<パッチワーク企画⑪:最終>小さな集まりが大きな価値を生むことがある、裁断という作業のデメリットのカバーはパッチワークの一番の強味【1209】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年末と2023年初頭をまたいだ<パッチワーク企画>がこのたびをもって終わりました。

4点のナップサックを多種の色や柄のパッチワークシートで作ってまいりました。

1点ずつは過去の投稿でご紹介済ですが、このたびは総まとめとしまして、全部を一望してみます。

そして、これまでやってきたこの活動から、最も重要な学びをお伝えしていく回にしたいと思います。

パッチワークバッグの新しい可能性、「メイン面」はどれも強いアクセント、残りの面は程良き中間的な調整役というバラエティー

では、ここからは、ひたすら同じ角度から見た4点の違いを見てみることにします。

まずは、「メイン面」と決めた、人に見に映りやすい背負った場合の正面の部分からです。

メイン面:それぞれの出来上がりのパッチワークシートの中ではアクセントある強い印象の面を配置しました。
表面で背中に接する部分:左下だけは、こちらをメインでも良かったかも。大半がメインに比べてぼやけます。
内側のポケット面:このポケット面は内側では、背中から遠い方の面にあたります。ポケット自体が差し色です。
サイド面やてっぺん:置いている際などにはこんな風に映りますので、人の目に映ると考えるとこの風景も重要。

ポケット面の写真の中で、1つ吊り下げ式のポケットである右下は、ポケット付け忘れにより考案した後付け可能な「ポーチポケット」になりました。

ミスや失敗からも新たなるデザインが生まれたというユニークエピソード付きです。

困って行きどまりの時に考えた案というのは、後から振り返れば思い出に残るものです。

こういったパッチワークの継ぎ接ぎだらけの状態というのは、強度は強いものではないので、ステッチで固定するなどの工夫が重要です。

その分手間が非常にかかるものになりますが、「必要手間」ということになります。

そんなことから、最初から生地をわざわざ細かく刻んだファッション的な意味でのパッチワークバッグを製作するというのはかえって意味が薄れ、表面的なお品物になってしまいます。

というのも、どうしても余ってしまったという経緯こそが「はぎれ」であり、こうしてたくさんの種類の柄が何年もかけたストックの寄せ集めであるところにこそ価値が出るということだからです。

はぎれの寄せ集めであることで、一度は過去に何かを製作した時の思い出や苦労などのストーリーが集まったものでもありますので製作には余計力が入りました。

最初から細かく刻んでしまった生地というのは、その時点では価値は1枚の面積の広い生地に対しては劣ると考えます。

特に柄の場合は、つながって広々とした面積である方が細かくカットされたぶつ切りよりも美しいに決まっているのです。

むしろ1枚の面積の広い生地にキルトをかけた仕様の方が、「強度を高めるためだ」という意味が入るのです。

ただ、柄がとぎれてしまうことのフォローも、パッチワークの配置を同類を並べることでトライしてみたのがこのたび引用の「連続配置」のやり方。

キルトの方も製作してきたこれまでとの比較で、パッチワークとキルトの違いを実感しました。

見かけは、キルトもパッチワークもステッチがほどこされた点では類似のように見えますが、もう少し奥深い点では別物でした。

あとがき

<パッチワーク企画>ご覧いただきましてありがとうございました。

はぎれという材料で作ったものは、イメージとしてはB級品の扱いを受けることがありました。

しかし、「なぜはぎれが生まれてしまったのか」というところをしっかりと説明できることが、反対にはぎれの価値を生み出すヒントではないでしょうか。

ここにアパレルの奥深さがありまして、「裁断」なくしては美しい立体感が表現できないことがあります。

ですから、はぎれが生まれてしまうことは仕方がないことなのです。

それでも、そのはぎれを有効に使う手段として「パッチワーク」を様々な切り口で美しく仕上げることがこの度のチャレンジでした。

今までパッチワークであまりされていなかったことは何だったのか。。を考えた時に、1つ出した答えは、「ぼやけの解消」でした。

複数の面の中の1面のみを同じ種類で並べたことは、これまであまりパッチワークでは行われていないことだったのです。

まだまだ掘り起こし切れていないパッチワークの価値、製作活動でどうしても余ってしまうはぎれを利用しながら、是非見つけていこうではありませんか(^-^)。

<パッチワーク企画⑩>整然と配列された面を持つベージュ系パッチワーク、軸を失いがちな多種の柄とカラーに特徴を強めた【1208】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、<パッチワーク企画>の最後の4点目の製作が終わりました。

<はぎれ>という分野としては、ここまでの道のりは随分長いものでした。

パッチワークシートを作ると言っても、1点のバッグなので4シートを作るところからのスタートだったから無理もありません。

1枚のシートは縦4列横4列で16パーツで成り立ち、4面必要ですので、全64面のパッチワークで1点のナップサックができているのです。

この次の記事番号【1209】では、4点が勢揃いしそれぞれの違いを見比べながらのの総まとめをアップ致します。

このたびは、最後の4点目の仕上がりをその特徴と共にご覧いただければと思います。

黒が入らない中間色の集まり、パッチワーク64面で出来上がったまるでレンガのおうちのようなベージュ系ナップサック

最初の方の1-2点目で黒ベースを多く使い、残りの3-4点目ではカラーが際立つ出来上がりになりました。

このたびのラストを締めくくりますのは、全体から感じるカラーが「ベージュ系」。

外面はベージュ系で、内側はオレンジやブロンズベース、マルチフラワーも柄がかわいく賑やかです。

一番整った配列の面:<サイズ>縦29cmx横34/47cmxマチ15cmです。この面が1つあることが特徴。

ナップサックは両面自由に背負えますのでこうした整った面も入れていくと、かえってバラエティーに富む使い方ができるのではないかという解釈です。

ややぼやける面ですが、この感じが例えば無地1色のワンピースなどには効果的な装いになることがあるのでは。
片方の側面:4種のパッチワークが混在しています。お花の種類が違うことをカラーの類似でカバーしています。
もう片方の側面:それぞれの角度で表情が違って面白いです。ショルダーの立ち上がりは強靭さの表れです。
底面:可愛らしい小花柄がすっぽりと底面へ隠れてしまいましたが階段やエスカレーターでは人から見られます。
内側:賑やかです。4点目となると残りの生地で組み合わせる難しさがあり、ここに反動が来ているのかも。。
ポケット:こんな風に無地ライクの面の中にポケットを付けることでやや物足りなさをカバーしました。

4点目は製作者も慣れまして、スムーズに進んでいきました。

シートにステッチをするところからのスタートで3日間の完成、1日の作業時間は、だいたい平均3-4時間ずつでした。

とにかく、パッチワークシートを作る前の段階の方が日数を要します。

考えてみれば、あのはぎれの山がこのように、4点目の最後の終了をもってすっきりしたことが感無量なのでした。

あとがき

生地の厚手、薄手が混在するパッチワークの寄せ集めの場合に、注意したいこと、あまりにも薄手の生地には、もう1枚接着芯を余分に貼り他のパーツと厚みを調整することです。

そのタイミングは、シートになって、表側からステッチで固定していく際に行うのが望ましいと思います。

そうすることで、ハギ目の両割れが綺麗に寝ますのでステッチ自体も綺麗に乗るのだと実感しています。

そういった対策をしないと、皺が薄手の生地に寄り集まり、ラインがゆがむことがあり綺麗ではありませんでした。

パッチワークにありがちな厚みの差はこうして埋めていくと良いのではないかという1つのメソッドです。

では、次回【1209】が<パッチワークシリーズ⑪:最終>で、4点同時に登場し見比べますので、是非ご訪問下されば光栄でございます(^-^)。

手持ちの残布だけで作る限られた長さの生地で長いベルトを作るヒントにどうぞ、2枚ハギの別生地2色で作った共布ひものつなぎ方【1207】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、<パッチワーク企画>という多数のパッチワークパネルで表地も裏地も製作するナップサックを製作中です。

その中で1つご紹介したいスポットがございまして、2枚ハギの共布巾着ひも作りの場面です。

今までは、生地幅一続きを裁断する手段しか考えておらず、150cm強の出来上がりに対して、選ぶ生地に「幅広生地の中から選ぶ」という条件がありました。

しかし、150cm以上もの広い巾の生地は正直レア、なかなか見つかりません。

かといって縦で裁断すると生地のロスが多く、コスパが悪くなるのです。

よって、横向き裁断のままで、1パーツを生地幅すべてに対応する長さ80cm程度にし、2枚ハギを繋げるやり方を考えました。

近いカラー2色コンビの2枚ハギで1本につないだ長いベルト、ナップサック全体には程好く馴染むバイカラーデザインパーツとして成り立った

左の生地は、麻/55%、ポリエステル/45%。右の生地は、ナイロン/100%。土色と砂色のコンビで接結完了。

この2色は比較的色が類似なので、バイカラーといえども馴染むようにバッグ全体に配置できます。

気になる真ん中のハギ目の位置につきましては、実際にホールに通すと内側に隠れますので、目に映らない位置に配置されるという偶然にも恵まれるのです。

ショルダー2本分:バイカラーながらなじむ映りです。3本ステッチが美しいのですが、その後4本ステッチへ発展。

もとは、5cm巾の80cm(縫い代込み)の型紙を1cmの縫い代で合体して、ハギ目で▲1cmx2箇所、端同士の縫い代▲1cmx2箇所の合計▲4cmが差し引かれて、160cm-4cm=156cm。

約155cm程の出来上がりの長さで、Dカンに設置時に「わ」になる部分が5cm持っていかれることで▲5cmという差引により、結果出来上がりが150cmのショルダーに出来上がるのです。

こうした安定的に常に150cmで徹底できるのも、2枚ハギにしているからこそ。

内側に接着芯をフルに貼り、観音開きで4枚が重なり丈夫になっていきます。

そして、更にステッチが内部に縫い付けられて、ハギ目の両端にもステッチを走らせてみました。

ここまで徹底した作りのショルダーが丈夫でないわけがありません。

出来上がり巾が、1.2cm程の華奢なタイプながら、十分な強靭さを追求したショルダーとなりました。

あとがき

今回のショルダー/巾着ひもは、<パッチワーク企画>最後の4点目(記事番号はすぐ次の【1208】に取り付けるものになります。

もう間もなく4点目のナップサックも完成し、パッチワーク企画が終了となります。

<パッチワークシリーズ>の最終で今まで全4点を同時に比べる投稿(記事番号はさらにその次の【1209】)を致します。

このたびのエコロジーな砂色や土色のショルダーがナップサックの完成品の中でどんな存在になっていくのかもお楽しみにどうぞ(^-^)。

きっぱりやめるべき!体に不調をきたす寝ながらスマホの「あお向け」「うつ伏せ」両方の徹底廃止、首・肩・肩甲骨にを大切に【1206】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当<食・健康>のカテゴリーでは、「こんなことを始めています」などのご紹介はさせていただきました。

よくルーティーンに組み込む項目が追加された時に、その効果も少し見ながらご紹介致させていただいているのです。

このたびは、真逆の「これやめました」をお送りしたいと思います。

やめたことなどいかにも無関係のように感じるかもしれませんが、実は「前向きなやめる」がかなり大切。

この度ご紹介のやめたことというのは、数多くの人々が現在も続行中のことかもしれません。

思わずやってしまう寝る前のスマホの体勢、「あお向け」「うつ伏せ」共にNGを実感したのは実際に体の不調をきたしたことがあったから、是非廃止をお勧めしたい

スマホのあお向けは良くないと目にしていましたが、どうしても寝る前のリラックスタイムにスマホを手にしがちです。

あお向けが良くないという意識から、ここ半年くらいですかね、うつ伏せでスマホを見る習慣がついてしまいました。

そして、ここ最近のこと、朝起きて右側の肩甲骨周辺がパンパンでものすごく痛かったのです。

そして、腰もおかしい(痛みが少し)など、気持ちの良い寝起きではない日が続きました。

右側が見事に一直線に凝り固まって痛みができていたのでした。

特に肩甲骨周辺の様子があまりにひどいので、これはまずいと原因を考えていました。

そうすると、「これだ」と思ったのが寝る前のうつ伏せスマホだったのです。

背筋を使いながら肩甲骨周辺を傷めていたということでしょうか。

ということで、これ以上はもう限界だと思いながら、その日から寝る前にスマホを遠くへ置いて、寝ながら見ることを一切やめました。

就寝時だけでなく、休憩みたいなゴロゴロタイムでもやらないという徹底ぶりです。

そうして、2-3日経過しました。

するとどうでしょう、早くも肩甲骨周辺や肩の凝りや傷みは現在解消です。

腰が少しだけ残っていますが、まだ1週間も経過していないので、この徹底をずっと今後も続けていきたいと思います。

恐ろしいのは、すぐになるわけではないので、大丈夫だと思ってやってしまうことです。

それが、半年後、1年後になると急に強めの痛みや凝りが感じられるのです。

もしかして、謎の腰痛とか、謎の肩こりなどの原因が分からない痛みがずっと長い間続いている方がいらっしゃいましたら、ここを一度見直して下さいませ。

あれをやっていて体の調子が向上することは全く無いと思われますので、まずは、やめることです。

それで緩和されていった時に、それでも残った痛みなどは別の原因だと見つけやすくもなるかもしれません。

多くが、このスマホだけで腰や肩を痛めていることが多いのではないかと思いますので、一気に解決できることを願います。

あとがき

当たり前のようである日常を細かく見直すことで、体や心も整えたいものです。

気づかないというのが一番残念、こうして、失敗した体験も何か糸口が見つかって良い方向へ変わった場合には是非小さなことでもご紹介していきたいと思います。

1つこれだけやればよい、という偏りは大きな効果は出ないと感じています。

いろんな小さなことをそれぞれまめに複数同時ルーティーンを続けていく中で効果が出るような気がしております。

体がすべて一体化してつながっているということです(^-^)。

<パッチワーク企画⑨>はぎれの中でもカラーの特徴を集めその他の同じモデルとの差別化、パープル系マルチカラーが集まったナップサック【1205】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年から年をまたいで2023年初頭も引き続き製作しています、<パッチワーク企画>のナップサック。

このたび、全4点中の3点目が完成しました。

1-2点目は、黒ベースのものでしたが、その後だんだんとカラーが入ってきました。

このたびも黒ベースの生地が裏地に一部ありますが、全体としては1つの特化したカラーのテイストに出来上がりました。

では、見る角度によるパッチワークの面の出方の違いをお楽しみいただければと思います。

角度によって少しずつ違う表情が退屈しない楽しさでもある、総合的にはパープル系のナップサックが明るいイメージで完成した

正面:<出来上がりサイズ>縦29cmx横34/47cmxマチ15cm。こちらがメインの正面(背中面)に決定。
背面:背中とくっつく面です。少し色がぼやけるので、メインは上の写真の方にしましたが、また別の表情です。
底面:複数の柄が密集部分。この面も階段やエスカレーターの上り下りの際には視線を集めることがあります。
右サイド:柄と無地がはっきりと分かれていてすっきりしています。
左サイド:「パープル系なのである」という主張がある側面。

全体としては、パープル系で出来上がったこちらのナップサックは、「青味の色」を意識して表地に集めたことで実現。

パッチワークにありがちな「基軸カラーの無さ」の解消です。

そして、巾着紐もご注目いただきたいのです。

2色使いになっているのは、グレーの方が生地が不足していて、やむなくモカグレーのような色も挟み込んだという理由からです。

その結果面白いバイカラーの巾着紐が出来上がっということです。

それぞれの生地の厚みが違ったので、両方に均等にするには1本の巾着紐の中で、バイカラーになるようにハギ目を作ったやり方を選択。

同じ色でそろえて作ると左右のショルダーがくっきり2色に分かれますが、そうはしなかったというところは、都度の判断の結果なのです。

では、裏面を見てみます。

まず、ひっくり返して、じっくりと両面をご覧いただきます。

裏面-背中に接しない方:上の方は黒ベース、下の方のピンク無地は、上の柄の中のお花の色にリンク。
裏面-背中と接する方:上の方は黒ベースの原色カラー柄。下の方は、葉っぱにリンクしたグリーン系が集結。

では、実際にバッグをオープンした時の風景をご紹介したいと思います。

上:背中から離れた方の面/下:背中に接する方の面。マルチカラーが均等にちりばめられた様子。
上:背中に接する方の面/下:背中から離れた方の面。上と別の方向から見てみました。

内側は、結構賑やかです。

1つのナップサックで各箇所に様々な表情があるのです。

あとがき

4点製作の後半の3点目でこのようにカラーの展開が豊富に出てきました。

次回の最終はまた違う種類のカラーの展開になります。

ここで登場生地の黒ベースの存在が終了になりますので、最後の4点目がいかに違った感じになるかもお楽しみにどうぞ。

いたって作りはシンプルなのに、パッチワークが集まったことでうまく全体を調和してくれる良さが生まれています。

このパーツの並べ方には賛否あるかもしれませんが、その時の精一杯のイメージを確かめながらこのように配置したものなのです(^-^)。

布が断然永続的、「サテン」「シャンタン」「別珍」「グログラン」などのエレガントな裏地の素材、裏地の高級感から判断できるバッグの良質さ【1204】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ある古い時代のバッグを購入した際に、裏地が綿/100%だと思われるカジュアルなチノ素材であったことが、表地のつるりとしたエレガントさとのミスマッチを感じたことがありました。

バッグがいかにも量産っぽいありふれた第一印象になってしまうのも、裏地を見てそのように感じるものです。

裏地にもきちんと丁寧さが行き届いているのかどうかというところにバッグの高級さがうかがえるエピソードです。

裏地は脇役かもしれませんが、多くの古物市場の中のバッグを見てまいりました範囲では、良い印象のバッグは必ずきちんとした高級感ある裏地が設置されていたことが印象的です。

このたびは、過去に多くのバッグの裏地を見てきた中で、特に高級感が感じられた記憶を掘り起こし、裏地に使用する高級感ある生地をアウトプットしてみたいと思います。

裏地に使われていた生地x4種、「サテン」「シャンタン」「別珍」「グログラン」が記憶に残る、バッグ全体の高級感に間違いなく裏地も寄与していると考えずにはいられない

まず、ここで、このお話をしたいと思います↓。

過去には、ハイブランド様でも裏地を表の本革レザーに沿うようにと、その一時ではとりあえず見栄えの良いPVCや合皮が貼られていたことがハンドバッグでは大半でした。

確かに、数年は高級感があり、本革レザーのレベルに近く感じられます。

ところが、一生物と言われたその20-30年後のバッグが見事に内側の裏地だけがが劣化してボロボロである現象があちこちで起こりました。

実際にそのような事態を経験したのです。

裏地の張替えや、合皮ポケットを外すというリフォームによって、今後は本当の一生物にやっとなれたという経験です。

最初から永久的には作られていないというところが重要な点、目先の高級感に騙されたと言えます。

合皮やPVCを裏地に貼るよりも、かえって、布が最初から貼られていた方がはるかに永久的なお品だということが結果から言えることです。

とは言え、高級感がある布地というと限られてきますので、選択例として、4点の高級感ある裏地に相応しい「布」素材をご紹介したいと思います。

実際のバッグで拝見した高級感が感じられる裏地x4選:「サテン」「シャンタン」「グログラン」「別珍」。

この4種です。

サテン:ツヤが特徴です。どのようなカラーでもサテンであるだけで高級感が出ます。
シャンタン:節も高級感の1つ、凹凸感が感じられる柄のような節の出方に高級感が関連付いていると見ています。

サテンやシャンタンはポリエステルでも存在していますが、シルクの。。ということに特化した方がより一層の差別化。

シルクはしなやかで柔らかいのだけれど強いという優れた特性を持ちますので、バッグを開けたときに内側に広がるゴージャス感はシルクならではの価値です。

別珍(茶色):裏地には滑りも良くて、ふんわりしたクッション性も安心感ある素材だと思います。

そして、別珍というのは、綿/100%でありながら、ベルベットやベロアの類似品にもなり、一見似たコーデュロイとも違います。

そして、裏地としては王道のグログラン。

緯糸が太く、経糸が細いという糸の太さの差が織柄になって現れるボーダーのような様相。

こちらも手持ちでバッグの裏地にグログランだと思われる生地が使われていましたのでお写真貼ります。

向きは横向きに使われています↓。

グログラン(黒):無地よりも織柄が入っていた方が貫禄を感じ奥行きが増します。

大きくざっくりまとめますと、ツヤがあり、凹凸感がある生地を裏地にすることで、高級感が高まるということです。

バッグの中で裏地は重要な名脇役と言えるでしょう。

あとがき

1つ、最後に自らのアイデアをアウトプットしてみます。

レザーのハンドバッグの古い者の中では、「グログラン」は頻繁に裏地に使われているのを見かけました。

このたびの実物のお写真は横向きでしたが、ボーダー状に使う場合、ストライプ状に使う場合とで表地の柄に歩調を合わせた向きの使い分けなども素敵です。

また、パッチワークボーダー、パッチワークストライプなどの表地に対しても向きを変えてどちらの向きに使うかです。

パッチワークは一見カジュアルですが、生地を選定しエレガントに寄せることができるのも裏地の一押しが影響すると思うのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

イメージを膨らませるノートを使ったざっくばらんなアイデアのアウトプット作業、デジタルよりもアナログのノートが良いデザイン入りの場合【1203】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2023年に入って、年始のバタバタした棚卸なども落ち着きました。

そして、早くも最初の月も後半に入ってきた今、今年の製作を現実的かつ具体的に考案してみました。

一番の目的は、去年2022年に消化し切れなかった生地在庫を今年で大きく消化していくことです。

生地のストックに合わせて、更に今年ならではのテイストも入れていく製作になるよう新しいエッセンスも注入していくのです。

アイデアや計画をノートに絞り出すようなアウトプット、自由に言葉とイラストを交えられるアナログ形式が自然なあるべき姿

メモ帳よりは大きいコンパクトなノートを持っています。図や絵なども交えて、今あるアイデアをまとめます。

このたびノートを使った考案で、現在のストック生地の使い道をある程度決めました。

テイストはメンズライク、今までとがらりと変わるのが楽しみです。

ノートにまとめた内容:3)では、具体的にデザインも浮かびこの機会にデザイン画としてアウトプット。

2022年の年末時点で、在庫になることが分かっていた生地ですので、その頃から2023年に製作していくものをぼんやり思い浮かべることがありました。

3)の絵は、左側が小判型を横にしたようなブリーフケース調のマチ無しバッグ。

右はワンショルダーバッグですが、よくあるまあるい底を角ばった四角にできないかと考える場面。

いずれもメンズライクなテイストです。

YouTubeはこの生地投稿より1日前で、実は、この記事を書く前に、睡眠や朝のウォーキングなどが入っていました。

このことで、また更なるアイデアが浮かんできたのでした。

3)のノートへのアウトプット時には、ストック生地をそのまま表地として使うイメージでしたが、表地として使おうとしていた生地が残ったという事実を見つめ直します。

この表地を裏地に利用するというリフレッシュをするアイデア。

更に、表地には、今年ならではの新しい素材を調達して、「ハイブリッド」な考え方をしてみました。

浮かんだのは、表地には「メッシュ生地」ばかりを使っていくというもの。

生地ストックすべてが裏方である裏地にまわるという案です。

メッシュに関しては、非常に魅力を感じている素材です。

あのスポーツのユニフォームや、スニーカーの一部分などの穴のあいた凹凸感ある素材はご存知のところでしょう。

丈夫でほつれにくいですし、メッシュの楽しさがお伝えできると思いました。

過去にも数度リュックを製作した際にパッチワークボーダーなどにして利用しました。

そうして、いろいろな素材という選び方だった過去から一転した、1つの素材に注目した素材の選び方をしてみるということ。

その反対に、いろんなデザインを今度は試してみるというように、あくまで量産をしないという方向でやってみたいと思います。

こんな感じで、ノートの続きが出来ました。

あとがき

ノートは、昔ながらのアナログ式なイメージですが、ノートの良さもあると思うのです。

デジタルだとお部屋が仕切られてしまって、二度と見ることが無かったり、それぞれが別々に考えがちになります。

1冊にいろいろざっくばらんでも、テイストとしては1冊に集約されている結果であったりすることが後から見て面白いものです。

ノートは、その人物の「スタイル」が表れるものなのかもしれません。

デジタルではなかなかオープンしないお部屋でも、好きな時に目に付いたら読み直しができるような気軽さがノート、変な束縛や壁が無いアイテムだと言えます(^-^)。

グレー色の種類の豊富さが美しい濃淡を生み出す、ブルーグレーとカーキグレーのテイストの違いの嗅ぎ分けと同時使いへの挑戦【1202】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒コーデよりも1トーンマイルドなグレーコーデも粋(いき)なものです。

ある時から素敵だと思い始めたお洋服のカラーです。

それを教えてくれた「アルマーニ」様。

〇〇グレーと呼べる、ブルーグレー・グリーングレー・カーキグレー・モカグレーなど微妙な色の展開をたくさんご提案いただいているのだと思います。

一方で、その程良き柔らかさが魅力なグレーコーデは難しさもあり、上下や小物との組み合わせに随分悩みます。

そう考えますと黒は非常に簡単であり、パワーカラーなどと呼べるような一択的な強さを誇るのです。

このたびは、実際にグレーの細かな色の違いを同時に組み合わせる場合の納得や違和感を実物で感じてみた記録をお伝えしたいと思います。

何が正解なのかは出ていませんが、そこは問題提起、グレーの難しい部分を説いていくための山のようなものだとご一緒に見てみて下さいませ。

グレーのお洋服に合わせていくグレーのパンプスx2点は同じカラーであるものの、お洋服によって相性が違うことを見比べ、グレーの深堀り研究として参考にしたい

グレーパンプスx2点:いずれもグレーですが、わずかに上の方がブルーグレー寄り、下はカーキグレーの濃淡。

悩みながらそれぞれのお洋服コーデに合わせてみました。

コーデの拘りに、1セットで考えていくことがあり、一番のぴったりを決めるやり方。

だからこそ難しかったとも言えますが、あまりしっかりとした結論は出ませんでした、この中に答えが見つからなかったとも言えるかもしれません↓。

ブルーグレー水玉の洋服+グレー無地パンプス:こうするとパンプスがカーキがかっていると感じてしまいます。
カーキグレー水玉の洋服+グレー無地パンプス:ワンピースがカーキに寄ったカラーなので相性が良くないです。

じゃあ、このワンピースにはもう1つのパンプスが合うのか。。

ということで合わせてみました↓。

カーキグレーの水玉のお洋服+グレー切替パンプス:先ほどよりはこちらの方がわずかに合うような。。
ブルーグレーの水玉ベストのお洋服+グレー切替パンプス:もう1方のパンプスよりももっと色が離れました。

下のように組み合わせを決定しました、持っている中での判断です↓。

消去法による組み合わせの決定:ただ、左などはかえってパープルのパンプスなどの方が合うのかもしれません。

掲載しました写真も、光の当たり具合でいかようにも目に映るトーンが変わると気づきます。

このことは、実際の着用シーンでも同じことが起こると考えられるのです。

靴は、先端に位置していますので、お洋服との距離が離れます。

こうして近づけるとやや違和感があっても実際の装いでは遠目で見てOKということになることも多いので、姿見ミラーでの最終チェックも必要です。

例えば、ワイン色のパンプスがありますが、赤い色を差したい時には、それ1足しかありません。

多少赤のトーンが違っても、遠目で見て赤が差し色になっていると違和感なく見ることが出来ればOK。

人の視線というのは、「ばっちり合っているのかどうか」というよりも、「合わせていきましたね」というような見方なのかもしれませんから。

あとがき

結論的な事は出ませんでしたが、様々な解釈あってのファッションコーデ。

近くで見た相性、遠目の相性などの比較でも印象は変わることがあります。

結局は、他の人から見た客観的な目線こそコーデの行き着くところだと思います。

生地をコスパ良く使うためには良質さをキープしながら実現可能、地の目に逆らった横取り裁断可能なパーツ「ベルト」「ポケットの袋布」【1201】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

生地は製造された直後からは、「原反:げんたん」と呼ばれる紙製の長い筒棒に巻かれ保管されます。

生地屋様には、原反の状態でお店に並んでいることがほとんどです。

ネット販売でも、原反の写真が入ったショットも写されています。

まず、原反で見る、生地の地の目のお話を先に致しまして、生地を材料に製作するケースの大切な「基本」を解釈する際にご参考にどうぞ↓。

「原反:げんたん」がアパレル業界用語。多種の製造分野における位置付けとしては「反物:たんもの」とも。

巻いてある生地を開いていきますとこんな風に見ることができます。

「人」では、人間が「天地の向き」に立った時にこの矢印の方向が「縦」で、顔に耳が両サイドに付いています。

原反も人間の配置と同じで耳が左右に位置するという見方、矢印が生地の地の目で、縦方向に当たるのです。

経糸(たていと)と、緯糸(よこいと)の紡ぎ構造で成り立ったアイテムが生地であり、生地の耳は細かく穴が開いた少し違う様相をした端っこの部分です。

あのほつれない分厚い耳の部分は安定していて少し厚みが感じられます。

そして、縦向きの性質としては、生地を引っ張ると硬いこと、横向きは生地を引っ張ると少し伸びます。

これは織物であってもこの特徴があることがこの度の重要ポイントになりますので、ここでお伝えしておきたいと思いました。

基本的には地の目通りに裁断が望ましいが、コスパの良い型入れ(マーキング)も大切、本来の地の目に逆らった横取り裁断が可能な2パーツ「ショルダー」「袋布」

生地にも無地やプリントやジャガード等いろいろな種類がありますが、基本的な糸の重なりの構造は縦向きが正しい向きとして製造されています。

プリントが分かりやすいですが、天地があるような木や木の実が入ったボタニカルな柄は、絵画と同じように、木の幹が下側で葉っぱやお花が上の方という「向き」を持ったものです。

プリント柄も使いやすいように、あえて、向きが上下どちらでも可能に配慮されているタイプも多いですが、縦と横に関しては、必ず向きが必ずあるということです。

そうしますと、地の目に沿う裁断こそが本当の意味で美しく作り上げられるということです。

こうして、地の目を意識して型紙を配置していくわけですが、そうもいかないことも出てきます。

例えば、限られた最終の裁断スペースで、「このパーツの向きさえ変えれば上手くおさまる」などの状況があることもあります。

そして、これまで多くの裁断をし、多くのバッグを作ってきた経験から次の2パーツに関しては、特に本来の縦向きではなくて、横向きに裁断した方がコスパが良く、生地をエコノミーに利用できることが多い例になります↓。

①長いショルダーパーツ:100cm以上のようなリュックや取っ手を含む長い支柱などは横向きで裁ちます。

本来なら、ショルダーや支柱を含む取っ手などは、縦向きに出来上がりますので、縦に2本並べて裁断するのですが、長いものは、生地の巾(横の長さ)を利用した方が効率的です。

これをなんとしてでも縦で配置すると、その残りの生地の使い道の配分が悩みの種になるのです。

ショルダーは、力のかかるパーツなので縦向きの方が良いのではないか。。ということに関しては、その後の対策があります↓。

横向きで伸びる方で裁断したというデメリットをカバーする、その後の、接着芯全面貼りがまず1つ。

続いては、観音開き折りに仕上げる厚みの増加、更に仕上げのステッチの本数が豊富であることでベルトがしっかりとしたものに仕上がり、「向き」が本来の方向ではないというデメリットをはるかに超越していくのです。

よって、裁断の向きのデメリットはその後の製作面での工夫で十分フォローできるものだと考えています。

②ポケットの袋布パーツ:セットのフラップは正向きで配置していますが、袋布パーツは本来縦で「わ」。

ポケットの袋布も、「わ」で作っていますので、縦に長いのです。

意外にこのポケットの袋パーツが面積を要するものだということが分かっていまして、それでもゆったりとした容量のポケットを作りたいことから、横向きに配置するとコスパが上がります。

ポケットの袋は無地であれば、横向きに裁断したことで何か問題が起きるのかというと「大丈夫である」とお伝えしておきます。

このように、横向き裁断可能な上述の①と②の2例は、実際に取り入れている方法でありまして、特に1つ目の細長いショルダーパーツは毎回です。

ポケットの袋布は、それに比べたら滅多にはないですが、こういった場面が過去に何度か出てきました。

では、すべてのパーツに対して向きを無視した場合どうなるのか。。当然ながら良質なお品にならないと思います。

それほど、生地の地の目が感じさせる整った「風合い」も重要なのです。

まとめますと、基本的には地の目向きで裁断が良質なお品を作ることは正しい解釈です。

ただし、隠れた部分や、その後のフォロー作業が効く場合であれば、縦に長いパーツは横向き裁断をしても問題ないということです。

あとがき

接着芯も、裁断した生地の向きにそろえた接着芯の地の目で馴染ませることが望ましいです。

柄がパッと華やかなタイプに依存し過ぎた製作は、なかなかこういったことを見落としがち、まっさらの無地や織柄が特徴あるものも含めた生地全体を常に俯瞰して見ることです。

本来のベーシックな部分の「原反」というところから生地という材料を利用させていただいているのだという見方、是非大切にして下さいませ(^-^)。

<リメイク図解>古着の柄や素材が気に入っていて手放すことに躊躇するケース、着用はしないが別の姿へ自主リメイクの準備だけしておく【1200】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今後、ますます環境に配慮した「サスティナブル」な行動が意識されていくと思います。

ここ何十年もの間、洋服は古着しか購入していない「古着ライフ」を送っていますが、古着購入も成功ばかりではありません。

ネットなどで見て決めたものが実際に手にした場合のギャップや、古着だと分かっていていったん受け入れたものの、デザインがどうもある時代の流行が強調され過ぎて、今そのまま着ることにためらうことがあるのです。

そこで、一度は入手した古着ではあるものの、今後は着用はしないアイテムを今一度見直し、その様相を変えて持続していくというご提案です。

確かにミシン技術も要しますので、どうぞ、ミシン1台をお持ちになることもご検討いかがでしょうか。

生地や素材だけを今後も活かして、別のものに作り変えていくいわゆる「自主リメイク」をします。

同時進行で実際に今行っていますホットな情報として裁断の粗裁ちと接着芯貼りをご紹介したいと思います。

リメイク・リフォームは、元のアパレルメーカー様の「著作権」「商標権」の侵害をせぬよう、あくまでも「商業利用は不可」であることを心得ることです。

「自分で使用する範囲のリメイク」ということでご理解いただければと思います。

そして、当記事に投稿する際にも実物写真を控えますので、「アイデアのみ」「図解のみ」の解説になることをご理解下さいませ<m(__)m>。

ブラウス・カバー・着物から継続の大変美しい柄だけを活かす、そのままにしておかないための一歩を踏み出した前準備段階の「粗裁ち」

素敵な柄の古着を大き目パーツで粗裁ちしておく:お洋服そのまま保管よりも一歩を踏み出している状態。

やはり、洋服も作られたままのデザインで残っていくことが一番良いのですが、実際そうはいかないものです。

そこで、一度購入したものを他の人にそのままのお洋服のまま転売しようとしてもなかなか受け入れられなかったケースに引用できると思います。

一度購入した古着を最後まで責任を持つという方向を選択する1例です。

まず、お洋服を四角に近い形で粗裁ちします。

そうして、そこへ接着芯を貼っておくのです。

素敵な絹/100%であるツヤのある素材の良さ、そして、そこにのせられた素敵な花柄を今後も継続して別の形で使っていく決心をして保管していたものです。

結構間が空いた今、その続きを次のステップとして作業したのです。

この後は、型紙に当てはめて小物を作って行くと思います。

もう一度お洋服にお仕立てだと、子供服など小さいものになるかもしれません。

袋物の技術しか持ち合わせていない私はバッグを選択。

そして、出来上がった小物が立派になれば、元のお洋服も違った形で活かされたという1つの成果が生まれます。

元のお洋服ありのままの姿で残ることは一番の理想ですが、お洋服には「流行」が付き物で現実そんな綺麗には片付かないものなのです。

究極、元のお品の「破片」でも残っていくことができるということでも十分ではないでしょうか。

あとがき

アパレルの過剰在庫問題は簡単には解決できない現状があります。

これまでの商業上の構造が余計な需要以上の供給を生んだ結果の姿ではないかと。

「必要最低限」ということがどれだけ素晴らしいことなのかを今一度アパレルには無関係とも言えないミシンを使った作業をする者として、今後も考えていきたいと思います。

一番誰でも可能なことは「古着ライフ」だと思うのですが、それでも失敗があり、間違った買い物をしてしまうことがあります。

そもそも買い物の仕方から研究して「成功・失敗」のはっきりとした区別も必要だと思っております。