ふくれちりめんという凹凸感あるふっくらとした生地でミニコスメポーチを製作、ペタンコ仕様の三つ折りタイプでも立体感が出る素材【1300】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近連続で、はぎれを使ったミニポーチ製作の投稿をさせていただきました。

【1298】【1299】では、そもそも型紙が分離しているか一つなぎかの違いで出来上がりにふんわり感があるのか無いのかの違いを発見。

このたびの【1300】はその2種の作り方をいずれも活かし、中に入れる物を選ぶ使い分けの例です。

このシリーズの締めくくりの回となります。

ふっくらが必ずしも絶対であるということではなく、ぺたんこ型が相応しい出番があることも発見致しました。

同時に、選ぶ生地がふっくらとしていれば、他の生地ではペタンコに出来上がってもふっくら仕上がるという生地の種類による力も発見したのです。

同じ生地で2種の作り方で比較したミニポーチ、片方は「蓋分離型」、もう片方は「一繋ぎ型」、どちらも中身によってそれぞれ出番があった

左:ファンデーションケース(ふっくら仕立て)。右:シャドウケース(ペタンコ仕立て)。黒無地です。

右の三つ折り仕様でも、そこそこふんわりと仕上がっているのは生地のおかげ。

生地は、「ストレッチ丹後ふくれちりめん」という名前の生地、混率は、ポリエステル/95%、ポリウレタン5%で、日本製。

よく伸びる弾力性ある生地ですので、当然ながらニットの接着芯を貼りました。

ふくれはもともとふんわり感ある素材なので、その場合バランスを考慮し、右のペタンコ仕立てが大いに有りなのです。

では、中身に入れた様子です↓。

左:厚みのあるファンデーションが合いました。右:薄っぺらいシャドウケースが合いました。

このように、中に入れる物が相応しい1点を選ぶと望ましい組み合わせになります。

ファンデーションケースは2cm近く厚みがあり、右のようなペタンの1つなぎの作り方の方ではサイズはぴったりでも実際には入れにくいことがあります。

一方、シャドウケースはふっくらした左に入れてしまうと、たとえサイズは小さくなっていたとしても中にしっかり納まらず隙間が空きます。

右のペタンコのタイプ一番望ましいのがシャドウケース(私の手持ちアイテムの場合ですが)なのです。

こうして、それぞれの作りの特性にあったアイテムを入れていく使い方をすると、両方の作り方が活かされるということになります。

シャドウケースの型紙(ペタンコ仕上がりタイプ):縦22.5cmx横10cmの一番下を半径5cmの円でカット。

生地は表地と裏地枚ずつの合計2枚のみです。

これだけでできてしまうことが非常にエコノミーな製作、細長く余った生地をこのように利用できるのです。

もし、生地の向きが横向きであってもこうした小さなポーチでは問題にならないでしょう。

あとがき

当ブログ記事は最初の投稿が2023.06.12でした。

その翌年の2024年に、これまでのブログ記事の「手直し」を順番にしていき、およそ1年半後の2024.12.02という最後の月でこの記事の番がやってきました。

実はこれらのケースは2024年現在でも持ち続けてコスメケースとして使用しています。

その後ファンデーション自体をミラー付きの横並び型に大きく変更、左のケースはサニタリー品を入れて持ち歩いているお出かけ中にどこかで落としてしまいました泣。

このコロコロと丸いカーブの良さや、フクレの優しい質感が非常に心地よかったのに残念でした。。それほどに失うことが「惜しい」と思ったのでした。

こうした物は、なぜか飽きることがありません。

その良さをお伝えしていきたいのですが、おそらくプレゼント的な無料の配り方や、パックにして贈答品用にと販売すると良いのではないかと考えています。

無料は決して損ではなく、「アプローチ」と考えれば無駄ではないと思うようになりました。

こうして余ったはぎれにも価値があるとなると、そもそも最初に選ぶ生地はやはり優れた生地であるべきだとつくづく感じました。

いずれ、こうしたはぎれが生まれる前のメイン製作のバッグも「高級生地」の方向へ向かうのが良いのではないかとこのはぎれの活用のポテンシャルを見ながら考えたのでした(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

同規格のミニポーチ2通りの作り方の比較、「難関と立体感」か「簡単とペタンコ」のどちらを選択するのかの答えは後者【1299】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の番号【1298】の記事とも関連したのがこの度の【1299】です。

【1298】では、蓋と本体が分離した型紙を使用して、小さなコンタクト液ケース用のポーチを製作。

【1298】投稿のミニポーチ:蓋の型紙が本体と分離、蓋をはめ込む位置が分かりにくい難しさがありました。

出来上がりは苦労した成果とでも言うような、ふんわりと膨らんだ立体感あるものに仕上がりました。

ただ、このフラップの取り付けにくさも見逃してはなりません。

作りやすいことは美しく仕上がることにイコールだからです。

やり直したような結果からも、短い時間でスムーズに出来上がるためには、作りやすくなければいけないのではないかと考えました。

このたびは、一繋ぎの1枚の型紙を裏地付きで2枚分裁断、三つ折りタイプの蓋と本体が繋がったタイプで同じ出来上がりサイズのミニポーチを別生地の黒無地で作り直してみました。

シンプルな1枚のみの型紙を三つ折りに組み立てながら出来上がるミニポーチ、ペタンコであることはミニサイズでは問題なしと判断

一繋ぎの型紙(今回のやり方):縦18cmx横12.5cmの長方形の底面を半径5cmの円のカーブにカット。
蓋分離型との型紙の比較:全く同じサイズに出来上がるには、左のつなぎ目の縫い代分をカットしたのが右側。
完成:【1298】の時と同じ、縦5.5cmx横10cmxマチ無しです。見かけは同じデザインですので。。

途中の製作過程は、後で貼りますYouTube内で大まかに口頭でお話させていただきました。

詳しくは、後日作り方専用に投稿をさせていただきます<m(__)m>。

コンタクトレンズケースだけでなく、こうした塗り薬も入りますし、鍵やバンドエイドも入ります。

この真っ黒生地はニットでよく伸びるタイプです。

パワーネットと呼ばれるタイプの生地で、接着芯は黒のニット芯を貼りました。

さて、ここからは比較、作りの違いが生み出す出来上がりの見た目の違いをご覧いただきます↓。

左が分離型、右が一体型です。サイズは同じです。正面は特に違いがよく分からないです。
左サイドの膨らみの様子:結構この角度が一番分かりやすく違いが見られます。ひっくり返した左は良い雰囲気。
右サイドの膨らみの様子:こちらも歴然とした違いです。一繋ぎ型はペタンコになってしまうのでした。
底の様子:何となくラインが魅力的なのは左の方ですので、苦労して左のように作るメリットもあるのでしょう。
背面の様子:型紙の違いでステッチ線が入る入らないの違いがあります。

パッと見た感じの良さや雰囲気は左側に軍配。

同じ生地で比べるともっと良かったと思いますが、手間をかけた分の成果がそのフォルムに分かりやすく現れたと左側に対して感じます。

ただ、左側は作りにくいので、慎重かつ困難な場面があることはデメリットです。

一方右側の無地は気軽に作れるものになりまして成功しやすいです。

これをどちらかに選択するということが非常に難しいものです。

もう1つ重要なメリットが左側にはありました。

分離していることで、はぎれが使い易いことです。

右側は大きな面積が無ければそもそも裁断できないのです。

となると、条件のようなもので、生地が中途半端にしか余らない時には左側で、生地が十分あるならば作りやすい右側でというのがジャッジもしやすいでしょう。

あとがき

こういったミニポーチも商業としてお値段を付けるとなるとなかなかお値段が付け難いものです。

以前の投稿でもお話致しましたが、プレゼントとして添えるということが道としては可能性を感じています。

もしくは、セットにしてまとめ売り、贈答品向けにパックになっているという状態で販売することです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

はっきりとしたフォルムのミニサイズが更なる別の用途に広がる可能性、縦横1:2の比率のサイズの半月型フラップコンタクトポーチ【1298】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

生地の余り布が小さくて捨ててしまう前に、今一度ご検討いただきたい。

少しの余り布でも作ることができるミニケースのご紹介です。

サイズはいろいろ変えて製作してきていますが、このたび作ったのは初のサイズで、目的はハードコンタクト液ケース入れとなります。

ハードコンタクトレンズケース:これを入れるポーチです。液のこぼれ防止に中に封筒の底を設置します↓。
こんな風に封筒の底をカットして余分の縁を折り曲げて袋として内部に設置し、使用封筒をリサイクルします。

ハードコンタクトレンズのケースは円柱型で、細長いもの。

これを入れるにピッタリなサイズ感の横長タイプの封筒の底部分の利用をさせていただきます。

内袋の分も考えてポーチ自体は、コンタクトレンズのケースよりもややゆとりを見ていきます。

型紙は2枚のみではぎれを最後まで有効的に使える、蓋の半月デザインがおしゃれなスタイリッシュなミニポーチの可能性

型紙:<本体:左>:縦12.5cmx横12.5cm。<フラップ:右>:縦7.5cmx横12.5cm。

製作過程はまたの別の投稿でご紹介しますので、ここでは完成した場面へ移ります。

ちゃんと接着芯も貼って裏地付きの何らバッグと変わらない仕立てです。

コンタクトレンズケースポーチ:<サイズ>縦5.5cmx横10cmxマチ無し。

使用生地は、モノトーン花柄系撥水防水ストレッチプリント、ナイロン/100%、日本製です。

接着芯も貼り、裏地も付けてハリコシがあるため、マチ無しでも自然に厚みと立体感が出るものです。

マジックテープはシックな同色。裏地も表地と同じ生地で作りました。
中に内袋ごとコンタクトレンズケースを入れました。

この撥水の花柄モノトーン生地は、これで最終。

素敵な撥水生地なのでこんな風に最後に1つポーチが出来たことが喜ばしいです。

ニッチな使い方のコンタクトレンズ液ケース入れとしましたが、もとはコスメケースの部類で、リップケースとしても考えてもいたのです。

ただ、口紅を持っていないので(グロスのみ)、必ずリップを入れるとは限らないという見方をしてみたのでした。

その他の用途としましては、バンドエイド入れ・薬入れ・キーケースにも幅広くお使いいただけます。

ちょうど縦にするとキーケースのあの三つ折りタイプのサイズ感にそっくりでもあります。

すっきしとしながら、蓋が半月型であるところにかわいさも感じられ、スタイリッシュにも感じられます。

既製品でも多くが蓋をフルにカバーするべく、フラップの横の長さを本体の横幅に合わせていることが多いと思います。

そうしますと、裏地付きのこのようなきちんとした仕立て方では、蓋を表地と裏地の袋の間に入れ込む場面が非常に難しいです。

このたびも、あまりの難しさに、最初に仕付けをしてステッチを入れておくという工夫も入れ込みました。

隙間が両端に少し空いても良い場合は蓋の型紙を狭めると少し作りやすいですが、フルに蓋がかぶることの安全性に価値があるとも言えます。

同じサイズと同じ見かけで、一繋ぎを三つ折りにたたんだタイプの方がおそらくスムーズだと思います、後日製作しまして投稿します。

あとがき

こうした小さいポーチは、量産品との差別化を意識すると良いです。

その1つには、「専用ケース」というところに目を付けるのが実現しやすいことです。

意外なもので、入れる目的を決めてあった方が受け入れられるという実体験も持っています。

その後で、他の用途の可能性を実際のフィードバックを得ながらユーザー様に教えていただくというのが「良き絡み」でもあるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

入口が開きっ放しのブランドシャドウケースをしっかり収納したい、入り口にマジックテープを追加し収納力をわずかに高めるアレンジ【1297】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コスメグッズは頻繁に使うものだからこそ1つ1つのアイテムを大切に収納していきたいという考え方をしています。

ファンデーションケースをそのままのポーチに収納することで中身のフィルが割れてしまったこと、残り僅かなシャドウの中身がひびが入り粉が飛び出したことなど一度は経験されたことがあるかもしれません。

慣れると当たり前になってしまうことで少しずつ乱暴な扱いをしていることに気付いていないのかもしれません。

毎日使うものだからこそ、綺麗に使い、綺麗に収納するという考え方をこの度のリフォーム例と共にお伝えできたらと思います。

ブランド化粧品のシャドウケース袋のアレンジ使い、入り口開きっ放しの不安定感をマジックテープで留めて固定した使い方で安心感を加えた

図解が単純ですが、1枚仕立てのこうしたケースがよくシャドウケースに附随されることはご存じではないかと。

黒色のベルベット風・別珍風といった毛羽だった素材です。

上が空きっぱなしは中身が飛び出すことが多く、ここに安定感を加えていきます。

中身に別の物を入れたいことで、この度のリフォームを思いついたのがきっかけです。

ちょっとした揺れですぐに飛び出す開きっぱなしの入り口に機能を付けていきたいと思います。

入口にほんのわずかな面積のマジックテープを設置していきました↓。

本体は黒。マジックテープも黒系を付け、縦1cmx横2.5cm程にカット。表面に付けることにご注意を。

オスとメスをそれぞれの前後面の「表面」にミシンで縫い付けます。

この時点ではマジックテープが外側にあるべきです。

縫い付け終わったら、アイロンで上部を内側へ折り、マジックテープが内側へ隠れます。
最後に内側面の方からステッチをぐるり1周かけていきます。丈夫に二度縫いしました。

これで、入り口に留め具が出来ましたので完成です。

ちょっとしたアレンジに過ぎませんが、今までよりもずっと気持ちよく収納できるようになりました。

シャドウケース袋だけをいただいたので中身に鏡を入れる使い方をしたわけです。

ただ、このことはお忘れなく↓。

そもそも該当ブランドの中身とケースが一致して、セットで使えることを考えて作られたもの。

厚みのあるシャドウケースだと留め具など無くてもジャストフィットサイズなので大丈夫だから最低限の出し入れもしやすいバランスで作られた袋なのだと思います。

よって、このたびのアレンジは、袋が分離している場合に別のものを入れたい使い方の場合です。

ただ、本来最も望ましいのは、最初に作られたブランド様の考え方に沿った組み合わせ、元の目的や作りを尊重することも忘れてはなりません。

あとがき

結局は、元のそのままの使い方が一番だということもこうしたアレンジで思うことがあります。

特にハイブランド様の収納袋はそれ1つにしても「らしさ」があります。

それも価値、何でもかんでもアレンジしてしまうよりも、「既製品そのままの良さ」に対して敬意を払いながらです。

リフォーム・リメイクすることは確かに一瞬新鮮な心地を味わえますが、長い目で見て本当に価値が高まるものなのかを考えて行うことが大切です(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

さすがにこれは量産品では見かけないし価格も付かないであろう、ハンドメイドで必要な数だけ作る布製のコスメ筆キャップは贈答品向き【1296】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去に、はぎれを使ってコスメケースのセットを考案してきました。

ファンデーションケース・シャドウケース・ペンシルケースと。

その中でペンシルケースに関しては、いったん一部屋ずつの差し込み式のタイプを作りましたが、実際に使ってみると不満も出てくるものです。

マジックテープが留め具。この留め具を外すと。。↓
ドドンッ♪、ペンシルのお部屋の仕切りのあるタイプでした。

きちんとは作ったのですが、いちいち差し込む作業や抜き出す作業すら手間だという考え方もあるのです。

このしっかりと場所が決まっている良さもありますので好みの違いになると思うのですが、同時にまとめて入れるタイプのペンシルポーチも作ってみることに致しました。

1部屋にランダムに複数を入れるタイプのコスメペンシルケース、裏地が粉で汚れないための筆キャップを2本分作ってみた

ラインが失敗のペンシルポーチ:<サイズ>縦7cmx横20cmxマチ無し。後にちゃんとしたものに作り直し。

横のサイズは既製品の「YKK」様のファスナーに合わせました。

どうでしょう、このいびつなライン、非常に残念です。

ニットが伸びて少し変形気味であることや逆に引っ込んでしまって飛び出していない角などの影響で美しいカーブが出ていませんでした。

とにかく変な形になってしまいましたのですが、元の型紙を見たら驚かれると思います↓。

この型紙が、まさかの上のようないびつな形に出来上がってしまったのです。

よって、ひっくり返しをやめ、外表製作によって、後日成功しています↓。

成功した方:細かいことを言えば改良点はありますが、まずまずです。半月型がなんとか現れました。

さて、次にペンシルの汚れ対策です。

「シャドウチップ」が2種類あるので、2個キャップを作っていき、汚れ対策をしました↓。

シャドウチップやブラシ用のキャップ:<サイズ>縦5.5cmx横3.5cmxマチ無し。

やや横幅がダブついているように見えますが、実際に狭過ぎるとブラシ先を傷めますので、これくらいが程良いみたいです。

さすがに、ここまでの細かい物は量産品では見つけることが難しいと思います。

ハンドメイドならではのニッチな分野だと見ています。

キャップの型紙:とても単純な型紙です。縦の長さはもう少し長くても良いかもしれません。
完成した2個のペンシルキャップ:チップが見えているのは両サイドタイプだからです。こちら側にも必要ですね。

あとがき

こうした細かいキャップのようなものは、ハンドメイド品の出番はあるものの、とは言え、お値段はなかなか付け難いものです。

しかし、せっかくのアイデアはアウトプットしたいではないですか。

そこで1つの案は、無料で何かに添えて配ることです。

その時に、キャップだけではダメ、シャドウチップならそれほど経費がかかりませんから、すぐ使える状態にセットして贈呈するのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

黒コーデ好きが遊び心を取り入れたい気持ちの時に利用した、ビタミンカラーのマルチカラーの小物を取り込むことによる躍るような心地【1295】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ暑い季節がやってきました。

半袖になって久しいですが、年間の中で半袖の期間がいかに長いかを感じます。

普段作業着のようなジャージスタイルでは、半袖なのか長袖ジャージ上下セットなのかだけの違いで季節を分けています。

半袖の期間が随分長くなり、4月-10月くらい。

もう3月の中旬で室内では半袖になっていましたので、半年は半袖を着続けるということになります。

さて、この暑い季節に向かう今、あるカラーのご紹介をしたいと思います。

それは「ビタミンカラー」です。

しかもビタミンカラーが集まって「マルチカラー」になった色の集まりの小物類を「ビタミンマルチカラー」としてお洋服に取り入れる例です。

真っ黒コーデの雰囲気を時々変えてみたい時にも遊び心を持って楽しめます。

黒コーデの差し色に「ビタミンマルチカラー」を取り込むことがかえってすっきりとまとまる理由、1色だけが主張しない調和が生まれるから

黒コーデも厚い季節は少し工夫したくなることがあります。

蛍光色のマルチカラーの編み込みベルトを黒コーデに合わせたあの時の組み合わせ。。という過去のコーデを思い出しました。

黒いTシャツにジーンズ、そこへベルトが明るいマルチカラーであることが、活動的な前向きな気分になるという効果を実感。

ビタミンカラーは蛍光色に少し近くなる快活なカラーです。

ビタミンカラーであっても、たくさん色が集まれば、軸の色が目立たないことが、かえって主張し過ぎない良さになると思いました。

1色のみの使用よりも多色を同時に使用するという意味です。

ビタミンカラー:定義としてはビタミンを含む野菜やフルーツの色を表現。一番右のピンクや赤も含まれます。

特に大切なのは「心地」です。

ビタミンカラーの色を身につけたら、ポジティブで活動的なワクワクした気持ちになります。

明るい気持ちへいざなってくれるパワーを持った色なのではと。

色の強さは理論としては「黒」が最強だと言われています。

パワー=強さ/威力で考えた時には黒だと言えるのですが、1色VS1色で戦うのではなく、多色VS黒、ビタミンカラーのマルチカラーVS黒という挑み方で黒のパワーにビタミンカラーが同等になる瞬間を感じました。

そうしたことで、コーデが黒も映え、マルチカラーも映えるという相乗効果が出ると思っています。

実は、現在製作中のバッグにも取り入れているのです。

左の3色はほぼこの色にドンピシャ。一番右は、ピンクの代わりに、ビタミンカラーではないけれども、マッチするようなロイヤルブルーを配置。

ビタミンカラー+αで、自分なりの表現をしていきます。
後日の投稿でご紹介することになりますワンショルダーバッグをこうした楽しいカラーで製作していったのです。

あとがき

黒や白に対してマルチカラーは相性が良いです。

白には夏らしさや明るさが、黒にはパンチある強さやミステリアスさも感じるかもしれません。

小物だからこそそれほど大きな面積を占領しないで活躍の場がある「マルチビタミンカラー」の出番、主張し過ぎず程好く部分的に使いながら、上品に引用してみて下さいませ(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

おかげ様でここまでやってこれました、WEB技術に弱い者が外注無しでネット発信を続けてこれたのも3つの画像・動画編集ソフトのおかげ【1294】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コンスタントに投稿させていただいていますこのブログ、そして、YouTube動画。

これらには、影の支えとなってくれていますツール無しでは到底難しかった作業です。

このたびは、ルーティーンとして今では当たり前に作業している「編集」にスポットを当てました。

その編集には3つのソフトを使わせていただいております。

これらとの出会いは、遡ること2018年のこと。

ホームページを開設し、ブログ投稿やYouTube投稿を本格的に始める中で必要としてきたソフトです。

これらの恩恵により、今ルーティーンとして当たり前に作業できるようになったわけですが、その立役者なる3つとはどんなソフトなのか、その良さと共にご紹介したいと思います。

それぞれのソフトの特徴を活かした使い方で自分流の発信の色や特徴を作っていく、「Ralpha:ラルファ」「GIMP:ギンプ」「VideoPad:ビデオパッド」への心からの感謝

3つの画像・動画編集ソフトのアイコン:パソコンの画面をキャプチャさせていただきました<m(__)m>。

左は「Ralpha:ラルファ」という縮尺変換が特徴のソフトです。

特徴は、たくさんの写真を同時に同じ縮尺に変換できることです。10秒あれば実行完了な点がすさまじいです。

かつて、ハンドメイドバッグの写真を10枚以上撮影したり、複数の写真をブログの1記事に掲載する際に、もとの大きなサイズではサーバーの容量を占有してしまうことが非常にもったいないと思いました。

今後投稿を増やした時のサーバーの占有度をエコノミーに抑えることを考え、豊富な写真と共に分かりやすくお伝えたいことから、当ホームページ内の投稿部分のすべてのクリップを640x360(ピクセル)と決めています。

実際の順序としては、YouTubeが先なので、1280x720で作ってサムネにアップロードした翌日にブログ記事で倍率が等しい640x360(画像のサイズが4分の1)に縮尺して同じ画像を利用しています。

一度に複数の写真を掲載することが多い場合、1写真ずつを縮小していてはとても時間がかかってしまう悩みを過去に抱えていました。

その時に、ネット検索で調べたところ、「Ralpha」が紹介されていて、これに決めて以来ずっとお世話になっているのです。

無料ですのでその場でダウンロード。

Ralphaには、画像編集の機能もあるかと思いますが、こちらを縮尺変換のみに利用させていただいております。

画像の編集はまた別のソフトを使わせていただいているのです。

それが「GIMP:ギンプ」。

ネズミさんのかわいいロゴも親しみやすく人気のある有名なソフトだと思います。

最初は、こういった編集ソフトなど使ったこともなかったので、「何と分かりにくいんだろう」と悩みましたが、使っていくうちに徐々にですが、慣れてきました。

もともとこういった作業が苦手、どうしても必要な箇所だけをとりあえず覚えていくという使い方です。

その「どうしても」がたくさん重なって気が付いたら結構な機能を使えていることに気付くというわけです。

そうした画像の準備ができたら、YouTube用に使用の動画編集ソフトの、「VideoPad:ビデオパッド」の出番です。

このソフトはかなり王道で有名だと思います。

経営の会社は「NCH Software」様というオーストラリアの会社様です。

有料でなければエクスポートが出来ない(つまりエクスポートは1つのコンテンツに完成される行為だからだと思います)ので、年間契約(サブスク)をすることになります。

こちらも、最初は、どこをどう使って良いか分かりませんでしたが、画像と同じく、どうしても必要な最低限だけを場当たり的に何とか使っていって今に至ります。

後に、「こんなことも可能なんだね」など、現在でもまだ初めて知るような機能もありますが、なにせWEBが苦手な者はその機能の発見も遅いのです(^_^;)。

それでも、シンプルで最低限ながら腑に落ちた毎回の発信ができています。

特に凝った動画編集でもないですが、字幕を付けて分かりやすく解説するなど基本的な機能は利用させていただいていると思います。

この3つのソフト、①「Ralpha」②「GIMP」③「VideoPad」は今後もありがたい存在として使わせていただくソフトになります。

あとがき

そして、そもそもこうしたブログ投稿自体ができることは、2018年の3月から開始した当ホームーページの「ワードプレス」様、大変感謝申し上げます。

そして、更に、その土台無しでは「ワードプレス」様を利用することさえできなかった、ネット上の住所たる「ドメイン」も下さった「エックスサーバー」様にも心より感謝申し上げます。

今後とも、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「かっこいいしこれがあると安心です」と言ってもらえる、スムーズかつしっかりとした留め具機能の「共布レンズストッパー」の作り方【1293】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々、YouTube動画で「HMB教室:ハンドメイドバッグ教室」を投稿しています。

その1投稿がその日の教室の内容ということになります。

YouTubeをご視聴いただくのみですので「無料」です(^-^)。

このたびは、巾着バッグのデザインで引用していただけるスタイリッシュな「レンズストッパー」の作り方をお伝えしてまいります。

巾着ひもとの望ましいサイズ感の相性を重視したレンズ穴の寸法にもご注目いただければと思います。

緻密で丈夫な作りの12mm幅の巾着ひもとのコンビ、ハード薄芯内蔵の共布生地を織り込んだペタンコなレンズストッパーの作り方

まずは、巾着ひもの作り方からです。

この作り方は、以前の<HMB教室>のカテの【135】のバッグの取っ手の作り方と全く同じ、このたびはアイロンで折るところまでを記録として動画に残しました。

メインはストッパーの方なので、あくまでコンビの相方としてこの巾着紐の出来上がり巾にスポットを当てました。

それでも、作り方が分かるようにはなっていますので(^-^)。

取っ手の型紙は5cm巾のこんな細長。1.2m-1.3mくらいは長さが必要で、バッグ本体の横の長さによって変動。

二つ折りの生地に対して型紙も「わ」に折って当てるか、片方まっすぐに裁断してあるところから5cmにボールペンなどで印を付けて裁ちばさみでカットして裁断。

裏には、全面に接着芯を貼りました。

まずは半分にアイロンで折り線を付け、その折り線跡に向かって両端から観音開きにアイロンで折ります。
両先端の短い辺は縫い代を内側に1cm程折り込み、こうして、観音開きの真ん中を最後のダメ押しアイロン。

この時の「ダメ押しアイロン」が出来上がりのラインの美しさを形成することになりますので是非ひと手間かけて下さいませ。

ミシンステッチは、外枠のボックス、そこから途切れずに真ん中の2本を均等にステッチ。一繋ぎで最後まで可能。

最後は元の位置で玉止めをし、溝に隠します。

この時の出来上がりの巾は1.2cm程、計算としては、5cm÷4=1.25cmに一致します。

。。と、ひもに関してはここまでです。

この出来上がりの1.2cm巾というのが次作るレンズストッパーの穴の巾に対してどれぐらいのものなのかがこの度の重要なポイントです。

この1.2cm(計算では1.25cmという数値)を覚えておいてくださいませ。

では、次にレンズストッパーの作り方に移ります。

型紙は縦10cmx横11.5cmです。正方形より少し横が長くなった長方形です。
裁断後はひもと同じように接着芯をまず貼りました。
レンズストッパーは接着芯だけでは迫力が足りないので、「ハード薄芯」も更に貼ります。
ハード薄芯は接着機能が無いので、ボンドで縁枠だけを貼ります。内部は風合いを損ねるので貼りません。
次にアイロンで三つ折り観音開きに折るのですが、先に両端の縫い代を1cm強折っておくところから始めます。
折った表側を見るとこんな感じ。ここへ次に、裏側からミシンでステッチをかけていきます。
ステッチは一繋ぎで一気に。まず内側のハギ目を固定するためのボックス、引き続き、外枠という順番です。
ステッチが出来上がったら表側はこのようなデザインに糸目が出ます。いわゆるこちらも4本ステッチです。
アップに寄りました。ポイントは、内枠と外枠のステッチの重なるところのぴったり重なった綺麗さです。
次にど真ん中に向かって両端からアイロンで折り曲げます。
そして、今度は内枠だけを2周ステッチして玉止めを隠して終了。ホールの横幅を測ってみましたら、2.2cm。
ホールはこうして穴をぷっくりと立体的に開けておきます。
1.2cm巾の巾着ひもが、2.2cm巾のホールに程よく通るというこのサイズ感。全体で1cmのゆとりという驚き。

片方のホールにおいて、紐の左右の隙間が各5mmずつ程の合計1cmの隙間があることが判明。

横のみの隙間ではなく、縦の厚み分の隙間もあるからここまでの意外に大きい数値なのだと解釈しました。

ホールにはひも通しを使うと優しく通せます。手で入れ込んで目打ちで引っ張る場合生地を傷めぬませぬよう。
レンズストッパーの完成:こんな感じでひもがホールに通りました。ひもの向きは、2重に重なった方が外向き。

後で貼りますYouTube動画内(動画の最後の方)でストッパーを動かす際のそのサイズ感を「音」で聞いていただくことができます。

きつすぎても生地を傷める、緩すぎたらセキュリティー性が弱い、過去の失敗からサイズを調整し、だいたいどの生地でこのサイズで作っても平均的にちゃんと機能を果たしてくれるというものになります。

共布だけで作りましたが、ストッパーをひもと違う生地でもコントラストが効いてお洒落になるかもしれません。
裏からの作業だけですが、表にはどうステッチが出るのかをしっかりと意識した結果です。

あとがき

今回のレンズストッパーは、既製品の工業製品ストッパーとの差別化です。

生地でこのような立体感ある附属品が作れてしまうことの可能性を感じていただけると思います。

生地に工夫をこらせば、何でも作って行けるのではないかという夢が膨らみます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

タータンチェック柄、色とりどりのフラワープリントなどをバッグに利用する際の糸の色選び、馴染んで目立たない「中間色」が正解【1292】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、時々投稿していますマルチカラーの糸の色選びを「タータンチェック」の例でお伝えしたいと思います。

以前に花柄でもご紹介したことがあります。

その時は、黒がベースの花柄であったのですが、地の色に合わせて黒の糸を選んでしまうと出来上がりが汚かった失敗をしていました。

美しい綺麗な色の花柄を引き立てるための糸の色は、決して黒ベースの背景と同じ黒ではないのだということを説いてまいりました。

タータンチェックも同じ考え方です。

このたびの、濃紺ベースのクラシックなタータンチェックに選択した糸の色に是非ご注目いただきたいと思います。

生地に糸をピッタリ合わせ過ぎることの危険、紺系のタータンチェックのベルトステッチに決して濃紺の糸のカラーを選ばずグレーを選んだ

まずは、こちらの写真の縫い糸の色をご覧くださいませ↓。

紺系タータンチェックに配したステッチ糸:グレー。紺にも通じその他の黄色やグリーンにも適度に馴染みます。

イメージだけで糸の色を選んでしまうとベースである紺色みたいな色を選んでしまうと思います。

そもそもそれが後の出来上がりを汚くしてしまうのです。

そうは言っても、この中の色のカラシやグリーンでも浮きます。

色の決め方としては、地である紺色のトーンを弱めたようなグレー系が一番馴染むということが過去の多くのステッチ糸選びの経験から分かっています。

確かにこのグレー系自体もぴったりではないのですが、マルチカラーのどの色にもおおよそ平等にそこそこなじむ曖昧な中間色です。

この「曖昧さ」こそが大切で、登場の中の一番濃い色にぴったりに合わせてしまうことは、糸の色が勝ってしまい失敗するのです。

よって、どのマルチカラーの色にも無い「新しい色の登場」という点が一見理解しがたいですが、実はポイントです。

もとは紺色でやりたかったところだけれど、それでは黄色やグリーンの色の綺麗さをつぶしてしまうから、紺色からのトーンダウンでグレーのような曖昧な色にしたのだという経緯が大切。

よって、あながち登場のカラーとも無関係ではないということになります。

写真では薄く映りましたが、元はなかなか濃い目の色。あまりにトーンダウンし過ぎる色もかえって浮きます。

あとがき

是非、この考え方をマルチカラーの生地を使う際に引用してみて下さいませ。

マルチカラーの定義は、3色以上の色が登場する柄の場合に該当、ほぼどの花柄もマルチカラーですから。。

なぜここまで徹底するのかというと、柄の素敵さを存分に引き立てるためです。

何が主役なのか、どの部分を美しく見せていきたいのかをよく考えますと、苦労してかけたステッチも脇役になることがあるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「メンターを必ず持つべき」+「成功のための高額投資の価値」=「成功」という公式に当てはめた情報商材事業セミナーに洗脳されないための自分軸【1291】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近大き目の投資詐欺事件で9名が逮捕されるということがありました。

仮想通過などの運用を組み込んだ組織的な学びと投資のように見えましたが、実際は経営側の搾取であり多くのお金が騙し取られました。

ここ最近は、こうしてもっぱら投資関係の学びと称したセミナーなどが多いと思います。

もちろん正当な事業形態の会社様もあると思いますので、すべてがこのような事件のような構造であるとは言い切れません。

かつて、2010年代は「情報商材」と称する成功を目指していく事業形態を多くの方が行っていたようでした。

2018年に個人事業主をスタートする直前の2017年の不安を抱えた年末、やることは「ハンドメイドバッグ」と決めてはいたものの、何の目途も見通しもつかず、随分YouTubeやネットを拝見しました。

連続で事業の始め方・ノウハウなどを調べていく中で、どんどんお勧めに同じ内容の発信を多く見かけることになりました。

ほとんどがコンサルタント様や情報商材事業者様の発信だったのです。

その中で、どの発信者様も共通に口をそろえてお話されていたことが印象的でした。

その主な2つのキーワードが「メンター」と「投資」でした。

「そんなレールに乗ったようなことをやらなければ事業が成り立たないのか。。」嫌な気持ちになったのが第一印象です。

しかし、その堂々たるお話っぷりは、飲み込まれてしまうほどの威力、ただ心の中だけが「違うんじゃないか」というわずかな抵抗をしていたと思います。

そのスタンスを堂々と何年も伝え続けることができるのかを考えると、その時だけのものではなかったのか。。

今思うと恐ろしいのが、堂々と何の後ろめたさも無く語れるということにあります。

本当に心からの気持ちでなければ堂々とは話すことさえできないのが本来の人間の姿ではなかったかと。。

このたびは、「騙す」ということを見破る程の、自分軸の大切さをお伝えできればと思います。

「メンターを必ず持つべき」の「必ず」には根拠などない、「成功のための高額の投資の価値」の「高額」は事業者の「儲け」ではないかと疑う自分軸

1つは、メンターを持つというお話でした。

「今の事業はメンターについて学んで実っていったのだ」というようなストーリーでした。

ただ、なぜそこまでメンターを持たなければいけないのかということまではしっかり説明している方を見ていません。

それでも、「必ず」「絶対」という言葉で強くお話されるところに、この業界の「しきたり」みたいなものを感じました。

それまでこの言葉を聞いたことがなかったので、何なんだろうと思っていましたが、今や2020年代では、企業内の社員育成にも登場の言葉で、「メンタリング」などと呼ばれています。

いわゆる、恩師や先輩のようなニュアンスです。

横一列に足並みをそろえる必要がある企業ではこの考え方はピタリとはまる可能性があります。

しかし、メンターを持つというのは、前もってメンターを探すということではないと考えます。

後から、何年後かに振り返って「この実りはあの人のおかげが大きい」などお世話になった影響力の大きかった人を「師」として感謝していく後付けのものであるべきなのではないかと。

なぜなら、最初に固定観念でメンター的な存在を探すとそこで「縛り」が生まれます。

「この人の言うことだから聞かなければいけない」ということに行き着き、もはやそれは「洗脳」、自分の事業が自由にできないではないですか。

特に「自由」こそが生きがいの私のような者にとって、この「束縛」はとても辛く耐え難いものになります。

とにかく実りを目指す活動の最中は、「素直に努力する」ことに尽きると思います。

間違っても「素直にメンターに従う」ということではないのです。

現在大成功されている有名人の方がインタビューを受けている場面を見たことがありました。

そこで、インタビュアーの質問には、「メンターは特にいませんでした」とはっきりと答えていました、これでいいのです。

師なる人に出会えたのか、たまたま出会わなかったのかは、人それぞれであり、あくまで結果でしかありません。

人の道というのは、声やお顔がそれぞれ違うように十人十色、「全く同じ」ことこそおかしなことだと疑わねばなりません。

高額投資に関しても「意味あることにはお金をかけるべきである」というお話によって、誘導されることがあります。

これも、商材販売側からすると、そのお値段が高額であることの正当化や言い訳。

「高過ぎるのではないか」という価格も、購入までの「教育」によってどんどん「情報の価値」に対して元の基準がない新規参入者などは「そういうものだ」と思ってしまうのです。

これが危険なことであり、正に洗脳の姿では。。自分の率直な金額の価値の判断が鈍ります。

まず最初に直感で「高過ぎる」と思ったその気持ちこそが正解、これぞ本来まっとうな人間の素直な姿なのでは。。

実際に事業主を本格的にスタートするまでに、わずかとはいえども長く長く感じた3か月くらいがあったので、不安から余計な情報を見てしまいました。

お勧めとしては、あれこれ考える暇もなくすぐに一歩を踏み出してしまうこと、そして全力で目の前の「今」に向き合っていくことです。

結局は、実体験から生まれた独自の学びこそが一番確かなもの、これに勝るものはありません。

あとがき

世の中いかに短い時間で楽をして旨味を得ることを考えている人が多数であるかが分かります。

事業は長いスパンで少しずつ実ってゆくもの。

パーンと光のように現れて華々しいスポットライトを浴びるようなイメージは現実的には存在しないと思います。

「地道に少しずつ」がどんな分野の事業でも必要で、そのコツコツとしたその場では何かモヤっとしたものだけれど、そのよく分からない地道な作業を後で振り返った時に、「あれは努力だった」と思えるのではないかと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク