

その価値が実際の数字としてはどのように表れるものなのかという点は興味深いです。

まだ実際に本原価表が出来上がっていませんので、このたびはこの8枚分だけの算出ですがすみません<m(__)m>。

後日の【1188】という番号の投稿で1点のすべての生地の原価算出を細かに載せていますので、是非そちらへもご訪問下さればと思います。

あとがき

イメージだけよりもこうしてきっちり事実をもとに算出した数字は製造者は見ていくべきです。

ここへ利益を加えて売価を決める際にも、ほわっとした空想だけで売価を決めていかず、原価をしっかり正確に把握した上での売価決めとでは、大小かかわらずまず信用度が高まるのです。

この面積を元に算出できるという点は生地のようなタイプの別の材料でも同じようにできます。

附属品の接着芯なども同じ生地の様相なので、芯地の巾が分かっている場合、もしくはカットした状態でも、同じような考え方です。

そして、「粗裁ち」の余分も見込み、少し多めとなるのです(表地・裏地の割増率として%を調べてみるのも良いです)。

おそらく1枚仕立てで作ったよりは割高になるでしょう、しかし、それ以上の何かを製作していく中で「価値」として発見できればパッチワーク仕立ての製作の意味もあるというものです(^-^)。

毎年年末に行っている年末ルーティーン、①パソコン周辺の一掃②複数のカバーのお洗濯③トイレマットの新調の例、同時に心もリフレッシュ【1183】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ3年程、年末になると決まってする作業が定着、それはトイレマットの総入れ替えを始めとする年末ルーティーン。

掃除に関しては、玄関から始まり、ずーっと奥まで順にたどっていくように隅から隅までいったん綺麗にしていきます。

その他、年末の大掃除でやったことのポイントをトイレマットを含めて全部で3つご紹介したいと思います。

①パソコン周辺の一掃 

パソコン周辺:立ちパソコンを始めて2年程経過した2022年12月現在(スタートは2021年2月)。

「あれから2年かー」、としみじみです。

立ちパソコンを決意したきっかけは、「ストレートネック」を患った2018年1月くらいから3年経過してもなかなか治らずに、いろんな日常の姿勢を見直しの際、2021年2月にスタート。

当ブログ記事は最初の投稿の2022.12.23からおよそ2年後の2024.10.24に、ブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

その後のことなのですが、立ちパソコンの注意点としては、あまりにも同じ体勢で立ったままの何時間も連続の集中作業も「坐骨神経」を傷めることに後に気付きました。

2024年の最初からスタートした1年間で毎日3投稿ずつの見直しは随分長時間集中型であり、2024年の4月頃「立ちパソコン」をいったんやめ、高さを下げ、再び椅子に戻したのです。

「立ちパソコン」は、1日の複数のタスクの中でほんの時々2-3時間程度ならばよいですが、長時間は危険、それをここで強く実体験からお伝えしたいと思います。

ちなみに、違和感に早く気づき、「坐骨神経痛」っぽさは、自然に治っていきました、どうかお気を付け下さいませ。

ただ、「立ちパソコン」時代は便秘解消や他の事が良かったメリットもあり、体型もスリムが維持できるということも感じました。

こうしたブログを長時間書くスタイルは2024年1年間で終了です。

また、パソコンを使う頻度が少なく変わった時に、気を付けながら折を見てまた取り入れていくつもりです。

椅子が必要ないので本当は実現しやすいことなのです。

②複数のカバーをお洗濯

以前住んでいた住まいで2015年にカーペットを自作、その後引っ越しで2022年からはキッチンマットへアレンジ。
自作のアイロン台のカバー(左:茶)とミシン机のカバー(右:グリーン)。インテリア好きはカバーが豊富。

家具やデスク類に木製がほとんどで、キズ防止に必ずカバーをかけています。

横にたらんと垂れる単純なタイプですが、これらもすべてお洗濯。

目には汚れは映りませんが、実際は細かい埃が付いているのではないかと思うのです。

このお洗濯後のすっきり感こそが「気」だと思っています。

③トイレマットの新調

これまでのトイレマット:ワイン中心の薔薇柄でした。毎年1年事に総入れ替え。ここから別の一式へ変わります。

2022年の引っ越しの2月からの使用で、まる1年は経過していませんが、だいたい1年です。

スリッパも洗っているのですが、足跡が付いていたり、床マットの疲れた感が見られます。

トイレこそ、新調でスタートなのかなという直感で総入れ替えを決意。

現在は到着待ちの分もありますが、とりあえずそろった分だけ写真を撮りました↓。

2023年用のトイレマット:焦げ茶系の薔薇柄へシフト。薔薇は好みなので継続ですが、随分違った雰囲気。

まだ届いていない、ペーパーホルダー、便座カバーU型、便座の蓋カバーはベージュや茶色の無地です。

おそらく、無地には、巻き薔薇などを縫い付けることをして飾っていくと思います。

あとがき

この大掃除では、毎日使う場所と、1年に1度だけチェックする場所の2つの大まかな場所で全体になるという俯瞰したお部屋の見方で「漏れ」「死角」を減らすことが重要。

いずれも大切だと思いますが、見逃しがちなのは毎日使う場所。

見慣れた風景なので普段掃除機をかけていればそれでよいと思いがちですが、年末は少し特別な見方をしてみました。

いつも見ていないような場所を見直したり、あえて、配置し直してその際に、引出しの中身を全部出し入れしてみるということもやりました。

結果それほど汚れはなかったということであっても、目に見える汚れだけではないものがあると思います。

それこそが「気」だと思うのです。

年末の大掃除は今後も大切な行事としていきたいと思っています(^-^)。

<はぎれ><パッチワーク企画⑦>黒系の中にパステルカラーのポップな柄をの入れ込み方、横一文字に並べる選択をした【1182】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、<パッチワーク企画>と称しまして4点のナップサックを連続製作中。

種類がバラバラのはぎれを使ったパッチワークシートがベースになった、表地も裏地もパッチワークでできたナップサックなのです。

今は、2点目の製作のパッチワークシートが完成間近。

結構パッチワークシートは手間がかかり時間を要しますので、一度ここで途中のパッチワークシートの場面をお届けしてみようと思ったのです。

1点目の時は全体的に黒系でした。

この2点目は、こちらも黒系ではあるのですが少しカラーが入ってきました。

特にマルチカラーの柄物とどう組み合わせていったのかという点を興味深く見ていただければと思います。

出来上がってみないと分からない面白さ、完成では見づらい端から端までを今ならではの全体面としてご紹介

パッチワークシートも予想が付きにくいのがマチで隠れる場所です。

底部分やサイドの部分がマチによって視界から消えますので、なかなか出来上がりが1枚仕立てよりも想像しにくいのがパッチワークの面白いドキドキする点です。

製作中の2点目の特徴は、黒系の中にこうしてカラーが少し入ってきたことです。点在せずに横に繋げました。

もとは、はぎれの整理整頓でスタートしたことですので、やりやすい真っ黒からスタートしていきました。

そして、2点目の現在でもまだ相変わらず黒が多いのですが、カラーも部分的に入ってくることをどう表現していくかです。

パッチワークシート(2点目用):上は表地、下は裏地です。仲間外れの生地はアクセントなのか底へ隠れるのか。

できるだけ表地は厚手が行くように、裏地の隠れる部分には、バラバラの種類の生地が行くように、薄手が行くようになどと配置してみました。

ストライプのような柄が結構豊富なシリーズですので、縦の線が集まっています。

表地のポップな街の風景画の柄は、黒系の中に映えてスポットライトを浴びるかもしれません。

今ここで見ますイメージとマチが隠れることによって、まずは、どのシートも底の部分の1列が見えなくなることが想像が付きにくい点です。

そうしますと随分実際は雰囲気が変わってきますので、それが面白いと思います。

あとがき

このたびの4枚のシートが2点目のナップサックにいずれ出来上がっていくと考えていただければ正解です。

同じ種類の生地をつなげた方式が大き目の生地みたいに映るところを特徴とした全体の方向性に並べました。

もし、これを点在型で製作していたらどうなっていただろうと。

そんな風に可能性もたくさんあることがパッチワークの並べ方のポテンシャルの高さ。

本来は、組み合わされることのない生地同士も、パッチワークの集まりであったからこそ一緒に1点のバッグの中におさまっていることが奇跡的で面白い点として見ていただくと良いです(^-^)。

品物は伝統的な木製家具、考え方はヒト重視の従業員の幸せを願う体勢へ、望ましいバランスの事業活動の一例として頷ける【1181】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「売れない時代に、なぜ売れる?:橋爪福寿 著」を拝読。

新しいものだらけのビジネスとは違い、その違いこそが差別化。

産地ならではな古くからの伝統も継続していきながら新しい売り方の波にも乗る創業者様の柔軟で複合的な考え方を知ることができます。

家具に関しては、古いアイテムでは箪笥が思い浮かびます。

お洋服をハンガーラックにかける一方で、伸び防止のためにはニット類は箪笥の引き出しにたたんで収納したいので、いつまでも木製チェストやデスクををかれこれ20年以上使い続けているのです。

もとは箪笥屋様からのスタートであった会社様、日本の中でも屈指の家具の名産地という環境があったところからのスタートでした。

家具の名産地x6箇所、古い家具好きな者にとって産地別の木の味わいにそれぞれの特徴がある点が醍醐味

これまで、家具好きが集めてきた手持ちの中には、北海道産、広島産などがあります。

有名どころでは6箇所、もっと規模は小さければ、近隣地域にも家具の有名な地場ブランドがあるのです。

ここで屈指の6箇所の家具の産地を列挙。

<日本の家具6大産地>

①旭川家具:北海道旭川市

②静岡家具:静岡県静岡市

③飛騨家具:岐阜県高山市

④府中家具:広島県府中市

⑤徳島家具:徳島県徳島市

⑥大川家具:福岡県福岡市

というラインナップ。

この⑥大川家具:福岡県福岡市がこの本の舞台です。

どの地方もそれぞれの木製の中の木の種類が違ったりして味わいも違うわけですが、⑥大川家具が日本でも一番の産地であるとのことです。

この環境で箪笥事業からスタートされた会社様だったのですが、随分ライバルが多くどの地域の家具も負けることなく有名なのです。

ECサイトへの移行でこそ従業員の大切さも大きくなった、一人一人の気持ちにまでケアが行き届く働きやすい会社を目指す姿勢が模範的

産地の家具文化の伝統を守っていきながら、その販売方法はECサイトに特化していったバランスの良さを見ます。

伝統に固執し過ぎて、実店舗を継続できなかった環境から時代の流れに沿ってネット販売をしていく柔軟性が素晴らしいです。

現在はECサイト中心ですが、また、そこから更にリアルな産地の現場でへ呼び込むサイクルも生まれているよう。

今の事業が成り立っていくことができているのは多くの従業員あってのことであるという意識を感じます。

日本全国に点在するライバルの家具の産地があることも考えると、売上というのは、そのシェアの獲得。

ましてや、家具離れの現在で簡単ではないのは当然です。

この本を読んだら、意識してこの会社のお品を購入しようなんて思えてきます。

本自体が宣伝の広告の役割を果たし、従業員募集の広告の役割すらも果たしている点がユニークです。

あとがき

すべてを新しく塗り替えてしまうことが「発展」ではなく、古い部分も大いに継承していく姿勢を含む点は非常に参考になる部分。

昔の軌跡なくして決して今はないからこそです。

時代の波などとは言われますが、これだけたくさんの事業が存在しているのならば、やはり自らの事業の「誇り」の部分を大切にしたいものです。

とはいえ昔のままを継続し続ければ変化がないので衰退に向かってしまうわけで、そういったバランスのとり方が非常に参考になると思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

まあるいキュートなデイジーのイメージの定着がファン増大の証、売却してでも残したかった大切なものは「これまでの軌跡」ではなかったか【1180】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説」を映画館にて観賞。

ファッション系の事業のほんの片隅に携わる者として、ファッション映画を時々観賞し、思うところをブログ記事にまとめています。

有名デザイナー様が次々に映画化、この方も世界中で有名になった貢献者。

このたびは、事業の実りと人の一生を絡めた見方で、思うところを綴りたいと思います。

1つのブランドの永続がいかに難しいかということ、実るまでも1世代のみではなかったことも衰退もある中で「継承」の大切さもある

「マリー・クワント」様の旦那様の支えが大きかったと伝えられていました。

明るくマーケティング上手な周りの支えの1つ、成功の影には自分以外の大切な協力があるのです。

旦那様が50歳代で1990年に亡くなります。

特に日本が大部分の市場であったことからだと思うのですが、最終的には事業を日本企業に売却済の現在とのこと。

ブランド存続の危機の究極な場面で、魂の領域にまでに考えた「せめてこれだけは。。」というたった1つのことは何だったのか。。考えに考え抜かれたことだと思います。

これまで長きにわたって思い続けた「精神」を他企業様によるブランド継続に託したというような形に見えました。

今までの苦労や込めてきた思いをすべてその「精神」に詰め込んだと言えます。

とても切ないですが、ブランドの存続だけを一番に選択した判断。

自分が考えてきたデザインや製作は自分で見届け管理したいと思うものですが。。

しかし、現実としてそれが受け入れられなくなった時に、終了してしまわずに、それでも続けていける方法があるのか。。

これを考えると、一見矛盾しているようですが、「手放す」ということも実は「存続」につながることがあるのです。

そんな究極な姿なのではないかと思います。

一人の人間の一生の中で物事が華やかに達成されることは本当に恵まれています。

某有名ブランド様は「前世」が靴屋。

その時代は日の目を見ることが無かった地道な靴屋としての活動で一生を終えた人物がいたということ。

そして、同じ魂が次の世代で世界的有名ブランドとなったというのも、いかに人間の一生などはかないものなのか。。ということになります。

「継承」こそが大切、その良きバトンタッチのようなものがあってこそ、長く創業当時の「精神」が続いていくのではないかと思いました。

そういった意味でも、「マリー」様の最後の選択は良い選択なのではないでしょうか。

この映画公開のおよそ半年後、ご本人がお亡くなりになっています。

あとがき

「今後こんな優れたデザイナーは生まれないであろう」などと言われ、そのロゴやブランド名のみが継承されていくことがあります。

ご本人のデザイナー様がお亡くなりになってもその後ブランド名が存続するのは、継承の1つの姿。

それは元をたどれば最初の創業デザイナー様の「魂」がいまだに生きているということなのだと思います。

継承もただの商業目的では決してこうまで続いていないはず、いつまでたっても創業デザイナー様へのリスペクトありきであるべきで、実際にそのような気持ちで継承されてほしいと思います(^-^)。

使用生地の選択肢が倍増する考え方、目立たない場所に目立たない作り方のハギ目を真ん中に、巾着共布ひもを作りやすくした【1179】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在は大きく見た製作デザインというのが、ナップサック型です。

何といっても、巾着ひもがそのままショルダーになること、口が完全にきゅっと閉まることのセキュリティー性を備えた、昔懐かしながらの伝統的な素敵なモデルだと思います。

ナップサックと言えば。。という昭和時代のイメージの良い部分を継承しながら、新しい形で未来型のような方向へ持っていければと思っております。

決して私が両端から紐を引っ張ることで口が閉まるなどという物理的構造など閃かなかったと考えますと、昔の誰かがそれを考えてくれた。。そのことに敬意を払いながら良い形で利用させていただきたいと思うのです。

そのポイントである共布巾着ひもなのですが。。

これまでは150cmの型紙で1枚仕立てで作る一続きのものとして考案したのです。

ただ、ここには限界があり、150cmもの幅がある生地に限定されてしまうのです。

縦に裁断するという方法であれば無限なのですが、コスパが悪く、バッグ製作で縦に1.5mもの長さは必要ありません。

表地も裏地も同じ生地を利用するならあり得ますが、かえってそれも変なつまらない縛りや条件になってしまうのです。

よって、このたび、2枚ハギで作るということに考え直しイメージ図を作ってみたのです。

では、新しい2枚ハギの型紙で作った出来上がりの巾着ひもをご紹介したいと思います。

150cm幅の生地はレア過ぎる、狭い幅の生地にも対応した2枚ハギで作る共布巾着ひもの型紙への変更、選ぶ生地のポテンシャルが上がる

150cm巾の生地というと、カーテン地とかインテリア生地に多いのですが、大きな生地というくくりで見るとレアな幅なのです。

多くが、人気の綿/100%のプリント生地であったり、服地の多くも日本製であると巾は108-112cm辺りが多いのです。

確かに1枚一繋ぎは途切れ目がないので、「高級の証」という考え方があります。

しかし、現実的なことを考えると、150cm幅限定でこれを作る気持ちにならず、敬遠されることになるのです。

気に入った一番の生地があるのに、生地幅が不足しているために妥協したりあきらめなければなりません。

それを思うといたたまれません。

そこで、ある決断をしました。

意味のある2枚ハギであれば、それは、高級云々を上回る立派な哲学が入るのではないかと。

そして、もとは150cmであった1枚の型紙を80cmを2枚ハギ合わせで1本にする仕様へ変更しました↓。

少し気になっていた長さの不足分も同時に追加、2枚ハギの160cm程度へ変更です。実際は156cm仕上り。

早速この実験をしておりまして、結果はグッドでした。

巾着ひもがフルに開かれた時に、本体の一番長いてっぺんも十分に広がることができました。

ここで、2枚ハギの仕様が始動です。

真ん中でハギ目を作ったことの効果もありまして、両サイドの部分に来ますので、正面ではないというところが視界から遠ざかったということになるのです。

基本的には、可能であれば1枚一繋ぎが丈夫であるという理論です。

やむを得ずハギにしましたが、ハギは「強度が弱い」「不安」というイメージがあります。

それを、「大丈夫ですよ」と納得していただける工夫をしております。

まずは全面に接着芯を貼ること。

全面接着芯はpicturesque(ピクチャレスク)では当たり前になっているのですが、これが意外と生地そのままで作られているお品も多いのです。

ぱっと見は中身まで分かりませんので、手間が省かれる部分のようですが、触ってみたりしたそのハリコシ、その後の経年でその違いは明らかです。

そして、更なる工夫がこちら↓。

ハギの地縫いは二度縫いで、さらに、表からハギ目の両端2mm程度にステッチをかけ固定しました。

ただ、後の見直しで、このハギ目の両サイドステッチは無い方がハギ目が目立たないという判断へ。

その代わり、最初の地縫いを二重縫いにして見えない部分を丈夫くしたのです。

ひもの出来上がり:両端の固定ステッチはこんな風に出る前案に対して、上述の通り後案はこのステッチは無し。
巾着ひもホールに通した状態のハギ目の位置:巾着ホール周辺に位置しますが、なんとなく隠れてくれます。

強度の強さをしっかり徹底しておけば、巾着の「わ」の構造によってもう1方のひもが外側を覆うので、ハギ目が隠れるという有難い構造もあります。

これで、1枚繋ぎにこだわる必要がないことをご理解いただけると思います。

このハギの方法で、本来一番大切な作業である、生地の選択というものを制限のない自由な選び方ができることになりました。

80cm以下の巾の生地というのはほとんどありませんので、この80cmの型紙は、ほぼすべての生地に対応できます。

自由を手に入れる喜びというものを感じます、是非心底お好みの生地を見つけて下さいませ。

あとがき

この型紙で作るナップサックの本体の容量は限られたものです。

非常に大きな旅行バッグに重さが10kgもある荷物を入れてのハギ目というのは、これまた強度の不安があります。

しかし、このたびご紹介のハギ目で作るバッグが、コンパクトなナップサックでありますので、その容量とのバランスも考えるとハギ目はあっても大丈夫という判断もありました。

もし、このハギ目の案を様々なケースに応用する場合には、支える重さがどのくらいが最大限であるかなどを考えるということも同時に補足したいと思います(^-^)。

<パッチワーク企画⑥>4点連続製作の1点目が完成、ナップサックならではの前後両面使いが可能、パッチワークなのに無地に映った【1178】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

パッチワークシートに時間をかけましたナップサック型全4点の1点目が完成しました。

パッチワークシートのその後の作業は、割と円滑です。

やはり、シート作りが一番手間が入った作業になることを実感します。

それぞれ使用のはぎれが違い、表地も裏地もすべての面がパッチワークなのです。

1点目は、せっかくの複数連続製作の最初ということで整った見え方を持ってきました。

出来上がりはモノトーンです。

両面使い可能であることが全体コーデの可能性を広げてくれる、無地ライクな片面とボーダー状にグラデーションに映る片面

1点目の完成:<サイズ>縦29/49cmx横34cmxマチ15cm。この面が4点すべての中で唯一の無地ライク。

もはやパッチワークであることも分からないほどにハギ目が馴染みます。

もう1つの面:グラデーションみたいにパッチワークが整頓されて、横長に一続きに見えます。
横から見た感じはこんな感じです。なかなかスタイリッシュです。はぎれで作ったことが信じられない程。

さらにいろんなショットをご覧いただきましょう。

最初の画像の巾着をを広げたショット。柄に凹凸感があるオパールの良さが出ています。
底面の様子:パッチワークシートのハギ目が一番混在している部分です。隠れる部分に仲間外れの生地を配置。
内部のポケット:はぎれを引用しました。カードやキーが入るミニサイズ。この生地はまだ残布があります。
内側のもう片方の面:モカ色も入りますが、生地の柄のラウンドなお花がリンク。ボーダー状に映ります。
入り口付近:ナップサックをを開けた瞬間の映り具合は大切です、下の方に半端分が来るように配置。

パッチワークの配置がなかなか考え易かった1点目の製作でした。

黒ベースが共通ですので、ジャガード同士の柄違いなどはあまり違和感はありません。

この後からの2点目からは、カラーも多く出てきて少しパッチワークの組み合わせの難易度も上がっていきます。

現在はすべて配置は完了でして、あとは作り上げていくだけになっています。

残り3製作もその行く末をお楽しみにどうぞ(^-^)。

パッチワークバッグはどんなコスパなのかを生地用尺に換算して考えました

また別の記事でも原価についてはメインに投稿する予定ですが、パッチワークの細かい生地を集めた原価はどうなっているのかというところに少し触れたいと思います。

これらの生地は元は、生地を多く調達したもののはぎれであったわけです。

1点ナップサックが出来上がるためには、細かいパーツの合計枚数が、横4枚x縦4枚x2面x2(表地と裏地)=64パーツ。

パッチワークパーツ1枚が横が17.5cmなので、生地幅のシングルで考えて、110cm巾÷17.5cm=6枚とれます。

このデータから、生地巾110cmでの用尺を算出してみました。

パッチワークパーツ1枚の縦は12.5cm。

6枚で縦12.5cmの用尺であるから、64枚では。。を考えます。

64枚 ÷ 6枚 x 12.5cm ≒ 133.3333cm → 約1.3m となります。

表地も裏地も合わせて110cm幅の生地を1.3m分使ったことにだいたい同じなのです。

そこへ、ポケットの別布と長いショルダー1.5m分の幅5cmの型紙x2枚分もありますので、ざっくりと0.2m(20cm分)追加して、約1.5mくらいでしょうか。

例えば、@¥1,000/mの生地を平均としますと、1.5mx@¥1,000/m =¥1,500/点という原価。

その中に@¥3,000/mから@¥6,000/mなどという高級生地も含まれるわけです。

この値からの感想は、「パッチワークは原価が割高につく」と感じました。

1.5mを表地も裏地も合計で使用するようなバッグはもう少しサイズがビッグなものになります。

あくまでもざっくりとした感覚ですが。。

そうはいっても、ここまで同時に1点の中に様々な生地が入り込むことが貴重な機会と言えますので価値がコスパを越えたところにあるのでしょう。

あとがき

原価については、今後、何かを製作していく時に、原価をあえて提示していくことがあると思います。

そんなスタイルの人が一人くらいいても良いのではないかと思います。

原価はみんなが隠していることです。

原価が分かるとそこへ積んだ利益がばれますので、それによってご購入されなくなる可能性もあります。

しかし、反対の考え方をしてみました。

作り手様にも参考になるのはこの一番隠された原価の部分。

それが、良いお品を見極めるご購入者様にも有効であると見ました。

ここを研究したような内容の発信を視野に入れていこうと思った新しい決意もあったこのたび、やって良かったと思っています。

そして、2019年辺りからなかなか動かなかったはぎれが一気に大きなお品を作ることですっきりしていくことも良い2022年最終の締めくくりになりそうです(^-^)。

衝動的なお買い物の際に冷静になる、余計なお洋服ではないだろうかを事前に確認できるワードローブノート、手持ち全体のイメージを常につかむ【1177】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

街をぶらりと歩く中でお洋服を衝動的に購入することがあります。

リアル店舗ではなくても、ネットサーフィン中のお買い物でも同様です。

このたびは「サスティナブル」の高まりに相応しく、本当に必要なお洋服だけを選りすぐる集め方のワードローブ作りのお話になります。

クローゼットの片隅に一度も着用する出番のないお洋服を購入してしまわないよう、どれも出番があることが「コスパが高い」という結果になるのです。

日常生活には切り離せないお洋服を各々が気持ちよく管理できることを願いながら綴ってまいりたいと思います。

お洋服に愛着がわく要素になる、購入時の価格を始めとするそのお洋服の背景がまとめられた情報をノートに書き記すワードローブ管理の例

1アイテムのお洋服について、5つの情報を盛り込み記録します↓。

現物のノートであればお出かけの際に携帯できます。常に気軽にチェックできる「エクセルシート」は私の例。

購入したらすぐにメモしておくと、まだ情報がホットですので正確に記録が残ります。

これは、おしゃれなミニノートやメモ帳でも楽しいですし、デジタルの形でも修正がしやすくて良いです。

①アイテム名:ワンピース・セーターなどのワード。

②購入価格:ネットの場合は送料込みの支払い金額が良いでしょう。結局いくら投資したかのコスパを見る時には送料が含まれた方が良いです。

③ブランド名:ほとんどのお洋服にはブランドネームが縫い付けてありますが、まれに、オーダーメイドや自作品には何も付いていない時があります。そんな時には、「手編み」「オーダーメイド」などと記すとブランドと同等の見方ができます。

④混率:毛/100%であれば、真冬なのか春先のまだ少し寒い季節なのかなど、着用季節の判別には有効です。

⑤購入先:店舗の名前、「メルカリ」様などのサイトの名前を記録しておくと購入したイメージが後になってもわきやすいです。

こうして、すべての詳細を把握しきれないワードローブのアイテム1点ずつを記録していくことで、末永く着用していく気持ちになればと思うのです。

それで、この記録は、1アイテムずつなので、ワードローブ全体をまるでクローゼットを開けて見渡したかのように分かる表が1ページくらいのコンパクトなサイズで一見で俯瞰できると良いです。

ここからは、季節ごとに持ち分を把握することに役立つ記載の仕方を深堀り、長年実際にやってきた、今でもやっているまとめ方です↓。

季節ごとにグループを分けますが、1ページ内。全体のお洋服の数が一目見て分かりやすいように番号を付けます。

洋服コーデを上下のセットで決めてしまうセットアップスタイルです。

これと同じタイプの方をYouTubeで拝見しましたので、「いらっしゃるんだー(喜)♪」と共感。

実は、当ブログ記事は、最初の投稿の2022.12.14からおよそ2年後の2024.10.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2024年現在では、セットアップに組み合わせた状態で各季節8セットずつです(ワンピースは1点で1セットとカウント)。

普段ジャージスタイルでお出かけ着だけを集めたお洋服の集まりですのでジャージを含んでいない割には多めです。

何なら5セットくらいずつでも十分な量ですが、見直してもこの結果になりましたので今はこの分量で納得しているのです。

季節は、ここ近年春夏秋冬が綺麗に配列していないような、前日暑かったのに翌日急に寒くなったなど季節の変化が急です。

そんなことも考慮し、3つの季節に分けていまして、1)「冬・梅春・晩秋」というグループ、2)「春・秋」というグループ、3)「夏」というグループに分けました。

「初夏」や「初秋」は3)の「夏」に入るイメージです。

この分け方の良い点は、同じグループでも気温の違いがあることで同じ数にまとまりやすかったということです。

2024年のワードローブ:一時期増え過ぎたところから再び絞り込んだ状態がこの8セットずつの分量の現在。

あとがき

「サスティナブル」なお洋服ライフ、無理をしてやっていくのではなくて、日常の当たり前を見直しながら楽しくやっていくことができます。

完璧ではなく、幾度も失敗をし、余計なお洋服をついつい購入しては手放しています。

当ブログ記事の「手直し」に当たって、つい先ほどワードローブを見直した状態です。

びっくりするほどの黒ベースが実現しています。

他のカラーを取り入れる途中の段階も以前にはあったのですが、結局は最終的に黒に行き着くスタイルこそ私らしさなのだと思いました↓。

ほぼモノトーンのみのワードローブ:「アルマーニ」製の古着もしくはオーダーメイド古着に特化。ニットは箪笥へ。

「結局こうなるんだな」と納得、黒は最も拘りを表現できる1つのカラー。

バラバラテイストよりもパンツスタイルに拘ったりブラウス中心であったり特化する点は色以外にもありますので、どうぞ楽しみながら相応しい拘りを見つけてみてくださいませ(^-^)。