K18YGとK18WGとK18PGの3種の地金カラーの色の違いをミックスしたジュエリーの付け方、ギラギラ感あるカラーがマイルドに緩和【1234】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当、「本物志向のレンタルジュエリー」では、宝石質な美しい天然石と、その美しさに相応しいとされる、高級地金の、18金やプラチナが台・チェーンになったものを選りすぐっています。

このたびは、この地金同士の組み合わせにスポットを当ててみます。

地金は主に3色、「①ゴールド色」のK18YG・「②シルバー色」のK18WGとPT850・PT900やPT950。

そして、時々しか登場しませんが、割金(わりがね)に銅の分量が多い、「③ブロンズ色」のK18PGと全部で3つのカラーで考えます。

ネックレス・ブレス・リングを同時付けする際の組み合わせが、同じ地金のみにそろえることだけが素敵に映るわけではなく、もっと可能性があるということをお伝えしたいと思います。

1)ホワイトゴールドとプラチナが同じ銀色であることの利用

ペンダントトップはPT900、ペンダントチェーンはPT850。ブレスはPT850、リングはK18WG台です。

本来、せっかくプラチナでそろえたなら、リングも台がプラチナに。。と思うところですが、やはりそこはデザイン重視なのです。

優先度としては、同じ銀色であれば、その違いはデザインの相性を上回ることはないという考え方を持っています。

これ、あくまでピクチャレスクの方針、「おしゃれ度」を一番に重視するという軸あってこその判断です。

ただジュエリーに精通した人には、リングの台の色が他のジュエリーと違うことが気になるかもしれません。

組み合わせ担当者としまして気を付けていることは、ペンダントのように1つのアイテムに2点の別アイテムがコンビになったものは、出来るだけ同じ地金にそろえるということです。

ただ、そうもいかないこともあり、地金が正面から見えないタイプは別の地金のコンビに組み合わせることもあります。

特にK18WGの太口のチェーンがほとんど見つかりませんが、ペンダントトップの台はK18WGが多いという矛盾によく悩んでいます。

PT900とPt850の違いは、ほとんど無視して気にしていません。

チェーンは割金多めのPT850の方が丈夫さが追求され、今まで見た範囲ではブレスやネックレスはほぼPT850製であるという事実があります。

また、指輪の台やペンダントトップなどの固まったものには、PT900で製作時の融通(?)でデザイン性を高めやすく(?)なのかどうかは想像ですが、デザイン性の高い場所はPT900の柔らかい値(数字が大きい方)になります。

しかしながら、それでもPT1000というものやPT950でさえもレア、主にPT850とPT900が大半です。

2)K18YGとPT850・900の金銀が半分ずつのやわらかな美しさの表現

全てのアイテムが、K18YGとPT900(850)の18金/プラチナコンビ。デザインに占める色の割合がおよそ半分。

ゴールド1色よりも優し気、銀色1色よりも少し色味が付いて独特です。

リングも、ユニークな地金2色使いで、リボンはK18YG、リング部分はPT900。

ネックレスは、2連の1つが金銀1パーツずつ交互、もう1本は金銀2パーツずつ交互の配置。

ブレスは、コイルのように絡めてあるツイストタイプですが、よく見ると、金銀が交互にボーダーのような配置であることが分かります。

これがより一層中間的な良さを生み出してくれました。

3)K18YGの中に2箇所K18PGを取り込む形の混合セット

K18YGの地金にK18PGが2箇所混じった組み合わせ:ペンダントチェーンがK18YG/PGコンビのボールチェーン。

ぱっと見は、K18YGに映りますが、よく見ると、ペンダントチェーンがK18YG/PGのコンビのツイストです。

そして、リングの台も実はK18PGですが、正面からはほとんどストーンしか目に入らないので台がピンクゴールドなのかどうかさえ分からなくなっているところこそポイントです。

そうして、イエローゴールドにうまく馴染んだピンクゴールドは、ゴールドのトーンの違いによって浮くということもなくなりました。

その他、ボールチェーンつながりで、ペンダントチェーンとブレスがリンク。

ブレスはペンダントチェーンにデザインが似ていますが、K18YGのみでできているのです。

あとがき

地金をそろえることに拘るよりも、希少価値の高い数少ないジュエリーにおいては、あるお品物そのままに考え方を合わせていき、融通を利かせることが良いと考えました。

固定観念はかえって新しい発見を逃すことも。。柔軟にあるべき姿に対応していくということで素敵な製造物に携わった人への敬意も払いたいです(^-^)。

<リメイク図解>布の面積が不足の時にの広い面積の確保のアイデア、ストライプキルトステッチに真ん中のハギ目をなじませてしまう【1233】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々投稿の中でお話させていただいておりますが、「SDGs」を意識した体勢で今後はすべての製造業者が臨まねばならないというところまで地球の環境が危ういとされています。

ファッション分野では、「古着のリメイク」こそが、個人一人一人が貢献できるアイデアだと見ています。

しかし、リメイクも「手芸の技術」が必要なのでなかなか広まらないのです。

業者様は商業利用をすることになってしまい、ほぼ全面的に著作権の侵害となってしまう、「リメイク屋」という業種のお店が無いのも当然です。

このとことは、大きな課題として常に考えている悩みです。

実物をご提供できないならば何ができるのかを全力で考え、1つ出したアイデアが「アイデアのみ」として図解で示していくことです。

このたびは、リメイク時に狭い面積しか得られない時にも大きなバッグを作りたいケースのアイデア。

「真ん中のハギ目をストライプキルトの一部として馴染ませる」ということを図解でご紹介したいと思います。

今できることは個人の範囲内、是非ミシンを1台お持ちいただくことをお勧めしたいです。

ストライプキルトをかける理由が後の深みあるエピソード、足りない面積を2枚ハギにし、ハギ目をストライプキルトに馴染ませるアイデア

リメイクというのは今後非常に可能性の高い分野だと思っていますので、あきらめたくはありません。

「図解のみ」にとどまりまっていますし、今後もそのままなのかもしれませんが、引き続きアイデアをアウトプットしていきたいと思っております。

トートや巾着袋を作りたい場合に横に広く面積が必要。お洋服の解体を考えるリメイクでは横幅が不足します。

一番は、お洋服のままで着用することが無駄が無く望ましいのですが、すごく難しいコーデで、コーデ好きな私もお手上げした色のブラウスがありました。

そこで、この絹/100%の高級さを継続して別の形で末永く持っていければと巾着袋を作ることに。。

ただ、洋服も結構ハギ目も多く、この1枚のパーツがなかなかとれません。

よって、半分ずつの2枚ハギを考えました。

まず、しっかりと同じ形の長方形の型紙を用意。接着芯を貼ります。縫い代1cmでアイロンで綺麗に割ります。
そして、キルト用の「ソフト厚芯」を裏面に待ち針で設置。エンボス加工の不織布なども良いと思います。
まずは、1cmの縫い代でステッチして両割りした真ん中のハギ目の溝をその線に重ねてステッチ。
その後は、左右5cm間隔でストライプにステッチ。真ん中のハギ目がまやかされ、ストライプキルトデザインへ。

これを2枚分作り、表地とします。

裏地は、別の生地の無地をロングのボリュームスカートから1枚仕立てで裁断できましたので、裏地付きの巾着袋がこれで準備できました。

はい、ここまでがこのたびのリメイク作業の進捗度です。

あとがき

真ん中のハギ目については、ハギ目の両サイドのステッチもよく採用しているデザイン。

このたびは、ハギ目自体にステッチをかけましたが、ハギ目を避けた両サイドステッチであっても真ん中なので問題ないと思います。

「小さなパーツを大きくしていく」という共通の手法は、どのようなアイテムの製作においても応用できることだと思います(^-^)。

リサイクルショップに並ぶ古着物の中で一際輝きを放っていた、洋と和の狭間の黒ベースに原色マルチカラー大花柄が映える美しい生地【1232】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初に古い着物が素敵だと感じたのは、近隣にあった今は無きディスカウントストア様での発見です。

どのくらい古い物なのか、素材は何なのかなどなかなか背景が分からないところがもどかしく、ミステリアスなのが古着物です。

着物にはかつて品質表示が付けてこられなかった文化というかしきたり(「製造物責任法」もなかった時代だからとも言えます)のようなものがあり、手がかりが見た目でしかつかめないことも多いです。

それでも、お店の配慮で、着物も「正絹:しょうけん」であれば、タグにその記載をしてくださったり、ウール・レーヨン・ポリエステルなどの別も分かるような親切なディスカウントストア様でした。

そのディスカウントストア様というのは、「キンブル」様、愛知県で数店舗の展開の地場的な会社様。

これまで、モルガナイトの珠ネックレスや翡翠の珠ネックレスなど、古き良きジュエリーなどを過去にいただいたことがありました。

そして、また別のリサイクルショップ様ですが、このたび、素敵な着物を発見したのは「BOOKOFF SUPERBAZAAR」様。

最近は着物も積極的に取り扱われているようなので、よくある柄は目が慣れてしまいます。

そんな中でキラリと光るお品を発見しました。

黒ベースのマルチカラーはアレンジしやすい1つの王道、忘れてはならないのは着物用に考えられた大花でありゆったりと広い面積に一番見合うということ

着物の状態が一番大花柄がゆったりと広がって美しい状態であることをまず第一に受け止めることが大切。

マルチカラーが大変美しいです。

地は黒、原色カラーがネオンカラーみたいに一層映えて際立つ存在です。

着物でこうした色使いが珍しいと思ったこともこの着物に注目した理由です。

もっと柄や素材に寄ってみます↓。

上半身辺りの様子。たたんでも生地にしわが寄りませんのでポリエステルなのでしょうか、保管が楽です。
あっさりとしたお花のデザインは抽象的であり幾何柄的でもあります。これも親しみやすいクセの無さかも。

あとがき

先程も書いたのですが、着物用に作られた生地ですので、着物の状態に一番素敵に映ることを見込んでこのような姿になっているということをまず受け止めます。

本来着物のまま着用が望ましいのですが、決して着物を着ることはありません(私の場合)。

そうしますと、こちらを解体して別の形で仕立て直すことになります。

着物をアレンジさせていただく者の任務は、最初にこの着物を作った製造者様・その前の反物を作った製造者様への敬意のようなものです(^-^)。

バッグの中で飲み物をこぼしたくない人に捧げたいアイデア、ペットボトルのみを収納する特殊サイズの直方体ショルダーバッグ【1231】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、思い切った専用バッグを作ります。

それは「ペットボトルショルダーバッグ」。

飲み物を飲み終わればゴミ箱行きとなりバッグが空っぽになります。

しかし、飲んでいる途中の時間帯やごみ箱に捨てるまでの空ボトルキープの時間帯など、シーンの細かい部分も深堀りした試みとなります。

活用できるものなのか、無駄なものに過ぎないのか、一度作ってみなければ分からないので一歩この分野に足を踏み入れてみたのです。

キャラメルの箱風タブを入口両サイドに取り入れた直方体の形状の特殊なショルダーバッグ、ペットボトルを入れるためだけのものにとどまるのか

平面ミシンでここまで立体的な物を作れるのだという一例としても是非ご覧くださいませ。

「ペットボトル専用バッグ」:高さ23cmx巾10cmx奥行き10cm。
正面の物足りなさの解消にフラワーアップリケをモノトーンで縫い付け。横に2個が並びキュートになりました。
<表地:黒>防水・撥水コットン/100%という生地名、綿/100%、日本製。いかにも撥水っぽさがない織り。
<裏地:黒白花柄>モノトーン花柄系撥水防水ストレッチプリント(2層)、ナイロン/100%、日本製。
後ろ姿:背に蓋を縫い付けています。全体的にピンタックステッチによって角々しいフォルムを演出し直方体へ。
Dカンの設置:タブにDカンを通し、縫い付けました。ショルダーは裏地と同じ柄ものでコントラストを。
課題点:このことは解決できないかもしれません。縫製ならではの横伸びが起き、全体では上の方が開きます。

しかし、それを解消しようと裾ラインに向かって斜めに型紙を作る場合は、ぴったりくっつかなくなります。

ここまでが限界なのでしょうか。。ともあれ布でここまで工業的な様相に出来る可能性はご提示できたのではないかと思います。

ところで、このようなスタイリッシュな細いショルダーでも4本もステッチが走っていることにご注目いただきたいと思います↓。

1.2cm巾の細いショルダーに4本ステッチ:今までの3本ステッチから改良。この幅までが4本ステッチの限界。

これ以上狭いものは、かえって等間隔ば難しくなってしまいますので限界でしょう。

4本ステッチが施されることでハリコシが抜群になります、様々なバッグにご検討いただけると良いです。

あとがき

上述にもありました、ペットボトル以外でも物を入れられるかも。。という件は、実際長財布が入りました。

更にスマホも入りまして、まだその他にも入ります。

縦長でありながら容量は結構あるのです。

。。となると、ペットボトル入れということさえ固定観念なのかもしれません。

使い方に夢があふれます(^-^)。

身近な「サブスク」契約を拾い集め1つずつ見直してみた、「新聞」「コンタクトレンズ」「会計ソフト」「レンタルサーバー」はサブスク契約で納得した【1230】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年定番の事業形態「サブスク=サブスクリプションの略」。

気を付けねばならないことは、契約を忘れてしまうほどの定着ぶりが、もしかして事業者側のメリットそのままにどっぷりと利用されているかもしれないこと。

本当に必要なサブスクであるかどうかは、私の場合ですが、大切なお仕事に繋がる部分が少しでもあるかどうかの基準で見直しました。

事業活動の安定化につながる事業者有利の形態の「サブスク」、見合う価値が無いのに一定額を引き落とされ損をしていないかどうかをしっかり見極める

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、「サブスク」という形態ではなく、むしろ対極にあるタイプです。

これは1意見ですが、「サブスク」をジュエリーで行うことが「量産的ラインナップ」にイコールだと考えます。

様々な事業形態があってこそ商業のバラエティーや個性だと思いますので、ここ近年の流行の波にあえて乗る必要もなく、「志:こころざし」にマッチしたものなのかどうかで判断しています。

そんな事業者であると同時に、1ユーザーでもある私が、身近なサブスクを拾い上げて見直してみました。

意外にも、「定額・月額」と呼ばれる「サブスク」であふれかえっていることに驚きました。

<新聞>

新聞も1つの、サブスクだと思います。

毎日新聞を読めるのも、以前毎日駅などで新聞を購入していた頃を思い出すと、確実に入手できる点では安定しています。

駅で購入は新聞は数に限りがあり、売り切れの場合もよくあったので、読めない日があることの残念さは何とも言えませんでした。

コンビニなども最低限で数少ないので早く購入せねばならない気持ち的なあせりががストレスを生んでいました。

ということで、新聞は有難いサブスクの1つです。

デジタルの時代ではありますが、まだまだペーパーで新聞を読みたいと希望されている方は多いようです。

これは本も同じですが、「趣味嗜好」のようなもの「価値観」の違いがあると思いますが、デジタルでもアナログでも根本は「サブスク」なのです。

<コンタクトレンズ>

同じ月額払いのコンタクトレンズがあります。

その昔30年くらい前は、コンタクトを落としたりすると3万円以上の料金がかかっていました。

突然お金が必要になることに。。そのことにとても困り猛抗議した記憶がありました。

その時に、宥められ、月額の少額で保険的な役割のシステムをご紹介いただきまして、これがコンタクトレンズの「サブスク」のスタートでした。

それ以来、何も起こらなかった無駄な支払いでありながらも、突如として起こる紛失や割れたりなどの時に、その少しずつのサブスクの支払いのおかげで無料で交換が可能になりました。

「クリアに文字を見る」ということに関しては当然人間として重視することであり、コンタクトレンズは重要なのです。

安定的にスムーズに交換や新調ができる「サブスク」の導入はあるべき流れと発展であったかと。

<会計ソフト代>

インターネット関連費で、毎月クレジットカードに掲載の会計ソフト代。

税理士様などにお願いしておらずすべて自分で青色申告までやっています。

数字の計算はAI・コンピューターにお任せが一番現代的。

計上も会計ソフト会社様のソフト入力を利用させていただく月額払いです。

多少時代の流れと共に値上げはあった近年ですが、まだまだエコノミーで、プランが事業規模に合わせて選べる「マネーフォワード」様です。

質問もできますし、シンプルで無駄のない会計。

料金に関しても、会社様の独自の会計ソフトなどの業者様へのお支払い額などに比べては雲泥の差。

それでもちゃんとした機能であり、融通も利いています。

<レンタルサーバー代>

「サブスク」は、年払いの会費なども該当すると思います。

会計ソフトは月額払いでしたが、レンタルサーバー代に関しては、「エックスサーバー」様にお世話になっていまして、年に一度、向こう一年分を前払いする形の一括です。

これも、月別に÷12をすることで、いかにエコノミーなのかを確認しています。

とても有難いサーバー代、大切なホームページの土台になるツールなのですから必須なのです。

ということで、こんな感じで、すべては、クレジットカードの支払いをしていますので、都度こうして必要性の再確認を毎回する機会があります。

見直すべき「サブスク」とはどういった種類のものなのか

「ヤフー」様への定額支払

ここ半年くらいほとんど「ヤフオク」から離れています。

そうしますと、利用していないのに定額が毎月クレジットカードに掲載されていることが少し引っ掛かります。

あまり気にならないようにとワンコイン程度の金額になっているわけですが。。

ここに関しては迷うところで、やめてしまったら支払いは起こらないが「ヤフオク」でお買い物が出来なくなるのです。

そう考えますと、「楽天市場」「amazon」などは、月額がなくても無料で利用できるサイトだと見ることができます。

しかし、ヤフオクで「仕入」をすることがこれまではありましたので、今後もあり得ると考えますとこちらも必要な「サブスク」であると考えています。

あとがき

一時期、飲食関係分野でも「サブスク導入」の流行がありました。

居酒屋様や食パンなどが該当しますが、食べきれず余っている、訪れないのにお支払いが起こることの不満が出てきたようでその後下火と感じています。

やはり、お店によって、「サブスク」がフィットするタイプとどうしてもお客様にはデメリットの方が大きいということに分かれてしまうのだと思います。

一番はお客様が喜ぶことが事業活動だということを忘れてはいけないので、事業者側とユーザー側双方に同じ比重でメリットがあるべき「バランス」は非常に重要なのではないでしょうか。

事業者側の利益を追求し過ぎると結局は事業自体をご利用いただけないということになってしまうので、慎重に検討せねばならないのが「サブスク」でもあります。

結局、末永く続くことができるという結果がその形態で正解であるかどうかの答えなのだと思います。

電話中のポーズを客観的に見た印象はピラピラカバー付きよりもスマホのみが断然素敵、収納はトレイにもなるふんわりキルティングポーチ【1229】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1人1台のスマホライフ。

今後はどう進化していくのか興味があるところですが、まだしばらくは、このサイズのポータブルな機械を誰もがバッグの中にしのばせたスタイルが継続する様子。

そうした中で、スマホ専用に作られたカバーがあまりかっこよくないという印象を切り口にこのたびの行動が起こりました。

街角で見かけた電話中のどこかの社長様だと思うのですが、せっかく本革レザーの高級なカバーなのに、電話の際のお顔の振動と共に折りたたみ式の片方がピラピラと揺れていました。

この社長様、果たしてカッコイイのでしょうか。

スマホを持った一番最初の2018年3月(随分遅いデビューでした)では、開くタイプの折りたたみ式のカバーではなく、プラスチックをはめ込む形でのカバーを選択。

しかし、スマホの機種の色とマッチせず変な感じのまま腑に落ちることがありませんでした。

そして、その後カバー無しでブランドサングラスケースの巾着袋へ入れる形で持ち歩くようになります。

ただ、その使い方も一時しのぎで、厚みで覆われた安心するケースではなかったのでした。

このたびは、はぎれで作ったキルティング付きでクッション性を高めたスマホ専用のキルティングポーチをご紹介したいと思います。

カバーが無い不安をふんわりとした厚みが守ってくれる、すっきりとしたスタイルのポーチになります。

型紙としてはたった2枚、一切の余分を排除し、ただスタイリッシュにスマホを収納できることだけを目標にした横長ポーチはトレイにもなった

型紙:左は本体20cm四方。表地・裏地・接着芯・ソフト厚芯各1枚ずつ。右はフラップ。10cmx12.5cm。
表地1枚・裏地1枚・接着芯2枚・ソフト厚芯2枚。

カーブは、半径5cmの円の一部の美しさを利用します。

本体は「わ」ですので、柄物の向きには気を付けていただきたいです。

ダイヤキルトは、3cm四方。角から直角二等辺三角形からのバイヤス方向へ3cm幅でひたすら縦線を引いていきます。

ソフト厚芯にボールペンでしっかり実践を引いてその上を正確にステッチすることが美しい均一なダイヤキルトの秘訣です。

ここ最近バッグにダイヤキルトを取り入れていますので、ますます手間がかかるようになりましたが、その分高級感と価値が高まっています。

フラップは、表地と裏地の間に1.5cm入れ込む形を選択しました。

フラップ取り付けの難しさ:間にフラップが入るので、ステッチの位置が内側と外側で対象の位置の確認が困難。
背の部分は一度ずれて、やり直しての完成でした。こういった部分も二度縫いして丈夫に作りました。

幾度かこういった小さい物へのフラップの取り付けを挟み込み式で作ってまいりましたが、表面と裏面が同時に見えない遮りが入ることで、難関となります。

マジックテープがやはり気軽に使えそうです。素朴なデザインに対して、フラップのカーブは象徴的なデザイン。
スマホ入れは、どう考えても入り口が広い横向きが良いと考えます。
こんなサイズ感です。余計な隙間は中身が動いてしまうので、ケース的なピッタリ感は重要です。
眼鏡ケースみたいですが、こういったスマホケースはほとんど見かけません。だからこそのハンドメイドの価値。

あとがき

忙しく電話をかけるということもあると、こうしたポーチはかえって取り出しやすいです。

また、かかってきた電話を受ける時も蓋を閉じた上に置いているということをして待機の時間帯にも有効です。

つまり、トレイになるということなのです(^-^)。

師に習い弟子に伝授、決めた1つの道をじっくりと歩んだその画業への「一意専心」のライフスタイルが整っていて清々しい【1228】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「木島櫻谷(このしまおうこく) 画三昧への道:実方葉子 著」を拝読。

本も、特に分野をしぼらずに、ピンと来た「読みたい」という直感で図書館で借りています。

この本は、今から1年前の出版の本であり比較的最近の新書になります。

こうして、目まぐるしい変化の現在は、新書が空いていればまずはそこから探していきます。

図書館の本も人気ですので、新書はほぼレンタル中ですが、時々タイミングよくこうして出会えることもありますし、1年後であると比較的借りやすくなります。

非常に整然とした画風の中の動物の目が「優し気」という特徴を感じました。

このたびは、一人の画家の「お仕事スタイルの人生」という見方でその感動を綴りたいと思います。

お手本にしたいような整然とした画家の一生、1つ決めたことを人生をかけて達成に向かうひたむきな姿の美しさはその画風に表れている

子供のころから、親の知り合いの師なる方の元で修行をしたところからのスタートです。

そして、その後先生の元を卒業して、今度はご本人が画家のコミュニティーの中では牽引役、みんなに教えていく立場に立たれました。

そんな中でもいろんな賞を受賞していき実力が評価されていきます。

そして、その名実と共に、財閥様からお屋敷の一角の美術品として屏風を描く専属の職業としての人生を送られていきます。

いわゆる御用達(ごようたし)なるお仕事です。

ヨーロッパの老舗のハイブランド様の創業当初からの変遷に似ています。

そこには、決して華やかではない、ひっそりとした日課がありました。

昼間はスケッチへ出向き、夜は執筆(漢文や詩のようなこと)もされており、淡々としているように見えて、実はひたすら画業への没頭をしたライフスタイルであったと言えます。

学業に関しては、商業科の学生時代にその内容に興味を持てず退学されていたようです。

広い分野の一般的な学業ではなく、1つのことに時間をかけていくことを選択されたのだと思います。

楽しくないことは決してやらない。。

これは、非常に強い意志であり、人生として一番無駄がないスタンスであると言えます。

私のような「団塊ジュニアの世代」の者くらいまでは、まだまだ昔の、「こうするべき」「こうしておくべき」ということで、学業はなんとなくそれなりに毎日学校へ通っていくのが当たり前だという感覚でした。

しかし、本当にその学びは自分の将来にとって必要な事なのかどうか。。そこまで突き詰めて考え納得した人生をどれだけの人が歩んでいるのでしょうか。

ところで、比較的若いころの作品に動物が多く登場しています。

これらの動物は、和風なタッチの絵の写実的で硬い印象のイメージとは裏腹に、ひときわ特徴が際立ちます。

どの動物も目が優しくかわいいのです。

実物以上にそのまなざしは表情があり、非常に豊かでまるで人間と何も変わらないくらいに思えました。

ひょっとしてその目に「人間味を注入したのではなかろうか」とそんな印象を持ったものです。

確かに実際の絵は壮大ですので、美術館へ出向くことの価値は大きいです。

しかし、こうした画集に加わるもう1つの楽しみは、美しい文章の解説、ここに画家以外の第3者である著者様の活躍が見られます。

文章が非常に美しく洗練され、1つキーワードなる言葉を見つけました。

この「木島櫻谷」様の絵のテイストを一言で表したような言葉、「瀟洒:しょうしゃ」です。

意味は「あかぬけしていて、すっきりしている」というもの、類似の言葉に「粋:いき」があります。

意味としては同じ「あかぬけしていて、すっきりしている」ということなのですが、少し違うのだと表現されています。

「粋:いき」「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」という類似の表現が具体的にどの点でどう違うのかの証明などというものは、ファッションにも通じるところがあり、非常に興味深く注目した部分です。

あとがき

現在させていただいている事業は、ファッション分野のほんの一端です。

「これしか分からないから」「これしかできないんだ」ということでも、そのたった1つをとことん追求、ひたすら没頭していけば良いのだということを教えてくれるこのたびのある画家様のライフスタイルを見せていただきました。

その代わり、やるからには中途半端にはやらないのだということも忘れないことです。

他の人の為にも、自分の為にも人生を無駄なく過ごしていかれたところも素晴らしい、自暴自棄のハチャメチャ人生などというものは対極のしっとりと静謐な印象なのです。

その人生を作っていものの1つが、毎日の淡々としたルーティーンを続けてこられたことに垣間見えます。

画家様の本も、絵そのものだけではなくて、なぜその絵を描いたのかなどというところまで分かると「ある一人の人生の歩み方」という深みある発見できます。

そこには優れた解説が伴うものであり、著者様の功労であり本の価値です(^-^)。

スタイリッシュなボトル専用ショルダーバッグを作るにあたってのシミュレーションと裁断を終えた、直方体の細長バッグを見てみたいワクワク感【1227】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の記事の【1224】のウエストポーチの製作において、こんな機能を付けていました↓。

【1224】のウエストポーチでは、この入り口の両サイドの包み込みタブが成功していました。

せっかくなので、この「成功部分を別のデザインで活かしたい」と思いました。

そんな矢先のこと、ふと頭にあるアイデアが浮かびまして、ボトル専用のバッグを作ってみようと思ったのです。

そんなものが受け入れられるのか、そもそも必要なのか、バッグのポケットにペットボトルを入れた方が使いやすいのでは。。等いろんな声が聞こえそうではありましたが、一発屋になっても一度は作ってみたいと思います。

上の写真がちょうど角ばったデザインのバッグでしたので、あの形が細長くなるだけであるとイメージしてみてくださいませ。

ボトル専用バッグのシミュレーション、細長い直方体は固めに仕上げなければ「ケース」のような役割は果たせない、キルトがけをしていくことを決意した

主にペットボトルが入ることになるかと思いますので、ペットボトルのサイズに合わせた直方体のイメージ。
表地:綿/100%の撥水コーティング生地:お水関係はやはり撥水が安心ですので、このタイプを使ってみます。
黒無地です。接着芯を貼り、裁断完了。単純っぽいイメージですが意外とパーツは多いのです。

と、ここまでが、前日の夕方のこと。

その後に、夜のお風呂・新聞・読書・睡眠・翌日の朝のウォーキングという行動が入ることで、朝食後の現在このブログ投稿をしている現在9:44でございます。

この間に1つアイデアが生まれました。

ここで裁断当時は、試作であるからと表地も裏地も同生地の黒だけで用意したことの変更を決意。

試作とは言え、裏地に柄の撥水を持ってくることをして、中側を明るくしてみよう、コントラストある立体感を付けていこうと。

ということで、後で貼りますYouTube動画は、当ブログ投稿の前日でありますので、まだこの黒だけで作って行く内容ですが、そこはごめんなさい<m(__)m>。

今日、更に作業をしまして、まずは柄の生地も追加した裁断をやり直していきたいと思います。

そして、それが上手く出来上がれば、せっかく裁断した黒の生地が約1点分余ることになりますので、別の柄生地と組み合わせて、更なる違う展開をしてみたもう1点を製作しようと思います。

まとめて作ってしまわず、サイズの修正があれば修正して2点目に挑むよう、1点ずつ製作していきたいと思います。

あとがき

今回作ろうとしているボトルバッグは、ボトル1本の為の専用のお部屋。

立体的なアイテムにも平面ミシンで対応できるところをお伝えできたらと思います。

角張ったデザインにはピンタック、これ1つでここまで雰囲気変わるのだという驚きを感じていただくことでしょう(^-^)。

「同じ・類似」はAIが得意技としている様子、では個性ある独自のスタイルなどを「違う・特殊」でAIが表現してくれるのだろうか【1226】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前にも拝読経験のある分野、「行動経済学」はマーケティングには非常に役立つ人間の行動を研究した学問とのことです。

このたびは、チームになった研究者様達の記録、「買いたがる脳 なぜ、「それ」を選んでしまうのか? :デイビッド・ルイス 著/武田玲子 訳」を一読。

脳の未知の分野を探るような「ニューロマーケティング」というものです。

おそらく、テレビなどで頭に機械を装着し、行動をした時の体温や心拍数を測るような実験はイメージにあるかもしれません。

そんな我々のイメージを越えた遥か先に研究が進んでいるとも考えられます。

実験や検証から脳のどの部分が実際の「買い物」の時の反応に関係しているのか、ということなどから、購買するに至るための人間の体内で起きている反応を調べる興味深い研究がされているのです。

未解明の部分もまだ多い脳の構造は、大変複雑だと言えます。

「ビッグデータ」というものの活用についても触れられていましたので、このたびは、「AI」が分析して活躍中の人間の嗜好のようなものの読み取りに対する「疑問」を綴りたいと思います。

よくある「おすすめ」について思うこと、「同じ・類似」は「AI」が得意とするところであるが、「違う・特殊」の優れた点が埋没してしまわないだろうか

こんな疑問があります。

YouTubeでも、「関連動画」というものが評価されたりすることも皆様はご存知のところ。

いかに関連付くかというのがテーマであるといってもよいYouTubeの文化は現在のこのサイトの1つの特徴でもあると感じます。

しかし、人と同じような類似動画を投稿することに対して自分の満足度はありません。

やはり、差別化された特有のチャンネルにしたいとチャンネル主は思っているはずです。

そうすると、テーマが「差別化とか特異」ということも重要だと思っています。

こういったことをYouTube様によくアンケートでお伝えしていまして、みんながやっていないことをやると視聴してもらえないというジレンマに苦しむ思いを吐露。

そして、もう1つの例としましては、マーケットサイトで購入後に、「あなたの購入した商品と同じ商品を他の人も注目しています」というもの。

「は?」と思います。

もう購入後なので、一足遅いメッセージなのはどういった意味があるのだろうと。

購入したお品と同じ物を他の人が購入することに対しては興味が湧くものではありません。

反対に、他の人が購入したからと言ってそれに揺さぶられて購入したいと思うことなどないのです。

いかにそういった推奨の内容が実際の人物にマッチしていないのかの現実の1つを体験しています。

上述のように「同じ・類似」というベースがあっての単純な機能だと思っています。

しかし、有難いこともあります。

購入前に、探しているお品と類似のお品が登場してくれる「推奨」というのは、候補が増えますから、もしかして、見つけられていなかった範囲にあったお品を漏らさずに網羅してくれているようで、素晴らしいです。

よって、「同じ・類似」は世の中では最も最初に重視されることなのかもしれません。

この本を読みながら、このようなことを考えたわけです。

あとがき

想像以上に人間の脳は未解明の部分も多く複雑なのではないでしょうか。

商品を売れることばかりに力を入れていくと、変なサブリミナル効果にはまって本当は欲しくないものを購入させられたなどは決してあってほしくないことです。

一番は、本当に欲しい人へ欲しいものをお届けするベストマッチを目標にするべきなのだと思います。

それを機械的に変なトリックでいざなうということは決して起こってほしくないことです。

「AI」を伴う中で、脳のメカニズムの研究が良き明るい未来への発展に向かって利用されることを願っております(^-^)。

よくある普遍的なタイプのトートバッグデザインをどう差別化していくのか、丈夫な存在を求める「ベルトの別布切替え」「思い切った全面キルト」案【1225】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここで次のハンドメイドバッグ製作に入るタイミングとなりました。

以前から作りたいと思っていたイメージを実現し、過去のストック生地をうまく消化していきたいということもあります。

本体カラーは爽やかなブルー色。

いかにこの生地にイメージを膨らませ、魅力的なバッグにしていくかを全力で考えました。

よくある支柱ベルトが渡ったトートバッグをいかにスタイリッシュに素敵に作ることができるのかがテーマ、考案をシミュレーション図案で表現した

よくあるトートバッグというのがこういったデザインです↓。

トートバッグの典型的なデザイン:世の中のバッグで一番多く出回っているのではないかとさえ思うモデル。

支柱と持ち手をスタイリッシュに、大きなバッグでありながら巾1.2cmで仕上げていくことに決定。

別布をあえて準備する支柱ベルトは、強度の追求も兼ね、本体以上の丈夫さのある生地を選択していきます。

完成イメージ:ブルー色のナイロン/100%の撥水生地に、同じナイロン/100%の撥水の紺ベースの柄物を配置。

コントラストが適度に効いたネイビーベースのナイロン生地の柄物で取っ手と支柱を縫い付けるのです。

柄物であることで楽し気なコントラストをイメージしました。

そして、このブルー生地の極薄であるデメリットをカバーすることも兼ねて、内部にキルトシート(ソフト厚芯)を当て、ダイヤキルトをかけていきます。

「中綿キルト」はぶくぶく膨らみ過ぎてたたみにくいので、使用していません、1mm以内の不織布芯がスタイリッシュなバッグになると思うのです。

このシミュレーションの実際の完成品は、後のブログ記事番号の【1255】でご覧いただけます。

キルトも本体にかけていくので、糸をたくさん使いますが金具や留め具などの附属品は不要です。

糸と布のみのコラボレーションが無理のない「優しい」作りのバッグになってゆけばと思います。

決して「易しい」という漢字の方ではないことにご注意を。

あとがき

いつしか、バッグのモデルの中では風格を表してきたビッグトートバッグ。

しかし、これもゆったりとした時間をかけての流行の1つ、2020年以降は下火と見ています(あくまでも私の感覚ですが)。

元は「氷」を運ぶための十分なマチのある立体感ある手軽な入れ物であったという発祥エピソード。

最も単純な「入れて運ぶ」という機能のただの入れ物にポケットが付けられ、入り口にセキュリティー性を高めるなどの付加価値を高めることは、何ら流行とは関係のない部分です。

そんな点が、よくあるタイプやありふれたタイプを引用しながら高めていける、流行などとは無縁の定番バッグにおける工夫の部分ではないかと思います。

氷を運ぶためのバッグをそのまま氷を運ぶための作りでは、それは使い勝手や機能には不満が起こるに違いないのです。

有難い過去の知恵を有難く拝受しながら、自らが生み出す「メッセージ」こそが作品作りをする意味なのです(^-^)。